豪華ラウンジで有名な、キャセイパシフィック航空のラウンジ。
中でも香港国際空港にある「The Wing(ザ・ウィング)」は、
キャセイのフラッグシップラウンジであり、
最高峰の「ファーストクラスラウンジ」も有ります。
ファーストクラスラウンジというネーミングですが、
ワンワールドのエメラルド会員なら、エコノミークラスでも利用可能。
JALのJMBダイヤモンド会員、JGCプレミア会員なら利用できるってわけで、
私もJALエコノミークラスで利用させて頂きました。
お風呂有り、レストラン有り、バー有り・・・色々とヤバイかったです。
ザ・ウィング(ファーストクラス)の内観
ラウンジ受付&入り口
香港空港ターミナル1の6階に有るザ・ウィング(ビジネスクラス)受付。
ビジネスクラスラウンジと繋がっており、同じ入り口から入れます。
ファーストクラスラウンジ利用者は、2階へと促されます。
二階のカウンター向かって左側がビジネスクラスラウンジ、
右側がファーストクラスラウンジ。
入り口に「First」の文字も光っています。
The Atrium(ロビー&ダイニングコーナー)
ファーストクラスラウンジに入ると最初に登場するのが、
「The Atrium」という部屋。
ロビー的な意味合いなんでしょうけど、
ビュッフェスタイルの食事、ドリンクと置いてあるので、
ダイニングエリアみたいな感じ。
白い大理石調のテーブルに、料理がズラズラと並んでます。
中央には大きいダイニングテーブル。
吹き抜け側には、カウンターテーブル。
カウンターテーブル目の前は、ガラス張りと搭乗ゲート。
大きな窓からは、キャセイの飛行機もよく見えます。
The Haven Bar(バーコーナー)
ラウンジは奥に長く続いており、
The Atriumの奥に有るのが、バーコーナーのThe Haven Bar。
こちらはテーブルではなく、ソファーが並んでます。
座るとすぐにドリンクのお伺い・・・さすがファーストクラス。
ボルドーとグレーのソファ。キャセイカラー。
ソファサイズもデカイ。
スゲーゆったりして座り心地も違います。
The Library(新聞・雑誌コーナー)
バーの奥に、新聞雑誌がずらりと並ぶ、読書コーナー。
The Pierラウンジで言うなら、The Library的なスペースです。
座席は、数席程度なので・・こじんまりしてますけど。
雑誌のバリエーションは、他ラウンジ同様に豊富。
英文、中文、ハングル・・・日本の新聞まで有りました。
The IT Zone(ビジネスコーナー)
読書コーナーの反対側に、The IT Zone。
いわゆるビジネスコーナーです。
パソコン2台、デスク2台とオマケ程度のスペースですけど。
PCはMac。プリンターも有ります。
まぁ、ビジネスクラスラウンジの方に、
広めのThe IT Zoneが有るので、
ガッツリ使いたいなら、ビジネスラウンジへ行けばよいかと。
Champagne Bar(シャンパンバー)
一番奥には、Champagne Barも有ります。
その名の通り、シャンパンだけが置いてあるゴージャスな空間。
バーカウンターとは違い、常駐スタッフも居ないので、
勝手にシャンパン注ぎまくり。
気兼ねなく、飲み放題しまくれました。
The Haven(レストラン)
The Atriumでは、ブッフェスタイルの食事も提供していますが、
The Havenという専用のレストランがラウンジ内に有ります。
さすがのファーストクラスラウンジってやつです。
レストラン入り口に受付。
受付で人数を言うと、席まで案内してくれます。
レストランスペースだけでも広い。
専用のレストランメニューから、
食事・ドリンクと注文でき、もちろん全て無料。
しかも、レストラン奥にもブッフェコーナーが有るという・・・
ファーストクラスラウンジ・・・ヤバイです。
ザ・ウィング(ファーストクラス)の食事メニュー
ロビー&ダイニングコーナーの食事メニュー。
ここだけで、十分な食事バリエーション。
朝の時間帯なので、朝食メニュー。
クロワッサン、チョコレートクロワッサン、デニッシュ2種。
ベジタブルサンド、ほうれん草のフリッタータ、ハム&チーズのパニーニ。
フリッタータって、キッシュみたいな料理っすね。
ブルーベリーとバナナのマフィン、人参ケーキ、チョコレートバナナケーキ。
シリアル類。
パンコーナー。ロールパン。
食パンとか。
トースターで焼き目もつけられます。
ジャム&バター。バターにキャセイマーク。
フルーツ&チーズコーナー。
チーズもゴロゴロと、バリエーションも豊富。
パンプキンシードに、チアシードまで有りました。
ヨーグルト、カットフルーツ、ハム、サラダ、ミューズリーとかとか、
レモン、ケッパー、オニオン、サワークリーム。
洋食メニューも置いてあり、
カリカリベーコン、ソーセージ。
スクランブルエッグ。
ポテト、トマトソテー。
大麦のホットオートミール。私はコレ系苦手。
アーモンド、シナモンブラウンシュガー、レーズン。
置いてあるのが、いちいちオシャレ。
昼食タイムには、料理も変わります。
メロンケーキ、BBQポークパイ、
ツナパイ、チキンポットパイ。
スイーツも登場、
バターケーキ、アップルタルト、チョコレートトリュフ、
チーズケーキ、アーモンドパイ。
バーガー、ラップ系の料理も出てきました。
流石に全部は食えませんでしたわ。
レストラン「The Haven」のメニュー
続いて、オーダー制のレストランメニュー。
私が訪れたのは、朝方の時間帯なので朝食メニューです。
Set Menu
- The Chinese Set
- The Western Set
Breakfast Specialties
- Superfood Breakfast bowl
- Portobello Mushroom
- Chia,Green tea and coconut pudding
- Poached eggs with kimchi
- Poached eggs with hollandaise on toasted muffin
- Granola
Signature Noodles
- Dan Dan Mien
- Wonton noodles in soup
ドリンク類は、ラウンジに有るものが一通り頼めます。
illy Coffee、Jing Tea、フレッシュジュース・・・
カクテルもお好みに合わせて作ってくれます。
シャンパンも3種類から選べます。シャンパンバーに有るのと同じ銘柄ですね。
Champagne Menu
- Perrier Jouet, Brut N.V.
