OKA-SINタッチするにあたり、利用する事になった「SIM 2 Fly」。
ローミングSIMという事で、シンガポール以外でも使えて超格安。
ワザワザ現地に着いてからSIM契約する必要も無く、
日本で設定して、そのまま現地でも使え、更には超格安っていう・・・
SIM 2 Flyが有れば、どこでも生きていけるじゃないか?っていうほどの便利さ。
ヨーロッパ・アメリカ版(Europe USA & Others)なら、
世界70カ国以上でも使えるという・・・化物SIM。しかも安い。
私が使っているのは、
日本のAmazonで購入できるパッケージ版の「SIM 2 FLY」。
予想以上に便利だったもんで、ここに記しておきます。
AIS「SIM 2 Fly」の価格と種類。
AISというのは、タイの大手通信会社、
「Advanced Information Service Public Company」の略称。
そのAISから販売されているSIMが「SIM 2 Fly」という名称わけ。
通常のプリペイドSIMとは違い、ローミング可能な「ローミングSIM」。
1枚のSIMだけで、様々な国の通信業者を自動的に切り替えてくれる優れもの。
現在では世界70カ国以上も使えるようになっており、
一律料金で前払いのプリペイドスタイル。
日本の大手携帯キャリアのように、
後から高額な国際ローミング料金が発生することも有りません。
アジア版、ヨーロッパ版ともに、日本でも使え、
日本のAmazonでも超格安に購入できます。
まずは、日本で購入できる「SIM2 FLY」の種類と違いについて。
SIM 2 Fly アジア・オーストラリア版(17カ国、8日間、4GB)
私が主に利用しているのが、
アジア・オーストラリア版(Asia & Australia)の「SIM 2 Fly」。
対象国は18カ国まで増え、データ容量も5GBとタップリに増量。
容量超過後も128Kbpsで、8日間も通信可能。
※参考→SIM2FLY the best-value roaming SIM for everyone!
同じパケージが日本のAmazonで約1,500円で購入できるから。
※日本のAmazonの販売ページの情報は古いですが、
SIMを有効にすると、最新のパッケージが適応となります。
[box class=”box28″ title=”SIM 2 Fly アジア・オーストラリア版のスペック”]
- 対応国(18カ国):日本、韓国、シンガポール、マレーシア、香港、ラオス、インド、台湾、マカオ、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、オーストラリア、ネパール、インドネシア、カタール、スリランカ、中国、チベット
- 東南アジア未対応国:タイ、ベトナム、ブルネイ
- 利用期間:8日間
- データ容量:5GB(超過後速度128Kbps)
- 公式料金:399THB(タイ バーツ)
- 日本販売価格:1,500円前後(Amazon.co.jp)
[/box]
日本でも利用可能となってますので、日本のプリペイドSIMとしても使えます。
※日本ではソフトバンク通信網となります
通信制限(検閲)がある中国にも対応となったので、
中国や香港SIMとしても悪くないです。
ちなみに、AISはタイの会社だけど、
SIM 2 Fly アジア版パッケージは、タイでは利用不可能なので気を付けて。
ベトナムで使えないのも、地味に痛いです。
SIM 2 Fly ヨーロッパ・アメリカ版(71カ国、15日間、4GB)
ヨーロッパ、アメリカ版(Europe USA & Others)という名称になっていますが、
どちらかというと全世界版。ほとんどの国をカバーする凄いSIM。
アジア版の国も全て使えるし、南アメリカとかでも使えます。
対応国も70カ国以上にも及び、年々利用できる国も増えてます。
AIS ヨーロッパ周遊・アジア周遊 プリペイドSIM 15日 4G・3Gデータ通信無制限
[box class=”box28″ title=”SIM 2 Fly ヨーロッパ・アメリカ版のスペック”]
