ハワイといえば海・・・というイメージでしたが、
海に囲まれたオアフ島は、
絶景を楽しめるトレッキングコースも多い。
私は海よりも山派。
観光で限られた滞在時間の中で、
有名どころのトレイルコースを一通り回って来ました。
海外では、車も運転したくないので、
基本的に全てバス&タクシーで行けるトレイルコース。
初心者向けのハイキングコースから、
上級者向けの激しいトレッキングコースまで。
それぞれ景色も難易度も違いましたので、まとめておく。
後半に行くほど、厳しいコースとなってます。
ダイヤモンドヘッド・トレイル
オアフ島の観光地として有名なのがダイヤモンドヘッド。
ホノルルからのアクセスもよく、
コースも整備されているので、歩きやすく危険も有りません。
その割に景色も間違いなく綺麗なので、無難にオススメ。
ダイヤモンドヘッド頂上からは、ぐるりと一周景色も綺麗。
ワイキキの都会の街並み。
海側の眺め。大自然も感じられる。
有名な観光地として、初心者向けとしても紹介されますが、
トレイル入り口から山頂までは、約30分~45分。
山頂に向かう為、ひたすら登り道なので、
普段から運動しない人には、しんどいコース。
後半には、99段の階段も登場します。
また、ダイヤモンドヘッドは、オアフ島の東側にあるので、
早朝に登って、山頂から日の出を見ることも可能。
ただ、ダイヤモンドヘッドは営業時間に制限があるので、
実際に、日の出が拝めるのは冬場のみ。
人も凄い多いので・・・それほど気持ち良くもないかなと。
→早朝ダイヤモンドヘッド登頂レビュー。日の出を見る際の注意点。
ダイヤモンドヘッド・トレイルの場所
ラニカイ・ピルボックス・トレイル
オアフ島内には、多くのピルボックストレイルがありますが、
その中でも、比較的カンタンに登れて、
絶景を拝めるのがラニカイピルボックストレイルです。
→カイルア「ラニカイ・ピルボックス・トレイル(カイヴァリッジ・トレイル)」登頂レビュー。
ラニカイビーチを上から眺められる、ピルボックス。
ワイキキのビーチとは違い、透き通ったエメラルドグリーン。
ラニカイビーチは、天国の海としても有名であり、
全米No.1に選ばれたことも有るビーチですからね。
ダイヤモンドヘッドと同じく、
初心者向けのコースとして紹介されがちですが、
ダイヤモンドヘッドのように整備された道ではありません。
トレイルコースが自然ありのままの道。
手をつかないと登れないような、急斜面な道も多く、
頂上付近でも、崖の上を歩くような感じ。
その分、大自然をより体感できるんだけど、
ダイヤモンドヘッドよりは、足場の悪い道が多いです。
トレイル入り口から頂上までは約30~45分。
コース自体の難易度は高くないですが、
ホノルルではなく、オアフ島北側のカイルアに有り、
トレイルに来るまでのアクセスが微妙。
ワイキキからカイルアまで行くのに、バスで約1時間。
トレイル入り口は、ラニカイビーチ近くの住宅街に有るので、
歩いて行くのもキツイ距離。
カイルア散策ついでに、レンタル自転車も有った方が良いです。
ラニカイ・ピルボックス・トレイルの場所
マノア・フォールズ・トレイル
ホノルル周辺でアクセスが良いのが、マノアフォールズトレイル。
他メジャーなトレイルコースとは違い、
頂上ではなく「マノアの滝」を目指すコースです。
このコースは、最終地点の滝よりも、
コース途中のジャングルが凄いです。
映画の撮影で使われる森ってことも有り、
ホントジュラシック・パークの世界に入ったようが感じ。
木一つ一つのインパクトも凄い。
コースもお手軽で、入り口から滝までは約30分。
ワイキキからは車で約20分。
バスで来ても約30分で到着と、来るのも難しくない。
他のトレイルとは違い、気をつけるのは雨。
マノア滝周辺は雨がよく降るので、急な雨にも注意。
地面もドロドロしているので、靴も汚れがちです。
マノア・フォールズ・トレイルの場所
マカプウ・ライトハウス・トレイル
オアフ島の初級トレイルコースとして、
ダイヤモンドヘッドと一緒に紹介される、
マカプウ・ポイント・ライトハウス・トレイル。
マカプウ岬の先端、灯台を目指すコースです。
山の景色というよりは、海岸の景色を楽しむコースです。
オアフ島東側の端に有るので、日の出も綺麗に見えます。
→マカプウ岬(マカプウ・ライトハウス・トレイル)の「日の出」が最高だった。
トレイル入り口から、岬の先端までは約30分。
コースも舗装されている・・・というよりも、
完全にアスファルトなんで、非常に快適に歩けます。
ベビーカーに赤ちゃんを乗せたまま、来てる人もいました。
難点は、トレイル入り口までのアクセスですね。
ワイキキから車で約30分~40分の距離。