- Louis Roederer, Brut 2012
- Ayala, Brut Majeur Rose N.V.
せっかくなのでセットメニューを2つ注文。
アメリカンのThe Western Set。
中華風のThe Chinese Set。
さすが香港、飲茶が美味い!
中華粥も中々、本格的。
担々麺も頼んでみましたが、
ヌードルバーで提供しているのと同じヤツでした。
ワンタン麺も同じやつですね。きっと。
The Havenのレストランで注文できるメニューは、
基本的に、ラウンジに置いてある料理という感じ。
The Havenのレストラン内にも、
同じメニューがブッフェスタイルで置いてありました。
洋風コーナー。
スクランブルエッグ。
ごん太のソーセージ。オーダーしたやつと一緒だ。
ヨーグルト、フルーツ、グラノーラ。
中華コーナー。
お粥。
チャーハン。
肉まん。
シュウマイ。
蒸し餃子。
チーズとか、ドリンクとか。
ケーキ、パンコーナー。
この辺も、ダイニングコーナーに有るのと同じラインナップ。
まぁ、どれも間違いなく美味しいんですが、
わざわざオーダーしなくても食べれるって事に気づき、ちょっとイマイチな気分。
同じファーストクラスラウンジでも、
The Pier(ザ・ピア)の方が、レストランメニューが充実しており、
頼まないと食べれない料理も多かったので・・・
オーダーメニューを利用するなら、
THE PIERのファーストクラスラウンジの方が良いですね。
ザ・ウィング(ファーストクラス)のドリンク・アルコールメニュー
ソフトドリンク類はラウンジ内にありますが、
基本的に、アルコールはバーカウンターにて提供となってました。
バーには、様々なアルコールドリンクがおいてあり、
好みのカクテルも作ってくれます。
香港のキャセイラウンジで有名なカクテルといえば、
「Cathay Delight(キャセイディライト)」。
キウイベースにココナッツミルクが入った、ノンアルコールカクテル。
シャンパンバーでは、3種類のシャンパン。
Perrier Jouet, Brut N.V.、Louis Roederer, Brut 2012、
Ayala, Brut Majeur Rose N.V.・・・どれも高価なやつです。
コーヒー&お茶コーナー。
こちらもスタッフが常駐しており、淹れてくれます。
お茶の種類も凄い豊富。
お茶のメニュー・・・
私みたいなわからない人用に、茶葉のサンプルも置いてあります。
お茶もスタッフが急須に淹れて、作ってくれます。
ラウンジ内のソフトドリンクコーナー。
炭酸水にジュース類。
ジュースだけで、オレンジ、キャロット、キウィ、マンゴー、
スイカ、グレープフルーツ、グァバ、アップル、パイナップル・・・
デトックスウォーターも、見た目が凄い。
アルコール、コーヒー、紅茶と、凄いバリエーションですが、
ファーストクラスラウンジだけ有って、オーダースタイルが多いですね。
慣れてない私には、注文の恥じらいがががが・・・
アルコールメニューも、シャンパン以外は、
基本的にスタッフに注文する手間が有るので、
勝手に飲み放題しまくるってのは難しいかなぁと。
ザ・ウィング(ファーストクラス)のバスルーム「カバナ」
キャセイラウンジの「The Wing」で凄いのが、
他にはない「The Cavanas(カバナ)」という部屋が有ること。
バスルームにしては広すぎる、お風呂専用の部屋があります。
人気故に待たされますので、使う場合には時間に余裕を持って。
カバナには専用の受付があり、待ち人が居ると専用のブザーを渡されます。
私は午前中の利用でしたが・・・1時間待ちでした。
1時間待ちを終え、呼び出され再度カバナの受付カウンターへ、
カバナへと続く通路。
カバナ到着。やべー広い。私の部屋よりも広い。
手前に洗面所、奥に有るのが風呂です。
洗面所。頑張れば、ここだけで頭洗えるけどな。
洗面台の下に、ドライヤー、タオル、アメニティ類が隠れてます。
洗面所には高級ブランド「Jurlique」のハンドソープ&ハンドクリーム。
アメニティ類も一通り有る。ホテルの部屋みたい。
部屋が広すぎて、お風呂が小さく見えますが・・・
凄い大きなお風呂だから、足伸ばしても全然余裕、ウチの実家の風呂より広い。
風呂の前には、ソファとテーブルまで有る。
デスク横には、コンセントも有り。
風呂上がりにちょっとした作業をしてみたり。
ソファで休憩してみたり。
風呂の隣には、シャワーも有り、体も洗い放題。
