東南アジアでタクシー利用するならGrabは欠かせない、
Uber撤退により、タイでもUberは使えなくなりましたからね。
バンコクでもタクシーアプリはGrabが便利。
ただ、車が多いと呼ぶのも大変なわけで、
渋滞の多いバンコクならではの問題点も感じました。
今回のバンコク旅行でも、Grabばかり利用してきたので、
その中で、気づいた点、注意点を挙げておきます。
スワンナプーム空港のGrab乗り場
まず、最初に使う場所、
スワンナプーム国際空港でのGrab乗り場について。
スワンナプーム国際空港では、Grab乗り場は到着フロアの2階ではなく、
出発フロアの4階しか指定することができません。
出国審査を抜けると2階に出るので、4階へ上がる必要が有る。
2階フロアにはタクシー入れないんだってよ。
Grabピックアップポイントは、4階出口のいずれかを選択すると、
Grabアプリの呼び出し画面でも「go up to 4th floor」って表示されます。
空港出口には番号が振ってあり、出口番号も分かりやすい。
4階出口を出ると車がたくさん。深夜も車だらけ。
夜中でもGrabはすぐ捕まりました。
配車確定で車のナンバー、車種はスグに分かりますし、
車が近くに来ると、車の色もお知らせしてくれます。
あとは、車が来たら乗り込むだけ。
スーツケースが有る場合は運転手も降りて来てくれます。
ちなみに、日本へ帰る際にGrabを利用する場合、
空港で降りる場所は乗る時と同じ4階となります。
バンコクのGrab種類
バンコクは、他国Grabに比べて、Grabで呼べる車の種類が豊富。
GrabCar、GrabTaxiだけでなく、GrabBike、GrabVanもある。
一番利用するのがGrabCarとGrabTaxi。
GrabCarは、Grabで審査を通過した一般の車。
Grabドライバーが運転する、見た目は普通の車です。
一方、GrabTaxiは、Grabに登録したタクシー業者のタクシー。
車もタクシーっぽい車が迎えに来ます。
内装はこんな感じ。タクシーメーターも付いてます。
面倒ならJustGrabで呼べば、
GrabCarでGrabTaxiで、一番近い車を手配してくれます。
※下記は、空港からバンコク市内への昼時の料金です。
Economy(エコノミー)
- JustGrab:4人乗りで1番近いタクシーを呼ぶ
- GrabCar:Uberが認定した一般車のタクシー
- GrabBike:バイクタクシー
- GrabTaxi:タクシー業者のタクシー
- GrabVan:5-10人乗り(10シート)
プレミアムクラスは、ワンランク上の車種や、
ワンランク上のサービスを受けたい場合。
その分、値段も1.5倍~5倍くらいに上がりますので。
Premium(プレミアム)
- GrabSUV:4シートSUV+荷物スペース
- GrabCar Premium:トヨタカムリ、ホンダアコード
- GrabCar Plus:1番近いPremium or SUV
- GrabCar Luxe:ラグジュアリーカー(ベンツ、BMW等)
- Electric VIP Taxi:EV Taxi VIP(電気自動車)
プレミアムカーのトヨタ・カムリを利用しましたが、
革張りの内装でドライバーも面白い人でした。
また、時間指定が可能なAdvance Bookingも有ります。
事前に予約しておきたい場合、値段も若干上がるくらい。
私はJust Grabばかり利用しているので、
GrabCarとGrabTaxiは区別して乗ってません。
ただ、Grab Taxiが完全に地元タクシーに対し、
GrabCarだと良い車も来たりするので。
運転手も、GrabCarのが当たりが多い気がしました。
英語もGrabCarドライバーの方が通じる率が高い気がした。
バンコクのGrab料金
つい先日バンコクに行った際、
できる移動は、全てGrab移動で行動してみましたが、
全部で12回ほど乗って合計13,620円という金額になりました。
クアラルンプールに比べたら高いですけど・・・
→クアラルンプールでGrabに乗りまくって気づいた点。マレーシアGrabと他国Grabの違い。
やっぱりタイのタクシーは格安です。その内訳を。
スワンナプーム空港⇔バンコク市内ホテル
定番の空港往復のGrab料金から。
スワンナプーム国際空港からバンコクのミレニアム ヒルトン バンコクまで、
