JAL FOP修行でお馴染み、マレーシア航空のビジネスクラスセール。
成田→クアラルンプール→シドニーの、
クアラルンプール経由でシドニーへ行くという遠回り便。
往路は、マレーシア航空恒例の大幅遅延&欠便に遭遇してしまったので・・・
まさかのスターアライアンスANA便へ振替に。
→ANA国際線 羽田→シドニー便ビジネスクラス(B787-9)搭乗レビュー。
復路は、予定どおりマレーシア航空を利用することになりましたので、
初めて搭乗となったのがシドニー発→クアラルンプール便。
マレーシア航空ビジネスクラス初搭乗レビューとなります。
MH122便で搭乗した機材:A350-900
私が搭乗したのは、
シドニー14時05分発→クアラルンプール19時55分着のMH122便。
機体はエアバスの「Airbus A350-900」。
窓際の一人席です。
ちなみに、今回は乗れなかった往路のクアラルンプール発便(MH123)でも、
全く、同じ機材A350-900に乗る予定となってましたんで、
クアラルンプール→シドニーでも同じような感じになるのかと。
マレーシア航空ビジネスクラスの機内食(シドニー発)
マレーシア航空のビジネスクラスは、
Chef-on-Call(シェフ・オン・コール)というシステムが有り、
オンラインで事前にメインメニューを選べます。
座席指定時に、料理も選択できます。
提供メニューは、出発場所で異なっており、WEBでも確認できます。
※参考→シェフ・オン・コール
今回私が利用したオーストラリア発便は、以下のメニュー。
Chef-on-Callメニュー From Australia
- Braised Beef Ribs with vegetable Medley
- Salmon and Cod Duo
- Steamed Barramundi with Teriyaki Sauce
- Braised Chicken in Curry
- Stir Fried Egg Noodles with Seared Prawns
※2018年10月現在のメニュー
事前にシェフオンコールで、料理を選択しない場合は、
搭乗時に配られるメニューから選ぶことになるようです。
メニューを見てみましたが、選べるメニューは完全に別物でした。
搭乗時に選択できたメインメニュー
- Hainanese Chicken Rice
- Slow-cooked Lamb
- Pan-fried Hoki with Onion Sambal
- Pumpkin Tortellini
※2018年10月シドニー発のメニュー
シェフオンコールの方が、選べるメニューが多く、
全体的に手が込んだ料理が多い印象。
事前に決めておけるので、確実に食べれるってのも良いところかと。
ウェルカムドリンク→おつまみ
搭乗すると、最初にウェルカムドリンク。
おしぼりも頂けました。激アツなんで、ビーケアフルです。
離陸してしばらくすると、シートベルトサインが消え、
ドリンクサービスが始まります。
私は、シャンパンを注文。チェイサーの水も一緒に提供してくれました。
おつまみスナックは2種類。
右側のはマレーシア航空オリジナルとのことでしたが・・・ピーナツですね。
サテ(Malaysian Satay)
食前にサテのサービス。マレーシア航空といえばコレですね。
スタッフが専用のカートでやってきて、目の前で盛り付けてくれます。
チキン or ビーフ or ミックスと聞かれたので・・・
初体験の私は、ミックス。
チキン&ビーフと一緒に、野菜盛り。
これは、肉の味っていうよりも、ソースが凄い旨い。
甘くて辛い濃厚なソースに、ナッツみたいなのもゴロゴロ入ってる。
残ったソースをクシで頑張って食べてるほどの味。ご飯欲すぃ~。
ビーフとチキンなら、チキンの方が柔らかくて美味しかったです。
ランチ(Chef-on-Call)
サテが食べ終わると、続いてメインディッシュの提供へ。
午後2時発なので・・・ランチというよりも、夕方の提供ですね。
スターターは、テリーヌ or スープ。
私はスープの「Curried Lenti Soup」を選択。
ココナッツクリームベースのスープは、濃厚で美味しかったです。
パンもカゴで持って来てくれ、どれにする?って聞かれたんで、
ワンオブイーチで、3種類全部貰って置きました。
バターだけでなく、バルサミコ酢×オリーブオイルでも楽しめました。
メイン料理で私が選んだのは、魚料理の「Salmon and Cod Duo」。
サーモンも肉厚で美味でしたが、タラもフワフワで凄い美味しかった。
臭みもなく、ソースの味もGood。コレ正解。
つけ合わせの人参は、グラッセではなく蒸し野菜。
素材本来のほのかな甘みで柔らかいー。
マッシュポテトも最高。サワークリームでも入ってるんでしょうか?