シャワーも、3ヶ所から出てきます。
天井から、壁から、シャワーヘッドから。壁からは滝のように出てきます。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは、
お風呂横と、シャワー横の2ヶ所に設置。
極厚で大判のバスタオルも2枚。風呂横とシャワー横に有ります。
このタオル最高。スッゲーデカイっす。
クローゼットには、バスローブまで有りました。
トイレが無い・・・と思ったら、
入り口すぐ横に隠れてました。
トイレだけで広いのーん。
お風呂の為に、このスペースって感動ですね。
いつまでも居られる空間でしたが・・・
入室時に1時間半(90分間)の時間制限を告げられました。
まぁ、それでも十分ゆっくりできましたけど。
ザ・ウィング(ファーストクラス)のトイレ
ファーストクラスラウンジは、トイレも凄かったです。
ブラックを基調とした、ラグジュアリーなデザイン。
小便器・・・まぁ、普通。
驚いたのが、個室。
洗面台が有り、ハンドタオルが綺麗に置いてあるの。
これ、利用毎に清掃して、タオルを置いてるってことだよね?
変なところで感動したわ。
ザ・ウィング(ビジネスクラス)へもアクセス可能。
IT Zone、Noodle Bar、Coffee Loft、Long Barと使いたい場合は、
ビジネスラウンジ側へ移動することも可能です。
ファーストクラスラウンジ内にも、
ビジネスラウンジ側への案内が出ています。
せっかくなので、ファーストクラスラウンジ反対側のビジネスクラスラウンジへ。
ファーストクラスラウンジに比べると混んでます。
奥には名物のヌードルバー。
ヌードル、飲茶と出来たてが食べられます。
担々麺再び。やっぱりコレ旨い。
コーヒー専用部屋のコーヒーロフト。
コーヒーカウンター。
illyのコーヒーがオーダーできるわけですが・・・スタッフ居ない。
まぁ、ファーストクラスラウンジでも、
ヌードル、コーヒー、ティーと一通り注文できるので、
わざわざ来なくても良いとは思いますけど。
ザ・ウィング(ファーストクラス)の場所
ザ・ウィングのファーストクラスラウンジは、
香港国際空港ターミナル1の7階に有ります。
出国審査(保安検査)を抜けた後、スグ左側の場所に位置しており、
ファーストクラスラウンジ利用者は、こちらからも直接アクセスできます。
シャンパンバーの裏側が、ファーストクラスラウンジの受付となっていたわけですね。
6階の搭乗ゲート側(ビジネスクラスラウンジ側)から来る場合、
1~4番搭乗ゲート付近に有ります。
私は、ファーストクラス専用入り口があるとは知らず、
6階の搭乗ゲート側(ビジネスクラスラウンジ側)から利用。
Gates1-4の案内に従って歩きました。
搭乗ゲート1が見えれば、ラウンジ入り口はもうすぐ近く。
近くに来ると、ラウンジという意味の「貴賓室」の案内も出てきます。
ここが「The Wing」ラウンジ入り口です。
ラウンジは搭乗ゲート真上にあるので、ラウンジからもゲートが見えます。
ザ・ウィング(ファーストクラス)の感想まとめ
香港のキャセイパシフィック航空ラウンジは、
どれもゴージャスでしたが、
お風呂(カバナ)まで有るのは、The Wingだけ。
日本のJAL、ANAラウンジよりも、全然ゴージャスであり、
料理、お酒と凄かったです。
中華だけでなく洋食メニューも充実、
他のラウンジも行くつもりが・・・いきなりうっかり食べすぎました。
ただ、同じファーストラウンジThe Pierと比べると、
レストランのオーダー料理が劣るかなといった印象。
→香港国際空港ファーストクラスラウンジ「The Pier(ザ・ピア)」レビュー。
The Pierには、お風呂は無いけどマッサージもあるし、
場所が遠い分、人も少なく静かで落ち着いていますからね。
The Wingは、キャセイを代表するラウンジであり、
一番アクセスしやすい場所に有るので、混雑しているってのも有る。
まぁ、ファーストクラスラウンジなんで、
それでもビジネスクラスラウンジに比べれば、ダンゼン空いてましたけど。
香港空港キャセイラウンジは多々ありますが、
ラウンジによりサービスも異なります。
→香港国際空港のキャセイパシフィック航空ラウンジ比較。特徴とオススメポイントまとめ。
時間が許すのであれば、ラウンジ巡りもオススメです。
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