マレーシア航空のハブ空港といえば、クアラルンプール空港であり、
ワンワールドラウンジも「Golden Lounge」に行きがちなのですが・・・
→クアラルンプール国際空港「Golden Lounge(ゴールデンラウンジ)」レビュー。
同じくワンワールド系のラウンジとして、
キャセイパシフィックの「CATHAY PACIFIC First & Business Class Lounge」も有ります。
メインラウンジの「Golden Lounge」ではなく、
わざわざキャセイのラウンジを利用する理由について。
意外と悪くないですから。
キャセイパシフィック航空ラウンジの利用資格
キャセイパシフィック航空ラウンジの営業時間は、6:30~23:00まで。
食事、アルコールの提供はありますが、シャワールームは有りません。
CATHAY PACIFIC LOUNGEの基本情報
- 営業時間:6:30~23:00
- 場所:制限エリア、サテライトビル2階のEAST ZONE
- 飲食:食事、アルコール
- 設備:WiFi、PC、プリンター、コピー機
利用できる人は、ワンワールドのビジネスクラス、ファーストクラスに搭乗する人。
もしくは、ワンワールド便の利用者で上級会員(サファイア会員以上)の人。
JAL便プレミアムエコノミーの指定ラウンジでも有ります。
別にキャセイパシフィック航空を利用する必要はありません。
CATHAY PACIFIC LOUNGEの利用条件
- キャセイパシフィック航空ファーストクラス or ビジネスクラス搭乗者
- ワンワールド加盟航空便ファーストクラス or ビジネスクラス搭乗者
- JALプレミアムエコノミー搭乗者
- ワンワールド上級会員(サファイア会員、エメラルド会員)
JALのJGC会員=ワンワールドのサファイア会員となるので、
JCG会員なら、エコノミークラスでもOK。同伴者1名まで一緒に入室できます。
「ゴールデンラウンジ」と「キャセイラウンジ」の2つが使えるわけです。
※JAL便の搭乗者なら「Plaza Premium First Lounge」も利用可能です。
→クアラルンプール国際空港「Plaza Premium First Lounge(プラザ プレミアム ファースト ラウンジ)」レビュー。
ワンワールドの航空会社であれば、JALである必要もないので、
今回は、JALでもキャセイパシフィック航空でも無く、
マレーシア航空で利用させて頂きました。
キャセイパシフィック航空ラウンジの内観
ラウンジ自体はそれほど広くなく、縦に長い造りとなっています。
ラウンジを入ると、左右に休憩スペースがあり、
入り口中央付近に、フードカウンター&ダイニングテーブルがあります。
入り口入って左側のラウンジスペース。赤いソファがオッサレー。
更に奥にもソファーコーナー。壁にテレビも有ります。
ラウンジ入って右側の休憩スペース。
中央の食事&ドリンクコーナー。
右手奥にも休憩スペース。こちらは赤と黒のソファです。
キャセイパシフィック航空ラウンジの食事メニュー
続いて、食事コーナーへ。
Chicken Ham and Cheese Sandwich(チキンハムとチーズのサンドウィッチ)、
Tuna Croissant(クロワッサンのツナサンド)。
English Scone with Butter and Strawberry Jam(スコーン)、
Vegetable Spring Roll(野菜春巻き)
Cauliflower with Straw mushrooms and Carrot(カリフラワーwithフクロウタケと人参)
Tomato Pennne(トマトペンネ)。
チキン料理と、一緒に食べるライス的なやつ。
マレー料理のMee Rebus(ミーレブス)も有りました。
カレーのようなドロッとしたとろみのあるスープ。
お好みで薬味をどうぞ。ネギとフライドオニオン。
おつまみ用のCheese Platter。クラッカー、チーズ、ぶどう、ドライフルーツ。
