マレーシア航空ビジネスクラスセールでのFOP修行。
往路は、まさかの欠航でANA便振替となってしまったので・・・
→ANA国際線 羽田→シドニー便ビジネスクラス(B787-9)搭乗レビュー。
復路シドニー→クアラルンプールのMH122便に引き続き、
→マレーシア航空シドニー→クアラルンプール便(A350-900)ビジネスクラス搭乗レビュー。
クアラルンプール→成田のMH89便となります。
同じマレーシア航空のビジネスクラスといえど、
路線が変われば機材も変わり、
もちろんスタッフも変わり、イメージもがらりと違いましたので。
改めまして、ここに搭乗記録を残しておきます。
MH89便で搭乗した機材:A380-800
私が搭乗したのは、
クアラルンプール23時30分発→成田7時40分着のMH88便。
機材はエアバスの「Airbus A380-800」。
空いていたので、二人並び席の窓際席を選びました。
エアバス社のA380は、2階建ての超大型旅客機であり、
2019年春には、ANAのハワイ便で導入予定となってる機体。
日本発着の便も限られているので、私も初めて搭乗でした。
乗るときも1階と2階に分かれてたんで、新鮮でした。
ちなみに、今回は乗れなかった往路の成田発便(M89)でも、
全く同じ機材A380-900に乗る予定となってましたので、
成田→クアラルンプールでも同じような感じになるのかと。
マレーシア航空ビジネスクラスの機内食(クアラルンプール発)
マレーシア航空のビジネスクラスといえば、
事前オーダーのChef-on-Call(シェフ・オン・コール)。
クアラルンプール発のメニューは、
往路のシドニー行きも、復路の成田行きも全く一緒。
やはり、出発場所で料理が変わるのですね。
※参考→シェフ・オン・コール
今回私が利用した、クアラルンプール発便は、以下のメニュー。
Chef-on-Callメニュー From Kuala Lumpur
- Braised Lamb Shank
- Beef Cheek with Polenta and Vegetables
- Cod Papilotte
- Beef Rib with Apple & Demi Glaze
- Pan Fried Silver Cod with Soya Glaze
※2018年10月現在のメニュー
シェフオンコールを頼まなかった場合は、
ナシレマッ、オムレツ、フレンチトースト・・・と朝食系メニューとなります。
搭乗時に注文できるメニュー
- Fruit Smoothie
- Seasonal Fruit
- Yoghurt
- Cereal
- Bakery Selection
- Nasi Lemak
- Mushroom Omelette
- French Toast filled with Mango and Coconut
- Traditional Japanese Favourites
クアラルンプール→成田は、深夜発の早朝着便なので、
逆方向の成田→クアラルンプールの方が、料理もメインとなるみたいですね。
ウェルカムドリンク→おつまみ
ビジネスクラス恒例のウェルカムドリンク。
何のジュースだったか忘れました。
離陸後にドリンクサービスと、おつまみのサービス。
Black SoyのNat Mixは、MH122便と一緒。
ゴールデンラウンジで飲みすぎた私は、既に飲む気にならずに。
温かいお茶を頂きました。
サテ(Malaysian Satay)
ドリンクサービスのあとは、マレーシア航空お馴染みのサテ。
深夜発便でも、サテのサービスは有るんだな・・・完全に夜食。
今回はミックスではなく、チキンを頂きました。
お腹いっぱいでも美味しいサテ。安定の旨さです。
夜食(DINE ANY TIME)
サテ提供後に、いつでも注文できるメニューとして、
2種類のメニューが用意されてました。
DINE ANY TIMEメニュー
- French Onion Soup
- Steamed Man Tou Bun with Pulled Chicken Teriyaki,served warm Seasonal Fruit
シドニー→クアラルンプール便に比べると、軽食程度の内容。
まぁ、深夜なので皆さんサテも食べずに、寝てる人も多かったですけど。
私も、さすがに注文してません。
ブレックファースト(Chef-on-Call)
到着3時間前頃に、朝食のお伺い。
寝てたんで、後にするかも聞かれましたが・・・寝ぼけながら食べると伝えました。
飲み物は、日本の緑茶をチョイス。
まずはパン、フルーツ、ヨーグルトの提供。
いやーお腹いっぱいだわーって頃に、メインディッシュが登場。
シェフオンコールでチョイスした「Beef Cheek with Polenta and Vegetables」。
早朝からインパクト有ります。
スゲー柔らかくて、お腹いっぱいでも飲めるように食べれました。
箸でほぐれる頬肉。朝からゴクゴク食べてます。
付け合わせの黄色い物体。Polenta(ポレンタ)?コレ駄目でした。
焼きトマトにかかってるソースは、グリーピース。これも苦手やー。
マレーシア航空ビジネスクラスのドリンクメニュー(クアラルンプール発)
基本のドリンクメニューは、シドニー発も、
クアラルンプール発、成田発も変わらなかったです。
ソフトドリンクは、コーヒー、茶、ホットチョコレート、
フルーツジュース、ミネラルウォーター、炭酸水。
ただ、ワインのセレクションが、シドニー発便の内容とは異なりました。
※画像タップ&クリックで拡大します。
シドニー発で有ったデザートワインが無い。
まぁ、深夜便なので、お酒を楽しむ余裕もありませんでしたけど。