- 対応国(72カ国):アルゼンチン、ブルガリア、コロンビア、クロアチア、デンマーク、エストニア、イスラエル、リヒテンシュタイン、マケドニア、メキシコ、セルビア、スロヴェニア、オーランド諸島、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カンボジア、カナダ、チェコ、イングランド(イギリス)、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、インド、インドネシア、アイルランド、イタリア、日本、ラオス、マカオ、マレーシア、ミャンマー、ネパール、オランダ、ニュージーランド、北アイルランド、ノルウェー、オマーン、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、プエルトリコ、カタール、ロシア、サンマリノ、スコットランド、シンガポール、南アフリカ共和国、韓国、スペイン、スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、米領ヴァージン諸島、アメリカ合衆国(グアム・サイパンを除く)、ヴァチカン市国、ベトナム、ウェールズ、ラトビア、リトアニア、スリランカ、エジプト、アイスランド、クウェート、パキスタン、中国、チベット、ブルネイ
- 利用期間:15日間
- データ容量:4GB(超過後速度128Kbps)
- 公式料金:899THB(タイ バーツ)
- 日本販売価格:3,500円前後(Amazon.co.jp)
[/box]
アジア版に比べると、2倍以上の価格になりますが、
利用期間が15日間と7日間伸びてます。
※データ容量は4GBです。
15日間4GBで約3,500円でも、全然安いんで・・・
ハワイの大容量SIMとしても悪くなかったです。
→ハワイでアメリカ版 SIM 2 FLYを使ってみた。APN設定と通信速度の検証。
ちなみに、アジア版では使えなかった、ベトナムも使えるようになってますが、
アメリカのグアム、サイパンは対象外なので気を付けて。
相変わらず、AISの有る本国タイでは使えません。
タイで使うならAISのプリペイドSIM(TRAVELLER SIM)
上記2つのSIM 2 Flyは、タイでは使えないということ。
その解決方法として、AISにはタイ専用のプリペイドSIMも有ります。
タイではコレ最強。容量も2.5GB→3GBに増えてます。
[box class=”box28″ title=”AIS タイ プリペイドSIM(Traveller SIM)のスペック”]
- 対応国:タイ
- 利用期間:7日間
- データ容量:3GB(超過後速度384Kbps)
- 通話機能:タイ国内通話100分(100THB分)、国際通話16分
- 日本販売価格:650円前後(Amazon.co.jp)
[/box]
SIM 2 Flyと違うのは、無料通話100分も付いており、
音声通話SIMとして機能すること。
肝心なデータ通信速度も非常に早いです。
また、容量3GB超過後でも384Kbpsもの通信速度が出るので、実質の無制限SIM。
7日間で約600円なら、長期滞在でも複数枚買い込むのも有りかと。
タイのSIMは安くて良いですね。
「TRUE MOVE」もAmazonで安く手に入りますから。
SIM 2 FlyはデータSIM専用。通話機能無し。
「SIM 2 Fly」は、データ通信専用のローミングSIMなので、
電話番号による発着信、音声通話には対応していません。
※SMS(ショートメッセージ)の送受信は可能。
※Top Up(料金チャージ)すれば音声通話も可能となりますが、
日本のクレジットカードには対応していないので・・・ね。
世界50カ国以上で使える「Three」や、
→データ通信ローミングSIM「Three」をハワイ(アメリカ)で利用。SIM 2 FLYとの比較と違い。
世界90カ国で使える「AIRSIM」もデータ通信専用SIMカードですからね。
ローミングSIMで、音声通話対応は難しいのでしょう。
まぁ、データ通信さえ使えれば、SNS(Instagram、Facebook等)も使えるし、
チャットアプリ(LINE、Skype等)も利用可能なので、何も不自由はないですけど。
携帯番号による音声通話を利用したいなら、
滞在国専用のプリペイドSIMを利用した方が良い。
日本の携帯キャリアで国際ローミングするのは、もったいないですからね。
アメリカで通話SIMを使うならMOST SIMがオススメ。
データ容量無制限で超高速の4G LTE回線、
T-mobile版ならテザリングも可能になってますから。
→アメリカのプリペイドSIM「MOST SIM」 レビュー in ハワイ。
SIM 2 Flyを使うには、SIMフリースマホが必要。
SIM 2 Flyを使うのに必要なのは、
