ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧 ホノルル国際空港)から、
ホテルの有るホノルル市中心地(ワイキキ周辺)までは、近いといえど約10kmの距離。
徒歩では到底無理だし、電車も走ってないので、車で行くしかありません。
車でホテルへ向かうとはいえ、その種類は様々。
人数や用途によって、最適なサービスも異なります。
ハワイは日本人だらけのリゾート地って事で、
日本語対応だったり、チップ込のホテル送迎サービスも増えてますから。
シャトルバス
ホノルル空港からホテルまで直行専用のシャトルバス。
日本からのツアーで利用される人も多く、観光客には一番馴染みがあるんじゃないかと。
シャトルバスの利用だけでも申し込めるし、
一人でも申し込めるので、少人数こそ格安に利用可能です。
所要時間は40分前後、料金は片道20ドル前後が相場。
1人につきスーツケース2個まで無料のとこが多く、
相乗りの都合、時間誤差、混雑具合にもバラつきが有るのが難点です。
日本人なら、日本人向けシャトルバスを利用するのが一般的かと思いますが、
ダニエル・K・イノウエ国際空港から、ホノルル市街へは沢山の送迎サービスが有ります。
各送迎サービス会社への直通電話ボックスも空港内に有りますし、
空港前にシャトルバスを停車して、値段を提示している会社も有ります。
実際のところ、日本人向けのサービスだからといって、値段は大きくは変わりませんので、
なるべく日本円請求、日本語対応が分かりやすくて安心かと。
HISの格安送迎サービス
日本の格安旅行代理店といえば、HIS(エイチ・アイ・エス)。
ツアー利用者でなくとも、シャトル送迎サービスが利用可能。
日本のサービスなので、現地でも日本人対応というのもありがたい。
チップ込みの料金なので、結果的に安いです。
→【混乗送迎】ホノルル国際空港 ホテル(ワイキキ)間 片道送迎
HISシャトルのメリット
- 日本の旅行会社で安心。
- 現地で日本語カウンター。英語は不要。
- 料金は片道18ドルと格安。
- チップ料金込み
HISシャトルのデメリット
- 事前予約が必須。
- 運行時間は7:00~13:00。
チップ料金込みで18ドルという事で、
ロバーツハワイや、スピーディシャトルと比べても圧倒的に安い。
日本経営という事で、問合せ先も日本の会社。日本人カウンターにて対応。
なんか有った時にも安心ですね。
運行時間が7:30~14:00(対象フライトは6:00~13:00到着便)という事ですが、
日本からホノルル間の直行便に関しては、特に問題無く利用もできるかと。
団体出口を出れば、すぐHISカウンターも見えるし、
カウンターで間違いなく日本語が通じるのが何よりもメリット。
よく分からないまま、待たされる不安もないです。
ちなみに、日本の旅行会社JTBでも、現地送迎バスのプランが存在します。
現在では募集していないのか?料金が記載されていません。以前は18ドルでした。
→【あいのり送迎プラン】手軽に安心!送迎プラン・ホノルル空港→ホテル (エアポート・エクスプレス)
こちらも団体出口を出た左手に「JTBカウンター」が有り、日本語対応です。
ロバーツ ハワイ エクスプレスシャトル
日系シャトルバスの老舗といえば、
ロバーツハワイエクスプレス(Roberts Hawaii Express Shuttle)の送迎シャトル。
黄色のシャツを着たスタッフが目印です。
以前は、16ドルと格安だったんだけど・・・今では片道23ドル。
日本人向けの高額サービスとなってしまいまさいた。
ロバーツハワイエクスプレスシャトルのメリット
- 片道23ドルの料金は、ポーター代&チップ込み。
- 立ち寄るホテルは最大5カ所まで。
- 日本語サイトで予約が可能。旅行代理店経由の予約も可。
- 当日の英語でのコミュニケーション不要。
- 24時間運行。
ロバーツハワイエクスプレスシャトルのデメリット
- 事前予約が必須。
- 海外サービス故のルーズさ有り。
