海外決済で得する高還元率クレジットカードまとめ。

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日本から海外に行くとなると、欠かせないのがクレジットカード。
海外のお店で直接クレジットカード決済するのが、
なんだかんだで一番手間もなく損もしないということ。
先進国では、キャッシュレス化も著しく進んでいますからね。

となると、次に悩むのが海外決済使うクレジットカード。
同じクレジットカードといえど、為替レートも異なり、
海外利用では、還元率が倍増するクレジットカードも存在する。

私自身、海外決済が多くなるにつれ、
わずかな手数料も馬鹿にできないということも痛感していますので、
今回は、海外で使うべきクレジットカードについて、まとめておきます。

目次

海外決済オススメのクレジットカード3選

エムアイカードゴールド

三越伊勢丹グループのエムアイカードから新たなカードが登場。
海外に特化した「エムアイカード ゴールド」です。

エムアイカードゴールドのメリット

  • 海外利用で+0.5%還元→海外還元率1.5%
  • 国内還元率も1.0%と高還元率
  • 年会費5,500円。ゴールドカードなのに格安
  • 空港ラウンジサービス付帯(国内27空港海外2空港
  • 羽田空港「TIATラウンジ」が使える同伴者1名も無料
  • 利用付帯の海外旅行保険で最高水準の補償

エムアイカードゴールドのデメリット

  • 海外旅行保険は利用付帯。自動付帯ではない。
  • 「MICARD+」とは違い、三越伊勢丹ポイント倍付け無し

通常還元率は1.0%、海外利用時は+0.5%の還元率1.5%へ上昇する
還元率だけでなく、空港ラウンジサービスも充実しており、
他クレジットカードでは利用できない「TIATラウンジ」までも利用可能

羽田空港(国際線)のカードラウンジレビュー。SKY LOUNGEとTIAT LOUNGEの比較と違い。 

また、海外旅行保険も、利用付帯では最上級の補償内容であり、
海外長期滞在の裏技保険カードとしても使えます。

クレジットカード海外旅行保険の自動付帯と利用付帯のメリット・デメリット。保険期間を90日以上にする裏技。

逆を言えば、自動付帯ではないのがデメリットですが、
通常還元率が1.0%、海外還元率1.5%と高く、
率先的に利用するから保険適応の難易度は低い。
海外だけでなく、国内でもメインで使える「エムアイカード ゴールド」かと。

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード

マイル還元率が高いクレジットカードといえば、
「ANAカード」でも「JALカード」でもなく「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード」。
年会費が高いのが難点ですが、高額なだけ有って特典も満載です。

マリオットボンヴォイプレミアムカードのメリット

  • マイル還元率1.25%。マイル還元率で敵なし
  • 40社以上の航空会社マイルへ交換可能
  • マイル移行手数料無料、マイル移行制限も無い
  • マリオット「ゴールドエリート会員」特典
  • 年間150万円以上の利用でホテル無料宿泊特典が貰える
  • 空港手荷物宅配無料サービス(復路1個
  • 空港ラウンジサービス。同伴者1名も無料で利用可能
  • キャンセル・プロテクション、オーバーシーズ・アシスト

マリオットボンヴォイプレミアムカードのデメリット

  • 年会費が49,500円と超高額
  • アメックス加盟店数が、VISA&MasterCardに劣る
  • アメックス決済は、為替レートが悪い

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード の特典は、非常に多いのですが、
「マイル」が貯まるという点だけでも所持する価値は有るかと。
マイル還元率が高いだけでなく、マイル交換先も多いという点も素晴らしい。

マイルの価値は、航空会社によっても全然違いますからね。

ANAマイルの価値。1マイルの価値を高める利用方法について。

陸マイラーはANA派が多いですが、
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードなら、ANAだけでなくJALも貯められるってわけ。

JALマイルの価値と特典航空券。ANAマイルと比較して気付いた違い。

難点は、高額な年会費。
ただ、これは更新時の無料宿泊特典でカバーできるかなと。
また、アメックスブランドは、為替レートが微妙に悪いという点に注意。

クレジットカード海外ショッピング利用時の為替レートを徹底比較。

まぁ、それを差し引いても高い還元率は否めないし、
海外に限らずマイル還元率1.25%は非常に貴重なので、
国内のメインカードとして、私もマリオットボンヴォイカードは愛用しています。

Orico Card THE WORLD ※受付終了

高還元率カードといえば、オリコカード。
海外特化のクレジットカードは「Orico Card THE WORLD」。
海外では常時還元率2.0%とこれ以上ないカード。

