日本からハワイへの直行便で、最安値の航空券が多いチャイナエアライン。
安いし、あまり良い評判も見かけない。
なにより「チャイナ」という名称に、良いイメージが無いのは仕方ないところ。
怖いもの見たさで利用してみましたが、良い意味で裏切られました。
私は勘違いしていたのですが、チャイナエアライン(中華航空)は、
中国(中華人民共和国)の航空会社では無く、台湾(中華民国)の航空会社。
サービスも日本と似ており、想像以上に良かったです。
上級会員なら、ダイナスティラウンジも利用できるようになるから。
→成田空港チャイナエアラインラウンジ(ダイナスティラウンジ)レビュー。
チャイナエアライン機材と、エコノミークラスの設備について。
往路は、成田20時10分発→ホノルル8時40分着のCI018便で、
復路は、ホノルル13時45分発→成田16時55分着。
チャイナエアラインの機体(機材)は、Air BusのA330-300でした。
エコノミークラスの座席配列は2-4-2なので、
2人カップルなら、窓側シートが良いんじゃないかと。
![DSC01982](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC01982-1.jpg)
中央は4人席なので、一人旅なら4人席の通路側を取った方が、隣が空く可能性は高いかと。
座席の広さ、シート幅は、可も無く不可もなく。
![DSC01985](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC01985.jpg)
身長180㎝弱の大柄の私では、ギリ膝に余裕が有るくらい。フットレストは有りません。
![DSC02006](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC02006.jpg)
ヘッドレストは可動式。最近はこのタイプが多いですね。
![DSC01988](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC01988.jpg)
液晶サイズも可も無く不可もなく、タッチ感度は悪い。
言語は英語、中国語、日本語の三択。
![DSC00415](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00415.jpg)
画面下にはリモコン。読書灯やアテンダントの呼び出しも、このリモコンを使います。
![DSC01993](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC01993.jpg)
リモコンは取り外しも可能で、裏側がコントローラーみたいになってます。
![DSC02002](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC02002.jpg)
リモコン右側にUSBポート。スマートフォン等のUSB給電可能です。
![DSC00411](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00411.jpg)
座席の下にコンセント。2つ座席に付き一つ有ります。
![DSC01995](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC01995.jpg)
膝下にイヤホンジャック。特殊な形状なので・・・手持ちのイヤホンは使えない。
![DSC01992](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC01992-1.jpg)
搭乗時に配られるイヤホンを使うしかないかと。
![IMG_4406](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_4406.jpg)
リモコン下には、テーブル。微妙にスライド調節可能。
![DSC00433](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00433.jpg)
半分に折りたたんで使えるのは、地味に便利。
![DSC00432](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00432.jpg)
飲み物とか、食べ終わった食事トレーとか、省スペースで置いて置ける。
チャイナエアライン機内食レビュー。
チャイナエアラインは、食時がイマイチという噂も聞いておりましたが、
それほどマズイといった印象は、有りませんでした。
エコノミーの機内食は他社航空会社並み、中華っぽいメニュー割合が多いです。
往路のディナーメニュー(夕食)
成田からは午後8時過ぎなので、
ディナーが出されるのは、午後9時~午後10時前後となります。
日本時間にすると夜食に近い。
1回目の食事の選択は、フィッシュ or チキン。
私はフィッシュを選択。魚の揚げ物にソースがかかったものと、
マカロニサラダと卵焼きと唐揚げ、マンゴープリン、パンといった内容。
![DSC00420](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00420.jpg)
フィッシュフライは衣だらけで中身の魚も、味付けもイマイチ。
ケチャップのような甘いソースがかかってます。
![DSC00422](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00422.jpg)
