JAL&ANAの修行で定番のシドニー。
私もFOP修行がてら、シドニー国際空港へ行って参りましたので、
ついでにプライオリティパスも使い倒してきました。
オーストラリアの空港では、ラウンジ利用というよりも、
「レストラン利用料金が無料となる」っていう天国っぷり。
→プライオリティパスで得する国まとめ。海外主要空港のラウンジ数を比較。
ただ、2018年には、プライオリティパスの値上げとともに、
シドニーでの利用ルールも厳しくなってましたので気をつけて。
私は無理やり全店舗で使ってきましたけど。
シドニー空港でプライオリティパスが使える場所。
シドニー空港は、第1ターミナルが国際線ターミナルとなっており、
第2ターミナルは、国内線ターミナル、
第3ターミナルは、カンタス航空専用のターミナルとなってます。
よって、日本からの直行便で利用する場合は、
第1ターミナルに有るプライオリティパスラウンジでしか使えないわけ。
正確に言うとラウンジではなく、全部レストランですね。
シドニー空港プライオリティパスラウンジ
- Better Burger(第1ターミナル:国際線)
- Chicken Confidential(第1ターミナル:国際線)※一般エリア
- Mach2(第1ターミナル:国際線)※一般エリア
- Peroni Bar(第1ターミナル:国際線)
- Bistro 2020& Bar(第2ターミナル:国内線)
- MoVida(第2ターミナル:国内線)
- REX Lounge(第2ターミナル:国内線)
- Bar Roma(第3ターミナル:カンタス航空専用)
- Wok on Air(第3ターミナル:カンタス航空専用)
というわけで、今回は第1ターミナルの4カ所を巡って参りました。
一般エリア(出国審査前)にも、対応レストランが有りますので気をつけて。
シドニー空港のプライオリティパスマップ
「Mach2」「Chicken Confidential」の2店舗は、
セキュリティチェック通過しちゃうと使えないからー。
ちなみに、シドニー空港ではラウンジ・キー対象店舗も全く同じでした。
→LoungeKey(ラウンジ・キー)の使い方。プライオリティパスとの違い。
★★タイトル★★シドニー空港 ラウンジ・キー ラウンジ
- Better Burger(第1ターミナル:国際線)
- Chicken Confidential(第1ターミナル:国際線)※一般エリア
- Mach2(第1ターミナル:国際線)※一般エリア
- Peroni Bar(第1ターミナル:国際線)
- Bistro 2020& Bar(第2ターミナル:国内線)
- MoVida(第2ターミナル:国内線)
- REX Lounge(第2ターミナル:国内線)
- Bar Roma(第3ターミナル:カンタス航空専用)
- Wok on Air(第3ターミナル:カンタス航空専用)
一方、ダイナースクラブのラウンジは、
第二ターミナル(国内線)のREX Loungeしか使えません。
ダイナース・・・最近めっきり使えないね。
Better Buger
Better Bugerの店舗情報
- 営業時間:午前6時~午後9時
- 場所:エアサイド – ピアB、ゲート10の近く
- ジャンル:グルメバーガー
- プライオリティパス入場制限:混雑時は制限有り。
- プライオリティパス特典:AUD36ドルの食事が無料
「Better Buger」は、搭乗ゲート10番の近くにあるファーストフード店。
保安検査を抜けて直後に有るので、搭乗ゲートに関わらず行きやすい。
入り口で注文して、ブザーで呼び出されるファーストフードスタイル。
とはいえ、店内は大して広くないんだけどな。
私が注文したのは、ダブルチーズバーガー(14.5ドル)と、
コロナビール(11ドル)、グリークサラダ(9.5ドル)。締めて35ドル。
ホントは、サラダ要らなかったんだけど、
店員さんが36ドルまで注文できるよって、おっしゃって頂けたので。
それでも一回断ったんだけど、
「無料だよ。ホントに良いの?」って笑顔で言われたんで。
パッケージオープン。スゲー量だわーん。
肝心のハンバーガーの味ですが・・・僕は苦手なやつでした。
肉が非常に獣臭かったっす。
ビーフのパテだよね?っていうくらい臭い。
野菜も少なめ、ソースも薄め。肉の香りが直撃したわ。
サラダも至って普通だし・・・これで36ドル請求されたら発狂するんだけど、
まぁ、プライオリティパスで無料だから、歓喜して頂いたけどな。
同じバーガー屋なら、「Chicken Confidential」の方をオススメしとく。
Peroni Bar
PERONI BARの店舗情報
- 営業時間:午前6時~午後9時
- 場所:エアサイド – ピアC、ゲート56の近く
- ジャンル:バー&おつまみ料理。ハンバーガー、パスタも有り。
- プライオリティパス入場制限:混雑時は制限有り。
- プライオリティパス特典:AUD36ドルの食事が無料
搭乗ゲート56番付近に有る「Peroni Bar」。
ピアCなので・・・セキュリティチェックからも遠い。
保安検査通過したら、ゲート50~63の案内の方向へ。ひたすら歩きます。
ピアC(50~63番)エリアに出たら、
右手に「PERONI」の白い看板が見えてきます。
バーカウンターで注文。
BREAKFASTメニューとALL DAY DININGメニュー。
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BEVERAGES。ドリンクメニュー。
※クリック&タップで拡大します
ローカルビールのCrown Lager(11.5ドル)と、
CALAMARI FRITTI(20ドル)を注文。
料理もお酒も高いので・・・1品ずつ頼んで限度額になりますね。
こちらも、できたら呼び出されるスタイル。
料理メニューは、右手奥のフードカウンターで受け取ります。
カラマリ。イカフライですね。
量はそれほど多くないけど、イカがプリップリプリプリリーンっで、
非常に美味しかったです。新鮮なやつだなコレ。パセリマヨのソースも最高でした。
わざわざ食べに来た甲斐が有ったぜ!