日本のAmazonで購入した「SIM 2 Fly」と「SIMフリー端末」のみ。
私は主に「SIMフリーiPhone」にて愛用しています。
「SIM 2 Fly」は、標準SIM(mini SIM)、マイクロSIM、(micro SIM)、
ナノSIM(nano SIM)の全てのSIMサイズに対応しており、
自分の利用する端末に合わせて、サイズ調整も可能です。
私は、iPhone用のnano SIMサイズにして、SIMだけ持って行きました。
旅行中にSIMを抜き差しするなら、SIMピン、SIMケースも必要ですね。
今では、日本でもSIMフリースマホは簡単に手に入るし、
大手携帯キャリアのスマホでも、SIMロック解除は簡単。
キャリアiPhoneだって、無料でSIMフリー化してくれますから。
[sanko href=”https://kjshintani.com/?p=30454″ title=”iPhoneのSIMロック解除方法まとめ。ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、UQモバイルの解除条件。” site=”KJ新谷のビジネス幼稚園” target=”_blank”]
SIM 2 FlyのLTE対応帯域(Band)と3G回線の周波数帯。
SIM 2 Flyに限らず、海外で通信するならSIMフリー端末は必須なのですが、
全てのSIMフリー端末で、SIM 2 Flyが快適に使えるというわけでは有りません。
SIM 2 Flyの対応Bandも把握しておきましょう。
[box class=”box28″ title=”SIM2 Flyの対応Band(周波数帯)”]
SIM 2 Fly アジア・オーストラリア版 対応Band
- 4G:Band1 (2,100Mhz)
- 3G:900MHz、2,100MHz
SIM 2 Fly ヨーロッパ・アメリカ版 対応Band
- 4G:Band1 (2,100Mhz)、 Band2 (1,900Mhz)、 Band3 (1,800Mhz)、Band12 (700Mhz)、Band20 (800Mhz)
- 3G:2,100Mhz、1900Mhz、900Mhz、850Mhz
[/box]
アジア、オーストラリア圏なら、
日本の携帯電話で、ほぼ問題なく使えるかと。
問題は、ヨーロッパ・アメリカ版のSIM 2 Fly。
対応バンドは、Band1/2/3/12/20・・・ってなってますが、
ローミングSIMで使う周波数帯(Band)は、国によって異なるという事。
アジア圏なら、Band1だけど・・・
アメリカ圏なら、Band2、Band4・・・といった具合。
国によっても違うし、現地の通信会社にもよるから。
この辺は、実際に使ってみるまでは、なんともですね。
厄介なのが、Androidスマホ。
販売国(メーカー)により主要対応バンドは異なるし、
特に、日本のauキャリア端末は、世界的にも稀な回線つかってるんで気を付けて。
悩んだら、iPhoneを使っとくのが間違いない。
世界的な端末だけあって、世界各国の周波数帯(Band)に対応しています。
特に、iPhone6以降は、対応バンド数も一気に増えてます。
SIMフリー端末 対応バンドの一例
- ASUS Zenfone2:band1,2,3,4,5,6,8,9,18,19,28
- Huawei Ascend Mate7:band1,2,3,4,5,7,8,19,20,40
- Huawei P8 Lite:band1,3,5,7,8,19,28
- Huawei P8 Max:band1,3,7,38,39,40
- iPhone5S/5C:band1,2,3,4,5,8,13,17,18,19,20,25,26
- iPhone6/6 Plus:band1,2,3,4,5,7,8,13,17,18,19,20,25,26,28,29,38,39,40,41
ポケットWi-Fi派の人は「GlocalMe G3」が最強です。
クラウドSIM(e-sim)対応の世界WiFiだけあって、対応Bandも豊富ですから。
GlocalMe 対応バンドの違い
- GlocalMe G2:Band 1/3/5/7/8/17/20/39/40/41
- GlocalMe G3:Band 1/2/3/4/5/7/8/9/17/19/20/38/39/40/41
GlocalMeは、クラウドSIMだけでなく、現地SIM2枚も挿して使えるから。