美味しかったのは、マンゴープリン。濃厚でした。
![DSC00421](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00421.jpg)
空のカップが有りましたが、食事中にウーロン茶 or コーヒーを入れに来てくれました。
![DSC00426](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00426.jpg)
コーヒーを頂く。食事中2回くらい注ぎに来てくれました。
往路のブレイクファースト(朝食)
フライト時間は、約7時間半なので・・・夜食からの朝食のタイミングも早い。
お腹も減っておらず、朝食は何の選択だったかも忘れたけど、私が選んだのはパン。
![DSC00436](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00436.jpg)
あずき最中と、フルーツが付いてきました。飲み物は烏龍茶を頂く。
パンの中にポテトサラダが入ってます。よくある惣菜ポテトサラダの味です。
![DSC00437](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00437.jpg)
食欲も無かったので、ポテトサラダだけ頂きました。
あずき最中は日本のモノ。餡子もねっとりで美味しかった。
久しぶりの最中を食べたけど、こんな旨かったか?と感動した記憶。
復路のランチメニュー(昼食)
ホノルルからの出発は13時45分なので、
機内食が出る頃は、昼食というよりも、おやつの時間帯の食事となります。
豚肉 or シーフードベジタブルの選択。
シーフードメニューを選択。カットフルーツとサラダとパンが付いてきました。
![DSC02012](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC02012.jpg)
シーフードは、小さいホタテとニンジンのあんかけみたいなヤツ。
ちょっと微妙な中華丼といった感じの味。食べれなくはない。
![DSC02013](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC02013.jpg)
右側のベジタブルとインゲンは美味しくない。水っぽいし味も無い。野菜臭い。
サラダは、コールスローっぽくて、よくある惣菜の味。
![DSC02019](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC02019.jpg)
パンは温かくて美味しい。特に、パンに塗るバタークリームが甘くて美味しかった。
![DSC02021](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC02021.jpg)
PRIDE® LIGHT BUTTERY SPREADってやつね。覚えとくわ。
復路ディナーメニュー(夕食)
帰路は8時間10分というフライト時間なので、ちょっとお腹空いた頃に軽食タイム。
スクランブルエッグ or チャーハンでした。
チャイナエアラインという事で、チャーハンを選択。
![DSC02032](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC02032.jpg)
温かいパンと、甘いPRIDEクリーム再び。
フルーツは蜜柑の缶詰みたいなやつと、イチゴヨーグルトが付いてました。
チャーハンは、チャーシューみたいなお肉がゴロゴロ入って、けっこー美味しかった。
![DSC02036](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC02036.jpg)
帰りは睡眠もせず、お腹も減っていたので、特に美味しく感じたのかも。
消灯後のおつまみサービス(スナック菓子)
消灯後の夜食として、配られるスナック菓子。
![DSC02026](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC02026.jpg)
クッキーとか、ナッツ的なのが多いのですが、
チャイナエアラインでは、あられセットみたいなやつで、美味しかった。
![IMG_4402](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_4402.jpg)
貰わない人も多いので・・・まぁ、オマケ程度ですけど。
チャイナエアラインのドリンクメニュー。アルコール無料です。
チャイナエアラインでは、アルコール類は無料で飲めます。
ドリンクメニュー表を、確認する事が出来なかったのですが・・・
赤ワイン、白ワイン、ウイスキー、ビール・・・と皆さん注文してましたので、
他社航空会社で注文できるアルコール類は、一通りありそうな感じです。
ビールは、サッポロビールと、台湾ビールが選べました。
チャイナエアラインのサービスとスタッフの質について。
チャイナエアラインは、欧米系の航空会社に比べたら、接客は断然良いです。
客室乗務員の方々は、様々な頼み事に笑顔で対応してくれます。
ドリンクのお代わりも快く対応してくれるという。
欧米系の航空会社だと、当たり前に断られますからね。
同じくホノルル直行便のユナイテッド航空とは雲泥の差でした。
→ユナイテッド航空 国際線エコノミークラス搭乗レビュー。成田→ホノルル直行便。
チャイナエアラインは美人が多いという噂も聞いてましたが・・・
