シドニー国際空港カンタス航空ラウンジ「Qantas Club Lounge」レビュー。

シドニー（キングスフォード・スミス）空港のラウンジといえば、

カンタス航空の「Qantas Club Lounge（カンタス クラブ ラウンジ）」

 

シドニー国際空港は、ラウンジの数が少なく、

他には、スターアライアンス系の「ニュージーランド航空ラウンジ」と、

「スカイチームラウンジ」くらいしか無いという。

 

カンタス航空は、ワンワールド加盟の航空会社。

JALの指定ラウンジでも有るので、お世話になる人も多いハズ。

私も、JGC会員特権で利用して参りました。

カンタスクラブラウンジの基本情報と利用資格

シドニー空港は、第1ターミナルが国際線ターミナルとなっており、

第2ターミナルは、国内線ターミナル、

第3ターミナルは、カンタス航空の国内線ターミナルとなってます。

 

国際線を利用する場合は、第1ターミナルとなり、

メインとなるラウンジが、カンタス航空ラウンジってわけ。

 

ビジネスクラスラウンジが「Qantas Club Lounge（International Business）」、

ファーストクラスラウンジが「Qantas First Lounge（First）」。

今回、私が利用したのは、ビジネスクラスラウンジの方。

ワンワールド便を利用する場合、JALのJGC会員も利用可能となります。

 

ワンワールド便のファーストクラス搭乗者や、

ワンワールドのエメラルド会員も、カンタスクラブラウンジは利用できますが、

エメラルド会員なら、ファーストラウンジを利用できますので。

 

ファーストクラスラウンジを使えたら良いんだけど、私はサファイア会員止まり。

マレーシア航空ビジネスクラスに搭乗予定なので・・・

→マレーシア航空シドニー→クアラルンプール便（A350-900）ビジネスクラス搭乗レビュー。

というわけで、今回は、カンタス航空のビジネスクラスラウンジ、

「Qantas Club Lounge（カンタスクラブラウンジ）」のレビューとなります。

カンタスクラブラウンジの内観

カンタスクラブラウンジの受付カウンター。

受付スタッフの笑顔が眩しい。気持ちの良い対応です。

ラウンジ受付前にも休憩スペース。

顔をはめ込んでパイロット気分が味わえます。

 

受付を過ぎると、すぐラウンジスペース。

受付を中心に、左右にラウンジエリアが広がっています。

中央に大きなダイニングテーブル有り、右手方向のラウンジスペース。

左手方向のラウンジスペース。どちらも奥に長いです。

中央のダイニングテーブルの上には、電球の装飾。モダンです。

ラウンジ奥の休憩スペース。

更に奥にも、ソファーコーナーが有ります。

窓際のラウンジスペース。眺望も良く、飛行機もたくさん見えます。

カンタスクラブラウンジの食事メニュー

ラウンジの左右1箇所ずつ、飲食コーナーが設置されています。

右手奥の飲食コーナー。

左手にある飲食コーナー。どちらも置いてある料理は一緒です。

ラウンジの食事メニュー。

私が行ったのは昼過ぎなのでAll day diningのメニューです。

Massaman Beef Curry Served with Steamed Jasmin Rice・・・

スパイスの効いたマッサマンカレー。

カレー用のライス。ジャスミンライスです。

Steamed Vegetables。蒸し野菜。

サラダコーナー。

キアヌサラダ、レタス、ポテト・・・バリエーション豊富。

ディップソース付きの生野菜まで有りました。

チーズ＆おつまみコーナー。

どでかいチーズがゴロゴロと。サラミ、ピクルス、クラッカー類。

パンコーナー。品切れ中です。

ブロッコリーのクリームスープ。ドロドロしてます。

ケーキコーナー。ブラウニー的なのと、レモンケーキみたいなやーつ。

 

中央のテーブルにも、食事が置いてあり、

こちらは毒々しいカラーのお菓子。

カップケーキ。

ザ・丸ごとりんご。

スタッフがいるカウンターには、アイスクリームまで有りました。

グリーンアップル、ストロベリー、クッキー＆クリーム、

コーヒージェラート、ミント、バニラの6種類。オーダー制です。

カンタスクラブラウンジのドリンク・アルコールメニュー

カンタスクラブラウンジは、アルコールメニューが超豊富でした。

冷蔵庫の中には、瓶ビール。

隣にも瓶ビールが入ってました。

ビンの栓抜きは、冷蔵庫の中にぶら下がって入ってます。

 

冷蔵庫下にも、ビールサーバーがあり、

Heineken、Lashes Pale Ale、Hahn Breweryの3種類。

オーストラリアビールのバリエーション多すぎですね。

 

