北京首都空港は、エアチャイナ(中国国際航空)の拠点であり、
そのビジネスクラスラウンジと、ファーストクラスラウンジが、
プライオリティパスで利用可能となっています。
ファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジの内容と、
2つのラウンジの違いについて。
ファーストクラスラウンジって凄そうなイメージですが、
エアチャイナは例外。言うほど凄いラウンジでは無かったから。
北京空港エアチャイナラウンジの基本情報
北京空港のエアチャイナラウンジは、
ビジネスクラスラウンジとファーストクラスラウンジ、
いずれも、ターミナル3Eの中央に有ります。
Air China Business Class Lounge
- 場所:ターミナル3E中央
- 営業時間:午前6時~午後10時
- 利用対象:ビジネスクラス搭乗者、スターアライアンスゴールド、プライオリティパス
ファーストクラス、ビジネスクラスって名称ですが、
エアチャイナビジネスクラス搭乗者は、ファーストクラスラウンジも利用できます。
Air China First Class Lounge
- ラウンジの場所:ターミナル3E中央
- 営業時間:午前6時~午後10時
- 利用対象:ビジネスクラス搭乗者、プライオリティパス
で、ここで疑問だったのが、
SFC会員等、スターアライアンスゴールド会員の場合は、
エアチャイナファーストクラスラウンジが利用できるのか?
Air China公式にもラウンジ利用条件は明記されてないし、
ANA公式で北京空港ラウンジの利用条件を確認してみても、
「中国国際航空ラウンジ」としか書いてないんだよね。
で、私はSFC会員でファーストクラスラウンジを利用しようとしたところ・・・
「ビジネスクラスラウンジへ行ってね」って断られました。
よくみたら、入り口看板にもスタアラゴールドマークが有ったわ。
でもでも私は、プライオリティパスホルダー。
あたふたしながらプライオリティパス提示して、
ファーストクラスラウンジを堪能したわけです。
北京空港エアチャイナラウンジの場所
エアチャイナラウンジは、保安検査抜けた場所から非常に近いです。
保安検査抜けると目の前に噴水、ここから左右に分岐する。
右側に行くとビジネスクラスラウンジ。
保安検査を抜けて右側となります。
保安検査から100mほどの距離ということで、すぐラウンジも見えます。
エスカレーターを上ると、すぐそこがビジネスクラスラウンジです。
ファーストクラスラウンジは、ビジネスクラスの反対側。
保安検査を抜けて左側となります。
左側に曲がると、すぐエスカレーター。
ファーストクラスラウンジのエスカレーター。
こちらも3階へ上がれば、すぐラウンジ受付です。
北京空港エアチャイナラウンジの違い
利用条件こそ微妙に違いますが、
そのラウンジの中身は、ほとんど一緒でした。
設備、食事メニュー、ドリンクメニュー。
ラウンジの造りも左右対称になっているので、違いようも無い。
具体的に何が違うのかというと、
ファーストクラスは、中国茶のティーサービスあり、
目の前でお茶を淹れてくれたりします。
あとは、ヌードルメニューも目の前で作ってくれたり・・・それくらい。
食べれるメニューは一緒だからね。
一番の違いは、ファーストクラスの方が空いており、
ビジネスクラスラウンジは、とにかく混んでました。
特に、ビジネスクラスの食事コーナーは凄い混みよう。席確保も大変。
バーカウンターもビジネスラウンジは並んでました。
プライオリティパスでは、両方のラウンジが使えますが、
はっきり行って、ビジネスクラスラウンジを使う意味は無かったです。
両方使えるならファーストクラスラウンジだけ使えば良いです。
エアチャイナラウンジの内観
ファーストクラスラウンジの内観
ファーストクラスラウンジマップ。
受付がラウンジの左側に位置しており、右奥に長い造りとなってます。
ラウンジ受付。
ラウンジからは、空港の大きな窓が見えます。
ラウンジは広いし、空いてます。
中央の円形スペース。ここで中国茶のサービスやってます。
吹き抜けの天井で、更に広く感るやつ。
ラウンジ右側の休憩スペース。
ダイニングエリア周辺の休憩スペース。
右側突き当りは、空港中央の吹き抜け。
反対側には、ビジネスクラスラウンジも見えます。
ドデカイ窓からは滑走路。見てるだけで楽しい。
ビジネスクラスラウンジの内観
ファーストクラスラウンジの反対側に有るビジネスクラスラウンジ。
ファーストクラスラウンジを左右対象にレイアウトしただけ。
設備も変わらないです。
ビジネスクラスラウンジの受付。
中央の円形休憩スペース。一緒です。
