ANAやJALのサービスは素晴らしいだけに、値段が高い。
日本の航空会社にこだわらないのであれば、
使いたいのがスカイチーム加盟の海外航空会社。
スカイチームの上級会員で利用できるラウンジは、
プライオリティパスで使えるラウンジとは違ったから。
→成田国際空港に有るラウンジの違い。日本でプライオリティ・パスが使える場所。
プライオリティパスだと、同伴者が有料となるのも痛いところ。
貧乏陸マイラーの私にとって、
デルタアメックスゴールド特典のスカイチームラウンジは最後の希望。
スカイチームラウンジを利用する注意点
スカイチームの上級会員(エリートプラス)の特典は、
基本的に、スカイチーム加盟の航空会社を利用してこそ恩恵を受けられます。
※デルタ航空である必要は有りません。
スカイチームラウンジを使う場合には、
スカイチーム・アライアンスの搭乗券が必要となるわけです。
※2019年12月、中国南方航空がスカイチーム脱退となりました
スカイチーム・アライアンス加盟航空会社
- デルタ航空
- アエロメヒコ航空
- エールフランス
- 大韓航空
- チェコ航空
- KLMオランダ航空
- アエロフロート・ロシア航空
- エア・ヨーロッパ
- ケニア航空
- アリタリア-イタリア航空
- タロム航空
- ベトナム航空
- チャイナエアライン
- 中国東方航空
- 厦門航空
- アルゼンチン航空
- サウディア
- ミドル・イースト航空
- ガルーダ・インドネシア航空
デルタ航空、大韓航空、チャイナエアライン・・・
上記の航空会社を使う場合に、スカイチームラウンジが利用できるって事。
私はプライオリティパスみたいに使えるのかと、勘違いしていた。
プライオリティパスやラウンジキーは、ラウンジ専門のサービス。
利用する航空会社(アライアンス)は関係ありません。
→プライオリティパスの必要性。使って気づいたメリット・デメリット。
スターアライアンスや、ワンワールドの航空券を買ったところで、
スカイチームのエリートプラスは意味を為さないから。
スカイチーム上級会員(エリートプラス)で使えるラウンジ
スカイチームは世界3大アライアンスの一つ。
その上級会員となれば、使える航空会社ラウンジも一気に増えます。
エコノミークラスでも関係無し、格安航空券でも利用可能です。
日本で使えるスカイチームラウンジ
日本でプライオリティパスは、ほとんど使えませんでしたが、
スカイチームのエリートプラスなら、
国内でも多くの空港でVIPラウンジが利用可能となります。
プライオリティパスとは違い、同伴者1名も無料なのも大きなポイント。
羽田国際空港(東京)
- デルタスカイクラブ(デルタ航空)※2022年新設
成田国際空港(東京)
デルタスカイクラブ(デルタ航空)※2020年閉鎖- KALラウンジ(大韓航空)
- ダイナスティラウンジ(チャイナエアライン)
- エールフランスラウンジ(エールフランス航空) ※2014年閉鎖
関西国際空港(大阪)
- KALラウンジ(大韓航空)
- JALサクララウンジ(日本航空)※提携ラウンジ
- 飛鳥ラウンジ ※共用ラウンジ
- KIXラウンジ ※共用ラウンジ
中部国際空港(名古屋)
- セントレア・グローバル・ラウンジ(中国東方航空、チャイナエアライン、デルタ航空)
- KALラウンジ(大韓航空)
- JALサクララウンジ(日本航空)※提携ラウンジ
新千歳国際空港(札幌)
- ロイヤルラウンジ ※共有ラウンジ
福岡空港
- KALラウンジ(大韓航空)
- JALサクララウンジ(日本航空)※提携ラウンジ
沖縄那覇空港
- KALラウンジ(大韓航空)
- 琉輪ラウンジ(チャイナエアライン)
- JALサクララウンジ(日本航空)※提携ラウンジ
2014年5月1日に、デルタ航空のマイル付与率が改悪。
上級会員のスカイチーム特典、ラウンジ制度も改悪となり、
エコノミークラス利用の場合に提携ラウンジが利用不可能となりました。
※参考→スカイチーム特典:デルタ航空
空港によっては、スカイチームラウンジが無い場合も多く、
他アライアンスのラウンジと契約し、ラウンジ利用を可能にしているってワケ。
例えば、羽田空港にはスカイチームラウンジが無いので、
スカイチーム利用する場合に、JALサクララウンジが利用できてたこともあるのです。
羽田サクララウンジ対応のスカイチーム航空会社
- エールフランス
- チャイナエアライン
- 大韓航空
- 中国東方航空
- 上海航空
- ベトナム航空
羽田サクララウンジ不可のスカイチーム航空会社
- デルタ航空
- ガルーダ・インドネシア航空
- 中国南方航空
