海外ATMで海外キャッシングの使い方。国による操作方法の違い。

当ページのリンクにはアフィリエイト広告が含まれます。
海外ATMの利用方法

海外に行くと必ず利用するのが、海外キャッシング。
私は、エポスカード(VISA)、オリコカード(Mastercard)、
セディナカード(Mastercard)、楽天カード(Mastercard)、
JCBカード(JCB)、セゾンカード(AmericanExpress)、
マネパカードと色々な国のATMで試してきましたが・・・

海外キャッシングの為替レートと手数料を徹底比較。

ATMによって操作方法は異なるし、
カード会社(主に国際ブランド)によっても、表示される画面は異なりました。
操作を間違えると、劣悪なレートで取引をすることにもなりますので、
海外キャッシングの流れくらいは把握しておきましょう。

目次

カナダ:バンクーバー国際空港のATM

カナダのバンクーバー国際空港内には、
ATMは多数設置されているので、探さなくてもATMは見つかります。
今回、利用したのがROYAL BANK。

DSC00228

とりあえず、緑に光る部分にクレジットカードを挿入。

DSC00236

ATMは、3ヶ国語に対応してました。
日本語には対応していないので「English」を選択。

DSC00239

「Please enter your PIN then press “OK”」って事で、
PINコード(クレジットカードの暗証番号)を入力します。
手元のボタンで、4桁の暗証番号を入力してOKです。

DSC00245

「From which account?」
クレジットカードなので「Credit Card」を選択。

DSC00246

「Please select an option or enter an amount and press “OK”」
引き出す金額を選択します。任意の金額も指定できますが・・・MAX200ドルを選択。

DSC00219

「The service povider will charge an ATM fee of $3.00 for a cash withdrawal / advance」
現地でATM利用料(3ドル)が取られるって話ですが・・・

DSC00251

実際のところ、ATM feeはレシート記載されるものの、
日本で請求が上がる時は、200ドルのみ請求が上がりました。
海外ATM利用料は、クレジットカード会社で発生するので、
現地のATM手数料は発生しないことがほとんどです。

海外キャッシングの為替レートと手数料を徹底比較。

Your request is being processed・・・手続き中。

DSC00222

カードが返却されて。

DSC00223

現金200ドルゲットだぜ!

DSC00224

海外キャッシングのやり方は、簡単な英語が分かれば、難ないかと。
Credit Card、Cash、Withdraw・・・PINコード = 暗証番号ってのを忘れずに。

ハワイ:ダニエルKイノウエ国際空港のATM

続いて、日本人御用達のハワイ。
ダニエルKイノウエ国際空港に、ATMは一か所しかない・・・ハズです。

DSC00451

個人出口(EXIT 2)を出た目の前に有る、First Hawaiian BankのATM。

DSC05571

Mastercard、VISA、AmericanExpress、DinersClub・・・全てOKです。

DSC05577
DSC00460

とりあえず、クレジットカードを入れる。

DSC00462

カード認識中。

DSC00463

4桁のPINコードを入力。

DSC00455

レシートが欲しいならYes。

DSC00456

「Please select the type of transaction by pressing the appropiate key. 」
→Withdrawal。

DSC00457

「Please select an account type.」
→Credit Card。

DSC00458

「Please enter the withdrawal amount as a multiple of $20 with a maximum of $500.」
20ドル単位で、最大500ドルまで可能って事で、任意の数字を入力。

DSC00459

100ドル欲しかったんで、ボタンで100と入力してEnter。

DSC00464

3.25ドルのATM手数料が発生するって話。宜しければ、Yes, I accept the fee.
こちらも、基本的には、クレジットカード会社の海外ATMしか発生しませんでしたけど。

DSC00466

Please remove your cash.

DSC00467

無事、ドルゲットできました。全て20ドル札です。

DSC00468

Your transaction is complete. Please take your receipt.
Please take your card.というわけで・・・

DSC00469

最後に、レシートとカードを受け取って終了です。

DSC00470

ちなみに、このハワイアンバンクのATMですが、
一度だけ、何のカードを入れても認識しない時が有りました。

この時は、全然ドル通貨もってなかったので、凄い焦ったんですけど・・・
全てのカードでエラー。キャンセルしても無いのにキャンセルって出る。

DSC05574

結局、Uberでワイキキ行って、ABCストアのATMで海外キャッシングしました。
ABCストアは、Central Pacific Bankで、ATM手数料が2ドルってなってましたけど・・・