SIMフリーのポケットWiFiとしてもオススメです。
SIM 2 Flyの使い方とアクティベート方法。
SIM 2 Flyの初期設定が必要なのは、アクティベート時の最初だけ。
APNの設定は、どこの国で利用するにしても一緒なので、
国を移動するごとに設定を変える必要も有りません。
最初に日本で設定してしまえば、
どこの国に行ってもそのまま使えるってわけ。
しかも、基本的にSIMを挿入すれば、
自動的にアクティベートしてくれるので、非常にラクです。
Android端末のAPN設定方法
Android端末でも、APN設定は基本的に不要です。
SIMを挿して、スマホの電源ON。
設定 →モバイルネットワーク → データローミングONにするだけで、
自動的にAPN設定してくれます。
主に海外端末(HUAWEIとか、ASUSとか)だと、勝手にやってくれるかと。
ただ、端末によっては、自動で接続できず、
主に日本の端末(arrowsとか、AQUOSとか)は、
手動でAPNの設定をする必要が有るみたい。
海外SIM慣れしてる人にはお馴染み、いつものやーつ。
Androidで、APNを追加する場合は、
「設定」→「その他」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」
すると、APNの設定画面が表示されるので、右上の「+」マークをタップ。
「アクセスポイントの編集」という画面が表示されるので、以下の項目を入力。
[box class=”box28″ title=”Androidの場合:新しいAPNの入力項目”]
- 名前:AIS
- APN:internet
- 認証方式:CHAP
- 他の項目:入力不要(空欄のまま)
[/box]
まぁ、日本のAmazonで購入した場合は、
日本語マニュアルも付いてきますので、その通りに入力すれば使えるようになるかと。
iPhone端末のAPN設定方法。格安SIMを利用している場合は注意。
iPhoneでも、自動的にAPNの設定をしてくれますので、
基本的にSIM挿すだけOK。
そもそも、iPhoneでは手動でAPNの入力もできませんので・・・・
データローミングONにすれば、勝手につながります。
ただ、注意するのは、日本で格安SIM(MVNO)を使っている場合。
事前に格安SIMのプロファイル削除が必要です。
格安SIMのプロファイル設定が、SIM 2 Flyの接続を妨げます。
格安SIMのプロファイルをiPhoneにインストールしたままだと、
回線は掴みますが、インターネットに繋がりません。
格安SIMのプロファイルを削除する方法は、
設定 → 一般 → プロファイル → プロファイルを削除をタップ。
格安SIMのプロファイルを削除した後、データローミングをONにします。
設定 → モバイルデータ通信 → 通信のオプション → データローミングON
iPhoneの場合、APNプロファイルの保存とか、APNの切り替えもできないので、
帰国したら、また格安SIMのプロファイルインストールを忘れずに。
格安SIMユーザー用。iPhoneで開通から帰国までの流れ。
私は毎度忘れるので、今後の為にまとめておきます。
iPhoneで格安SIMを利用している場合の手順です。
出国前のSIM 2 Fly開通の流れ
[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’格安SIMのプロファイル削除’] 設定→一般→プロファイル→mineo 〇〇プラン→プロファイルを削除[/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’データローミングの設定’] 設定 → モバイルデータ通信 → 通信のオプション → データローミングON[/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’SIM差し替え作業’] 電源OFF→SIMカードの差し替え [/tl]
[tl label=’STEP.4′ title=’回線接続’] 電源ON→数分後に開通 [/tl]
[/timeline]
帰国後は、逆の流れで、
日本の格安SIMを使える状態にします。
帰国後の格安SIM再設定の流れ