平日の夜10時頃の利用で、Grabは高速料金も込みで合計465バーツでした。
帰りはコンラッド・バンコクから空港へ、
週末の朝9時頃の利用で388バーツでした。高速利用は無し。
35バーツ割引クーポン使って353バーツとなりました。
ちなみに、以前、空港利用した時は、
高速料金を現金で請求されたことも有りました。
セントレジデンス・バンコクから空港まで301バーツでしたが、
別途、現金で75バーツほど支払ってます。
高速料金を含めると合計376バーツですね。
高速料金もGrabペイ請求にしてくれって言ったんだけど、
現金じゃないと駄目って言われて、何故か途中で停車して現金渡す。
英語もイマイチ通じず、レシートみたいなのもくれました。
バンコク市内ホテル→メークロン市場
バンコク市内からメークロン市場までは約1時間、
Grabで約1000バーツで行けるんですが・・・
私は最初に指定した場所が間違えてしまい、
途中で目的地変更して、結果1351バーツの請求となりました。
日本円にして4,871円・・・高い。
Grabで目的地は日本語で入力しない方が良いね。
英語が確実、メークロン市場は、Maeklong Railway Marketです。
運転手さんが何度も確認してくれて気づいたんだけどね。
早めに出たおかげで、電車の時間には余裕で間に合ったけど。
メークロン市場まではGrabで行けるけど、
メークロン市場周辺は、Grab未対応なので気をつけて。
帰りはアンパワー水上マーケットから出ているロットゥーでバンコクまで帰りました。
バンコクの旧南バスターミナルからミレニアムヒルトンホテルへはGrab。
そんなに距離は無いのだけど、渋滞もあり約30分で236バーツ。
ちなみに、メークロン市場→アンパワー水上マーケットは、ソンテウで10バーツ。
アンパワー水上マーケット→バンコクは、ロットゥーで70バーツ。
タクシー以上に凄い安かったです。
ロットゥーで約1時間30分の道のりは、まぁまぁキツかったですけどね。
サパーンタクシン駅→カオサンロード→RCAプラザ
BTSのサパーンタクシン駅から、カオサンロードへ。
駅近くのシャングリラホテルでGrabを呼んで143バーツでした。
カオサンロードは電車でのアクセスも悪いですからね。
カオサンロードからは、若者たちが集まるRCAプラザへ移動。
渋滞の中、Grabを呼んで165バーツでした。
帰りもRCAからホテルへGrab。
RCA付近の道路通行料だか、駐車料だか、
よくわからない20バーツも請求されて、合計193バーツでした。
ちなみに、RCAのクラブ「オニキス」は、サービスが抜群でしたが、
フリースペースがほぼ無いので、テーブル料金も払って居場所を確保した方が良い。
一方、「ルート66」は、入場料金だけでも十分楽しめるし安いんで。
最初に行くならこっちですね。
言葉はわからなくとも音楽は万国共通。
バンコクだけに・・・うぇーい。思ったより楽しめました。
バンコク市内ホテル⇔ワット・ポー&ワット・プラケオ
セントレジデンスホテルから、ワットプラケオの有るグランドパレス(王宮)へ。
Grabで133バーツで行けました。
ただ、王宮周辺に行くのは簡単だけど、帰るのに苦労しました。
グランドパレス、ワット・ポー周辺は、Grabが違法との事で、
一般車のGrabCarが呼べませんし、GrabTaxiも全然来ません。
帰りは125バーツでしたが、GrabTaxiが来るのに30分くらい待ちました。
2度目の時はGrab Taxiすら全然捕まらないので、
GrabCar Premiumを利用。
なんとか帰路に付きましたが310バーツ。倍の料金払いました。
このGrabCar Premiumの運転手がフレンドリーだったので、
Grab事情について教えて頂いた次第です。
バンコク市内ホテル→アジアティーク→ソイカウボーイ
ホテル移動にGrabを利用。
西側ミレニアムヒルトンホテルから、
バンコク中心地のコンラッド・バンコクへホテル移動。179バーツ。
コンラッド・バンコクから、
カリプソバンコクへ行くためアジアティークへ。167バーツ。
この時間帯、渋滞で全然進まないから焦ったよ。
ニューハーフショーは、まぁまぁでした。
ニューハーフショーの後は、ゴーゴーバーの聖地ソイカウボーイへ。
渋滞の為、高速も利用して165バーツでした。
ソイカウボーイ周辺の道路からコンラッドホテルまで83バーツ。
35バーツクーポン使って48バーツの請求でしたけど。