DSC05601 (2)

やっぱり現地のATM手数料は請求されなかったから、
現地のATM手数料は、気にする必要は無いんじゃないかな。

シンガポール:チャンギ国際空港のATM

修行僧お馴染み、シンガポールのチャンギ国際空港。
空港自体が超広いので、制限エリア内にも多くのATMが有りました。

DSC05524

今回利用したのがDBS。

DSC05526

カード挿入。

DSC05537

認識すると、私の名前が表示されました。
中国語と英語の同時表記。PINコード入力してくれって。

DSC05528

4桁のPINコード入力。

DSC05539

Cash Withdrawalを選択。

DSC05529

レシートは欲しいので、With Receiptを選択。

DSC05530

Credit / Charge Cardを選択。

DSC05531

Enter amountという事で、必要な金額を入力します。

DSC05532

微妙な金額もイケるのか?30ドルで試してみた。
宜しければ、Proceed。

DSC05533

ちなみに、この時はVISAカードだったのですが、
Mastercardを挿入した時は、現地の銀行DBSのレート選択画面となりました。

DSC05534

現地銀行レートは非常に悪く、選んでも損するだけなので、
「Continue without DBS conversion(銀行の両替レートは使わない)」を、選択した方が良いです。

現地レートを選ばなければ、Mastercardの良いレートが適応となります。
最後にATM Access Fee by DBS 5ドルが発生するよっていう画面。

DSC05536

実際、こちらもATM手数料は発生せず、
やはり、クレジットカード会社で設定されている海外ATM利用料だけ発生してました。
最後にPlease take your cardと表示され、カードを受け取って終了となります。

DSC05541

ちなみに、JCBブランドのカードを挿入した場合、
JCB CreditとCirrusの選択画面になりました。

DSC05538

JCBはCirrusを利用するという事でしたが、Cirrusを選択した場合はエラーが出て使えず、
JCB Creditを選択した場合に、無事キャッシング利用する事が出来ました。

オーストラリア:メルボルン国際空港のATM

メルボルン空港の第二ターミナルに有るTravelexのATM。

DSC07642

到着ロビー着いて右側に有るATMとなります。

DSC07668

毎度恒例、対応カードブランド一覧が表示されてます。

DSC07643

カードを挿入すると言語選択画面。Englishと中国語の2択です。

DSC07644

4桁のPINコードを入力。

DSC07645

BALANCEとWITHDRAWALの2択ですが、WITHDRAWALを選択。

DSC07646

「Would you like a receipt?」レシート希望なのでYES。

DSC07647

Please select account for transaction→Creditを選択。

DSC07648

「Please select currency requied.」

・・・選択の余地なく「$ AU Dollars」を選択。

DSC07649

Please select the amount you would like to withdraw.
必要な通貨を選択するか、OTHERを選択して任意の金額を入力します。
私は100ドルを選択。

DSC07650

3ドルのATM手数料が発生するって。宜しければ、CONTINUEをタップ。
やはり、クレジットカードだと発生しない手数料です。

DSC07651

VISAカードの場合、コレで終了でしたが、
Matercardの場合、現地ATMの粗悪レートが表示されました。
嫌ならCONTINUE WITHOUT CONVERSION。

DSC07652

JCBカードの場合も、なぜかドル換算での粗悪レートが表示される。
こちらも嫌ならCONTINUE WITHOUT CONVERSION(銀行の両替レートは使わない)。

