アメリカの大手プリペイドSIM会社「GigSky」。
Apple SIMでも主要プロバイダでしたが、
iPhoneのeSIMでも、すっかりお馴染み。
世界中で使えるプランを用意しています。
最近では、auでも海外長期滞在用のデータSIMとして
「海外データeSIM powered by GigSky」が登場しましたが・・・
SIMフリーiPhone XS、XRなら、直接「GigSky」のeSIMを利用できますし、
短期滞在用の格安プランも選べます。
eSIMを色々と使ってきましたが、安定のGigSkyといった感じ。
→海外でeSIM(iPhone XS、iPad Pro)を利用してみた。eSIMによる設定方法と動作の違い。
ただ、使って気づいた点も有りますので、レビューしておきます。
GigSky eSIMの対応エリア
GigSkyのeSIMは、対応エリアが広く世界190以上の国と地域で使えます。
iPhone eSIMで用意されているプランは、
複数国で使える「Regional Plan(リージョナルプラン)」と、
世界中で使える「Global Plan(グローバルプラン)」と、
単国で使える「Country Plan(カントリープラン)」が有りますが、
スマホで使うならRegional Plan一択、一番安くて使いやすい。
※Regional Planが対応エリアも豊富で容量も多いです。
※Global Planは1GB/15日25ドル、3GB/30日60ドルと割高です。
リージョナルプランは、複数国で使えて同じ値段。
「アジア・オセアニア」「北米」「ヨーロッパ」「BES諸島」
「カリブ諸島」「ラテンアメリカ」「中東・アフリカ」の7エリアから選べます。
![2019-06-17_13h02_01 2019-06-17_13h02_01](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/2019-06-17_13h02_01_thumb.jpg)
GigSky対応エリア
- North America:アメリカ(本土、ハワイ、アラスカ)、カナダ、バージン諸島(米国)、プエルトリコ、メキシコ
- Europe:アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オランダ、オーストリア、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、スイス、 スウェーデン、スバールバル諸島とヤンマイエン島、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、バチカン市国、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、 ポルトガル、 ポーランド、マルタ、 ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルーマニア、 ロシア
- Asia/Pacific:アゼルバイジャン、アルメニア、インド、オーストラリア、クリスマス島、グアム島、シンガポール、スリランカ、タイ、トルコ、ニュージーランド、バングラデシュ、パキスタン、 ベトナム、マカオ、マレーシア、中国、台湾、日本、韓国、香港
- Dutch Caribbean:キュラソー島、シントマールテン島(オランダ領)、ボネール島、セントユースタティウスとサバ
- Caribbean:アルバ、アンギラ、アンティグア・バーブーダ、イギリス領ヴァージン諸島、グアドループ、グレナダ、ケイマン諸島、サンマルタン(フランス領)、サン・バルテルミー島、ジャマイカ、セントクリストファー・ネイビス、セントルシア、セントヴィンセントおよびグレナディーン諸島、タークス・カイコス諸島、トリニダード・トバゴ、ドミニカ、ハイチ、バミューダ、バルバドス、フランス領ギアナ、マルティニーク、モントセラト
- Latin America:アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、ガイアナ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、チリ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、 ブラジル、ペルー、ホンジュラス、ボリビア
- ME/Africa:イスラエル、ウガンダ、オマーン、カタール、ガーナ、クウェート、ケニア、 タンザニア、チャド、ナイジェリア、バーレーン、パレスチナ、ヨルダン、ルワンダ、レユニオン、南アフリカ
同じエリアなら、複数国で使えるローミングSIMなので、
周遊SIMとしても便利に使えるわけです。
GigSky eSIMの料金
GigSkyをiPhoneで使う場合、
iPhone専用のプラン「GigSky For iPhone Xs」となります。
料金プランは、主要エリアは全て共通。
「北米」「ヨーロッパ」「アジア」「ラテンアメリカ」で一緒でした。
エリア | North America | Europe | Asia Pacific | Latin America |
---|---|---|---|---|