[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’SIM差し替え作業’] 電源OFF→SIMカードの差し替え[/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’データローミングの設定’] 設定 → モバイルデータ通信 → 通信のオプション → データローミングOFF[/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’格安SIMのプロファイルインストール’]WiFi接続→プロファイルダウンロード[/tl]
[/timeline]
私の場合、帰国後は空港のWiFi使って、インターネット接続。
「格安SIM名 + プロファイル」で検索して、
iPhone用のプロファイルダウンロード→インストールしてます。
ちなみに、mineoなら専用アプリ「mineoスイッチ」で、
プロファイルのインストールが可能です。
海外トラベラーには嬉しい機能。ログインせずとも使えます。
「mineo」は海外トラベラーにはオススメの格安SIM。
クラウドSIM内蔵のGlocalMeで利用する場合も、APNの設定不要で使えます。
→GlocalMe G3を日本の格安SIMで使う方法。SIMフリーポケットWifiとして最安利用してみた。
SIM 2 Fly アジア版レビュー。使った気づいた点。
SIM 2 Flyをシンガポール、オーストラリアと使ってみましたのでレビュー。
実際、使ってみて気づいた点、
感動したポイント、最後にまとめておきます。
SIM開通後は、SMSが大量に届いて焦る。
開通すると、SMSにてメッセージが届きます。
大量に届くので、ちょっと焦ります。
開通した際には、イキナリのマレー語。
日本、オーストラリア、シンガポール、アメリカ・・・
通信する場所は関係なく、とりあえずマレー語でした。
AISから、Welcomメッセージが届いたと思ったら・・・
ズラズラズラっと英語で、連投されるので焦りました。
読む限り・・・基本的な利用方法についての説明ですね。
特に何かをする必要もありませんので、
そのまま無視して利用開始で問題有りません。
マニュアルにも「SMSが大量に届きますが・・・無視して」って書いて有りました。
メッセージは、各国で通信開通する度に届くので・・・
例えば、私の場合だと、日本でSIMを挿した時にメッセージを受取り、
海外に付いて、飛行機で電源ONした時にもメッセージを受け取るわけです。
SIM 2 FlyはTop Up(チャージ)も可能だけど・・・
「SIM 2 Fly」の公式サイトを見る限り、
使い捨てのローミングSIMというよりは、
Top Up(延長チャージ)も可能な、継続利用可能なSIMなんですね・・・
※参考→The ready-to-use SIM2Fly SIM Roaming
ただ、公式サイトや、公式アプリ経由でのTop Upは、
日本のクレジットカード未対応らしく、
Top Upやら追加オプションの決済は、完了する事ができません。
タイで販売されているトップアップカードを利用する方法などもあるようですが・・・
日本人には難易度が高いので、
「使い捨てSIM」と割り切って使った方が、面倒も少ないかと。
SIM自体の有効期限もありますからね。
私が購入したSIMは、約10カ月~12ヶ月くらいの有効期限となってましたが・・・
アクティベートした場合、
アクティベートした日から1カ月後がSIM有効期限となり、
この有効期限は、1回のTop Up(最低10THB~)で30日間伸びます。
Top Upの有効期限は、Top Upする度に積算計上されていくので、
少額チャージを繰り返すのが、長く使う秘訣。
まぁ、SIMも格安なんで、長期間使いたい場合は、
複数枚購入しておけば良いんじゃないかな。
日本国内でも利用可能。出国前も帰国後もそのまま使える。
SIM 2 Flyは、日本でも使えます。
自宅でSIMの初期設定(アクティベート)しておけば、
日本でも使えるし、海外でも自動的に使えるようになる。
いつも空港のラウンジとか、飛行機の中で、
SIMの差し替えしてた手間も、完全に無くなりました。
出発前に自宅で、SIMカード挿入して設定してから出発。
自宅からSIM 2 Flyが使えるし、帰国後も自宅に帰るまでSIM 2 Flyのまま使える。
家に帰ってから、日本のSIMへの切り替えができる。
なんだろう、凄いラクになりました。
旅行中のSIM切り替えって、細かい作業もあるから神経すり減るんだよね
また、データ容量が余った場合も、日本で使いきれるので、
貧乏性の私にも嬉しいところ。
