マレーシア航空ビジネスクラスでFOP修行しようとしたところ、
まさかのマレーシア航空の25時間遅延。
・・・25時間も遅延したら欠便だよねっていう。
シドニーで短期滞在予定の私は、
そんなに遅れたら復路便にも乗れねぇってゴネたら、
まさかのANAビジネスクラスのシドニー直行便に変更となりました。
- 予定(マレーシア航空):成田→クアラルンプール→シドニー
- 実際(ANA):羽田→シドニー
ワンワールドから、スターアライアンスへ変更になっちゃって、
乗る飛行機も1個減っちゃって、FOPも貯まらない・・・っていうのは置いといて。
ANAのビジネスクラスに乗れる機会も無いので、有り難く乗っておきました。
せっかくなんで、レビューしておきます。
シドニー便で搭乗した機材:ボーイング787-9
私が搭乗したのは、
羽田22時20分発 → シドニー9時45分着のNH879便。
ANAの機体は、ボーイング787-9(789)でした。
スタッガードシートという、
互い違いにズラして配置された座席で、全席通路側席のやつ。
座席もフルフラットになる「ANA BUSINESS STAGGERED」。
急遽手配された座席なので、中央後方ですけど。
ANA国際線ビジネスクラスの機内食
ANAビジネスクラスともなると、冊子の料理メニューが配られます。
メインメニューは、和食と洋食の2パターン。
2回めの食事は、朝食というよりも、いつでも注文できるメニューですね。
ウェルカムドリンク
搭乗すると、いきなりのウェルカムドリンク。
ビジネスクラスきた~って感じです。
スパークリングワイン or オレンジジュース。
せっかくなんで、スパークリングワインを頂く。
ディナーメニュー(夕食)
シートベルトサインが消えた頃におしぼりのサービス。
続いて、ディナーメニューとドリンクメニューを聞かれるとともに、
テーブルの用意もしてくれます。
ドリンクはカクテルも作れるということで、ジントニックをチョイス。旨い。
和食は鰤幽庵焼き、洋食は牛フィレ肉のステーキというわけで・・・
悩んだ挙げ句、牛フィレ肉を選択。
夜22時20発便なので・・・深夜24時近くの豪華夜食です。
鴨のローストも付いて、肉づくしです。
メインのフィレ肉は・・・残念ながら火の通しすぎ。
ナイフで全然切れず、硬かったです。
付け合せの野菜、ポテトサラダは非常に美味しかった。
鴨のローストも美味しかったんですが、
ローストというよりも、スーパーで売ってる鴨ハムに近い。
いや、旨いんですよ。
いくらが乗っているのは、蟹とキャベツのマリネロール仕立て。
なんだか高尚な味。普段食べない味は、なんにせよ美味しいね。
帆立貝と茸のムース。食べ慣れない味。
デザートはヨーグルトガランス。
下のほうにカラメルジュレが入っており、これまたオシャレな味。
下げる時に、肉の焼き加減はいかがでしたか?って聞かれたんですが・・・
お腹いっぱいで・・・ってよくわからない返答をした私。
提供前に焼き加減を聞かれた覚えも無いので、まぁ挨拶みたいなもんでしょうか。
食後のお茶と、消灯前の水ボトルサービス。
温かいお茶は、色味も味も濃い。いつも呑んでるお茶とは違いました。旨い。
ブレックファーストメニュー(朝食)
到着数時間前に明かりがつくとともに、おしぼりのサービス。
ドリンクの伺いもあり。冷茶をいただきました。
2回目の食事は、朝食のメニューというよりも、
1回めの食事以降、いつでも頼めるメニューなので・・・
私は少し早めに頂きました。
選べるメニューは豊富に有り、
サンドイッチ、お好み焼き、ラーメン、スープ・・・と悩ましい。
「お好きな時に」メニュー
- サンドイッチセット
- 鶴橋風月 お好み焼き
- コーンスープ
- 茅乃舎 野菜だしスープ
- うかい名物 豆水とうふ
- 一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」
- ガーデンサラダ シーザードレッシング
- チーズプレート
- Ben & Jerry’s アイスクリーム
- フルーツ
- プティフール
- ミックスナッツ
- ミックスあられ
- フォンダンビスキュイ
- あられ
結局、悩んだ挙げ句、一風堂のラーメンとガーデンサラダを注文。
サラダもフレッシュ。下手に外界で食べるサラダよりも美味しいです。
ラーメンは、一風堂のラーメンというよりも、
ちょっとお高い冷凍ラーメンの味。麺コシが有って旨いです。
一緒に付いてきたバターを載せて味変。
バターは反則。味噌バターは旨いに決まってる。
飲みすぎた後なんで・・・スープもやたら美味しく感じました。
ANA国際線ビジネスクラスのドリンクメニュー
ANAビジネスクラスは、アルコールメニューも豊富でした。
ワインの種類だけで、4ページ。