ソイカウボーイは、なかなか衝撃的な通り。
見るだけならドリンク1杯でも楽しめるので・・・ね。
バンコクでGrabを利用して気づいた点
英語はあんまり通じない
英語が通じないドライバーが多く、タイ語で話しかけれらる事も多かったです。
カタコトの英語は喋るけど、意思疎通となると難しい。
翻訳アプリで、タイ語に翻訳しながら会話したりもしてました。
また、Grabアプリもタイ語メインで表示されるので、
地名とか場所名で混乱します。
英語も併記されるので、なんとかはなるけど見づらい。
ドライバーと会話することになるのが、主に追加料金の確認、
一番多いのが「高速乗って良いか?」っていう確認でした。
まぁ、目的地は事前に指定しているので、
言葉の壁が有っても、困る事はあんまり無いですけど。
一応、乗車後には目的地確認される事も多かったです。
Grabが全然捕まらない、呼ぶ場所にも気を遣う
タイではGrabが捕まらないって事が時々有りました。
Finding you a nearby driver…のまま見つからないの。
ヒルトンスクンビットバンコクのロビーで呼んでも全然捕まらず。
目の前の道路、スクンビット・ソイ24も激混み。
渋滞も多いので、Grabを呼ぶ場所も気を遣う。
車が動いている場所で、停車できそうな場所・・・
大通りだとお互い見つけるのも大変なんだな。
また、上述したように、グランドパレス、
ワット・ポー、ワット・プラケオ周辺でもGrabは全然捕まりません。
バンコクの西側、メークロン市場や、
ダムヌンサドゥアック、アンパワーでも使えない。
Sorry, Grab’s not available in this region!って表示されます。
ちなみに、アユタヤではGrabは使えるんだけど、
アユタヤからバンコクの料金は、
バンコクからアユタヤの料金よりも高くなるから気をつけて。
時間通りに来ないし、到着しない
バンコクでは、Grabで配車が確定しても、
車が到着するまでに凄い時間がかかります。
予定時間が5分後・・・のハズが気づけば20分経過とか。
ドライバーも渋滞に合わせてルートを変えて向かって来るので、
到着予定時刻も変わる変わる。
10分くらい待った挙げ句、ドライバーにキャンセルされたりすることも有りました。
また、車に乗ってからの到着予定時刻もアテになりません。
あとちょっとの距離で、徒歩の方が早いって場合も多かった。
バンコクの渋滞は、ホント深刻なんだな。
10分以上待つとクーポン支給されるんだけど・・・
割引クーポンも貰いまくり。
割引クーポンは、
予約時にPromoから利用しないと適応されないので気をつけて。
写真を送ってくれ率が高い
バンコクのGrabドライバーは、
配車確定後にチャットメッセージを送ってくる人が多い気がしました。
その中でも、写真を送ってって人が多かったです。
配車場所の確認の為に、周辺の写真が見たいらしい。
チャット画面から、そのまま写真撮影して送信できます
まぁ、メッセージが来ると言ってもビビることはない。
無視するのも悪いんで、適当な英語で返しておきましょう。
基本、OkayかThanksで事足ります。
バンコクGrabまとめ
馴染みの無い国でこそGrabって便利なんですけど、
バンコクは、他国に比べて使いづらい点も有るなと感じました。
その辺のタクシーと比べて、
ボッタクリの心配や目的地を伝える手間が無いのは良いけど、
バンコクは渋滞だらけなので、Grabを呼ぶには時間がかかる。
その点、流しのタクシーならゴロゴロ居るので、すぐ乗れるから。
バンコクGrabのメリット
- 事前に料金が分かる→ボッタクられない
- 事前に目的地を指定→コミュニケーション不要
- アプリ内でカード決済可能→現金不要で降りるだけ
バンコクGrabのデメリット
- すぐに乗れない、Grabを呼ぶのに時間がかかる
- 使えない場所、呼べない場所も有る
流しのタクシーといえど、市内のタクシーなら値段も良心的。
いわゆる観光地料金さえ気をつけておけば、
タクシーでボッタクられる心配もないかなと。
いずれにせよ、バンコクの道路は混むので、
急いでいるなら、BTSやMRTといった電車も活用しないとですね。
これも混んでるんだけども。
バイクタクシーも早いらしいけど、
GrabBikeは・・・ちょっと利用する勇気は無いです。
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