料金 | 800MB (1Day):$10 1GB(15Days):$20 2GB(15Days):$30 5GB(30Days):$50 | 800MB (1Day):$10 1GB(15Days):$20 2GB(15Days):$30 5GB(30Days):$50 | 800MB (1Day):$10 1GB(15Days):$20 2GB(15Days):$30 5GB(30Days):$50 | 800MB (1Day):$10 1GB(15Days):$20 2GB(15Days):$30 5GB(30Days):$50 |
※2019年6月に、1日プランの容量が300MB→800MBへ増加しました
一方、マイナーエリアは、エリアごとに料金も異なり割高。
エリア | Dutch Caribbean | Caribbean | ME/Africa |
---|---|---|---|
料金 | 50MB(1Day):$10 100MB(15Days):$15 150MB(15Days):$20 300MB(15Days):$30 750MB(30Days):$50 | 100MB(1Day):$10 250MB(15Days):$15 500MB(15Days):$20 1GB(15Days):$30 2GB(30Days):$50 | 100MB(1Day):$10 200MB(15Days):$15 300MB(15Days):$20 500MB(15Days):$30 1GB(30Days):$50 |
公式サイトはドル表記でしたが、
スマホアプリは日本語対応しており、日本円での請求となります。
一番安いプランで1日800MBで1,200円。1ドル120円換算ですね。
![DSC00945 DSC00945](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00945_thumb.jpg)
GigSky料金(主要エリア)
- 800MB(1日):1,200円
- 1GB(15日):2,400円
- 2GB(15日):3,600円
- 5GB(30日):6,000円
※私の招待コード「SHOP120」の入力で600円割引となります。
主要エリア(北米、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカ)以外は、
日本円でも割高・・・ですね。
![DSC00949 DSC00949](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00949_thumb.jpg)
ちなみに、eSIM内蔵のSurface向けプラン「GigSky For Windows 10」も有り、
料金はiPhoneプランと変わらず使えるようでした。
※AndroidのeSIM(Google Pixel3)は現時点で未対応っぽい。
GigSky eSIMの使い方
GigSkyは、QRコード認証ではなく、アプリから回線設定をする仕組み。
まず、App Storeから「GigSky World Mobile Data」をインストール。
![DSC04044 DSC04044](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04044_thumb.jpg)
アプリは位置情報を利用するので、許可。
![DSC04046 DSC04046](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04046_thumb.jpg)
現在地情報から、利用できるプランが表示される。
![DSC04048 DSC04048](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04048_thumb.jpg)
「目的地を変更をタップ」することで、
世界各国のプランを購入することも可能です。
今回は、Asia Pacificプランから、15日間500MBの1,800円を利用します。
![DSC04049 DSC04049](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04049_thumb.jpg)
購入をタップするとアカウント作成画面が表示されます。
メール、パスワード、お住まいの国、
プロモコードがあれば、プロモコードの入力も忘れずに。
※私の招待コード「SHOP120」で600円分のクレジットが貰えます。
![DSC04053 DSC04053](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04053_thumb.jpg)
利用規約にチェックを入れて「アカウント作成」をタップ。
仮登録メールが届き、メール内のリンクから遷移で認証完了となります。
※既にアカウントを持っている場合は「すでにアカウントをお持ちですか?」でログインできます。
会員登録したら、支払い方法の選択画面。
クレジットカードの手入力もできますが、Apple Pay支払いも可能です。
![DSC04055 DSC04055](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04055_thumb.jpg)
支払いが完了すると、
自動的にモバイル通信プランを追加画面に移動します。
![DSC04060 DSC04060](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04060_thumb.jpg)
ここからは、他のeSIM設定と一緒。
主回線をどちらにするか?