- 往復料金44ドル。往復割引は無し。
料金だけみると、他社と同水準の片道23ドルですが、
ロバーツハワイの場合は、チップ込の料金となってます。
公式サイトにも、ポーター代、チップが含まれていると明記されている。
料金にはチップが含まれており、チェックアウトの際にはチップ 明細が表示されます。
※参考→Honolulu Airport Shuttle to Waikiki Hotels | Express Shuttle
乗り場は、団体出口を出てすぐ右側にロバーツハワイのカウンターが有ります。
出た場所にもプラカードを持った案内スタッフも居るので、迷う事も無いかと。
日本人向けがメインなので、日本人利用者が多いという点では安心。
立ち寄るホテルは5カ所の制限が有るけど、バスが遅れたら意味ないから、
時間的な速さは、他社と変わらないと思う。
私が利用した時は、飛行機遅延も有り、結構待たされました。
→空港送迎サービス「ロバーツハワイ エクスプレスシャトル」レビュー。
この時も、利用者は全て日本人だったよ。
スピーディシャトル
ホノルル空港公式のエアポートシャトルといえば、スピーディシャトル(Speedi Shuttle)も有名。
予約不要で乗れるので、国籍問わず多くの観光客が利用しているイメージ。
スピーディシャトルのメリット
- 事前予約が不要。当日現地で申込みOK。
- 片道17.6ドル、往復31.68ドル。往復利用で割引。
- 相乗りシャトルだけでなく、貸し切りが可能。
- 24時間運行。
スピーディシャトルのデメリット
- チップは別。荷下ろしに1ドルが必要。
- 公式サイトの造りが微妙。日本語訳が怪しい。
- 同乗者の目的地の制限が無い。
ロバーツハワイのシャトルバスが予約のみに対し、
スピーディシャトルは、事前予約不要で当日乗車可能。
その場で料金を支払い、ホテル名を告げれば利用できます。
クレジットカード決済もOK。
復路も利用するつもりなら、帰りの時間も予約できます。
ロバ―ツハワイよりも安い料金で片道17.6ドルですが、
相乗りシャトルの場合は、チップは別料金と明記されてます。
荷下ろしにチップ1ドルが相場なので、合計すると18.6ドル。だったらHISが良いかなと。
混乗シャトル運賃にはドライバーへのチップは含まれていません。
専用車サービス運賃にはドライバーへのチップが含まれています。
スピーディバスの乗り場は、個人出口を出た右側。
赤い「Speedi Shuttle」の看板と、赤いハワイアンシャツのスタッフが目印。
個人出口を出ると、赤いアロハシャツの人も沢山いるので、すぐ分かります。
黄色がロバーツハワイ、赤がスピーディシャトル。
タクシー
ダニエル・K・イノウエ国際空港にも、タクシー乗り場(タクシープール)は有ります。
タクシー乗り場は、個人用出口を出て、右の方に案内が出てます。
難点は、やや高額なタクシー料金と、英語という事。
とはいえ目的地さえ伝えられれば良いので、そこまで難しい事もありません。
料金はワイキキ中心地までで、メーター40ドル前後、
チップ込で45ドル~50ドルみておけば問題無いかと。
1台で4人までは乗れますが・・・荷物が多い場合は注意。
普通サイズの車だと、スーツケース3個くらいが限界だと思います。
所要時間は20分~30分。
タクシーが来るのを待つ必要もなく、相乗りでも無いので早いです。
ハワイのタクシーは、現金対応しかしてくれない運転手が多いので、
利用する場合は、現金を用意しておきましょう。
私はクレジットカードで痛い目にも遭ってますから。
→ハワイのタクシーではクレジットカードは使えないと思った方が良い。
チャーリーズ・タクシー
格安な空港送迎のタクシーといえば、チャーリーズ・タクシー。
日本から日本語で事前予約可能ですが、
ホノルル空港に到着後、電話ボックスで到着を知らせる必要が有ります。
日本語専用ダイヤルも有るので、日本語OKです。
連絡先は、予約時のメールに記載されてます。