サラダ用のパスタ、レタス&トマトも有ります。
Apple,Longan,Snow Fungus Soup・・・甘くて温かいデザートスープとのこと。
Pumpkin Soup(カボチャスープ)。
生フルーツは、バナナ、りんご、オレンジ。
ケーキは二種類。綺麗に盛られています。
インスタントラーメンは、
マレーシアでお馴染みMaggi(ネスレ社)のHOT CUP。
味は「Peppery Sayur」と「Kari Kick」でした。
クッキー類にナッツ類。
実は日本風チキンカレーも有り。スタッフに注文するスタイル。
カトラリー類。
キャセイパシフィック航空ラウンジのドリンク・アルコールメニュー
缶ビールは2種類。タイガービールとハイネケン。
缶のソフトドリンクは、コカ・コーラ、スプライトに、
東南アジアでお馴染み「Schweppes」や「100PLUS」も有ります。
缶ドリンクの横には、
オレンジジュース、トマトジュース、牛乳。水は大ボトルです。
ウイスキー、人、ラム、ウォッカは、壁掛けスタイル。
赤ワインと白ワイン。銘柄はAltos del Plata。
お酒用のレモンスライス。
ホットウォーターは、ポットスタイル。
紅茶、日本茶も有りました。
Nuova Simonelli(ヌォーヴァ シモネリ)のエスプレッソマシーン。
隣の冷蔵庫は、エスプレッソマシーンのミルクでしたー。
キャセイパシフィック航空ラウンジのパソコンコーナー
ラウンジ左手奥には、パソコンコーナーもあります。
Macが4台も並んでますが、誰も使っていない。
Windows機。こちらは3台。
プリンターはメンテナンス中でしたー。
キャセイパシフィック航空ラウンジのトイレ
トイレも綺麗なんですが、
私が行ったときは、男性用の小便器が2つとも故障中。
個室が1個。ウォシュレットはありませんが、水洗便器です。
ラウンジが狭いので、トイレの数も少なめです。
キャセイパシフィック航空ラウンジの場所
制限エリア(KLIA)の2階、EAST ZONEにあります。
クアラルンプール空港のラウンジは、全て2階に有り、
位置関係も把握しやすい建物なので、簡単に見つけられるかと。
EAST ZONEの中央エリア付近にあるので、
2階へ上がるエスカレーターを登れば、
スグ近くにラウンジ入り口も見えて来るハズです。
キャセイパシフィック航空ラウンジの感想まとめ
ワンワールド系なら、ゴールデンラウンジが使えるのに、
わざわざキャセイ航空を利用するのか?って言ったら、
皆さん、ゴールデンラウンジに行くから。
ゴールデンラウンジは広くてゴージャスな分、
利用者も多く、人の出入りも激しいので、騒がしいんですよね。
→クアラルンプール国際空港「Golden Lounge(ゴールデンラウンジ)」レビュー。
一方、キャセイラウンジは、
小さいながらも利用者が少なく空いているので、静かで落ち着けます。
人の手も行き届いているのか、全体的に清潔感もありました。
パソコン台数も多いし、Macも有るのも嬉しいところ。
日本のカレーライスも有るし、全体的に料理の質も高いです。
タイガービールも、セルフなんで気兼ねなく飲み放題できます。
ミーレブスもドロドロして、アジアの風味。ラクサとはまた違った旨さ。
パラパラライスに、チキン的なやつも間違いない。
春巻きは微妙だったけど、スイートチリあれば何でも旨いやつ。
ドライマンゴー?でかくて贅沢。酒のつまみにチーズも食べすぎました。
キャセイラウンジで嬉しいのがスイーツメニュー。
どちらも濃厚なケーキ。デザート狙いで利用するのも悪くないかと。
難点は、営業時間が短く、シャワールームが無いこと。
まぁ、キャセイラウンジ使える人は、基本的にゴールデンラウンジも使える人。
ゴールデンラウンジでシャワーを浴びて、
キャセイラウンジでゆったりするってのも有りなんじゃないでしょうか。
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