シャンパン、白ワイン2種類、赤ワイン2種類・・・
ANAスペシャルワインセレクションで8銘柄。
日本酒3種類、焼酎2種類、梅酒まで有る。
※画像はクリック&タップで拡大します。
ビール、ウイスキー、ソフトドリンクの種類も豊富に有り、
カクテルも作ってくれますので・・・スッゲー酔っぱらえます。
ANA国際線ビジネスクラスの座席&設備
座席は、フルフラットシートの「ANA BUSINESS STAGGERED」。
四方を囲まれており、個室&プライベート感が有ります。
座席横に、リモコン、イヤホン、充電用のUSB、全世界対応コンセント。
マニュアル、冊子類もこちらに収納されており、ヘッドフォンも掛けられます。
リモコンの裏側は、コントローラー&キーボード。
座席操作は、腰サポート、前後移動、リクライニングとシンプル。
Do not Disturbボタンで、アテンダントさんに邪魔されずにも休めます。
足元も、非常に広い。
オットマン部分に荷物入れたりできるし、オットマン下にも収納スペース。
荷物入れたままでも快適。
足伸ばして、オットマン利用してみたり。
フルフラットにする場合は、オットマン部分に足が入って行くスタイル。
ウエストベルトは、簡易的なやつ。
体を守るという点では不安だけど、着ける分にはペラペラがラク。
テーブルは、横からスライド。
提供される料理も多いので、広いですね。
上部の荷物スペースも2人で1箇所なので、上に全部ぶっこんでも余裕ですね。
ANA国際線ビジネスクラスのアメニティ類
ANAビジネスクラスのアメニティ類。
スリッパ、アメニティキット、ヘッドフォン、寝具セット。
ANAのスリッパ。悪くないけど、JALのスリッパに比べるとペラペラ。
ANAのアメニティポーチは、
Neal’s Yard Remedies(ニールズヤード レメディーズ)のコスメセットでした。
こちらは、JALに比べると内容が良いですね。
ハンドクリーム、フェイシャルミスト、リップグリーム、店舗10%OFFチケット。
あとは、ANAの歯ブラシ、アイマスク、耳栓も入ってました。
ヘッドフォンは、ソニー製でノイズキャンセリング対応です。
私は、自前のノイズキャンセリングイヤホンを使う事が多いのですが・・・
ANAのイヤホン端子は特殊な形状で、自分の使えませんでした。
寝具は、枕、ベッドパッド、コンフォーター。
頼めば、パジャマも貸し出してくれるそうです。
このベッドパッドが、中々良かったんですけど、デカくてかさばるっていう。
あと、限られたスペースで、敷くのも意外と大変っていう。
メッシュ素材が上っていうのも間違えて、変な汗も出たよ俺。
まぁ、慣れて無いっていうだけなんだけど。
モニターで税関申告書の書き方を確認可能。
毎回、私を悩ませる税関申告書。
JAL便同様、ANA便でも記載方法が確認できました。
ANAインフォメーション→日本入国書類案内
JALとは違い、動画での説明でした。
動画じゃない方が見やすいんだけど・・・まぁ助かったよ。
入国審査でのエクスプレスチケットも頂けました。
ANAビジネスクラスを利用した感想
私はANAよりも、JAL派のつもりでしたが、
ANAも素晴らしいですね。日本人アテンダントで接客は文句無し。
貰えるアメニティポーチは、JALよりゴージャスだし、ドリンク類も多い。
座席もJALのビジネスクラスと比べて広く感じました。
といっても、乗った事があるのは、JAL SKY SUITEⅢくらいですけど。
→JAL国際線 シンガポール→成田 ビジネスクラス JAL SKY SUITE 777(777-200)搭乗レビュー
食事はJALの方が美味しかったけど、メニューにも依ると思うのでなんとも。
ANAで嬉しかったのが、トイレのアメニティ類。
歯ブラシ、マウスウォッシュだけでなく、フェイスボディシートまで。
ANAのビジネスクラスということで、
羽田のANAラウンジも使えたのも良かったです。
→羽田空港 国際線ターミナル「ANA LOUNGE」レビュー。2つのANAラウンジの比較と違い。
シドニーからの帰国便では、予定通りマレーシア航空を利用したのですが、
やっぱANAの方が、ダンゼン良かった印象が残りました。
復路のシドニー→クアラルンプールは、A350という機材。
→マレーシア航空シドニー→クアラルンプール便(A350-900)ビジネスクラス搭乗レビュー。
クアラルンプール→成田は、A380という大型ジャンボ。
→マレーシア航空クアラルンプール→成田便(A380-800)ビジネスクラス搭乗レビュー。
どちらも広くて、機内食もマレーシア航空のが美味しかったんですけど。
やっぱり、対応してくれるスタッフの質が違うよね。日本人好き。
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