OKA-SIN修行で、そのまま沖縄行く際にも便利でした。
帰国後は、勝手にソフトバンク4G回線を掴んでくれます。
注意点としては、日本でSIM設定をした場合、
日本でアクティベートしたタイミングで、SIM 2 Flyの利用開始となってしまいます。
アジア版なら、有効期限が8日間(192時間)なので、
現地でギリギリ8日間使いたい場合は、目的国に着いてから開通した方が良いですね。
1週間程度の海外旅行なら、
出国直前に開通手続きしても、なんら問題無いかと思います。
ヨーロッパ・アメリカ版なら、有効期限も15日間ありますからね。
SIM 2 Flyは通信速度も高速。日本でもソフトバンク4G LTE。
通信速度計測してきました。
シンガポールで接続した際のプロバイダは「AIS」と表示。
チャンギ国際空港で計測しましたが、3G回線なのに下り22.3Mbpsという早さ。
オーストラリアでも、プロバイダはAISと表記されてます。
メルボルン市内のホテルで計測した際は、4G回線で下り38.8Mbpsでした。
日本でも、計測してみましたが、非常に高速でした。
日本で使っても、プロバイダは「AIS」ってなってますね。
羽田空港で計測した結果、下り20.9Mbpsという速度。
日本で使ってる格安SIM(ドコモ系)より、ダンゼン早い速度出てるわ・・・w
さすがのソフトバンク回線ですね。
ただ、アメリカ国ハワイでは、3G回線での接続となり、
下り3.6Mbps程度しか出ませんでした。まぁ、問題ない速度だけど。
→ハワイでアメリカ版 SIM 2 FLYを使ってみた。APN設定と通信速度の検証。
参考までに、Glocal MeのクラウドSIMの場合。
→世界WiFi「GlocalMe(グローカルミー)」の使い方。具体的な料金プランと設定方法。
シンガポールで計測したら、ダウンロード37.0Mbpsでした。
アップロードも38.1Mbpsっていう、中々の速さ。
メルボルンでも下り21.4Mbps、上り21.9Mbps。早いですね。
Glocal Meは、SIM 2 Flyに比べて割高ですが、
SIMアクティベーションの手間もなく、
最大5台まで接続可能なので、PC、タブレットと気軽に使えます。
予備の端末としても常備しておくと安心です。
→クラウドSIM搭載「GlocalMe G3」を使って気づいたメリット、デメリット。
クラウドSIMやローミングSIMだって、現地の通信会社を利用するという事。
基本的に現地回線に依存する・・・速度も問題無いハズです。
SIM 2 Flyはテザリングも可能。ポケットWiFi代わりにも使える。
SIM 2 Flyはスマホでの通信だけでなく、スマホ経由でテザリングも可能です。
iPhoneテザリングして、PCやiPadはWiFi接続してインターネット利用も可能。
別途、ポケットWiFi用意する必要も無いから、
PCユーザーにも便利だと思う。
容量も4GBあるから、PC用途に使っても全然データ余りました。
普通に検索しまくってましたけど、
日本に帰ってからも使えて、容量余ったまま旅も終了したからね。
画像とか動画さえ気を付ければ、十分な容量なんじゃないかと。
海外WiFiとかでも、1日250MB~500MBの制限とかもあるからね。
海外WiFiレンタルの通信制限
- グローバルWiFi:1日250MB
- イモトWiFi:1日133MB(3日間400MB)
- エクスモバイル:1日100MB~300MB ※国により異なる
まぁ、Glocal MeとかのSIMフリーポケファイに挿して使う事も可能なわけだから、
テザリングはできるとは思ってたけど。
原因不明で使えなくなる時が有る。
現地で繋がっていたハズの回線が、急に使えなくなりました。
3Gとか4Gのマークも無くなるっていう。
SIMを抜き差ししてみたり、iPhone再起動してみたりしたけど駄目。
シンガポールでは、ラッフルズプレイス駅から、
マーライオンパークに向かってる最中だったんで、ちょっと困りましたけど。
→ラッフルズプレイス駅からマーライオンパークへの最短ルート。
シンガポールで、たまたま不具合だったのかと思ったんだけど、
メルボルンでもアンテナ部分に「SOS」マークが表示され、
小一時間使えなくなりました・・・
ハワイでも「E」マーク表示で使えなくなる事が・・・
道端でSIMを抜き差しする手間・・・ったら、最悪です。
保険端末としてGlocal Meを所持していたから、何とかなったんだけど・・・