右側通路の休憩スペース。ソファの形状とかが微妙に違うかな。
ビジネスクラスラウンジは混んでますね・・・
空席を探すのが大変。
ダイニングエリアは、人だらけっす。
ビジネスクラスラウンジからも、ファーストクラスラウンジが見えます。
エアチャイナラウンジの食事メニュー
食事メニューは、ビジネスクラスもファーストクラスも共通でしたので、併せて紹介。
ファーストクラスラウンジのダイニングエリア。
パスタ。
エビシュウマイ。
にんじんまん。
緑色のなにか。
肉餃子。
カレーチキンマン。
チャーハン。
チンジャオロースー的な。
ナムル、青菜。
トマトと卵の炒めもの。
チキンの炒めもの。
魚の揚げ炒め。
ピッツァ。
漬物3種類。
味噌汁。
お粥。
ジャパニーズ寿司。
サーモン、海老、太巻きが有りました。
サラダ。
ロメインレタス。
ミニトマト、サニーレタス。
ドレッシング、粉チーズ、オリーブ、クルトンとかとか。
オートミールブレッド。
クロワッサン。
セサミパーン。
デニッシュ。
麺コーナー。3種類有ります。
ファーストクラスラウンジだと、ヌードルメニューは目の前で作ってくれます。
軽食、おつまみコーナー。
スナック、フルーツとか。
菓子パンの類。
サンドウィッチ。
カットフルーツ。
ヨーグルト。
ナッツ、あられ。
中国のスナック類。
スナックの種類が豊富です。
クラッカー。
エアチャイナラウンジのドリンクメニュー
ドリンクコーナーは、ラウンジ内に複数箇所に有りました。
缶コーヒー、瓶のフレッシュジュース。
炭酸系の缶ジュース。水ボトル。
別の場所には、缶ビールも有りました。
ホットドリンクコーナー。紅茶、煎茶、いろんな茶。
ティーバッグではない中国茶。
エスプレッソマシーン。
バーカウンター。
アルコール、コーヒー、カクテル・・・ご要望に応じてくれます。
アルコールボトルが飾られてます。
カクテルサンプルが3種類。スクリュードライバー、ブラッディマリー、ジントニック。
ダイニングコーナーには、ワインボトルも置いてありました。
エアチャイナラウンジのシャワールーム&トイレ
トイレの洗面所。
洗面所のコスメ。なんか色々置いてある。
個室トイレ。
トイレと同じエリアにシャワールームも有りましたが、
満室ということで利用できませんでした。
清掃スタッフは、英語は通じず英語のプラカード見せられました。
エアチャイナラウンジのビジネスコーナー
ラウンジエリアの反対側奥に、ビジネスコーナー。
パソコンデスクがたくさん並んでました。
ちょっといじってみましたが、パスワード必須でした。
ラウンジ内には電源はたくさん有り、USB給電も可能なんで、
自分のパソコンなりスマホなりを使った方が良さそうです。
エアチャイナラウンジの仮眠室
ビジネスクラスラウンジも、ファーストクラスラウンジも仮眠室が有ります。
使いたい人は受付に申し出ましょう。
エアチャイナラウンジその他設備
雑誌類。みたことないものばかり。
新聞も中国のものばかり、中国だけで種類も豊富なのね。
入り口の受付横にクローク。
WiFiは空港WiFiと同じやつ。パスポートスキャンが必要です。
まぁ、ラウンジのWiFiは、金盾(グレートファイアウォール)で、
GoogleやSNSが使えないので、あんまり実用性も無い。
中国行くならローミングSIMは必須ですね。
エアチャイナラウンジの感想
航空会社ラウンジだけ有って、食事はそれなりに美味しい。
北京空港のプライオリティパスラウンジの中では一番の内容かと。
ビールもあるし、フルーツもあるし。
カクテルも飲めるし、水ボトルもある。
寿司も有るけど、ご飯、ネタともに微妙です。
チャイナということで期待しちゃうのが点心。
ただ・・・ちょっとイマイチな味が多いです。
エビシュウマイも、ほとんど皮でした。
ヌードルメニューは、まぁまぁの味。不思議なプリプリ麺。
ただ、ファーストクラスラウンジという割には微妙でした。
北京空港はエアチャイナの拠点、
他レガシーキャリアの空港ラウンジに比べると・・・どうしてもね。
午後10時までの営業なので、深夜便で使えないのも痛いところ。
同じくプライオリティパスラウンジなら、夜間帯はBGSプレミアラウンジを使うか、
→北京首都国際空港BGS Premier Lounge(BGSプレミアラウンジ)レビュー
毎日24時間営業のビジネストラベラーズラウンジ。食事は更に期待できないけど。
→北京首都国際空港Business Travelers Lounge(ビジネストラベラーズラウンジ)レビュー
まぁ、プライオリティパスで無料で使ってるんで文句は言えない。
ファーストクラスラウンジは、広くて綺麗で空いてますから。
コメント