ハワイのトレッキングの中でも、特にハードなのがココヘッド・トレイル。
ココ・ヘッド・ディストリクト・パーク(Koko Head District Park)内に有る、
ココ・クレーター・レイルウェイ・トレイル(Koko Crater Railway Trail)。
急な一本道をひたすら上るっていう・・・とにかくきつかったです。
トレッキングコースというよりも、トレーニングコース。
マジで修行だったんで、甘くみない方が良い。
というわけで、トレイルまでの行き方、その過酷さについて。まとめておきます。
ココヘッド登頂までの過程
ココヘッドトレイルの登り口が分かりづらく、私は迷いました。
ココヘッドトレイル駐車場(Koko Crater Trailhead Parking)から、
ココヘッドトレイル入口まで距離が有る。
駐車場の脇から、トレイルに抜ける道(Koko Head Park Rd)が有ります。
![DSC00674 DSC00674](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00674_thumb.jpg)
小道の入り口には、トレイルの注意点らしき看板。横には野球グラウンド。
![DSC00589 (2) DSC00589 (2)](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00589-2_thumb.jpg)
グラウンドの脇を歩いて行くと、ココ・ヘッド・パーク・ロードにぶち当たる。
![DSC00672 DSC00672](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00672_thumb.jpg)
そのまま、ココヘッドのデカい山めがけて歩いて行きます。
![DSC00670 DSC00670](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00670_thumb.jpg)
良く分かんない看板だか、石碑だかを通過。
![DSC00669 DSC00669](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00669_thumb.jpg)
電線に引っかかってる靴を見つけたら、ここがココヘッドの麓。
![DSC00593 DSC00593](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00593_thumb.jpg)
線路が登場。ひたすら頂上へ続く一本道。
![DSC00598 DSC00598](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00598_thumb.jpg)
近そうと感じた頂上は、進めど進めど景色は変わらず。
後ろを振り返り、登った距離を確認する。
![DSC00604 DSC00604](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00604_thumb.jpg)
少し登ると、すでに素晴らしい景色。この時点で3分の1くらいか。
![IMG_4192 IMG_4192](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/IMG_4192_thumb.jpg)
近くには射撃訓練場(ココヘッド・ガン・クラブ)が有るので、銃声が聞こえまくり。
そろそろしんどくなってきたところで、
途中、線路が浮いている場所が有ります。
ココヘッドトレイルの難所と言われる、恐怖のエリアです。
![DSC00607 DSC00607](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00607_thumb.jpg)
間隔の広い枕木を、軽くジャンプしながら登る。足を踏み外したらアウト。
![DSC00609 DSC00609](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00609_thumb.jpg)
下を見たら駄目だね。疲れてる足に、滑る枕木、めっさ怖い。
![DSC00611 DSC00611](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00611_thumb.jpg)
途中は、木もボロボロだったので、両手を付きながら登る。
※線路を渡らない、迂回路も有ります。
そして恐怖地帯を抜けると、一気に急斜面。
一段登るのもキツイ。角度45度くらいあるんじゃなかろうか。
![DSC00615 DSC00615](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00615_thumb.jpg)
後ろを振り返れば怖いくらいの傾斜。手を付きながら、登り続ける。
![DSC00616 DSC00616](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00616_thumb.jpg)
山頂付近。あと少しが非常に遠い。
![DSC00658 DSC00658](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00658_thumb.jpg)
無事トレイルを登りきると、建物に落書き。
![DSC00647 DSC00647](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00647_thumb.jpg)
物資を運ぶ為に造られたレイルウェイ。滑車も有りました。
![DSC00648 DSC00648](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00648_thumb.jpg)
レイルウェイ終点からの眺め。入口が豆粒。
![DSC00622 DSC00622](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00622_thumb.jpg)