レンタカーで来るのが一般的かと思いますが、
私はUberで行き、帰りはThe Busで帰りました。
マカプウ ライトハウス トレイルの場所
ピンクピルボックス
フォトジェニックな、ピンク色のピルボックスで話題のスポット。
オアフ島西側のトレイルコース「Pu’u O Hulu Hilke」に有ります。
西側の山ということで、東側トレイルの景色とはまた違う。
ピンクピルボックスの奥にも、ピルボックス。
ここまでくれば、ピンクピルボックスを背景に写真も撮影可能。
ただ、奥のピルボックスへと続く道は、ホント崖なんで気をつけて。
→ナナクリ「ピンクピルボックス(Pu’u O Hulu)」登頂レビュー。
ラニカイピルボックストレイルよりは、楽なコースに感じましたが、
訪れる人も少ないせいか、道は分かりづらく、草が生い茂る山道。
オアフ島の西側に有るので、トレイルに行くまでの難易度も高いです。
ワイキキから車で約1時間、The Busだと約2時間の距離。
「Pu’u O Hulu」や「Maili Pillbox」という名称で有名ですが、
トレイル入り口は「Westside Pillboxes」となってましたので気をつけて。
ピンクピルボックストレイルの場所
ココ・クレーター・レイルウェイ・トレイル
オアフ島の東側、ダイヤモンドヘッドよりも先に、
標高368mの山、ココクレーターが有ります。
この山を、ただひたすらに直線的に登るコースが、
ココ・クレーター・レイルウェイ・トレイルです。
登るのは、ココヘッドクレーターという山なのですが、
近くに、ココヘッドパークが有るので、
ココヘッドトレイルとも呼ばれています。
頂上には複数のピルボックス、
標高も高いので、東西南北と絶景が広がっています。
南側のハナウマベイだけでなく、北側のカイルア方面まで見える。
東側は一面の海。ゴツゴツした岩場、目の前は崖という。
ワイキキからは、車で約30分、
バスでも小一時間とそれほど遠くは無いのですが、
トレイルコースの難易度は、一気に上がります。
ココクレータートレイルは、
頑張れば30~40分程度で登れるコースであり、
距離は短いのですが・・・高低差が凄い。
標高368m、約1100段も有るレイルウェイをひたすら登る、
景色も変わらず日陰も無いので、ホントキツかったです。
→ココヘッド・トレイル(ココ・クレーター・レイルウェイ・トレイル)登頂レビュー。
ココヘッド・トレイルの場所
クリオウオウ・リッジ・トレイル
他のトレイルコースをクリアした人にオススメしたいのが、
クリオウオウリッジトレイル。
片道約2時間の長距離コースであり、ここまでくるとほぼ登山。
逆に、普段運動しない人は、辞めた方が良いコースです。
→クリオウオウ・リッジ・トレイル(Kuli’ou’ou Ridge Trail)登頂レビュー。
本格的なトレッキングコースということで、
頂上の眺望は、ワンランク上。仙人の景色です。
雲は近く、
海は遠い。
ちょっと歩けば崖だらけ。ゾクゾクします。
道中も、森の中を歩いたり、落ち葉の道を歩いたり、
ゴツゴツの岩場を歩いたりと、変化に富んで楽しい。
最後には、ココクレータートレイルを彷彿させる階段ラッシュ。
ここまでくれば既に絶景なんですが、ホントキツかったです。
クリオウオウリッジトレイルは、ワイキキから近いのですが、
最寄りのバス停からは、約30分ほど歩きます。
トレイルコースだけでも往復3.5~4時間くらいはかかるので、
トレイルに挑戦するなら、一日潰す覚悟で臨みましょう。
クリオウオウ リッジ トレイルの場所
ハワイのトレイルまとめ。
まさか、自分がハワイに来てまで、
山登りに挑戦しまくるとは思いませんでしたが、
ハワイのトレイルは、最高に達成感が有りました。
日本の景色とは違う景色ってだけでなく、
日本では有り得ないような、自然むき出しのトレイルコース。
うわーやべーぞこの道・・・っていうゾクゾク感。
達成感もあるし、写真も映えるし、
気づけばいつの間にか、ハマってました。
ハワイはThe Busも有り、5.5ドルでどこへでも行ける。
格安に自然巡りできるってのも、ハマったポイント。
→ハワイの公共バス「TheBus(ザ・バス)」の活用方法と注意点。
道が不安なら、最悪タクシーで行けばOK。
UberもLyft普及してますからね。
トレイルに欠かせない持ち物として、
水のペットボトルと、スマホの通信機能も有った方が良い。
トレイル入り口までの案内としてだけでなく、
遭難対策にも有効。スマホのGPSも非常に正確。
Uberを使うにも、通信環境は必須ですから。
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