マレーシア航空ビジネスクラスの座席(クアラルンプール発)
私が利用したのは、A380-800というスーパージャンボ機。
座席周りも、非常に広かったです。
全席通路側ではないものの、難なく座席前を歩けるくらい広い。
といっても、私の隣は空席。比較的ガラガラでした。
座席には、枕とブランケットと寝る時用のマットレス。
こんなに広いの。
足伸ばしてもぶつかる気配なし。
バッグ置いても余裕。バッグは収納しないと駄目だけど。
広いんですが、全体的に設備は古臭い。リモコンも歴史を感じる。
座席操作も分かりづらい。マッサージ機能付いてますが、微妙にバイブするだけ。
座席の隙間にグローバル対応のコンセント。
テーブルは、膝置きに収納されていました。
パカっと開けると、テーブル出てきます。
テーブル出してみた。縦向きから横向きにスライド可能。
座席が広い以上に、収納が多く、座席の横に謎の収納ボックス。
蓋をあけると、深めの収納スペース。なんか汚いです。
目の前のディスプレイ下にも収納。
その下にも、更に深めの収納。やっぱりなんか汚いです。
座席の間にも、冊子を収納できそうなスペース。ホコリだらけ。
エンターテイメントモニターも大きい。遠いけど。
モニターの対応言語は、英語とマレー語のみ。
映画も基本的に英語対応ばかり。
シドニー発便に比べるとラインナップも少ない。
イヤホンの穴が見つからない・・・と思ったら、肘掛け下に隠れてました。
USB端子も隣にあります。
シートベルトは簡易的なタイプ。ウエストだけでOK。
シドニー発便(A350-900)のように、
肩から斜めにシートベルトする必要は有りません。
座席はフルフラットにもなり、囲いも無いので広く感じます。
ただ、やはりプライベート空間が無い中、上を向くのはちょっと抵抗がありました。
結果、壁向きに横になって寝るという。
マットレスは、ペラッペラのタイプ。
シドニー発(A350-900)のマットレスと比べても薄い気が・・・
気持ち程度に敷く感じ。ANAのマットレスの方がダンゼン快適でした。
まぁ、疲れてたんで爆睡しましたけど。
マレーシア航空ビジネスクラスのアメニティ類
貰えるアメニティ類も、シドニー便と一緒でした。
ヘッドフォンがアテンダントから配られるのも一緒。
ただ、スリッパは有りませんでした。
ヘッドフォンは、到着前に回収されます。
アメニティが貰えるのは嬉しいんだけど、
このアメニティポーチ結構かさばるし、片道だけで2個。
成田→クアラルンプール→成田を往復すると、4個にもなるわけですね。
二人なら8個。お土産に配れるレベルですな。
マレーシア航空ビジネスクラスのトイレ
トイレに行った時にビックリしたのが、機内に階段があるということ。
さすがA380の大型機。改めて2階建てジャンボの凄さに感動しました。
階段前には、広めのスペースが有り、雑誌類も置いてありました。
日本語の雑誌も有ります。
トイレはというと、シドニー発便(A350-900)と変わりませんでした。
ただ、ちょっと広いかな。
洗面所。可もなく不可もなく。
ACCA KAPPAのフレグランスも一緒です。
マレーシア航空ビジネスクラスを利用した感想
人生初のジャンボ旅客機A350ということで、
なんだか全体的に広かったんですが・・・
シドニー路線のA350-900の方が、こじんまりして私は好きでしたね。
→マレーシア航空シドニー→クアラルンプール便(A350-900)ビジネスクラス搭乗レビュー。
広ければ良いわけでもなく、収納が多ければよいわけでもない。
リクライニングでゆったりしてしまうと、
手の届かない範囲に収納があるってのは、面倒なんですよね。
シートベルトは基本着けてないと行けないし、
エンターテイメントモニターも遠いから、小さく感じるという。
なにより不満だったのが、全体的な汚さ。
設備が古臭いってだけでなく、チリ、ホコリ、目立ちました。
清掃が行き届いていない。
収納も多いんだけど、そんなに要らないし、
ボックス内部に髪の毛とか残ってる方が、気持ち悪いんだよ。
機材は、綺麗で最新なのが間違いないですね。
サービスの質もシドニー発便より、劣るように感じました。
こればっかりは担当する添乗員に依るんだけど、笑顔が無い気がした。
こちらも相手が日本語通じないとなると、顔は強ばるし、
相手も言葉が通じないとなると、無愛想になってしなうのでは無いかと。
俺がマレー語堪能だったら、もう少し楽しめたかもしれん。
ちなみに、シドニー→クアラルンプールでは日本語ナシでしたが、
クアラルンプール→成田は、日本語アナウンスあり。
日本人スタッフも一人だけ乗っていました。
ただ、私の座ってる側の担当ではなかったので、絡むことも無かったです。
まぁ、ANA便のビジネスクラスを乗ってしまったばかりに、
文句が出てしまうのですが・・・
→ANA国際線 羽田→シドニー便ビジネスクラス(B787-9)搭乗レビュー。
普通に考えたら、全然良いサービス。
所詮、半額セールで購入してる身分ですからね。
シドニーでは、カンタス航空ラウンジも使えたし、
→シドニー国際空港カンタス航空ラウンジ「Qantas Club Lounge」レビュー。
クアラルンプールでは、ゴールデンラウンジも使える。
→クアラルンプール国際空港「Golden Lounge(ゴールデンラウンジ)」レビュー。
機内食も美味しかったし、横になれるってだけで料金相応の価値は有ったかと。
ANAとJALと比べたら劣るけど、あちらは料金も高いわけで・・・
こうやって人は傲慢になっていくってことですな。
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