建物に登ってみる。
![DSC00617 DSC00617](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00617_thumb.jpg)
建物上からの絶景。素晴らしい景色です。
![DSC00650 DSC00650](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00650_thumb.jpg)
線路終点より更に上に行ってみると、別の建物が有りました。
![DSC00646 DSC00646](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00646_thumb.jpg)
第二次世界大戦時には、通信基地だったらしい。
![DSC00632 DSC00632](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00632_thumb.jpg)
ボロボロの屋根からの景色。
![DSC00626 DSC00626](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00626_thumb.jpg)
遮る物無く、360度パノラマビュー。
![DSC00627 DSC00627](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00627_thumb.jpg)
海に山に街と、ハワイらしい素晴らしい景観。
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見る向きで景色も全然違う。
![DSC00634 DSC00634](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00634_thumb.jpg)
頂上の反対側に行ってみる。
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崖っぷちに海と、これまた素晴らしい。
![DSC00638 DSC00638](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00638_thumb.jpg)
頂上まで登りきった人々は、風になびかれ休憩中。
![DSC00640 DSC00640](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00640_thumb.jpg)
風が強く吹いて、汗が引いて、最高に気持ち良い。
![DSC00643 DSC00643](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00643_thumb.jpg)
※上半身裸の人は、私では有りません。
![DSC00644 DSC00644](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00644_thumb.jpg)
360度の絶景を楽しんだら、後は下るという苦行が待っています。
下る頃には足がガクガクで、更にキツイという。
下に降りるまでが、ココヘッドの修行。
ココヘッドトレイルの所要時間とキツい理由
ココヘッドトレイルは、キツイコース。
標高368m、1048段という言葉だけでは語れないキツさが有りました。
ココヘッド登頂がキツい理由
- 日陰が無い。晴れると激暑い。
- 道が変化の無い一本道。進んでる気がしない。
- 枕木の間隔が広い。登り下りの繰り返し。
- 木がボロボロ。乾いた土も非常に滑る。
- 斜面が急過ぎる。枕木もブ厚すぎる。
一番きつかったのが、この乾いた土。
砂みたいなで滑る滑る。急こう配なのに、踏ん張りも効かない。
![DSC00602 DSC00602](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00602_thumb.jpg)
枕木の間隔も広く、段差も凄いので、階段を上るようには歩けません。
一段一段ジャンプするか、登り下りするという感じ。いずれにせよキツイ。
![DSC00613 DSC00613](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00613_thumb.jpg)
枕木もボロボロだし、等間隔に無いから、ちょっとした崖の繰り返し。
休もうにも、休むための日陰は無し。
乾いた地面に座るしかない。ジリジリと焼ける肌。
![DSC00664 DSC00664](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00664_thumb.jpg)
帰りの下りがホントキツイ。傾斜も凄いので、ただ下るのが怖い。
踏ん張りも効かないので、滑って落ちそうになる。
枕木が浮いている恐怖エリア、下りこそ怖いです。
![DSC00612 DSC00612](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00612_thumb.jpg)
間隔が広い為、軽くジャンプをするから、着地の際に滑るし、
木もボロボロでグラつくし、足もガクガクで踏ん張りも効かなくなってる。
一歩一歩必死。正に必死でした。
私は日頃から運動しているので、体力には自信が有ったつもりでしたが・・・
相当ハードな道のりで、休憩しまくりでした。
駐車場から山頂まで約45分。下るのに約30分。
山頂で休憩15分したので、合計約1時間半かかりました。
往復2時間くらいは想定しておいた方が無難です。
服装と履物と持ち物について
ココヘッドトレイルは、厳しい道のりなので汚れます。
汚れても良い恰好と、滑りにくい靴。
サンダルで登頂は、くれぐれも辞めましょう。
マノアの滝でも泥には注意だったけど・・・
ココヘッドの方が激しく汚れました。