酸味の有るチーズの香りで、粘り気も強く濃厚うまいうままままー。
デザートは、チーズケーキ、アイスクリーム、フルーツと選べましたが、
私は、チーズケーキ「Seasonal Berry Cheesecake」を頂きました。
柔らかくて甘さ強め、ベリー強めのレアチーズケーキですね。
ディナー(DINE ANY TIME)
到着2時間前くらいに夕食タイム。
2食目の料理は、到着2時間前までなら、いつでも注文できるんですが、
食べてない場合は、着陸前のタイミングで聞かれると思うので。
ライト点灯と同時に、リフレッシュのおしぼり。またしても激アツ。
目醒めのコーヒーと、オレンジジュースを頂きました。
選べる料理は4種類。食事メニューは、焼きそば or パイの2種類でした。
DINE ANYTIMEメニュー
- Stir-Fried Hokkien Noodle
- Classic Australian Meat Pie
- Selection of Ice Cream by Serendipity
- Seasonal Fruit
私は、焼きそばの「Stir-Fried Hokkien Noodle(ホッケン・ミー)」を注文。
ついでに、アイスクリームも頂きました。
麺は太麺で柔らかめですが、ミーゴレン的な味ですね。嫌いじゃないです。
アイスは、ピスタチオとキャラメルクリームが選べましたが、
私はピスタチオを頂く。
ピスタチオの香りというよりも、はちみつのような香り。
旨いけど甘いなー。
マレーシア航空ビジネスクラスのドリンクメニュー(シドニー発)
ドリンクは、ANAやJALに比べると少なめに感じました。
ソフトドリンクは、コーヒー、茶、ホットチョコレート、
フルーツジュース、ミネラルウォーター、炭酸水。
※画像タップ&クリックで拡大します。
アルコールメニューは、シャンパン、白ワイン、
赤ワイン、デザートワイン、
ビール、コニャック、ラム、ジン、ウォッカ、ウイスキー・・・
※画像タップ&クリックで拡大します。
ワインに詳しく無いんで・・・
ちょっとお酒の質はわからないですが、サービスは良いです。
私は、シャンパンを飲んでましたが、
少しでも無くなると、すぐ気づいて注いでくれるという。
おかげでベロンベロンになりました。
ちなみに、クアラルンプール発→成田着便は、
ワインのラインナップが、微妙に異なりましたので、
シェフオンコールの料理同様、出発地でワイン銘柄も変わるのかと。
マレーシア航空ビジネスクラスの座席(A350-900)
私が乗ったのは、A350-900という機材のビジネスクラス。
半個室となっているタイプで、シートもフルフラット対応でした。
枕、ブランケットと、寝る時用のマットレス。
座ってみると・・・JALやANAに比べ、広く感じました。
左側に大きなサイドテーブル有るし。
なんだか収納スペースも多い。座席横の収納スペース。
その手前に小物入れ的なスペースも有る。
スマホ置き場。iPhoneXSもピッタリサイズ。
ペットボトルホルダーも有り、ボトルを入れると良い感じにライトアップ。
更に、上にも小物入れ。
サイドテーブル下にも収納スペース。バッグ入りますね。
足元も収納スペースが無い分、スッキリと広い。
足伸ばしても余裕。ブラブラしても全然ぶつからない開放感。
テーブルもサイドに収納されており、
引っ張ると、どでかいテーブル出てきます。
横に倒して・・・
回転させれば、立派な作業スペースです。
通路側に有る肘置きも収納できる。
肘掛けのレバーを押しながら下げれば、更に広々。
リモコンは、収納されてました。
裏面はキーボードだけのタイプ。
シートベルトがちょっと特殊で、変なポッチが付いていると思ったら、
離着陸時は、三点留めしないと駄目という。ちょっと嫌なルール。
シートは前後上下と細かく操作ができ、マッサージ機能まで付いてました。
といっても、マッサージは微妙に振動するくらい。全然役にたたないやつ。
座席を倒すと、足が前に吸い込まれていく。
フルフラットになりました。
実際寝てみると、足元はちょっと狭いです。僕の長い足だと当たりました。
まぁ、昼便なので、他に寝てる人はおらず、