ただ、スカイチーム以外の航空会社ラウンジは、基本的には使えないという事。
現在使える提携ラウンジも、突然使えなくなる可能性もありますので参考までに。
提携ラウンジが使える場合には、
チェックイン時に案内とともに、提携ラウンジ用のラウンジチケットが貰えます。
提携ラウンジは、スカイチームの会員証では入場不可能ですので、ご注意を。
ハワイ(ホノルル空港)で使えるスカイチームラウンジ
日本人にお馴染みのレジャースポット「ハワイ」。
スカイチームの上級会員なら、利用できる航空会社ラウンジが3つも有ります。
→ホノルル空港(ハワイ)のスカイチームラウンジ。デルタ、チャイナ、KALラウンジを巡ってみた。
ホノルルなら日本からの直行便も多くあるから、
エリートプラスを活かす為に、スカイチームを選択するっていうのも悪く無い
ホノルル空港のスカイチームラウンジ
- KALラウンジ(大韓航空)
- デルタスカイクラブ(デルタ航空)
- ダイナスティラウンジ(チャイナエアライン)
一方、プライオリティパスは、ホノルル空港では使いものになりませんからね。
航空会社ラウンジは、微妙なプルメリアラウンジくらい。
→ハワイのホノルル空港で、プライオリティパスが使えるラウンジ。
ホノルル空港でプライオリティパスが使えるラウンジ
- IASS HAWAII LOUNGE ※カード会社ラウンジ
ユナイテッドクラブ※対象外へアドミラルズクラブ≒JALサクララウンジ※対象外へ- プルメリア ラウンジ ※2016年10月追加
ちなみに、ホノルル空港のラウンジって、全て出国エリア(制限区域内)に有ります。
カードラウンジの「IASSハワイラウンジ」も、搭乗ゲートを通過した後に有るんだな。
成田空港は航空会社により使えるラウンジが異なる
国際線の出発で多くの人が使うであろう成田空港。
航空会社により、使うターミナルも異なるので、
利用する航空会社により、使えるラウンジも変わってきます。
第1ターミナルのスカイチーム航空会社
- アエロフロート
- アエロメヒコ
- 厦門航空
- アリタリア-イタリア航空
- エールフランス
- ガルーダ・インドネシア
- KLM
- 大韓航空
- デルタ航空
- ベトナム航空
第2ターミナルのスカイチーム航空会社
- チャイナエアライン(中華航空)
- 中国東方航空
スカイチームのほとんどが、成田の第1ターミナルに存在するので、
スカイチームラウンジも、第1ターミナルの方が多くなってます。
とはいえ、ラウンジ提供しているのはKALとデルタだけだけど。
成田空港のスカイチームラウンジ
- KALラウンジ(大韓航空):第一ターミナル
デルタスカイクラブ(デルタ航空):第一ターミナル (第2サテライト)- ダイナスティ・ラウンジ(チャイナエアライン):第二ターミナル
※デルタスカイクラブは2020年3月に閉鎖→羽田へ移行となりました。
第2ターミナルの場合は、チャイナエアラインのダイナスティ・ラウンジ1か所のみ。
→成田空港チャイナエアラインラウンジ(ダイナスティラウンジ)レビュー。
2020年にデルタの羽田移行により、
第1ターミナルのデルタスカイクラブは閉鎖。
→【閉鎖】成田空港デルタ航空ラウンジ「デルタスカイクラブ」レビュー
第1ターミナルで使えるスカイチームラウンジは、
「KALラウンジ」のみとなってしまいました。
KALラウンジは、狭いのに混み合ってるし、
大韓航空の利用者も多いし・・・プライオリティパスでも使えるからね。
→成田国際空港ラウンジの違い。プライオリティ・パスが使える場所と利用方法。
KALラウンジ使うなら、プライオリティパスでも良いワケだから、
上級会員として使うならデルタスカイクラブを使いたい。
となると、今後の羽田に期待です。
ラウンジ毎に営業時間や利用条件も異なりますので、
初めて使う場合は、事前に確認しておきましょう。
WEB経由でもラウンジ検索できますので、
PC等で調べる場合はコチラ→Lounge Finder Search
スカイチームラウンジの使い方
デルタ航空の会員ステータスが、ゴールドメダリオンとなると、
デルタ航空サイトで、ログインするとGold Medallion会員と表示されるようになります。
で、空港で上級会員エリートプラスの特典を利用したい場合には、
デルタ航空の会員証「ゴールドメダリオンカード」が必要なわけ。
かといって、2016年よりゴールド会員も会員証の発行が省略されており、
会員証(ゴールドメダリオンカード)が、自宅に届くわけでも無い。
というわけで、証明カードを自分で用意しないとイケないわけ。
ゴールドメダリオン会員を証明する方法