- 日本語専用ダイヤル:1-(808)-531-1331(6:00~22:00)
- 英語 フリーダイヤル:1-(877)-531-1333
- 英語 通常ダイヤル:1-808-233-3333
空港から、チャーリーズタクシーに電話をかける場合、
公衆電話は、個人用出口から出た正面に有ります。
最初に50セント(クォーターコイン2枚)を入れて、番号プッシュ。
日本語ダイヤルで上手くつながらない場合は、配車専用ダイヤルでも問題有りません。
英語で応答されても「Do you have any Japanese spkeaker?」でOK。
最悪「Japanese Please!」で、日本語スタッフに代わってくれるかと。
到着を伝えれば、あとは指定された場所で待っているよう案内されます。
待ち合わせ場所も近く、公衆電話から見える場所、
空港出口を出て、横断歩道を渡ったところにある茶色の屋根が待ち合わせ場所。
空港敷地内でスタンバイしているので、タクシーも約5分ほどで到着します。
運転手が名前の確認したら、スーツケースを積んでもらい、タクシーに乗り込むだけ。
料金は一律31ドルですがチップ、消費税は別なので、
34ドル~35ドル支払うのが一般的かと。
現金だけでなく、クレジットカードの支払いにも対応しています。
日系の運転手も多く、カタコトの日本語対応してくれる事も多いです。
定員4人まで乗れて、ワイキキまで片道31ドルで済んでしまうなら悪くない。
注意点としては、タクシーに乗る荷物には制限が有ること。
空港送迎・定額料金タクシー:1台につき定員4名。
ワイキキ定額料金タクシー – Charley’s Taxi
(お荷物は1人につき、スーツケース1個、機内持ち込み荷物1個まで)
大型荷物が有る場合は、一個につき追加料金5ドルが発生します。
自転車、ゴルフバッグ、サーフボード、その他重さ36Kg以上、又は容量283ℓ以上の荷物には1つに付き$5
実際、利用して感じた難点は、やはり電話の手間。
混雑時は電話口も混み合うし、なんだかんだで待たされるから。
Uber、Lyft
日本では普及に苦戦している配車サービス「Uber」ですが、
世界各地で普及しており、ハワイでも非常に便利に使えます。
基本的にホノルル周辺なら、待たずに乗れる事がほとんどです。
Uberのメリット
- タクシー料金よりも格安。3割~5割くらい安い。
- アプリ経由で気軽に配車予約が可能。
- 利用可能な車の場所が、リアルタイム把握できる。
- アプリ経由なので英語でのコミュニケーションが不要。
- 決済がアプリ経由。チップの割合も細かく設定可能。
- 事前登録したクレジットカードで決済される。精算時のやり取り不要。
- 配車リクエスト時に、目的地も設定できる。
- ドライバー情報、ドライバーの評価も確認できる。
Uberのデメリット
- 混雑時は割高になる。
- 基本的には一般ドライバーの集まり。白タクです。
- 白タクなので幼児は乗れない ※ルール上
Uberの素晴らしい点は、格安な料金だけでは無いです。
アプリ経由で車を呼べ、目的地も事前に指定が可能。
英語を使う必要は一切有りません。
ドライバーに直接料金を払う必要も無く、
アプリ経由で登録したクレジットカードへ請求となるので、
精算時の手間も無く、ボッタくられる心配も有りません。
チップの割合も事前指定で、自動的に請求してくれますし、
クレジットカードすら持つ必要も無くなるという。
Uberには、評価制度も有り、車のグレードも選べるので、
嫌なタクシーに当たる確率も減らせるという、至れり尽くせり。
Uberが空港で使えないというのも、過去の話です。
Uberには大型サイズのUber XLもあるので、最大6人+荷物で乗れるのも良い。
我が家も家族旅行で利用しまくりました。
難点は、混雑時に割高になること。これを避けるにはLyftの併用した方が良い。
→ハワイのタクシーはUberとLyftを使うべき理由。料金、チップ、空港送迎、スーツケース、子連れ利用の注意点。
ハワイに限らず、タクシーアプリは使った方が良いので、
