JGC修行といえばOKA-SINルート。
その中で、一番キツイ日帰りシンガポール。
フライト続きの中で、中距離フライトはしんどいから、
ちょっと奮発プレミアムエコノミーにしました。
JAL国際線のエコノミークラスと何が違うのか?
国際線プレミアムエコノミーを記録しておきます。
JALシンガポール便で搭乗した機材:777-200
私がシンガポール行きで、プレエコ利用したのは全部で3回。
成田 17時55分発 → シンガポール 0時45分着のJL711便、
羽田 0時05分発 → シンガポール 6時45分着のJL35便、
シンガポール 2時20分発 → 羽田 9時50分着のJL38便です。
いずれも機体(機材)は、新しいJAL SKY SUITE 777。
プレミアムエコノミーなので、JAL SKY PREMIUMの座席です。
フライトスケジュール&機材
- 往路:NRT 17:55 → SIN 0:45(JL711-777, SKY SUITE 777)
- 往路:HND 0:05 → SIN 6:45(JL035-777, SKY SUITE 777)
- 復路:SIN 2:20 → HND 9:50(JL038-777, SKY SUITE 777)
JALプレミアムエコノミーの座席&設備
JAL SKY SUITE787のプレミアムエコノミーにも乗りましたが、
基本的に、SKY PREMIUMは変わらないので、
JAL SKY SUITE 777の座席設備も大差無いです。
→JAL国際線 成田⇔クアラルンプール プレミアムエコノミー SKY SUITE 787(787-9)搭乗レビュー
→JAL国際線 成田⇔メルボルン直行便プレミアムエコノミー(SKY SUITE 787)搭乗レビュー。
ただ、787は2-3-2の7席配列に対し、
777は2-4-2の8列配列と、座席幅が微妙に狭くなってます。
最後尾席
プレミアムエコノミーは、最後尾席が好きなので。
羽田往復は最後尾席を指定しました。
ヘッドレストは、上下可動で左右が立てられるタイプ。
隣の人との仕切りも有ります。顔の表情は伺えません。
触覚みたいなブックライト。
足元広い。座席下にも収納可能。
液晶デカイ。
画面脇にも収納ポケット。
足元にコンセント、PCにも給電可能です。
画面下にUSB給電、テーブル収納。
コップだけ置いたりもできる。
テーブルデカイ。
テーブル下に収納ポケット、足元にフットレストも収納されてます。
リモコンは肘掛けの下、ボタンを押すとグイーンって伸びるやつ。
ウエストベルトが太い。
最前列
一番前のプレミアムエコノミー座席にも座りました。
最前列なので予想以上に足元が広いけど、フットレストは無し。
座席横にUSB給電。ヘッドフォンの差込口もここ。
コンセントは足元で変わらず。
リモコンも変わらず、ひじ掛けの下。
座席の形状は変わりません。
一番前の座席は、モニターもひじ掛けから出てくるタイプ。
テーブルも肘下収納、半分に折れるタイプ。
全開に広げてみるーん。
他の席とは違い、テーブルもモニターも肘掛け収納。
これは・・・一長一短ですね。
プレミアムエコノミー最前列のデメリット
国内線やエコノミーだと、割と人気なのが一番前の座席ですが・・・
→JAL&ANA国内線のオススメの座席と選び方。普通席(エコノミー)とクラスJの違い。
プレミアムエコノミーなら一番前の座席は、
むしろ避けるべき席なんじゃないかと感じました。
普通に座ってる状態だと、足を伸ばしても壁に足が届かないくらい広い。
ただ、広すぎる為、これはデメリットに感じてしまいました。
足元が広すぎて、テーブルを広げてしまうと、
前の収納ポケットに手が届かなくなるという、これも困りました。
荷物取りたいんだけどーテーブル邪魔してとれないー。
食事終わって、イヤホン取りたいーとか、カメラ取りたいーとか、
イチイチテーブルたたんで、体を前に乗り出さないと届かないっていう。
あと、液晶モニターも、テーブルもひじ掛けから出てくるので、ゴッツゴツ。
テーブル広げながら、液晶モニター見るとなると大変。
食事の際は、エンターテイメントモニターが食事にぶつかります。ドリンク注意。
実際のところ、プレミアムエコノミーだと、一番前の座席じゃなくても十分広いし、
収納や作業スペースが減るっていう方が、大きなデメリットだと思う。
前座席の収納が全て無くなってしまうので、収納が無いって結構痛い。