私の搭乗ゲートは10番ゲート。
戻るのがしんどい・・・徒歩5分~10分程度ですけど。
Mach2
Mach2の店舗情報
- 営業時間:午前6時~午後9時
- 場所:フードコートエリア内、搭乗手続きカウンターHの近く
- ジャンル:イタリア料理レストラン
- プライオリティパス入場制限:混雑時は制限有り。
- プライオリティパス特典:AUD36ドルの食事が無料
「Mach2」は、国際線チェックインカウンターH付近にあります。
税関通過前の一般エリアに有るので、行くなら出国手続きする前に。
※一般エリアに有りますが、出発搭乗券を提示しないと使えません。
入り口のテイクアウトカウンターで、
プライオリティパスが使えるか?聞きましたが、
店内で食べる場合は、こちらの看板前にて案内されるのを待ってとのこと。
座席に付くとメニュー。この時は朝食メニューですね。
※クリック&タップで拡大します
裏面はドリンクメニュー。フレッシュジュースなんかも有ります。
※クリック&タップで拡大します
店内は、白を基調としたモダンなデザイン。
右手奥にもスペースがあり、店内は意外と広いです。
人気店舗なのか、人も多く賑わっており、店員さん忙しそう。
「Mach2」は、シドニー市内にも店舗があり、評価の高いイタリア料理屋。
さすがに、出される料理もちゃんとしています。
アイスモカ(7.5ドル)。クリーム盛り盛り。
中央の黒い部分は、全てチョコシロップ。
ストロー挿したら折れるし、吸ったらチョコシロップのままズッポリ口へ。
ゲキあまぁ~。
朝食でもお馴染みエッグベネディクト。
値段を高くするため、ハムではなくスモークサーモン(25ドル)を選択。
盛り方も美しく、コショウも目の前でかけてくれるパフォーマンス付き。
卵も見事なまでに半熟。我ながら完璧のシャッタータイミング。
味は、エッグベネディクトにしてはアッサリ目。
まぁ、美味しいのですが、塩コショウとバルサミコソースのシンプルな味。
個人的には、バターゴリゴリ、カロリー高めのザ・アメリカンのが好きなので・・・
テーブルに有った塩を、振りかけまくりました。
卵も・・・日本の卵が美味しいよねやっぱり。
私は頼まなかったのですが、ケーキ類も美味しいらしく、
実際、見た目もヤバイ旨そうでした。次回は絶対ティラミス頼むよ。
料理、ドリンクと値段は高め。
プライオリティパスだと2~3品しか選べませんが、
ちゃんとしたイタリア料理が提供されることを考えると、悪くないかと。
店内の雰囲気も、オシャレでしたから。
Chicken Confidential
Chicken Confidentialの店舗情報
- 営業時間:午前6時~午後8時45分
- 場所:ランドサイド – フードコートエリア
- ジャンル:ファーストフード、ハンバーガーショップ。
- プライオリティパス入場制限:混雑時は制限有り。
- プライオリティパス特典:AUD36ドルの食事が無料
シドニー空港フードコートエリアに有る「Chicken Confidential」も、
プライオリティパスにて使えるようになりました。
こちらも出国前エリアにあり、「Mach 2」の隣の隣くらいの店舗になります。
Chicken Confidentialは、シドニーに有るファーストフード店。
他のプライオリティパス店舗に比べると値段も格安。
ハンバーガーは1個9ドル~14ドル。
店名にチキンと入っているので、鶏肉メインのハンバーガー店。
ビーフのハンバーガーも有りますが、少ないです。
※参考→Organic & Fried Chicken Burger in Sydney – Chicken Confidential
ポテト、チキン、ソフトクリーム・・・サイドメニューも定番のやつ。
※画像はクリック&タップで拡大します
レジカウンターで注文したら、番号で呼ばれるスタイル。
横側に有るカウンターで、料理の受け渡しとなります。
店内はポップなデザイン。
この店舗の周辺だけデザイン違うので、フードコートエリアでもガラガラ。
周辺にあるフードコート座席も使えるハズですが・・・
