2019年12月、チャンギ国際空港にカンタスファーストラウンジがオープン。
シンガポールは修行僧にもお馴染み、ラウンジだらけの空港。
ワンワールド系ファーストクラスラウンジが増えるのは、
JALユーザーには嬉しい話。
私もJAL会員特権を活かして、早速利用して参りました。
カンタスファーストクラスラウンジの利用条件
カンタス航空は、ワンワールド加盟の航空会社。
ワンワールド便のファーストクラス搭乗者だけでなく、
ワンワールドのエメラルド会員なら、
エコノミークラスでもカンタスファーストラウンジが利用可能です。
日本の航空会社だとJALのJMBダイヤモンド会員、JGCプレミア会員ですね。
→JGCプレミア特典まとめ。平JGCとJGCプレミアとJMBダイヤモンドの違い。
カンタスファーストラウンジ利用条件
- ワンワールド航空便ファーストクラス搭乗者
- カンタス航空便ファーストクラス搭乗者
- カンタス航空フリークエントフライヤーのプラチナ会員
- ワンワールドエメラルド会員(JGCプレミア、JMBダイヤモンド)
JAL便利用の場合は、dnataラウンジを案内されますが、
JGCプレミア、JMBダイヤモンドならファーストクラスラウンジも使えるってわけ。
同じくワンワールド系には、カタール航空ファーストクラスラウンジ、
ブリティッシュ・エアウェイズのコンコルドルームも有りますが、
ワンワールドエメラルド会員では利用できませんからね。
→チャンギ空港British Airways Lounge(ブリティッシュ・エアウェイズ ラウンジ)レビュー
というわけで、JGCプレミア会員の私は、
JALプレミアムエコノミー便で利用して参りました。
→JAL国際線 成田→シンガポール便プレミアムエコノミー(SKY SUITE 777)搭乗レビュー。
カンタスファーストクラスラウンジの場所
カンタスファーストクラスラウンジは、
第1ターミナル3階にあります。
JAL指定ラウンジ「dnata Lounge」にも凄い近い。
JAL便なら、チェックイン時にdnataへのマップも貰えるハズ。
出国検査後、右側エスカレーターにて3階に上がる。
エスカレーター目の前にカンタスファーストラウンジが有ります。
カンタスファーストクラスラウンジといえば白大理石。
更に奥、突き当りに有るのがdnataラウンジ。
プライオリティパスでも使えるラウンジです。
→チャンギ空港ターミナル1「dnata Lounge(ディナタ・ラウンジ)」レビュー。
カンタスファーストラウンジが使えるなら、dnataは使う必要ないかなと思ってたのですが、
カンタスファーストラウンジの営業時間は15:00~0:00。
深夜フライトの場合は24時間営業のdnataラウンジに移動することになります。
チャンギ空港には、ブリティッシュ・エアウェイズのラウンジもありますが、
こちらも23時までの営業ですからね。
ワンワールド系ラウンジ営業時間
- Dnataラウンジ:24時間営業
- ブリティッシュエアウェイズ:15時00分~23時00分
- カンタス航空ビジネス:14時30分~0時00分
- カンタス航空ファースト:14時30分~0時00分
カンタスファーストクラスラウンジの内観
ラウンジ入り口は、スモークガラス扉となっており、
外からはラウンジ内も見えません。
ラウンジ内。白地ベースの内観、縦に長い造り。
手前にラウンジエリア、奥にダイニングエリアと続いてます。
中盤にはバーカウンター、ブッフェカウンターも有ります。
ダイニングエリアのテーブル席には、
ナプキン、グラスもセットされています。
カウンター席。
一番奥のダイニングエリアにもバーカウンターがあり、キッチンもチラ見え。
オープンキッチンスタイル。
ファーストクラスラウンジの広さは1,000平米というわけで、
スゲー広いってわけでは無いのですが・・・
驚いたのがダイニングエリアの広さ。
ラウンジ座席数240席の中で、157席がダイニング席。
ラウンジの半分以上がダイニングとなっており、
料理、ドリンクとフルサービスにて提供してくれるのさ。
スタッフの数も非常に多く、
ソフィテルのスタッフというわけで、対応も凄い良かったです。
カンタスファーストクラスラウンジの食事メニュー
オーダーメニュー
席につくと、スタッフがダイニングメニューを持って来てくれます。
注文できる料理メニューも20種類以上、
おつまみ、サラダ、サンドイッチ、チキン、ビーフ、ヌードル、ライス、パスタ・・・と非常に豊富。
タオルおしぼりのサービスも有り。
お通しはオリーブ。ガーリックとオレンジとフェンネルでマリネされてます。
ドリンクはカクテルを注文。モヒートっす。
肉メニューより「Ster Fried Black Pepper Beef」。
中華風の牛肉炒め、いやはや本格的で旨い。中国です。