他の座席なら、ペットボトルホルダーや、ドリンクホルダーも使えますから。
一番前の席を選ぶメリットは・・・リクライニング時に壁に足をもたれかけておける。
行儀は悪いけど、これ気持ち良いみたい。皆さんやってました。
まぁ、私は一番後ろが好きなので。
後ろ気にせずリクライニングできるし、トイレも真後ろで近い。
トイレが近いのはデメリットでもあるけども。
JALプレミアムエコノミーのアメニティ類
プレミアムエコノミーは、
座席に置いて有るアメニティ類も、ちょっとリッチ。
アメニティ類は、歯ブラシ、耳栓、アイマスク、保湿マスク、スリッパ。
枕、ブランケットはエコノミーと変わらず。
スリッパも厚手でフワフワだし、マスクは保湿マスク、
アイマスクも裏がタオルで、鼻あてが有る質の高いやーつ。
ここまで揃ってると、飛行機グッズは、何も要らないですね。
以前は、JALマークの有るパナソニック製のヘッドフォンでしたが、
いつの間にかシンガポール便も、
ノイズキャンセリング対応のヘッドフォンになってました。
プレミアムエコノミークラスは、トイレに歯ブラシまで置いてある。
アメニティバッグにも歯ブラシ入ってるけども、地味に嬉しい。
JALプレミアムエコノミー機内食(成田→シンガポール)
プレミアムエコノミーでは、
最初にドリンクと料理メニューが貰えるのも嬉しい。
よくわからないまま、ビーフ or チキン選んで外す可能性も低くなる。
ちなみに、深夜便メニューはイマイチ。
深夜便だと朝食がメインとなり、料理も選べないので・・・
夕方発と深夜発で、だいぶ差も感じました。
おつまみ
搭乗して最初に、ドリンク&おつまみサービス。
まず、おしぼりから。タオルっぽい素材で紙じゃない。
亀田とJALコラボのあられミックス。プレエコ限定のシャンパンと共に。
柿の種だけじゃなくて、色々なあられが入ってました。
夕食
成田発便は、夕方発だったのでメインが丁度ディナータイム。
チキンメニューは「鶏肉、里芋と湯葉のグラタン」、
ビーフメニューは「牛肉の胡麻味噌すき焼き」でした。
私は、ビーフメニューを選択。
配膳された時点で、見た目が美味しそう。
パッケージ良いの使ってる。手掛けたシェフの顔までプリントされちゃってんのん。
包装オープン。蓋を外すと、一気に機内食っぽいね。
味噌汁もお好みで、味噌汁はマジで料亭の味・・・美味しい。
料亭行った事無いけど。
胡麻味噌すき焼きは、白菜、しめじ、豆腐、ニンジン・・・たしかに具材はすき焼き。
牛肉味噌ですね。ご飯も美味しかった。炊き具合Good。
食ってて思ったんだけど、JAL刻印のある金属フォーク。
使い捨てのプラスチックじゃないっていう。
冬野菜の白和え。これ美味しかった。マスカルポーネチーズを使った豆腐の和え衣。
デザートも最高、安納芋のプリン。食いかけですんませんが、超うまかった。
この赤い器なんだろう?って思ってたんだけど、
お茶 or ホットコーヒーを入れる器だったんだね。
食後のデザート
食後に登場するのが、ハーゲンダッツうぇーい。
パッケージにJALの旅を・・・って書いてある。すっげーなJAL。
カッチカチなんで、ちょっと待ってから食べましょう。
ちょっと食べてから、直接コーヒーかけてもらってる猛者も居ました。
「アフォガート美味しいですよね」って返す、客室乗務員も最高にキュートだなん。
朝食
朝食は、キャスクルートという名のピザパン。
洋風焼きまんじゅうのピザ味です。
7時間のフライトなんで、こんなもんですね。
ピザまんに似た味。
食感がピザマンより激しくしっとり。ぬっちょりぬちょぬちょ。
なんだろう?この歯にまとわりつきまくる感じ。
嫌いじゃないけど、飲み物ないと窒息するぅー。
トマトジュースと共に頂きました。朝からトマトまみれ。
JALのインスタントヌードル「うどんですかい(UDON de SKY)」も、
希望すれば食べられます。
私は、お腹空いてなかったので、今回は遠慮しときました。
JALプレミアムエコノミー機内食(羽田→シンガポール)
羽田発は、深夜0時過ぎ発の便。
出発してすぐにペットボトルが配られました。
おつまみ&軽食
フライト後のドリンク&おつまみサービスとともに、
「お休み前に」メニューのミルクロール。
しっとり甘い菓子パーン。
そして消灯へ。
朝食
到着前に軽食サービス。メインとなる朝食です。
その前におしぼり。
朝食メニューは1種類のみ。スパニッシュオムレツとポークソーセージ。