![DSC02019 DSC02019](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC02019_thumb.jpg)
Gig Skyはデータ専用SIMなので「データ通信のみ」に設定でOK。
![](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/2019-06-18_11h21_02.jpg)
ちなみに、データプランを購入すると、
GigSkyの設定マニュアルも表示され、
回線の名称は「GigSky Plan 4」に設定すると表記されてましたが・・・
![DSC04056 DSC04056](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04056_thumb.jpg)
回線名は、自分が分かりやすい任意の名称で問題ありませんし、
あとで変更も可能です。
GigSky eSIMの通信速度
GigSkyのeSIMを5カ国で使って来ましたので、
ついでに通信速度も各国で測定してみました。
日本
アジアプランは、日本も対象エリアなので、
設定が完了すると電波がダブル表記へ。
日本でも、回線表記は「GigSky」となってました。
![DSC04068 DSC04068](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04068_thumb.jpg)
早速、日本でGigSkyの通信速度を計測してみる。
日本での接続プロバイダは、Zayo・・・
4G LTE接続で、下り9.5Mbps、上り4.39Mbps。まぁまぁ早い。
![DSC04072 DSC04072](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04072_thumb.jpg)
日本でGigSkyを使いつつ、海外へ飛び立ちます。
台北(台湾)
GigSkyのまま台湾へ到着。
スマホの機内モードを解除すると、自動的に電波を掴んでくれました。
台湾に着いても、GigSky表記は変わらずLTE回線。
![DSC04515 DSC04515](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04515_thumb.jpg)
日本と同じくプロバイダはZayo。速度はスゲー遅い。
![DSC04985 DSC04985](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC04985_thumb.jpg)
まぁ、使え無いことはありませんでしたが、
イマイチストレスが貯まりました。
たまたまなのか?台湾だからなのか?他の国でもこんな感じなのか?
検証は続きます。
バンコク(タイ)
タイの首都バンコクでも使ってみました。
バンコクでは、GigSky LTEと表示されるもののアンテナは0本。
![DSC07788 DSC07788](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC07788_thumb.jpg)
でも、普通に通信できる謎。他の国でもたまに有りました。
まぁ、問題なく通信できるので、速度検証へ。
![DSC07790 DSC07790](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC07790_thumb.jpg)
プロバイダはZayoですね。
下り3.31Mbps、上り16.3Mbps。
![DSC07796 DSC07796](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC07796_thumb.jpg)
4G LTEってわりには速度出てませんが、
普通に使う分には、ストレスの無いスピードです。
北京(中国)
中国でもGigSky使ってみました。
![DSC00294 DSC00294](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00294_thumb.jpg)
空港に着くやいなや、アンテナはバリ5本。
![DSC09928 DSC09928](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC09928_thumb.jpg)
プロバイダはZayo。
![DSC00296 DSC00296](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00296_thumb.jpg)
通信速度は下り18.2Mbps、上り24.0Mbps。早いです。
![DSC00300 DSC00300](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00300_thumb.jpg)
インターネット規制「グレートファイアウォール」の有る中国でしたが、
GoogleもLINEも全く問題無く使えました。
現地中国のWiFiはGoogle使えないし、
空港WiFiもパスポートスキャンも必要だったし、
ホントGigSkyに助けられましたわ。
![DSC00110 DSC00110](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00110_thumb.jpg)
クアラルンプール(マレーシア)
飛行機修行で往復しまくりのクアラルンプール。
![DSC00533 DSC00533](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00533_thumb.jpg)
クアラルンプールでは、GigSkyは3G回線でした。
![DSC00534 DSC00534](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00534_thumb.jpg)
それでも通信速度は変わらず。まぁまぁ早い。
![DSC00536 DSC00536](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00536_thumb.jpg)
下り7.43Mbps、上り1.68Mbpsでした。