シンガポールといえばラクサ with クレイフィッシュ。ザリガニです。
ラクサは、カンタス航空ビジネスラウンジでも食べられますが、
微妙に味が違う気がした。もちろんコチラの方が旨い。スープ濃厚。
Local Greens with Oyster Saouse。
蒸し野菜みたいなデカイ葉っぱ。青臭くなくゴリゴリ、イケる。
デザートはチョコレートファッジケーキ with セサミソルベ。
ケーキも旨いけどもアイスも旨い。一緒に食べたらスンゲー旨い。
手作り感のあるポッキーもオシャレなんだな。
ブッフェメニューを盛り付けただけっていうラウンジも多いのですが、
ここは完全にレストラン・・・よりも美味しい味。
ホテルのレストラン並に旨かったです。
ブッフェメニュー
ダイニングエリアの一角に、
少しだけブッフェメニューも置いて有ります。
お通しで出てきたオリーブマリネ。
カットフルーツ。まるごとフルーツ。
アーモンド、カシューナッツ、東南アジア菓子のムルク。
・・・以上です。
オーダー料理がメインのラウンジなので、ホントおつまみ程度。
まぁ、スタッフにお願いすればなんでも持って来てくれますから。
カンタスファーストクラスラウンジのドリンク・アルコールメニュー
ドリンクメニューも非常に豊富。
ビール、カクテル、シャンパン、赤白ワイン、ロゼ、デザートワインまで。
銘柄も多くて、とにかくスンゴイバリエーション。
シャンパンだけでも3種類も有りました。
ドリンクも基本的にオーダー方式、
バーカウンターでもドリンクを作ってくれます。
カフェラテ頼んだら、バリスタがラテアートしてくれました。
流石カフェ大国のラウンジなんだな。
セルフでがぶ飲みできるドリンクはというと・・・
ブッフェカウンター下にある缶ジュースくらいです。
ラウンジ内にアルコールボトルも置いてありましたが・・・
雰囲気から察するに、コレはスタッフがサーブする用だな。
カンタスファーストクラスラウンジのトイレ
ラウンジ入り口入ってすぐ左側に、
シャワールームやトイレに繋がる通路が有ります。
男性用トイレも全て個室。
個室トイレも広く、洗面台も付いてます。
ハンドウォッシュとハンドクリームは「.L.U.E」。
LaGaia UNEDITEDというメルボルンのブランド。
カンタス航空ファーストクラスの文字「EXCLUSIVELY QANTAS FIRST」が刻印されてます。
カンタスファーストラウンジのシャワールーム
シャワールームは全部で9室、
順番待ちの場合は専用端末で呼び出し。
シャワールーム。こちらも白大理石ベースのデザイン。
洗面台にトイレも付いており、トイレ横からラゲージラックも出てきます。
大判タオルが巻き巻きして置いてあります。
アメニティ類は、歯ブラシ、シャワーキャップ、シェーバー。ビジネスクラスラウンジと一緒です。
トイレと同じハンドウォッシュとハンドクリーム。
ドライヤーは、引き出しの中に有りました。
シャワー扉は無く、仕切りなし。
シャワーヘッドも一つだけ。
足マットもクルクル巻き。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープも「LaGaia UNEDITED」
使い心地はそこまで良くは無いですけど、
なんか気分は良いシャワーでした。
実用性よりも、見た目重視のシャワールームですな。
カンタスファーストクラスラウンジの感想まとめ
カンタス航空にとっては、アウェイラウンジのハズなんですけど、
本国オーストラリアのファーストクラスラウンジに劣らず素晴らしいラウンジでした。
できたばかりでゴージャスなラウンジであり、
料理もアルコールも超豊富。
ついでに電源も豊富なんで、食後もゆったり完璧です。
カンタス航空のファーストクラスラウンジは、
シドニー、メルボルン、ロサンゼルス・・・で、シンガポール。
チャンギ空港にはジュエルもできたし、
プライオリティパスラウンジも有りまくる。スゲー空港だと改めて感じた。
→シンガポールのチャンギ空港でプライオリティパスが使えるラウンジまとめ
ホント居るだけで楽しいから、修行に人気なのも納得。
もちろんFOP&PPコスパが良いってのもあるけども。
→JAL JGC修行&FOP修行オススメルート。国内線ではなく国際線に決めた理由。
ワンワールドエメラルド会員で使えるということは、
マレーシア航空でも使えるわけで、
シンガポール→クアラルンプールの短距離でも楽しいよね。
同じくチャンギのワンワールドラウンジには、
ブリティッシュ・エアウェイズラウンジもありますけど。
やっぱり、ファーストクラスラウンジは別格。
また、シンガポールに行きたくなりましたわー。
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