パッケージオープン。
胡麻チキンサラダ。
マカロニサラダ。
フレッシュフルーツ。
スパニッシュオムレツwithトマトソース。ポークソーセージ。
ポークソーセージ・・・そこそこ美味しいやつ。
スパニッシュオムレツ。見た目より美味しかった。
クロワッサン。まぁこんなもん。
小岩井まきばヨーグルト。スーパーで売ってるやつ。
深夜便は、ハーゲンダッツ無いんだな。
JALプレミアムエコノミー機内食(シンガポール→羽田)
シンガポール発は深夜2時発便。きっつい深夜フライト。
既に水ボトルは置いてある。
お休み前に・・・は「うどんですかい」を希望者のみ。
すぐに消灯となりました。
朝食
到着前の軽食サービス。これまたおしぼり。
お目覚めドリンク、おつまみもこのタイミング。
朝食は、やはり1種類。
パッケージオープン。ワッフル&パンケーキです。
フレッシュフルーツ。
わさび風味のポテトサラダ。
ミックスベリーソースに浸すパンケーキ。
パンケーキしなしなだけど、ソースをダブダブつけたら美味しい。
意外と美味しかったキャラメルシフォンケーキ。
ヨーグルトは甘くないタイプ。余ったミックスベリーソースをかけました。
JALプレミアムエコノミーのドリンクメニュー
プレミアムエコノミーという事で、エコノミーには無いドリンクメニューが有ります。
アルコールでは、シャンパンと焼酎がプレエコ限定。
ソフトドリンクでは、ペリエがプレエコ限定となってました。
アルコールドリンクメニュー
- シャンパン ※プレエコ限定
- ワイン(赤、白)
- ビール
- 日本酒
- 焼酎 ※プレエコ限定
- ウイスキー
- ジン
- ウォッカ
- ブランディー
- 梅酒
ノンアルコールドリンクメニュー
- スカイタイム
- オレンジジュース
- アップルジュース
- トマトジュース
- コカ・コーラ
- スプライト
- 綾鷹(冷緑茶)
- ペリエ ※プレエコ限定
- ミネラルウォーター
- コーヒー(JAL CAFE LINES)
- 紅茶
- 緑茶
プレエコ限定という事で、シャンパンを貰いましたが、私で最後の1本でした。
一番前の席だったんだけどね・・・皆シャンパンを頼むっていう。
スパークリングワインじゃなくシャンパン。そりゃ頼むよね。
シャンパンのコルクぶっ飛ばしたら、機内パニックだなって思ったんだけど・・・
そんなわけもなく、プラスチックでスクリュータイプの栓になってました。
だーよねー。
JALでプレミアムエコノミーを利用した感想
きっついOKA-SIN修行で利用しましたが、
おかげでだいぶ楽に修行を終える事もできました。
→OKA-SIN修行して気づいた注意点。失敗と反省点まとめ。
JGC修行にシンガポール便も欠かせないですからね。
→JAL JGC修行&FOP修行オススメルート。国内線ではなく国際線に決めた理由。
ラウンジと座席サービスを考えると、プレミアムエコノミーって割安なんじゃないかと。
プレミアムエコノミーだと、羽田、成田でJALサクララウンジも使えるし、
→成田空港国際線JALサクララウンジ本館(第2ターミナル)レビュー
シンガポールでもdnataラウンジも使えますので。
→チャンギ空港ターミナル1「dnata Lounge(ディナタ・ラウンジ)」レビュー。
久々に日本の航空会社を利用したのですが、
単純に思ったのが、JALのサービスって凄いねって。
機内が意外と寒く無かったのも好印象。
ブランケットもあるし、シャツとジーパンだけで行けました。
あと、基本的なスタンスとして、
海外航空会社にありがちな、「忙しいから後にして」っていう感じが無い。
ドリンクお代わり、ハイお持ちします。
基本的に笑顔だし、嫌な顔しないし、断らないのも凄いですわ。
接客サービスも素晴らしいけど、アイテム類のサービスも素晴らしい。
料理メニュー、ドリンクメニューも冊子。
料理人の説明まであるから、なんだか美味しく感じた。
今回、たまたま機内トラブルで、
エンターテイメントモニターが使えない不具合が有ったんだけど、
お詫びとして、JALマイル or JALクーポンまで貰えました。
しかも、これ渡すときに一人一人に謝罪して行くっていう。
凄いなJAL。
俺もJGC修行頑張って良かったって気持ちになりました。
おしまい。
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