目の前のテーブル地帯は超混んでました。
注文したのは、YES MA’AMバーガー(15ドル)とコカコーラ(4ドル)。
なかなかのデカさ。チキンフライもはみ出てます。
具材もたっぷり。トマト、レタス、玉ねぎ、ピクルス。
オリジナルソースの味もグッド。
正直、チキンバーガーって期待してなかったけど、
ソースも野菜もたっぷりで、予想以上に良い感じでした。
モスバーガー好きな人なら好きですねコレ。
もう一個、別のハンバーガーも頼めば良かったと後悔。
36ドルなら、バーガー2個+ドリンクまでイケますから。
シドニー空港プライオリティパス利用の注意点
シドニーのプライオリティパスは、レストランで使えるということ。
ルールを把握していないと、想定外に料金が発生してしまうこともある。
また、2018年の夏頃より、
プライオリティパスのルールも厳しくなっていますので気をつけて。
公式には、記載されていない「利用制限」について。
日本語で理解しておいた方が話も早いから。
到着時には使えない、eチケットでの利用も不可能
以前は、到着時にも使えたプライオリティパスですが、
2018年現在、プライオリティパスの利用には、
Departure Boarding Pass(出発搭乗券)の提示が義務づけられている場所が多いです。
シンガポールでも到着時に使えなくなってましたが・・・
→シンガポールのチャンギ空港で、プライオリティパスが使えるラウンジまとめ。
シドニー空港も例外では無く、
2018年7月にルール変更になったと「mach2」の店員さんが教えてくれました。
シンガポールとは違い、eチケット控えでの利用も不可と言われ、
当日出発の搭乗券が無いと完全に駄目。
制限エリア内に有るレストランでも、搭乗券の提示を求められ、
全ての店舗でも、しっかりと日付&搭乗便を確認してました。
この辺は、日本の「ぼてぢゅう」と一緒ですね。
→関西国際空港プライオリティ・パスで「ぼてぢゅう」を利用する際の注意点
シドニー空港では、セルフチェックイン(キオスク)対応の航空会社は限られており、
JALもANAもチェックインカウンターは、搭乗3時間前から開始。
私が利用したマレーシア航空も、3時間前からカウンターオープンでした。
※カンタス航空を利用する場合は、
シドニー国際空港がメイン(ハブ空港)なので、アーリーチェックインは可能かと。
搭乗券が必要なら、事前にオンラインチェックインして、
搭乗券をプリントアウトして持って行けば良いのではないか?
というわけで、
わざわざ、ホテルのラウンジで印刷して行きましたが・・・
「Chicken Confidential」では、
プリントしたBoarding Passも駄目と断られました。
チェックインカウンターオープンしてから来てって。
なんで使えないのか?その理由を聞いたところ、
利用した証拠として、搭乗券にスタンプを押す必要が有るからということ。
実際、ボーディングパスだけど?って言ったら使えそうな雰囲気になったんだけど、
優しい僕は、わざわざカウンターに行って、搭乗券を発券してから利用しましたとさ。
再び「Chicken Confidential」を訪れ、ドヤ顔で提示したんだけど・・・
結局、搭乗券にスタンプ押さないという謎。押さないんかーい。
さっきと同じ人だったせいか、チェックも軽いという。
スタンプを押されたら、他店では使えないのか?も聞きましたが、
対応は店舗により異なるので、わからないとのことでした。
わかんないのかーい。
他の店舗でも、スタンプを押したりすることも無かったので、
たぶん、他の店舗で使ったから、使えないということは無さそう。
実際、2018年10月時点では、4軒のレストランで立て続けに使えました。
ちなみに、同じくセキュリティチェック前の店舗、
「Mach 2」では、プリントした搭乗券でも利用OKでした。
ドキドキしながら搭乗時刻の6時間前に利用したけども、何も言われませんでした。
ただ、すっげー印刷した搭乗券をチェックしてましたね。
プライオリティパスの利用料金は、レストラン側も負担しているのでしょうか?