![DSC00538 DSC00538](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00538_thumb.jpg)
実際のところ、3Gとか4Gとかあんま関係ないよね。
バンクーバー(カナダ)
私のワーホリ国バンクーバー。
![DSC02202 DSC02202](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/07/DSC02202_thumb.jpg)
4G LTE回線なわけで、通信速度もバリ早。
![DSC02208 DSC02208](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/07/DSC02208_thumb.jpg)
下り77.0Mbps、上り32.3Mbpsでした。
![DSC02213 DSC02213](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/07/DSC02213_thumb.jpg)
ただ、同じ4G LTEでも、もっさり遅いときがあり、
このときは下り0.98Mbps、上り8.3Mbps。
![R0001120 R0001120](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/07/R0001120_thumb-1.jpg)
さすがに1Mbpsを下回ると遅く感じましたけど、
通信エラーとか、使えない事は無かったです。
ハワイ(アメリカ)
日本人大好きのハワイでも利用してみました。
![DSC08846 DSC08846](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC08846_thumb.jpg)
ホノルル空港から電波はバリ5、LTE対応です。
通信も早速サクサクしています。
![DSC08847 DSC08847](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC08847_thumb-1.jpg)
ワイキキのホテルにて、
下り6.86Mbps、上り8.40Mbpsという速度。
![DSC09952 DSC09952](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC09952_thumb.jpg)
ただ、通信環境の悪いアラモアナセンター周辺では、
下り1.72Mbps、上り0.08Mbpsという速度。
相変わらず電波も入りづらかったです。
![DSC08998 DSC08998](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC08998_thumb.jpg)
ホノルル空港のANAラウンジでも計測しましたが、
下り158Mbps、上り11.8Mbpsという速度でした。
![DSC00473 DSC00473](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC00473_thumb.jpg)
まぁ、ハワイって意外と電波が悪い地域も多いので。
どこでも使えるだけマシかな。
ハワイではT-MobileのeSIMも使ったけど、
GigSkyの方が安いプランも選べますからね。
![DSC05133 DSC05133](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC05133_thumb.jpg)
GigSky eSIMを使って気づいたメリット
全世界で使えるローミングSIM
GigSkyは、世界190以上の国と地域で使え、
同じエリアなら、一つのプランで複数国で使えます。
というわけで、使えない国がほぼ無いので、
どこの国に行く場合にもまず選択肢に上がるし、
料金プランも、エリア毎の設定なので、
複数国に行く場合でも、同じ地域なら一つのプランで良い。
契約プランそのままで、別の国でも利用できる。
周遊SIMとしても優秀で、乗り継ぎ便を利用する場合も助かります。
アジア、東南アジア、オーストラリアに行く場合は、
日本も同じエリア「Asia Pacific」なので、
日本からそのまま使えるのも地味に便利な点。
現地に到着後も、電源入れるだけで自動的に電波も掴んでくれます。
まぁ、eSIMなんで、現地についてから切り替える場合も、
iPhone上で操作するだけですけどね。
スマホアプリでプラン購入、eSIM設定できる
GigSkyは、eSIM設定でよく有るQRコードスキャンが不要であり、
GigSkyのスマホアプリだけでeSIM設定が完結します。
アプリ上では、現在のデータ残量、有効期限も分かるのも良いところ。
![DSC07197 DSC07197](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC07197_thumb.jpg)
プラン購入も簡単。アプリから「チャージ」タップするだけ。
Apple Payで決済できるのも素晴らしい。
![DSC08356 DSC08356](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC08356_thumb.jpg)
というわけで、初回のGigSkyアカウント登録さえしてしまえば、
2回目以降は利用の手間がホント無い。
SIM調達の手間も無いので、急なトラブル時にも役に立つ。
現地で、他の通信手段が駄目だった時も、
アプリ経由でプラン購入して、すぐに通信開始できるわけさ。
テザリングが可能
GigskyのeSIMは、テザリングも可能なので、
パソコン、iPadと繋げて、同時にインターネット接続できます。
![R0000834 R0000834](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/07/R0000834_thumb.jpg)
新型iPad ProもeSIM対応になりましたが、
テザリング可能であれば、iPhone一台で管理した方がラク。
ポケットWiFiみたいにも使えるわけで、Glocal Meの出番も減りました。
Glocal Meはモバイルバッテリーとしても使えるけど、その分重いですからね。
→クラウドSIM搭載「GlocalMe G3」を使って気づいたメリット、デメリット。
なるべく荷物少なくってのが旅の基本ですからね。
