カナダのバンクーバーで生活する上で、欠かせないTransLink(トランスリンク)。
特にどこでも走っているバスは使い方次第で、
移動時間の大幅な短縮も可能となります。
以前は、バスマップを2~3冊所持していたものですが、
いまではスマホアプリで全て代用できてしまいます。
むしろスマホアプリの方が断然便利。
バスアプリとグーグルマップで、現地ガイドも、タクシーも要らない。
現在ではバスに限り1ゾーン料金で、3ゾーン地域まで行けるようになってます。
バスを使えない事で損します。バスを賢く使えばお金も浮きまくります。
スマホアプリの使い方は、人それぞれだと思いますが。
私が行き着いた一つの方法です。
バス停に時刻表は無い。多数のバスルートが存在する。
バンクーバーでは、バスが普及しており非常に便利。
普及しまくっているが為に、知らん人にとっては、複雑極まりないと思う。
バスを使う事で、どこへでも行ける。
逆を言えば、バス無しでは生きて行けません。
バススキルはバンクーバー生活に必須。
しかしながら、バス停には時刻表もバスルートの記載も有りません。
一つのバス停に泊まるバスは一つでも無いので、
同じバス停でも、乗るバスを間違えたら、全然違う方向に行く事も有る。
たとえ乗るバスは分かっていても、時刻表は書いてないので、
自分が乗るエリアのバスマップは、いつも肌身離さず所持してた人も多いかと。
ただ、現在ではスマートフォンという便利な代物が有ります。
今までは、図書館に行って、バスマップを用意する・・・
わざわざ取りに行く必要無いし、スマホアプリは人間よりも賢くなってます。
SMSを利用して時刻表をゲット。送信先は「33333」。
バス停に時刻表は無いと言いましたが、
携帯電話のショートメール(SMS)を利用して、
直近の到着時間は受け取る事が可能です。
ガラケー時代から有るハイテクな仕組み。
スマホユーザーならスマホアプリの方が便利なので、主にガラケーユーザー向け。
宛先「33333」に対し、知りたいバス停番号を入力して送信するだけです。
Text the bus stop number and bus route number to 33333 (example: 54440 240) and within seconds, you’ll receive the next two departure times. You must include a bus route number in your text in order to get times. If you text the stop number without a route number you’ll receive the bus routes that service the stop but no accompanying times.
必要な情報は、右上のBus Stop #の番号と、乗るバスのルート番号のみ。
例えば、以下のバス停(キャピラノつり橋前)の場合。
- Bus Stop Number(停留所番号)→ 54397
- Route Number(バスルート名)→236 or 247
バンクーバー行の「247」のバスに乗りたい場合、
宛先「33333」に対し、「54397 247」と送信すれば良いだけ。
送信の数秒後に、現在から数本分の到着時間が返信されてきます。
ただ、SMSで送られてくる情報には限りがあります。
スマホを持っているなら、スマホアプリを使った方が断然便利です。
地図アプリ「Google Map」でバスマップ(路線図)は不要に。
バンクーバーのバスは、いつでもどこでも大量に走ってますが、
大量に走っている分ルートも多く、路線図の把握も非常に困難となる。
TransLinkのWEBサイト見ても、理解に苦しむと思う。
そんな複雑なバスの路線図を覚える必要も無く、
目的地まで誘導してくれるのが、日本でもお馴染みGoogle Map。
バンク―バーの公共機関(バスや電車)との連携は、日本以上に優れており、
その精度も高く、現在地からリアルタイムで最適な乗り物を示してくれる。
例えば、ノースバンクーバーの適当な地点からキャピラノに行きたい場合。
バスを乗るべき場所と、乗るバスの番号まで、数分単位で表示してくれる。
乗る場所よりも、乗るべきバス名(番号)が明確になるってのが素晴らしい。
バスに乗った後も、リアルタイムで現在位置が反映されるので、
しっかりと目的地に向かっているか?降りる停留所が近いのか?