→世界WiFi「GlocalMe(グローカルミー)」の使い方。具体的な料金プランと設定方法。
オンライン頼みの状況で、SIM一枚に依存するのも怖いとも思いました。
結局、小一時間放置したところ、
アンテナ表記も復活し、普通に使えるようになりました。
なんだったんだよっていう謎。
海外WiFiにしろ、海外SIMにしろ、
回線が不安定な時は有るから、SIM 2 Flyに限った話では無いですけど。
予備の端末は有った方が良いね。
SIM 2 FLYまとめ
異国の地でSIMを買う手間が無く、
異国の地でSIM設定する必要も無い。
購入して使えるようになるまでのドキドキ感・・・オサラバです。
日本で購入して、日本から使えて、そのまま異国の地でも使える。
とりあえず、スゲーSIMってのが「SIM 2 Fly」です。
SIM 2 FLY のメリット
- 現地SIM並みの格安料金で、日本のAmazonで購入可能。
- 日本でアクティベートして、現地到着後に即利用可能。
- 複数国で使えるローミングSIM。
- データ通信容量も4GBと多い。
- 日本帰国後も利用可能。データ通信量の使い切りが可能。
- テザリング可能、ポケファイ代わりにも使える。
- 前払いのプリペイドSIM。高額請求にもなりえない。
SIM 2 FLY のデメリット
- SIMフリー端末(SIMロック解除端末)が必要。
- 携帯電話番号での発番は不可。音声通話SIMでは無い。
- タイでは利用不可能。
※Top Upすれば、音声通話やタイでの利用も可能となりますが・・・
日本のクレジットカードでは、難しいのが事実です。
クラウドSIM的なやつは、通信料金も割高だったりするのですが、
SIM 2 Flyは料金も現地SIM並みに激安だし、データ通信容量も4GBと十分。
ホント良い時代に生まれたもんです。
日本の携帯キャリア契約そのままで、国際ローミングしたら、
1日で数千円~数万円とか行っちゃうからね。
プリペイドSIMなら、使いまくれる安心感もありますから。
アメリカ・ヨーロッパ版も悪く無いんだけど、
欧米で使うなら、Threeの方が格安。
→データ通信ローミングSIM「Three」をハワイ(アメリカ)で利用。SIM 2 FLYとの比較と違い。
Threeはヨーロッパに限らずアメリカでも安いから。
下手なプリペイドSIM買うより、コスパ高いです。
プリペイドSIMより、ローミングSIMの時代。
電話番号も不要ですから。
コメント
コメント一覧 (3件)
デメリットでタイ国内で使えない、音声通話不可と記載されていますが、どちらも利用可能ですよ。
購入時は海外ローミングでのインターネット利用パッケージ分のみしかチャージされていません。
topupしてお金がチャージされていたら、海外でも音声通話をすることができます。
また、タイ国内でもtopupしてAISのプリペイドパッケージを登録したらネット利用できます。
タイ国内ならローミングにならないので、
例えば5GB/Max speed/10日間が175B+VAT(7%)と格安で188Bで使うことができます。
タイのプリペイドパッケージは1日、5日、30日など様々あるので、旅行期間に合わせて選択できるのも便利なところです。
またアジア版を購入しても、topupしてヨーロッパ版のサービスコードを打ち込めば4GB/15日も使えるようになります。
Hitoshi Abe様
貴重な情報ありがとうございます!
>>topupしてお金がチャージされていたら、海外でも音声通話をすることができます。
当方のTop Upの知識が乏しく、申し訳ございません。
こちら日本のクレジットカードで、日本からでもTop Upは可能となったのでしょうか?
どのようにTop Upされているのか、お伺いできれば助かります。
>>タイ国内でもtopupしてAISのプリペイドパッケージを登録したらネット利用できます。
Top Upしたらなんでも可能なのですね。こちら大変申し訳ございません。
日本で購入できる「SIM 2 FLY」パッケージ版という内容へ修正させて頂きます。
sim2fly、わたしも使ってます。初回購入してから1ヶ月以内に追加トップアップしておけばすれば毎回買わなくて良いので便利です。
AISのアプリを入れて管理していけます。
トップアップはLINE PAYで可能です。
タイ国内で使用する時と、その他で支払いが別なのでちょっと面倒ですが(バンコク経由のネパールなど)、まあタイのチャージはめちゃ安いので良いかなと。