まだ利用したことないなら、登録しておく事を推奨します。
ほんとUber有ると無いとでは、行動範囲も全然変わってくる。
レンタカーでしか行けないような場所も、気軽に行けるようになるから。
リンカーンリムジン
ハワイではリムジンも良く見かけるのですが、意外と格安に利用できます。
空港からホテルまで1台120ドル。
最大6名まで乗車可能でスーツケースも5個までと、意外と格安です。
→【片道/往復送迎】リムジンなど車種指定 専用車送迎(空港‐ワイキキホテル間)
6人で乗れば、1人20ドルで利用できてしまいます。シャトルバス並みに安いのです。
我が家も家族旅行で使いましたけど、テンション爆上がりしました。
家族だけでなく、友人間での利用もコスパも高いかと。
もちろん、カップルでゴージャス体験するのも悪く無いと思いますけど。
レンタカー
ハワイでレンタカーを借りる予定なら、空港で借りてしまうという方法も有ります。
レンタカーの営業所も空港から近く、
海外大手レンタカー会社、Budget(バジェット)、AVIS(エイビス)、
Hertz(ハーツ)、National(ナショナル)と、Advantage(アドバンテージ)・・・と、
空港の国際線駐車場(Overseas Parking Garage)内に有ります。
個人出口から空港出て、徒歩5分以内の距離です。
海外で車の運転に抵抗が無く、滞在期間中借りるなら空港で借りた方が良いです。
ただ、国際線の長時間フライト直後という事で、疲れにはくれぐれも気を付けましょう。
ホノルル市街へ行くには、高速道路も走るし、一方通行も多いので・・・ね。
21歳以上、運転免許証、クレジットカードが必須です。
慣れない海外の運転、接触事故の可能性は高いです。
トラブル時こそ日本語対応が安心ですね。
TheBus(市バス)
オアフ島内は、公共バスの「TheBus」が走りまわっているので、
ダニエル・K・イノウエ国際空港から、ホノルル市街も格安で行くことが可能です。
空港近くのTheBus停留所は、到着ロビーでは無く、
出発カウンターの有る2階にあり、19番と20番のバスが停車します。
1人一律3ドルと非常に格安ですが、
スーツケースのような大型荷物は持込不可能となってます。
→ハワイの公共バス「TheBus(ザ・バス)」の活用方法と注意点。
現地で行動する為の交通手段としては有効ですが、
ホテルへの交通手段としては、ちょっと難しいかと。
私も実際に利用してみましたが、やはりネックは荷物ですね。
→ダニエルKイノウエ空港からThe Busでワイキキ市内へ移動。往復利用して気づいた注意点。
荷物サイズのルールも有りますが、The Busは混みますので・・・
荷物が小さいなら、といったところです。
ホノルル空港送迎まとめ
1人ならシャトルバスが最安ですが、
タクシーを含めた貸し切りは、何より早いです。
カップルならタクシーをおすすめしたいし、
家族ならリムジンを利用したって、値段は大して変わらないんだよね。
1人ならシャトルバス
→【混乗送迎】ホノルル国際空港 ホテル(ワイキキ)間 片道送迎
2~6人ならUberとLyft
→ハワイのタクシーはUberとLyftを使うべき理由。料金、チップ、空港送迎、スーツケース、子連れ利用の注意点。
リムジン貸し切りも安い
→【片道/往復送迎】リムジンなど車種指定 専用車送迎(空港‐ワイキキホテル間)
リムジンとかも、日本ではまず乗れませんし、意外と格安料金です。
ハワイのアトラクション一つとして、
家族やカップルで使うのも、悪く無いと思います。
チャーリーズタクシーは格安だけど、現地で電話する手間は否めない。
なんだかんだで手間が無いのはUberなのでした。
観光客向けサービスって、やっぱり割高なんで・・・
まぁ、色々試してみるのも面白いと思います。
ハワイは日本人も多く、何とかなってしまう国ですから。
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