![IMG_4195 IMG_4195](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/IMG_4195_thumb.jpg)
汗で土もつきまくるし、足もスニーカーも砂だらけ。
靴の中も砂だらけ。登頂後に靴をぶん投げる気持ちも分かりました。
![DSC00668 (2) DSC00668 (2)](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00668-2_thumb.jpg)
上半身も汗でビチョビチョ。
もの凄い汗かきますので、タオルとペットボトルは必須。
水は1リットル消化しました。
日よけも無いので、日焼け止めや帽子も有った方が良いかと。
後半はホント急斜面なので、両手も使えないと困ります。
バッグを持つならバックパック。
汗と砂で汚れるから、できれば着替えも欲しいところだけど、
荷物が重くなれば、登るのがキツくなるという。
ココヘッドトレイルへの行き方(アクセス)
ココヘッドトレイルは、ワイキキからも近く、日帰りで楽しめます。
車で20分~30分程度の距離となります。
自力で行くなら、レンタカー、Uber、TheBusですね。
レンタカー(車)
レンタカーで行く場合、トレイル近くの駐車場に車を泊める事が可能です。
駐車料金も無料となってます。
グーグルマップなら、Koko Head District Parkで検索すれば、
駐車場までのルートが出てきます。以下は、ワイキキ中心地DFSからのルート。
昼過ぎに行きましたが、駐車場は空いてました。
![DSC00591 DSC00591](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00591_thumb.jpg)
駐車場にはトイレも有るので、登頂前にトイレを行くのを忘れずに。
一旦登ってしまうと、下山するまではトイレは有りませんから。
駐車場からトレイル入口までは、Koko Head Park Rdを歩いて行きますが、
野球グランドの脇の小道を通って行くと早いです。
UBER(タクシー)
ハワイで格安タクシーといえば、UBER。
私は、UBERでココヘッドトレイルへ向かいましたが、
DFS周辺でピックアップしてもらい、往路24.8ドル。
帰りは、道路が若干混んでおり、帰路27.19ドル。
![IMG_5160 IMG_5160](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/IMG_5160_thumb.jpg)
24.8ドル+27.19ドルの合計51.99ドルでした。
ワイキキから少し離れるので、UBERが見つかるか不安でしたが、
全く問題無く、スムーズに配車手配できました。
一般的なタクシーだと、片道40~50ドル+チップ料金を取られるので、
手間無く、格安に行くならUBERはオススメ。
Lyftと併用することで更に安くもできます。
→ハワイのタクシーはUberとLyftを使うべき理由。料金、チップ、空港送迎、スーツケース、子連れ利用の注意点。
バス(TheBus)
どこまで行っても片道3ドルのザバス。
→ハワイの公共バス「TheBus(ザ・バス)」の活用方法と注意点
ワイキキからココヘッドトレイルまでは、
22番のバス(HANAUMA BAY-SEA LIFE PARK)一本で行けます。
ワイキキ中心地からなら、Kalakaua Ave+Opp Seaside Aveのバス停より乗車で約35分。
ココヘッドトレイルの最寄りのバス停Kalanianaole Hwy + Hanauma Bay Rdにて下車。
バス停からトレイル入口までは、徒歩で約9分です。
片道3ドルなので、往復6ドルと激安ですが、
22番のバスは混み合い、本数も少ないので、スケジュール通りに行かない事も。
バスも遅れがちなので、時間には余裕を持って。
ココヘッド・トレイルまとめ
ワイキキ周辺のトレッキングコースでは、一番キツイんじゃないかっていう道のり。
ただ登った後の景色は、苦しかった分、より一層綺麗に見えました。
![DSC00620 DSC00620](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2017/08/DSC00620_thumb.jpg)
困難な道のりは、登れる人も限られている。
他のトレイルのように、気軽に勧められないのも、ココヘッドならでは。
運動不足の方、足腰の弱い方、高所恐怖症の方、ココヘッドは辞めておきましょう。
ワイキキから気軽に挑戦するなら、定番なのがダイヤモンドヘッド。
→早朝ダイヤモンドヘッド登頂レビュー。日の出を見る際の注意点。
マノアの滝もワイキキから近いので、行きやすいです。
![DSC01439 DSC01439](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC01439_thumb.jpg)
ワイキキからは距離が離れるけど、初心者にはマカプウ岬。
→マカプウ岬(マカプウ・ライトハウス・トレイル)の「日の出」が最高だった。
ダイヤモンドヘッドで物足りないならば、
カイルアに有る、ラニカイピルボックストレイルも素敵です。
→カイルア「カイヴァリッジ・トレイル(ラニカイ・ピルボックス・トレイル)」登頂レビュー。
![DSC06897 DSC06897](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC06897_thumb.jpg)
ココヘッドよりもハードなのが、クリオウオウリッジトレイル。
他のトレイルに比べ、抜群にキツイですが、景色も抜群でした。
→クリオウオウ・リッジ・トレイル(Kuli’ou’ou Ridge Trail)登頂レビュー。
![DSC05624 DSC05624](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC05624_thumb.jpg)
何れにせよオアフ島はトレッキング天国。
時間に余裕が有れば、挑戦することをオススメします。
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