確かに美人が多いと感じました。
接客も良いから、尚更美人に感じるという。
表情豊かでスマイルも多いし、
とにかく丁寧で、めっさ目をみて接客してきます。
私は、税関申告書を記載する為のボールペンを忘れてしまったのですが、
ホント嫌な顔せず、笑顔で貸してくれました。
動きも綺麗で、常にテキパキと動いているイメージ。
英語、中国語、日本語と3カ国後も喋れるのか・・・と感心しました。
髪型もガッチリと決まって素敵なんだよね。
![DSC02008](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC02008.jpg)
座席について、文句を言ってる乗客が居たのですが、
丁寧に座席交換対応していたりと、素晴らしいの一言。
日本語対応スタッフも5人も居たので、
これだったら、日本の航空会社とも、大差ないんじゃないかっていう。
成田のチャイナエアラインは、チェックイン時間が遅かった。
チャイナエアラインで残念だったのが、チェックインの開始時間。
成田空港でホノルル行きは、20:10発で搭乗手続きは17:40から。
出発の2時間30分前にチェックイン開始と遅かった。
![DSC00294 (2)](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC00294-2.jpg)
カウンターは開いているものの、ホノルル行きは時間になるまで受け付けてくれません。
私は、スカイプライオリティだったので、優先してチェックインしてくれましたが、
エコノミークラスは、超行列もできてたし。並ぶとなると更に時間はかかるよね。
私は、出国エリアでシャワー浴びたいし、ラウンジでゆったりお酒も飲みたいから、
なるべく早く、チェックインして荷預けしたいのです。
受託手荷物が有る場合は、オンラインチェックインも、
カウンター並ばなければ駄目なので意味ないから。
→オンラインチェックインにメリットはあるのか?エアカナダWebチェックイン方法。
ちなみに、帰りのホノルル空港では、
10:30からチェックイン開始してました。
13:45発なので、3時間15分前にチェックイン開始ですね。
チャイナエアラインは、ハワイ旅行でコストパフォーマンスが高い。
ホノルル行のチャイナエアラインは、
成田から夜に出発し、ハワイで朝に到着と、飛行機の時間帯が良い。
ご飯は普通だけど、アルコール類は飲み放題だし、
スタッフの対応も丁寧で、綺麗な人が多く、
日本語対応スタッフも多い。
なにより重要なのが、航空券が一番安いって事。
ハワイの直行便は数多くあれど、アジア系は安い傾向に有ります。
→ハワイ直行便オススメ航空会社(飛行機)まとめ。エコノミークラスを乗り比べて気づいた違い。
今回は7月の利用でしたが、航空券は合計68680円で済みました。
その内訳は、航空券往復で52000円、空港使用料2610円、その他諸税等158570円、
キャッシュバックキャンペーンで1500円割引といった感じ。
![KS003500](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2022/09/KS003500.jpg)
今回も航空券を購入したのはサプライス。やっぱりダントツで安かったです。
チャイナエアラインは航空券が安いだけでなく、
スカイチーム加盟の航空会社って点も、個人的には嬉しいところ。
成田では、ダイナスティラウンジが使えるようになりますし、
→成田空港チャイナエアラインラウンジ(ダイナスティラウンジ)レビュー。
帰国時のホノルル空港では、3つのスカイチームラウンジが利用可能となります。
→ホノルル空港(ハワイ)のスカイチームラウンジ。デルタ、チャイナ、KALラウンジを巡ってみた。
ラウンジ利用だけでなく、優先チェックインだし、
座席も空いてれば良い席に変更してくれるし、
受託手荷物にプライオリティタグ、優先保安検査、優先搭乗と、VIP待遇は痺れます。
搭乗後も、スカイチーム上級会員という事で、
「日本語対応スタッフもおりますので、何かございましたら」と、
わざわざ座席まで来て、声掛けしに来てくれました。ちょっと感動。
※往路のみで、帰路は無かったけどね。
チャイナエアラインの難点は、チェックイン開始時刻が遅いこと。
あと、ラウンジ利用者は、利用できるラウンジが限られるという事。
チャイナエアラインは、第2ターミナル発という事で、
プライオリティパスが使える、航空会社ラウンジは有りません。
→成田国際空港ラウンジの違い。プライオリティ・パスが使える場所と利用方法。
ホノルルでも、プライオリティパスが使える「プルメリアラウンジ」は遠いから。
→ハワイのホノルル空港で、プライオリティパスが使えるラウンジ。
正直、成田もホノルルも、チャイナエアラインのラウンジは微妙ですが、
ホノルルの場合は、デルタスカイクラブが使えます。
デルタラウンジはチャイナラウンジとは違い、VIPラウンジって感じでゴージャスでした。
チャイナエアラインは、チャイナという事で、
私のように、毛嫌いしている人も多いと思います。
実際、使ってみたらサービスは非常に良く、台湾にも行きたくなりました。
コストパフォーマンスは高いので、是非使ってみて下さい。
そもそも、Chinese(中国人)とTaiwanese(台湾人)は、別文化の人。
台湾といえば、良い印象の人も多いんじゃないかな。
ハワイ旅行でチャイナエアラインは、特にオススメの航空会社です。
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