Orico Card THE WORLDのメリット

  • 海外還元率は常時2.0%
  • 国内還元率も常時1.0%と高還元率
  • 海外旅行保険が自動付帯
  • 国内・海外で航空機遅延保険が付帯
  • 空港ラウンジサービス(国内16空港海外2空港
  • 家族カードが3枚まで無料

Orico Card THE WORLDのデメリット

  • ゴールドカード水準の年会費9,800円(税込)
  • ポイント有効期限が1年と短い

オリコといえば、還元率ばかり目が行きますが、このカードは海外旅行保険も優秀。
自動付帯でゴールドカード水準の補償内容。
特に素晴らしいのが海外・国内と航空機遅延保険まで付帯していること。
国内の航空便遅延保険って、プラチナカードレベルでしか付かないから。

航空便遅延保険が付帯するクレジットカードの違い。補償範囲と補償金額の比較。

国内還元率も1.0%と高いし、海外だけでなく国内でも活用する。
国内の航空便遅延保険が付帯するカードは希少なので、
国内出張が多い人も持っておきたいカードです。

海外で還元率が倍増するクレジットカード

JCB、オリコ、MUFGアメックス、セディナ・・・
海外でポイント2倍~3倍となるクレジットカードは多いのですが、
元々還元率が低いカードでは、大して得ではない事も多い。
というわけで、海外でポイント還元率が倍増するカードをピックアップ。

スクロールできます
 カード名年会費国内還元率海外還元率
エムアイカードゴールド5,500円1.00%1.5%
Orico Card THE WORLD9,982円1.00%2.00%
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円0.75%1.00%
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード11,000円0.75%1.00%
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード3,300円
※25歳以下は無料
0.50%1.00%
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード1,100円
※初年度無料、
年1回以上利用で翌年無料
0.50%1.00%
MUFGプラチナアメックスカード22,000円0.50%1.00%
MUFGゴールドアメックスカード2,095円0.50%1.00%
MUFGイニシャルアメックスカード1,375円0.50%1.00%
JCBプラチナカード27,500円0.50%1.00%
JCBゴールドカード11,000円0.50%1.00%
JCB一般カード1,375円0.50%1.00%
セディナカード無料0.50%0.75%

ポイント2倍といっても、元々0.5%還元カードばかりなので、
なんだかんだで還元率1.0%止まり
海外還元率という点では、エムアイカードゴールドや、
Orico Card THE WORLDが飛び抜けてるわけです。

海外でマイル還元率が高いクレジットカード

海外で利用するということは、海外に行くことを前提としているわけで、
マイルで貯めた方が結果的に得する人も多いハズ。
飛行機に乗る人にとって、1マイル≒1円どころではないですからね。

海外マイル還元率が高いクレジットカード
スクロールできます
カード名年会費国内還元率 海外還元率 マイル交換先
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円1.125% 1.125% JAL
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円
※年間200万利用で半額
1.125% 1.125% JAL
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
(+ショッピングマイルプラン)
15,400円
※年会費合計
1.125% 1.125% JAL
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード49,500円1.25% 1.25% 40社以上
デルタスカイマイルアメックスゴールド28,600円1.00% 1.50% DELTA
MileagePlusセゾンカード
(+マイルアップメンバーズ)
7,150円
※年会費合計
1.50% 1.50% UA
ANA一般カード(JCB)
(+10マイルコース)
7,700円
※年会費合計
1.00% 1.00% ANA
JAL普通カード
(+ショッピングマイルプレミアム)
5,500円
※年会費合計
1.00% 1.00% JAL

1マイル価値を1円以上と考えるなら、1%でも凄い還元率。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードの還元率1.25%は驚異的な数字ですが、
年会費22,000円のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードも悪くない。
還元率1.125%JALマイルが貯まり、
年間200万円以上の利用で、翌年度の年会費が半額の11,000円へ。

海外旅行保険も、非常に優れており、
特に航空機遅延保険では、ダントツの補償内容となってます。

海外旅行の航空便遅延保険の注意点。遅延は食事代のみ補償対象。具体的な利用例と請求方法。

マイルを貯める注意点としては、利用する航空会社のマイルが貯まらないと意味ないわけで、
特典航空券交換に必要なマイル数は、航空会社によっても異なります。
要は、航空会社によってマイルの価値は違うわけ。