ビールだけでなく、他アルコールメニューも超多い。

ウイスキー、ウォッカ、ジン、ラム・・・スピリッツ類も一通り有る。

ライムとラズベリーシロップまで。

ワインの銘柄も多く、赤ワインだけで数種類。

白ワインも数種類、

Saltram 1859。

Oakridge Wine Pinot Grigio 2016 。

Sauvignon Blanc 2017。

スパークリングワインまで有りました。Seppeltのシャルドネ・ピノ・ノワール。

コーヒーマシーンは2種類。ボタン式タイプ。

こちらは、液晶ディスプレイタイプ。

いずれもFAEMA（ファエマ）製のエスプレッソマシーンです。

ソフトドリンクバー。海外っぽいやつ。

ティーバッグ類。

デトックスウォーター的なやつ。

中央カウンターにも、ドリンク類は置いてあり、

こちらは、ワインとオレンジジュース。

酒まみれです。

カンタスクラブラウンジの雑誌・新聞

雑誌や新聞も置いて有りますが、日本語の雑誌は有りません。

アジア系のものはなく、全て英字ですね・・・

カンタスクラブラウンジのシャワールーム

カンタスクラブラウンジには、シャワールームまであります。

ラウンジ入って左側エリア奥の方に、専用の入り口有り。

入り口にスタッフが居るので、

シャワーを使いたいと言えば、空いてるシャワールームに案内してくれます。

 

洗面所、トイレ、奥にシャワールーム。仕切りがないタイプ。

入り口近くの洗面所コーナー。

入り口ドアにはフック。

バスタオルがビニール袋に包まれて置いてあります。

トイレは洗面。便座シートまで有る。

洗面所の反対側の壁は、全面が鏡張り。利用後なので曇ってますがががが・・・

シャワールームは、歴史を感じるタイル。

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは、

ASPARというブランドで統一。

シャワーは、天井から直接出てくるやつ。

見た目はイマイチですが、意外と普通に使えました。

 

シャワールームは、全体的に古臭い感じがあり、

ドライヤーも風量弱くて掃除機みたいなやつ。コレ嫌いです。

ハンドソープ、クリームもASPARですね。

カンタスクラブラウンジのトイレ

トイレは、広くて綺麗でした。

中央に洗面台の有る、不思議なデザイン。

洗面所周りもオシャレ。ペーパーが積み上がってます。

個室。タイルの造りが、ちょっと歴史を感じますけどね。

カンタスクラブラウンジの場所

保安検査を抜けた辺りに有るので、非常に分かりやすいです。

保安検査を抜けて直進すれば、

エスカレーター前に、ラウンジの案内が出てきます。

エスカレーターを登ると、左手にファーストクラスラウンジ。

カンタス航空のビジネスクラスラウンジは、

ファーストクラスラウンジを通り過ぎ、更に左側の通路を進みます。

手すり沿いに進むと、右手にラウンジ入り口が見えます。

カンタスクラブラウンジの感想まとめ

シドニー空港のフラッグシップラウンジだけあって、

大きなラウンジであり、ビジネスクラスラウンジとしての質も高く感じました。

カンタス航空のラウンジって、良いイメージしか無いわ。

 

食事メニューは、サラダのバリエーションも多いも嬉しい。

サラダも豊富に食べまくれました。

スイーツ類は、アイスクリームまで有るし、ケーキも悪くない。

ケーキは2種類ともゲキアマで濃厚。好きなやつでした。

このラウンジの一番感動したのは、アルコールメニューのバリエーション。

特にビールが超豊富なので、ビール好きにはたまらないんじゃないかと。

シャワールームでサッパリとした後のビールは、なんにせよ旨いっていう。

 

難点は、凄い混んでること。

ラウンジ自体は結構広いんですが、その分利用者も多く凄い混んでるので、

私一人でも、空席を探すのが大変でした。

 

あと、ドリンクメニューが優れている分、

食事の質はちょっと微妙に感じました。

マサマンカレーも苦手な味。シナモンみたいなスパイス効きすぎ。

 

まぁ、シドニー空港には、プライオリティパスが使える飲食店も多いので、

プライオリティパスユーザーは、食事類をプライオリティパスで済ませて、

アルコール類をラウンジで飲むってのが最高かと。

→シドニー空港でプライオリティパスが使えるラウンジ＆レストランを制覇してみた。

食事よりも、アルコールを楽しむラウンジですね。

 

成田のカンタス航空もアルコールが超豊富だったし。

→成田空港カンタス航空「カンタスビジネスラウンジ」レビュー。

この辺は、お国柄といったところなのかな。