まぁ、前日も来て断られてるんで、とりあえず僕は信用されてませんね。
もし、今後1店舗でしか使えなくなり、スタンプ確認が必要というなら、
僕は搭乗券を何枚も印刷して行って、また試したいと思ってますけど。
同伴者がいる場合は、同伴者料金に気をつけて。
プライオリティパスの同伴者ルールについて、
レストラン店員は、正確に把握してない事が多いです。
プライオリティパスを利用する場合、
同伴者が居たら2倍の料金が使える。
36ドル×2人で、72ドルも使える。
これは、店員さんも理解しています。
ただ、36ドル×2人で72ドルも無料となる。これは間違いです。
1人につき36ドルまで、プライオリティパスで使えるだけ。
別途、プライオリティパスの同伴者料金が発生してしまいます。
同伴者料金が発生するかどうかは、店員は知る由もなく、
なんなら2人ともプライオリティパスカードを持ってる場合でも、
1枚のカードで、まとめようとしてきたりします。
「1枚のカードでも、2人なら72ドルまで使えるよ?」っていう提案してきたら、
適当に理由をつけて、やんわりと断りましょう。
2人ともプライオリティパス持ってるなら、
別々で手続きしないと、後で同伴者料金が発生する。
これは間違いありません。
後日クレジットカード請求なんで、その場では分かりませんが、
控えレシートのTotal Lounge Userは確認したほうが良い。
「2人」で処理されたら凄い損。
プライオリティパスの同伴者料金は、2018年に値上げとなりUS32ドル。
AU36ドルよりも高額になっちゃってますからね。
→プライオリティパスの使い方と注意点。同伴者料金と子供料金について。
クレジットカードでプライオリティパス発行をしている場合は、
発行するカードにより、同伴者料金は異なります。
同伴者無料となるカードも有りますが・・・一般人は所持できないカードばかり。
→プライオリティパス特典が付帯するクレジットカード。同伴者無料カード、家族カード発行の比較まとめ。
基本的に、同伴者料金は発生すると考えておくのが無難です。
シドニー空港プライオリティパスまとめ
シドニー空港でも、搭乗券の確認が必須になったとはいえ、
やはりレストランで使えるのは、非常に嬉しいですね。
高い空港料金とはいえ、出てくる料理はレストランメニュー。
36ドルも注文できれば、ラウンジ飯より満足度は高いです。
私はクレイジーな量を食べてますが・・・
普通の人なら1店舗でお腹もいっぱいなハズです。
オーストラリアは税込表記だし、チップも不要なんで計算も楽。
限度額36ドルまで、ギリギリまで使える。
店員さんも、まだ使えるよって。
提案してくれるし、あと何ドル使えるか?教えてくれたりもする。
メルボルンに引き続き、オーストラリア人って親切だわーって感じました。
メルボルンもプライオリティパス天国。シドニーと同じく飲食店で使えます。
→メルボルン空港でプライオリティパスが使えるラウンジ&レストランを制覇してみた。
ただ、同伴者が居る場合は、
プライオリティパスは高くつきますので気をつけて。
基本的には、一人旅向けのサービスですからね。
→プライオリティパスの必要性。使って気づいたメリット・デメリット。
プライオリティパスで食事を堪能した後は、
ワンワールド上級会員特権を活かして、カンタス航空ラウンジへ。
→シドニー国際空港カンタス航空ラウンジ「Qantas Club Lounge」レビュー。
シドニー空港でお酒を飲むなら、カンタスクラブラウンジが最強です。
コメント
コメント一覧 (2件)
2019年11月23日現在、一般エリアのラウンジについてはAmex経由で発行したプライオリティパスはサービスが受けられなくなっています。
制限区域はまだチェックインできていないので不明ですが、今年8月以降使用不能とのことです。
Amex以外のプライオリティパスは使用可能のようでした。
オーストラリアでも、アメックス駄目でしたか・・・
情報ありがとうございます!
2019年8月より、アメックス発行のプライオリティ・パスでは、
全国でレストラン利用は不可能となってしまったようですね。
→プライオリティパスの必要性。使って気づいたメリット・デメリット。
なので・・・制限区域のレストランも、
アメックスのプライオリティ・パスでは、無理かと思われます。
日本のプライオリティ・パスレストラン「ぼでぢゅう」でも、
同じように言われましたので。
→関西国際空港プライオリティ・パスで「ぼてぢゅう」を利用する際の注意点
プライオリティ・パスカードとしては、
アメックスカードは微妙になってしまいましたね。
楽天プレミアムカードでは継続して使えるのが不思議です。