例えば、海外マイル還元率だけでみると、
デルタスカイマイルアメックスゴールドカードで1.5%なんですが、
デルタ航空のSkyMilesってJALやANAマイルに比べたら、利便性も交換レートも劣るわけ。

その点、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードなら、40社以上へ交換可能。
JAL、ANAだけでなく、ブリティッシュエアウェイズ、
エティハド航空、キャセイパシフィック航空、エーゲ航空・・・と、
交換レートが優秀な航空会社マイルも選び放題。
航空会社が違えば、必要マイル数も異なるわけで、
目的地により、マイル交換先を変えるなんてこともできるわけ。

まぁ、デルタアメックススカイマイルゴールドカードには、
マイル還元率以上に所持する利点があるわけで、スカイチーム利用するなら、持つべきカード。
イキナリのデルタゴールドメダリオン会員となり、スカイチームの上級会員扱いは反則。
デルタラウンジだけでなく、スカイチームラウンジも使えまくりってわけです。

日本でスカイチームラウンジが使える場所。デルタ航空ゴールドメダリオン会員での利用方法。

学生限定・若者限定クレジットカード(ワーホリ・留学)

若者限定クレジットカードや、学生限定クレジットカードには、
海外特典満載のカードが多く、海外還元率も高い傾向に有ります。
年会費が無料なのに、通常カードよりも優れている。
若さに先行投資・・・青田買いといった感じでしょうか。

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 カード名申込み対象年会費国内還元率 海外還元率
学生専用ライフカード満18歳〜25歳の学生
(高校生は除く)
無料0.50% 5%
三井住友VISAデビュープラスカード満18歳〜25歳
(高校生は除く)
1,375円
※初年度無料、
年1回以上の利用で翌年度無料
1.00% 1.00%
JCB CARD EXTAGE29歳以下無料0.5~0.75% 1.00%
JCB GOLD EXTAGE20歳~29歳
※学生不可
3,300円
※初年度無料
0.5~0.75% 1.00%
JCB CARD W39歳以下無料1.00% 1.00%
MUFGイニシャルアメックスカード(学生)満18歳〜29歳の学生
(高校生は除く)
在学中年会費無料
※通常1,375円
0.5~0.75%
入会3ヶ月1.5%
1.0~1.25%
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード満18歳以上
(高校生は除く)
1,375円
※初年度無料、
年1回以上の利用で翌年度無料
0.50% 1.00%
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード満18歳以上
(高校生は除く)
3,300円
※25歳以下無料
0.50% 1.00%
JALカードnavi満18歳〜29歳の学生
(高校生は除く)
在学中年会費無料1%
※JALマイル
1%
※JALマイル
ANA JCBカード(学生用)満18歳以上の学生
(高校生は除く)
在学中年会費無料1%
※ANAマイル
1%
※ANAマイル

20代なら選択肢は多く、どれも素晴らしい内容なのですが、
学生限定カードは更に特典が飛び抜けます。
25歳未満で学生限定の「学生専用ライフカード」はヤバイ還元率。
海外での利用分はポイント2倍(還元率1.0%)という中、
学生専用ライフカードは、海外キャッシュバック率5.0%
ポイント還元ではなく、現金還元なので・・・とにかく凄いです。

30歳未満で学生限定の「JALカード navi」も、
JALマイルが貯まるカードの中ではダントツの内容。
マイル還元率1%でも高還元率なのですが、
「減額マイルキャンペーン」でマイル価値が2倍となるので、
結局のところ、マイル還元率2.0%相当で消化できるわけ。

ショッピングマイルプレミアムで、JAL航空券購入はマイルも倍付け
ツアープレミアムで、JAL便搭乗でマイルも貯まりまくるという・・・
ANAよりもJALを選びたくなるスゲーカードです。

学生専用「JALカード navi」は特典まみれ。コスパ最強クレジットカード。

25歳以下限定で年会費が無料となる「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」は、
決済カードというよりも、保険カードとして優れています。
傷害&疾病治療費300万円とゴールドカード並の金額が自動付帯。持つだけで保険適応だから。

海外旅行保険が自動付帯!オススメのクレジットカードまとめ。

学生向けクレジットカードの難点を挙げるとすれば、カード限度額が低く設定されていること。
ショッピング利用枠は最大5~30万円程度。※カードにより異なります

まぁ、こればっかりは、無収入の学生なんで仕方ない。
複数枚カード所持で対応すれば良いんじゃないかと。
審査は無料だし、いずれも若者限定の超お得カードですから。

ちなみに、私はJCB GOLD EXTAGEを持ってワーホリに行きました。
既に学生でもなく、当時は27歳でしたからね。学生には持てない金色カラー・・・
大学生とは違う感を狙って持ってきましたが、
JCBさんのサポート最高だったんで、以降お世話になり続けてます。