DSC07667

実は、この真後ろにもATMが有りました。

DSC07669

CCB≒China Construction Bank(中国建設銀行)でも試してみました。

DSC07654

カード挿入後、PINコード入力。

DSC07655

こちらも2か国語対応。Englishを選択。

DSC07656

Select TransactionでWithdrawal。

DSC07657

Select account for withdrawalでCredit Card。

DSC07658

Select the amountでは、20ドルから選べました。

DSC07659

Do you want a receipt for the transaction?でYes。

DSC07660

この時もMastercardを挿入してたのですが、やはり劣悪レート出ました。
Travelexのレートを利用しているという事で、さっきのATMと一緒ですね。

DSC07661

このレートを適応しても損するだけなので、
CONTINUE WITHOUT CONVERSIONを選択しましょう。

マレーシア:クアラルンプール国際空港のATM

クアラルンプール国際空港の到着口出てすぐに有るATMは、RHB銀行のATM。

DSC06721

対応ブランドはATM上部に表記。

DSC06723

カード挿入すると、言語選択画面。
マレー語、中国語、英語の3択です。

DSC06725

4桁のPINコードを入力。

DSC06726

FAST CASH、CATHDRAWAL、BALANCE ENQUIRYとありますが、
CASH WITHDRAWALを選択。

DSC06727

There will be fees charged on・・・手数料が発生するってことですね。
まぁ、問題ないのでPROCEEDを選択。

DSC06728

SELECT ACCOUNTでは、CREDIT CARDを選択。

DSC06729

ENTER WITHDRAWAL AMOUNTに、引き出す金額を入力して、
PRESS IF CORRECTを選択。

DSC06732

レシートの有無を聞かれるので、YES。

DSC06733

最後に現金とカードを取り出して終了です。

DSC06734
DSC06737

香港:香港国際空港のATM

香港国際空港の到着ロビーにはATMが多数設置されており、
私は、中国銀行のATMを利用しました。夜11時過ぎです。

DSC02440

クレジットカードを挿入すると、言語選択画面へ。
英語と中国語の2カ国語対応。

DSC02422

料金が発生するよー的な案内。問題ないのでYES。

DSC02424

4桁の暗証番号を入力。

DSC02425

Transaction Accountは、Credit Card Accountを選択。

DSC02426

SELECT SERVICEでは、WITHDRAWALを選択。

DSC02427

500HKドルから100HKドル単位で対応ってことですかね?

DSC02428

私は500HKドルにて利用しました。
最後にレシートを受け取って終了でっす。

DSC02436

こちらのATMは、Mastercardを挿入したときだけ、
レートの悪い、現地銀行レートが登場しました。

DSC02433

良いレートで海外キャッシングしたいなら、
「Charge My Account In Home Currency」ではなく、
「Change My Account In HKD」を選択するように。

ちなみに、JCBカードを挿入した場合は、
最初に「JCB Credit」「Cirrus」の選択画面が表示され、
JCB Creditを選択で、海外キャッシングできました。

DSC02439

台湾:台北松山国際空港のATM

台北松山国際空港にも、数カ所ATMが設置してあり、
空港もそんなに広くないので、すぐ見つかりました。
私が利用したのは、兆豊国際商業銀行のATM。夜遅くもオープンしてました。

DSC04401

カードを挿入する。

DSC04403

言語選択・・・ではなく音声選択画面。
英語音声か、中国語音声。
表記言語は、常に英語と中国語のダブル表記されてます。

DSC04405

JCBカードを入れた場合は、JCB CreditとCirrusの選択。
JCB Creditを選択しましょう。

DSC04406

4桁の暗証番号。

DSC04407

Withdrawalを選択。

DSC04408

Credit Accountを選択。

DSC04409

引き出し金額を入力。100~20000TWDと指定できる範囲が広い。

DSC04410

「Do you need 100 dollar bill?」ということで、
100ドル札が必要か?まで聞いてくれました。

少額紙幣はあった方がよいので、YESを選択。

DSC04411

あとは、カードを紙幣を取り出して終了。

DSC04412

今回は2000台湾ドルの引き出しでしたが、

DSC04413

全て100ドル札で出てきました。嬉しいね。

DSC04414

こちらのATMでは、現地通貨レートも出なかったのも良心的です。

タイ:スワンナプーム国際空港のATM

スワンナプーム国際空港の到着フロア(2階)には、
多々ATMが設置してありました。さすがデカイ空港。
深夜着でも人が多く、両替商もたくさん営業していました。

DSC07666

私が利用したのは、紫色のSCB(サイアム商業銀行)。
マレー語が表示されており、一瞬戸惑いましたが・・・

DSC07668

カードを挿入すると英語も表記され、PINコード入力。

DSC07669

言語選択では、日本語まで対応していました。

DSC07670

引き出せる金額は、1000バーツ単位で選択式。

DSC07671

手数料220バーツと出ますが・・・

DSC07673

日本のクレジットカードで海外キャッシングする場合は、
現地のATM手数料は請求されませんのでご安心を。
「はい」を選択で、紙幣出てきました。

DSC07674

最後にレシートの有無の確認。私は欲しいのでYES。

DSC07675

レシートとカードを受取終了です。

DSC07680

また、空港ATM以外にも、MBKセンターでもATM利用しましたので。
オレンジ色のThanachart Bankです。

DSC08268

最初にPINコード入力。

DSC08258

Withdrawalを選択。

DSC08259

Credit Cardを選択。

DSC08260

1000バーツ、500バーツ、100バーツで利用可能とのこと。

DSC08261

金額を入力したらCorrectを選択。

DSC08262

220バーツと高額な手数料が表示されますが、
こちらも海外キャッシングの場合は、基本的に発生しませんのでYESでOK。

DSC08263

1000バーツ出てきました。

DSC08266

いずれのATMでは、JCB、VISA、Mastercardと利用しましたが、
Mastercardの時だけ現地銀行レート出てきました。

DSC07677
DSC08264

どちらも高額な両替手数料が含まれてますので、
「Continue Without Conversion」で必ず回避しましょう。

現地の銀行レート「Continue With Conversion」に注意!