GigSky eSIMを使って気づいたデメリット
物理SIMに比べると割高
GigSkyの1日プランは、1,200円で800MBと悪く無いのですが、
15日プランは、2,400円で1GBで一気に割高になります。
30日プランも、6,000円で5GBと日本のキャリア並に高いんだな。
アジア圏ならSIM 2 FLYというローミングSIMも有り、
8日間5GBで約1,300円と非常に格安。
→ローミングSIM「SIM 2 Fly」の使い方&レビュー。アジア・オーストラリアで最強でした。
欧米で使うなら、Threeという激安ローミングSIMも有る。
30日間1GBで約1,000円、90日間3GBで約1,800円と激安です。
→データ通信ローミングSIM「Three」をハワイ(アメリカ)で利用。SIM 2 FLYとの比較と違い。
変なSIMなら1日500円で利用できるし、SIMに貼り付けて使用できます。
→海外SIM「変なSIM」のメリット・デメリット。使って気づいた注意点。
Glocal MeならポケットWiFiとして利用できるし、
アメリカ1日1.5ドルとかのプランも有りますからね。
→世界WiFi「GlocalMe(グローカルミー)」の使い方。具体的な料金プランと設定方法。
![DSC09583 DSC09583](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC09583_thumb.jpg)
まぁ、eSIMはまだまだ発展途上であり、
GigSkyに限らず割高ですから、仕方ないのかなと。
→海外でeSIM(iPhone XS、iPad Pro)を利用してみた。eSIMによる設定方法と動作の違い。
4G LTE対応だけど、通信速度はイマイチ
GigSkyは4G LTE回線って話でしたが、
どこの国で使っても、それなりの速度しか出ませんでした。
基本的に10Mbps以下ですね。
この辺も物理SIMに比べて劣るという気がしました。
まぁ、使えないってレベルではないので困ることは無いのですけど、
4G LTEだからって早いわけでは無かったです。
追加チャージした場合、日数は追加されない
GigSkyのeSIMは、複数プランを同時に有効することはできません。
よって、容量を追加したい場合は、
追加でプラン購入(チャージ)となるのですが、
容量を追加したところで、残りの日数は変わりませんでした。
![DSC09573 DSC09573](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC09573_thumb.jpg)
容量だけ追加チャージという感じ。
![DSC09577 DSC09577](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC09577_thumb.jpg)
何度か試しましたが、やはり容量しか増えず。
![DSC00589 DSC00589](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00589_thumb.jpg)
まぁ、そういう仕組みなのでしょう。
![DSC00592 DSC00592](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00592_thumb.jpg)
日数をリセットしたい場合は、
使い切ってから新たにプランを購入した方が良さそう。
容量を使い切ると、日数が残っていても期限切れになります。
![DSC00818 DSC00818](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/06/DSC00818_thumb.jpg)
ただ、通信できないと、追加プランは購入できないので、
WiFi環境下に無い場合は・・・どうするんだ?っていうのは有る。
SIMの有効期限も購入時からカウント開始となるので、
1日プランなら、購入時から24時間有効です。
事前にプラン購入しておけないのも、地味なデメリットかと。
格安SIMのプロファイル削除が必要
日本でMVNOの格安SIMを使っている人は、気をつけて。
これはGigSkyに限った話ではありませんが、
eSIMを使う場合は、格安SIMのプロファイル削除が必要です。
![IMG_8550 IMG_8550](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_8550_thumb.jpg)
格安SIMのプロファイルが残っていると、
現地で電波は掴めど通信できません。
![DSC02514 DSC02514](https://nomad-english.com/wp-content/uploads/2019/03/DSC02514_thumb.jpg)
日本出発前に、プロファイルの削除が必要で、
日本帰国後には、プロファイルの再インストールが必要となります。
格安SIMはプロファイル削除したら利用できないので、
日本の格安SIMとは同時に有効できません。
まぁ、日本でDual SIMする必要無いので問題無いのですが、
プロファイル削除は、やっぱり手間だよね。
GigSky eSIMまとめ
GigSkyは、不安定のeSIMの中では、
通信品質が高く、安定して使えるのが良いところ。
以前、3HKを契約して使えなかった時は悲惨でしたからね。
そういった意味でも、Apple SIMでメジャーなGigSkyは安心かと。
eSIMのラクさを覚えると・・・ちょっと手放せないですね。
1日プランの容量も300MB→800MBへと大幅に増えたので、
短期間旅行や1日単位で使うなら、悪くないかなとったころ。
ローミングSIMなんで、複数国で使えば更に割安感も有るし
現地でプラン購入して即有効にできるのも良いところ。
GigSkyという選択肢を知ってるだけで、安心感も違います。
GigSky eSIM オススメ用途
- 短期間旅行
- 複数国の周遊SIM
- サブSIM
- 現地で購入する場合
デメリットは、やはり価格。
物理SIMに比べれば、割高感は否めません。
逆を言えば、値段さえ許容できれば、とにかく便利。
とりあえず、格安な1日プランで試してみたら良いと思います。
→GigSky Global Mobile Data on the App Store
私の招待コード「SHOP120」で600円割引も効きますから。
コメント