無料で高還元率クレジットカード

還元率が高いといえど、年会費が高ければ意味が無いし、
そもそも海外で還元率が高いカードでなくとも、
国内・海外問わず還元率が高いカードを利用した方がお金は浮く。

というわけで、登場するのが年会費無料の高還元率カード。
ポイント還元率ということだけで考えるなら、
無料クレジットカードが一番コストパフォーマンスが高い。

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カード名還元率年会費国際ブランド
Orico Card THE POINT1.00%無料MasterCard、VISA、JCB
楽天カード1.00%無料MasterCard、VISA、JCB、AMEX
Yahoo! JAPANカード1.00%無料MasterCard、VISA、JCB
リクルートカード1.20%無料MasterCard、VISA、JCB
REX CARD1.00%無料MasterCard、VISA
JCB CARD W
(JCB CARD W plus L)
1.00%無料
※18歳~39歳限定
JCB
Amazon Mastercard1.00% 無料 MasterCard
dカード1.00%1,375円
※初年度無料、
年1回以上の利用で翌年度無料
MasterCard、VISA
ビックカメラSuicaカード1.00%525円
※初年度無料、
年1回以上の利用で翌年度無料
VISA

年会費9,982円海外還元率2%の「Orico Card THE WORLD」よりも、
年会費無料海外還元率1%の「Orico Card THE POINT」の方が、
コストパフォーマンスは高いし、固定費リスクもない。

還元率2.0%と1.0%の違いは、海外で100万円使って10,000円差が出るくらいの話。
日本に住んでいる以上、なんだかんだで重要なのは国内還元率。
メインとなる基本還元率は、いずれも1%なわけですから。

ただ、無料カードは特典も無料品質。
有料のクレジットカードには、還元率以上の特典があり、
特に海外向けの特典が多くなるので、
海外に行く頻度が多いなら、いずれ有料カードは持つことになる。
海外旅行にはトラブルも付き物、
保険の内容も一気に良くなるし、トラブル時の対応も全然違いますから。

海外クレジットカード利用時の注意点

国際ブランド次第で為替レートは全然違う

還元率に的を絞って話をしましたが、
意外と馬鹿にできないのが、決済ブランドの為替レートの違い。
VISA、Master、JCB、American Express、Diners Clubと、
決済する国際ブランドで、下手したら1%くらい為替手数料が違います。
海外で使うなら、MasterCard、JCB、VISAの3つ。
MasterCard ≒ JCB > VISA > American Express > Diners Clubの順で為替レートが良いと感じています。

クレジットカード海外ショッピング利用時の為替レートを徹底比較。

ただ、クレジットカードの為替手数料は、ブラックボックスであり、
為替レート換算タイミングもカード会社により異なり、
カード会社独自の為替手数料を徴収するカード会社も有るので、
正直、比較しきれない部分が多い。無理。

まぁ、現金両替の手数料に比べたら激安だし、
デビットカードの為替レートよりも良いから、
最近は、そこまで気にすることは無いとも思ってるけど、
私は海外では、MasterCardかJCBしか使いません。
利用できる加盟店数を考えるなら、MasterCard一択ですね。

ちなみに、海外キャッシングでも、
為替レートはMasterCardとJCBが良い傾向にありますが・・・

海外キャッシングの為替レートと手数料を徹底比較。

海外キャッシングの場合は、クレジットカード会社により、
ATM手数料や返済方法が確実に違うので・・・
しっかり理解して使わないと、実は損してるなんて事も多いです。

海外キャッシングの利用方法。お得に両替する為に注意すべき事。

VISAブランドは、海外でApple Payが使えない。

私はiPhoneユーザーであり、国内外でApple Payを愛用しているのですが、
VISAブランドのクレジットカードのみApple Payが使えません。

DSC04639

Apple Payは、Mastercardコンタクトレス、
JCB Contactless、American Express Contactlessに対応していますが、
VISA Pay Waveは利用できません。
※Diners Clubは非接触決済の時点で未対応

海外ではコンタクトレスマークの自販機も多く、
財布からカードを取り出す作業が無いのは、
スマートであり、セキュリティ的にも安心ですからね。

ただ、世界全国のコンタクトレスマークで、
ApplePayが間違いなく使えるというわけでは無いので気をつけて。
Apple Payの対応状況は、その国々、その端末ごとに異なり、
ダメ元で試す必要が有るとも感じています。
私の経験上、オーストラリアの自販機では、AMEX、MasterCardが使えなかったり、
ハワイでは何故かAMEXしか使えませんでした。謎です。