- WEBからゴールドメダリオンカードを印刷して提示する。
- スマホアプリ「Fly Delta」で提示する。
デルタ航空のサイトで、マイデルタへログインして、
マイウォレットを表示する。
右上の自分の名前をクリックすると「ウォレット」って出てくる。
マイウォレット画面にて、右上あたりの「スカイマイルメンバーシップ」の欄で、
カードが印刷できるようになってます。
印刷をクリックすると、カード両面の印刷画面が表示されます。
この画面を印刷して、携帯すればOK。
印刷せずとも、デルタ専用のスマホアプリ「Fly Delta」でも代用可能
アプリからログインして、「MY WALLET」を表示。
画面中央辺りの「GOLD MEDALLION」をタップすれば・・・
ゴールドメダリオンカードが表示されます。
画面はスクリーンショット撮影しておけば、オフラインでも利用可能。
あとは、スカイチーム加盟の航空会社ラウンジで提示すれば、
エリートプラス会員として、VIP待遇してくれます。
実際のところ、会員カードを提示する事は稀。
航空券を購入した時点で、マイルと紐づけするハズだし、
チェックイン時にもカード提示は必要も無く、パスポートだけで、
そのままスカイプライオリティ(VIP待遇)適応となります。
チェックインすれば、
航空券に「SKY PRIORITY」と記載されるから、カードを提示する必要が無い。
ラウンジ利用も航空券を見せれば入れますし、ラウンジチケットも貰えたりする。
なんなら、航空券の提示だけでもイケます。
上級会員には「SKY PRIORITY」って記載されるから。
ただ、搭乗する航空会社とは別のスカイチームラウンジを利用する場合、
会員カードの提示が必要になる場合が有ります。
例えば、大韓航空利用で、デルタラウンジを使う場合とか、
ラウンジチケット持ってなくとも、会員カードを提示で入れます。
スカイチームラウンジ巡りも可能なわけです。
※混んでて断られるた事も有ります。利用する航空会社のラウンジ行けって。
実際のところ、デルタアメックスゴールドカードにも、
デルタの会員番号が記載されてるから、最悪なんとかなるとは思うけども。
会員カードを印刷するなり、スマホアプリを入れておくのが間違いない。
ちなみに、プライオリティパスなら、航空会社も選ばず使えます。
→成田国際空港ラウンジの違い。プライオリティ・パスが使える場所と利用方法。
日本では微妙ですけど・・・海外では使えるラウンジも豊富。
特に、アジア、オセアニア方面では、非常に役に立つ。
→プライオリティパスで得する国まとめ。海外主要空港のラウンジ数を比較。
付帯しているクレジットカードも多いので、意外と簡単に手に入りますので。
→プライオリティパス特典が付帯するクレジットカード。同伴者無料カード、家族カード発行の比較まとめ。
プライオリティパスは、基本的に同伴者が有料という事も忘れずに。
家族向けというよりも、孤独のトラベラー向けのラウンジカードです。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは、いつも参考にしています。アメリカンエクスプレスカードのデルタゴールドメダリオン(年間150万円は利用し資格保持しています)です。
2019年12月29日、成田空港のデルタスカイクラブで大韓航空のチケットとカードを提示しましたが、入場はできるが2900円必要と言われ止めました。そしてプライオリティパスで大韓航空のラウンジへ行きました。
2020年1月4日、ホノルル空港では、大韓航空チケットとデルタゴールドメダリオンカードでスカイクラブの提示で入場できました。以前は同じケースで成田でも入場できましたが、デルタが羽田へ移行予定で変わったのでしょうか?
ご存知でしたら記事にしていただけたら嬉しいです。
私が昨年に利用した時は問題なかったので・・・
すいませんが、断られた理由が分からないです。
スカイチーム特典を確認しましたが、スカイチーム便ならラウンジ利用条件も満たしてるハズ。
デルタスカイクラブの利用条件も問題無いかと。
ホノルルでは使えたとのことで、やはりルール上は使えるハズ。
他アライアンス(ワンワールド、スターアライアンス)でも、
このルールは同じですからね。
実際のところ、混んでいるから搭乗する航空会社のラウンジを使ってくれってのは、
言われることは有りますけど・・・
ただ、今回の場合、2900円を払えば利用できるってのがよくわからないですね。
追加同伴者料金3,000円(29ドル)とも違うようですし。
何の料金なのでしょう?
すいませんお役に立てず。
むしろ、どなたかご存知でしたら、教えて頂けると幸いです。