すぐリクライニングに戻したんですけど・・・マットレスも未使用です。
リクライニングの座り心地もよく、
個人的に嬉しかったのが、ヘッドレスト。左右が角度付くタイプ。
頭の収まりもよく、私はリクライニングしたまま寝てました。
エンターテイメントモニターは、画面サイズがデカイのは良いのですが・・・
対応言語が、マレー語と日本語のみ。
ほとんどの作品が、日本語未対応なので・・・
日本語作品を見ていました。
おかげで、普段見ないであろう邦画にも挑戦できましたとさ。
なんか涼しいと思ったら、上から送風されまくってました。
送風量が自分で調整できるので、これはこれで良いかなと。
マレーシア航空ビジネスクラスのアメニティ類
ヘッドフォンは、座席に置いてなく、
出発後にアテンダントから配られました。到着前にもヘッドフォン回収しに来ます。
ノイズキャンセリングのヘッドフォン。ANAのやつよりも質が良かったです。
アメニティ類も、アテンダントから配られる流れ。
スリッパとAIGNER(アイグナー)のアメニティポーチ。
スリッパは、ペラッペラっすね。透けちゃってます。
アメニティポーチの中身は、AIGNERのアメニティ類と、
歯ブラシ、ブラシ、アイマスク、ソックスみたいなやつ。
AIGNERブランドのアメニティは、
マウスウォッシュ、リフレッシュミスト、ボディーローション、リップクリーム。
実際、使うかと言えば微妙ですけど、
お土産として貰えるだけ嬉しいですね。
JALのビジネスクラスなんか、ポーチしか貰えないからね。
マレーシア航空ビジネスクラスのトイレ
ビジネスクラスのトイレは、ちょっと違う・・・ハズ。
と思ってましたが、まぁ普通でした。
洗面所。
ティッシュとハンドタオル、紙コップ。
ACCA KAPPAのフレグランス。トイレ用みたい。
現場からは以上です。
マレーシア航空ビジネスクラスを利用した感想
成田でのマレーシア航空欠便対応はさておき、
シドニー発便のビジネスクラスは悪くなかったです。
A350-900の機材は座席も広く、収納スペースも多い。
シェフオンコールの料理の質も高く、名物サテも美味しい。
シドニー⇔クアラルンプール間の運行ということで、
日本語アナウンスは一切なく、日本語対応スタッフもいませんでしたが、
対応してくれた男性スタッフの方が、日本語に挑戦してくれて楽しめました。
喋れないけどトライしてくれるっていうのは嬉しいね。
「すいませぇ~ん」って、毎回オカマみたいに声かけてくれる。素敵。
私もマレー語を覚えてくるべきだったなと、
コミュニケーションの大切さを再認識させられました。
ただ、飛行機着陸前に、
スタッフが機内にスプレー撒きながら歩いて来たのはビックリしたけど。
クアランプール到着便は、到着前に毎回消毒スプレーを撒くらしい。
・・・降りてからじゃ駄目なのか?っていう。
また、これからクアラルンプール→成田便でも、
マレーシア航空に乗ることになるんだけど、
同じビジネスクラスでも「A380-800」の機材はイマイチでした。
→マレーシア航空クアラルンプール→成田便(A380-800)ビジネスクラス搭乗レビュー。
座席周りも、なんか全体的に汚かったし、
成田行きということで、日本語スタッフも居たんですが・・・
私を対応するスタッフは、なんだかイマイチな印象が残りました。
やっぱ、スタッフの印象で、フライトのイメージも決まるよね。
その点、日本のJALやANAは、やっぱ凄いと思ったんだな。
まぁ、割引価格で購入しているので、文句は言えないけど。
ビジネスクラスでラウンジ利用も考えたら、悪くないんですけどね。
シドニーでは、カンタス航空ラウンジ。
→シドニー国際空港カンタス航空ラウンジ「Qantas Club Lounge」レビュー。
クアラルンプールでは、ゴールデンラウンジ。
→クアラルンプール国際空港「Golden Lounge(ゴールデンラウンジ)」レビュー。
どちらも、空港の中でメインとなる大きなラウンジ。
設備も飲食メニューもゴージャスでしたらから。
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