現地で日本円請求を選択させる罠

免税店、ホテルなど、観光客がよく訪れる場所で、
スタッフから、請求通貨の選択を求められる場合が多いです。
日本円で請求にするのか?現地通貨請求にするのか?
これは、間違いなく現地通貨のまま請求してもらうのが得であり、
絶対に日本円を選んではダメです。

現地で日本円請求を選択してしまうと、現地店舗の劣悪な為替レートで、
強制的に日本円換算されてから、カード請求となるわけ。
これは海外キャッシングでも同じです。
現地ATMで、現地の銀行レートを適応すると、
海外キャッシングする意味も無くなりますから。

海外キャッシングの利用方法。お得に両替する為に注意すべき事。

ちなみに、海外キャッシングでは、
MasterCard利用時に現地レート選択画面が出てくる時が多いです。
その場で換算レートが出てきたら疑った方が良い。
海外でのATM操作も間違えないように。

海外ATMで海外キャッシングの利用方法。国による操作方法の違い。

DSC07661

海外キャッシングは、為替レートは良いですが、色々と落とし穴も多いのも事実。
海外キャッシングで得するクレジットカードも限られていますので。

海外キャッシングにおすすめクレジットカード。海外キャッシングで得するカードの選び方。

海外では一括払いのみ

海外のクレジットカードでは、支払い回数を選べない為、
海外ショッピング利用分は、基本的に一括払いでの請求となります

ただ、クレジットカード側の設定で、自動で分割(リボ)にすることは可能であり、
年会費無料のクレジットカードには、
リボ払い専用カードや、自動でリボになるカードも多く、
カード申込時にリボ設定されていたりするから気をつけて。
リボ払いの金利はエグいほど高いので、利用すればするほど損する。
リボ払いするくらいなら、クレジットカードは利用しない方が良い。
国内でも、海外でも、これは同じ。

ちなみに、分割払いで困ったのが、日本の店舗で働いた時。
外国の方に「お支払回数は?」って言っても通じないわけ。
海外のクレジットカードでは、分割払いという概念そのものが無いわけだから、
説明すればするほど、混乱するやつ。
文化の違いは、どうしようもない。これもワーホリで学んだわ。

海外にクレジットカードは必須だから

日本でもキャッシュレス化なんて言われてますが、
海外先進国では、とっくにキャッシュレス化されてます。
海外に行くならクレジットカード必要であり、利点しか無い。
為替レートは良いし、ポイント還元までされる。

両替の手間もなく、大金を持つリスクも無くなり、旅行保険まで付帯する。
海外旅行保険だって、実はクレジットカードで十分な内容。

海外旅行保険の選び方と重要なポイント。クレ海外旅行保険の選び方と重要なポイント。クレジットカードの付帯保険だけで十分な理由。

年会費無料でも、自動付帯のクレジットカードは有るし、
複数カード発行で、保険の補償金額も合算が可能です。

海外旅行保険が自動付帯!オススメのクレジットカードまとめ。

意外と重要で、皆さん知らずに使わないのが携行品損害保険。
カメラやiPhoneの故障でも、過失なら保険金は支払われます。
盗難だけでなく、落下、水没、よくありますから遠慮しないで。

海外旅行の携行品損害保険でスマホとカメラは補償対象。具体的な利用例と請求方法。

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旅行が多い人なら、航空機遅延保険も欠かせません。
遅延したところで、航空会社は何もしてくれませんからね。

航空便遅延保険が付帯するクレジットカードの違い。補償範囲と補償金額の比較。

遅延した時くらいは、美味いもの喰って、
堂々と保険使わせて貰いましょう。す~し、やきにっく間違いなし。

海外旅行の航空便遅延保険の注意点。遅延は食事代のみ補償対象。具体的な利用例と請求方法。

DSC03068

ゴールドカードも、実は難しいカードでは有りませんからね。
年間1万円程度だし、特典も満載でサポートも手厚い。
保険費用とだけ考えても激安ですから。

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この記事を書いた人

2008年度カナダワーキングホリデーの人。
ワーホリしたのに英語喋れません。
JGC、SFC修行済み。
海外に行きたいけども、今は日本に居ます。
最近は子連れ旅行が増加中。
プロフィール

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