海外ATMによって表示される、現地の銀行レート。
「Continue With Conversion」を選択すると、どれくらいレートが悪くなるのか?

同一ATMの同時刻でやってみましたので参考までに。
セディナカード(Mastercard)で試しました。

セディナカード海外キャッシングレート
  • Continue without conversion → 4412円÷50AUD=88.24円/1AUD
  • Continue with conversion → 9553円÷100AUD=95.53円/1AUD

一つの操作の違いで7円も違う・・・酷い話です。
同時刻にJCBでも「Continue With Conversion」を選択してみましたが・・・

JCB海外キャッシングレート

結局100AUD≒9522円(95.22円/1AUD)っていう、
Mastercardと同じ劣悪レートになりました。

ATM操作中にレートが表示されたら、怪しいので・・・
くれぐれも現地の銀行レートには、気を付けてください。

ちなみに、VISAカードの場合、
同じATMでも、現地銀行の劣悪レートが表示された事がありません。
勝手にお得なVISAレートでやってくれてます。
銀行の劣悪レートは、主にMastercardで表示される事が多く、たまにJCBでも表示されます。

操作に不安なら、VISAブランドで海外キャッシングするのが無難。
Mastercardレートの方が良いんだけど、現地両替レートに比べたら、ホント微々たる違いですから。

海外キャッシングの為替レートと手数料を徹底比較。

海外ATMの操作方法まとめ

海外キャッシングを色々な国で、色々なクレジットカードで利用して思ったのが、
海外キャッシングって使えば使うほどに、一概に得するとは言えないなって事。

海外キャッシングの利用方法。お得に両替する為に注意すべき事。

キャッシングするクレジットカードによって手数料は違うし、
海外ATM手数料、為替手数料、金利手数料と意外とチリは積もります。

海外キャッシングの為替レートと手数料を比較。発生した全ての費用まとめ。

気を付けるべき点も多いですし、
なにより、海外ATMって不具合やトラブルも多いから。

海外ATMでお金が出てこないトラブル。海外キャッシングの不正請求被害の調査と返金までの流れ。

海外ATMで現地の銀行レートを適応されたら凄い損なので、
換算レートが表示されたり「Continue With Conversion」の文字には気を付ける。

ただ、実際のところは、ATMは使ってみないと分からないので・・・運も有る。
銀行の劣悪レートも、最後の最後で表示してくるから、不親切極まりない。

海外キャッシングは、使うにしても少額利用の方が良いし、
トラブル時に自ら対応できる人、頻度が多い人、慣れている人向けのサービス。
使うなら、クレジットカードは厳選した方が良い。

海外キャッシングにおすすめクレジットカード。海外キャッシングで得するカードの選び方。

キャッシュレスの時代、海外キャッシングで大金を引き出す必要もなく、
繰り上げ返済で得する金額だって微々たるもの。
だったら繰り上げ返済もしなくても良いかな。返済の手間のが大きい。

海外キャッシングで繰り上げ返済。返済方法による利息と手数料の違い。

できることなら、海外キャッシングは避ける。
なるべく現金調達は避け、クレジットカードで直接決済した方が良い。

海外決済で得する高還元率クレジットカードまとめ。

日本以上に、キャッシュレス化は進んでいますから。
それでも海外キャッシングを利用するなら、エポスカード

海外の悪質レートが出づらいVISAブランド。
エポスATMで簡単&無料で繰り上げ返済もできるし、
繰り上げ返済せずとも1回払いで返済してくれる。
カード年会費も永年無料だし、海外旅行保険も自動付帯ですから。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2008年度カナダワーキングホリデーの人。
ワーホリしたのに英語喋れません。
JGC、SFC修行済み。
海外に行きたいけども、今は日本に居ます。
最近は子連れ旅行が増加中。
プロフィール

コメント

コメントする

目次