リアルタイムで把握できる。GPS機能さまさまです。
実際、道路工事でバスのルートが変わる事も有ったんだけど・・・
Google Mapのおかげで、目的ルート外れてるのも即わかったし、
代わりに乗るべきバスも即分かったから。
バンクーバーの住所が道路名ってのも、理解しやすいポイント。
道路名で現在地が容易に把握できるのも素晴らしいよね。
バスアプリ「Transit」でバスマップ(路線図)は不要に。
Google Mapと併用してオススメしたいのが、アプリTransit App。
北米の交通機関を網羅しているので、アメリカ、カナダがメインですが、
フランス、イギリス、イタリア、オランダ、オーストラリア等にも対応しています。
Google Map同様、目的地へのルート検索にも使えますが、
一番使えるのが、現在地からの自分に最適なバスを表示できるとこ。
最寄りのバス、バス停、バスの現在地、そのバスのバスルート。
アプリ一つで、現在の状況を全て把握できてしまいます。
例えば、シーバス上から、最寄りのバスを探してみると、
ズラズラズラっと、最寄りのバスと、その到着時刻が表示される。
バス番号をタップすれば、バスルートも表示される。
現在どこに有り、いつ到着するのかも分かってしまう。
適当にバスに乗った後でも、全然安心。
Google Map同様、リアルタイムで現在地が把握でき、
更には停車する場所、各停留所の到着予定時刻まで細かく表示される。
バスの料金は時間制なんだから、なんとなくそれっぽいのに乗って、
乗った後から調べて、完全に違うっぽいなら下りれば良い。
方向が有ってるなら、途中で乗り換えれば良い。
とりあえず乗る。効率よく乗り換える。
コンパスチケットの登場で、乗り降りもラクになってますから。
時間通りに来ないと言われる海外の公共バス。
バンクーバーのバスなんて遅れて当然なんて言うけど、
これだけ正確に全てのバスの現在地が把握できるなら、
時刻表なんて、むしろ不要なんじゃないかな。
バスのGPSデータ、誰でも把握できる。
これは日本が真似した方が良いサービスなんじゃないかと。
ちなみに、Transit Appは、
乗り捨てカーシェアリング「Car2go」にも対応しています。
Car2goユーザーなら、その辺に落ちてる車も探せます。
オフライン環境でも使えるバスアプリ。Google Mapのオフラインエリア。
スマートフォンを所持しているとはいえ、いつでもオンラインで使えるとは限らない。
オフラインでも便利に使えるバスアプリも有ります。
→Transit information for Metro Vancouver — TransitDB
※TransitDV Vancouverは、iOSには対応していないのでAndroidのみ。
地図アプリのグーグルマップは、今ではオフラインでも利用できる。
バンクーバーは、オフラインエリアに完全対応しています。
事前エリアをダウンロードしておけば、
オフライン環境や、電波の悪い状況でもマップ利用が可能となります。
データダウンロードする都合、スマホにそれなりの容量が必要となります。
バンクーバーは225MB以内か・・・まぁまぁ喰いますね。
オフラインのデメリットとして、
リアルタイムで現状を把握できないのが、一番の難点だと思う。
リアルタイムで現在地の詳細がワカラナイ。
リアルタイムでバスの情報がワカラナイ。
ついでに調べられない。できることならオンライン。
スマートフォン、タブレットが如何に便利かという事。
スマートフォンに当たり前に搭載されているGPS機能。
地図上に現在地が表示されるというのは、本当に便利。
知らない土地で、言葉も通じない異国人だらけ。
知った風の友人よりも、スマホは頼りになります。
2本しかない腕、調べながらペンでメモする事も難しいし、
観光丸出しで旅行雑誌を開くのも危険です。
本とは違い、スマホは画面が明るくなるので、
暗い建物の中でも見やすいし、夜道でも使えます。
ライトで照らす必要も無く、案内までしてくれる。
ホントなんでこんなに便利になってんだろ?って感じです。
日本でスマートフォンを持っていない方は少ないと思いますが、
カナダでもスマートフォンは当たり前。
大手携帯キャリア(ドコモやau等)のSIMロック端末でも、
WiFiを使えば、スマホでデータ通信は可能となります。
旅行程度の滞在ならポケットWifiは必ず契約して行きましょう。
→グローバルWiFiのメリット・デメリット。イモトWifiとエクスモバイルとの比較。
カナダでイモトのWiFi利用しましたが、快適過ぎるんだから。
→イモトのWifiをレンタルして気付いたメリット・デメリット。
海外でも同じようにスマホが使えるのは、予想以上に便利です。
日本でも、SIMフリー端末も一般的になっており、
SIMフリー端末なら、現地でSIM契約してそのまま使えます。
長期滞在するなら、現地のSIM契約をオススメします。
SIMフリーiPhoneも、日本でも格安に手に入りますし、
日本で格安SIMを契約するのも簡単です。
※参考→格安SIMでiPhoneを激安運用する方法まとめ。MVNOへMNPするのは簡単だから。
高額な海外旅行。道に迷う時間は非常に勿体ないです。
インターネットを使えるだけで、時間は有意義に使えます。
ツアー料金や現地ガイドに比べたら、
ポケットWiFiや、SIMの契約料金は非常に安いですから。
コメント
コメント一覧 (2件)
10日後にバンクーバーに行きます。
Transit App 早速インストールしました。
現地の乗り物に乗るのが好きなのでとても楽しみです。
コンパスカードより少し手間かかりますがApple Payを支払いに使う予定です。Walletに入っているカードはタッチ式じゃなくてもいいんですよね?
Walletに登録しているクレジットカード自体は、コンタクトレス決済に対応している必要は有りませんが、
Apple Payでコンタクトレス決済ができるかどうかは、別問題なので気をつけて下さい。ご存知でしたらすいません。
日本でiDやQUICPayで使えても、コンタクトレス決済(Mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレス、American Expresコンタクトレス等)としてApple Payが使えるかどうか?の確認は必要です。
コンタクトレス決済未対応のカードも多く有りますので。
現状、バンクーバーの交通機関トランスリンクは、
Visa payWaveとMastercardコンタクトレスのみであり、
日本のApple Payは、Visaタッチ決済(Visa payWave)に対応して無かったかと思いますので、
Apple Payで利用するなら、Mastercardコンタクトレス決済一択になるかと思います。
まぁ、海外だとコンタクトレス決済でも使えるハズの場所で使えない事も往々にして有り、同じコンタクトレス決済カードでも使えたり使えなかったりもするので、
ダメ元で試すくらいの意気込みは必要かと思います。
また、バンクーバーで公共機関のバスを乗るなら、面倒でもコンパスカードの利用がオススメです。
最初に6ドルのデポジットは取られますが、割引率が大きいので、すぐに元もとれるかと思います。
コンパスカードの新規発行も、券売機で簡単にできますし、
クレジットカード支払いも可能、チャージもクレジットカード支払い可能ですので。
参考までに。