ワーキングホリデーで大変だった事と言えば、住まい探し。
良い家が見つからなければ、勉強する事はおろか、生活をする事ができない。
言葉の通じない国で住まいを探す。結構大変でした。
上の写真は、私の友人のアパートからの写真。
一カ月2500ドルとか・・・だったっけなぁ~。
賃貸 & 不動産用語とその略語。
住まい探しで知っておくべき単語。
- Hydro=ハイドロ:電気代。BC Hydroという会社に由来。
- Utilities(Util):光熱費
- Takeover(T/OとかTO)=テイクオーバー:家具の引継ぎセット。
- Deposit(DepとかDP)=デポジット:預り金こと敷金。
- Rent(R)=レント:家賃。
- Sublet=サブレット:また貸し。借りてる人間が短期滞在者に更に貸す場合に登場。
- Bachelor(Studio)=バチェラー(スタジオ):ワンルーム。主に1K。
- Bed Room(BDR/BD)=1 Bed Roomで1LDK。ワーホリなら2でシェアする感じ。
- Basement(Groud floor)=ベースメント:地下室。半地下も多い。一般的に有る。
- Den=小さい部屋
- Condominium=コンドミニアム:分譲のアパート。
- Mansion=マンション:日本のマンションとは異なり、豪邸を差す。注意です。
- No Smoking(NS):禁煙。
- No Pets(NP):ペット禁止。
- DT:ダウンタウン
- Vacancy:空室。
賃貸情報サイトや、クラシファイドには、当たり前に略語で書いてある。
知らないと、先へ進めない。
テイクオーバー(Takeover)という引継ぎ制度に気をつけろ。
バンクーバーは、ワーキングホリデーや留学生が多い街なので、
テイクオーバーという、独自のシステムが成り立っております。
主に日本人と韓国人の留学生の間で、家具を引き継ぎまくる仕組み。
家具を引き継ぐって一見良さそうですが、引き継げなければ全額自己負担となります。
賃貸と家具をセット販売している様なもんで、
入居の時点で、家賃とデポジット払って、テイクオーバー(家具料金)も払う。
次の入居者から、テイクオーバーを回収する仕組みです。
テイクオーバーは言い値なんで、高額で引き継げればそのまま利益。
別にテイクオーバーした額で、引き継がなくても良い。
私は、バンクーバーのオンシーズン(春夏)に、ホームステイが終わったので、
家探しは、かなり大変でした。
で、退去時はオフシーズンの(秋冬)だったので、テイクオーバーも超大変。
危うく、バンクーバーに住み続ける危機に陥りました。
夏は見つかり難く、冬は引継ぎ難い。覚えておきましょう。
テイクオーバーの注意点としては、含まれる家具と、金額は適正か?
契約時にしっかりと確認です。退去時にトラブルの原因にもなりかねません。
部屋探しの様々なパターンを考える。シェアして安くするのが基本。
バンクーバーに住むって言っても、お金の都合、間違いなくシェアする事になる。
住む場所をシェアするって言っても、その方法は様々。
ホームステイだってシェアハウスの一つの形態。
とりあえずホームステイ
留学会社に言われるままにホームステイ。
現地のホストファミリーと生活するってやつ。
私の場合は、4週間800ドルで、ノースバンクーバーという超不便な地域。
学校までバスで小一時間・・・で800ドルって、今考えると無いわ。
エージェント経由なんで、たぶん100ドルくらいは仲介料搾取されてたと思う。
ほとんどが郊外で、異国のホストファミリーが多い。
3食付が一般的だけど、まともなのはディナーの1食。
とりあえずホームステイするなら、一カ月にしとけ。
ホームステイ希望者を、まとめて預かっているホストも多く、
皆さん商売でやってます。
サービスの国、日本でも有りません。
きっと、想像と全然違うから。
もちろん良いホストファミリーも居るでしょうが・・・レアでしょう。
ゲストハウスのような格安宿泊サービスで、
現地人の部屋を借りるってのも一つの手段です。
→バンクーバーで格安なホテルに宿泊する方法。ホステル、バックパッカーズ、Airbnb。
賃貸アパートをシェアする。
結構広めのアパートをシェアすれば、まぁまぁ綺麗な所に住めます。
ダウンタウンから離れれば、また家賃も安くなる。
下の綺麗なリビングは、ノースバンクーバー3人シェアの場合。一人部屋で600ドルとか。
私の友人はダウンタウンに高層階に、住んでましたが・・・
3人のシェアルームで、月800ドルとかでした。
パーティールームなんてのも付いてました。留学生は金持ちが多かった。
・・・綺麗なとこばかり載せましたが、現実は甘くありません。
基本的にオンシーズンは、あまり良い住まいは無く、
留学生や、ワーホリを詰め込んで住んでるとこが多い。
キッチンで寝たり、クローゼットなんじゃないの?ってとこで寝てたりします。
シェア人数が多くなれば、家賃の負担は少なくなる。
それもあり、結構無理やりな人数で住んでる家も多い。
やろうと思えば安くなるけど、寝れるだけっていう所も多く有るので注意。
大きな戸建てを、大人数でシェアする。
現地在住の一人が、部屋数多い物件借りて、留学生に貸してるパターン。
オーナーも一緒に住んでいたり、日本人で固めてたりと、結構人気も高い。
6~7人でシェア、一部屋600ドル、相部屋なら400ドルとか、そんな感じ。
私の通っている語学学校では、寮みたいな戸建てをシェアで貸してました。
複数の寮があり、評判はあまり良く無いんだけど、いつも一杯で空き待ち。
一人400ドルくらいだったと思う。
基本相部屋で、先生も一緒に住んでいたりと、さすがカナダって感じでした。
留学生専用のアパートみたいなのに住む。
私が見たのは、韓国人オーナーの戸建てでしたが、
各部屋に無理やりキッチン、シャワーを付けたような造りでした。
戸建ての中に、アパートがあるという不思議な感じ。
ランドリーのみ共有で、一回2ドル。
一部屋800~900ドルで、それを更にシェアする。
それで月額400~450ドルとかです。
現地在住のオーナーに余ってる部屋を借りる。
カナダには広い家を所有して、余っている部屋を貸してるっていう人が多い。
さすが移民大国。住む方も貸す事を考えて建ててます。
ベースメントは入口が違ったり、家の造りが2世帯住宅みたいになってたり。
私は、田舎町で、オーナーと一緒に住んでましたが、
一人部屋で400ドルでした。
一人部屋で400~500ドルは、条件が良い方だと思います。
シェアで400ドルとかは、結構ザラでしたから。
エリアにもよりますが、1Zoneエリアはやっぱり高いよね。
物件探しで気を付けるべきポイント。契約時の注意点。
日本人留学生や、ワーホリは良いカモです。
くれぐれも、詐欺には気を付けましょう。
物件を見に行く時は、一人で見に行かない。
怪しいと思ったら、辞めておく。
契約で確認すべきポイント
- 家賃とその支払い日
- 水道光熱費は込みなのか?
- インターネット回線の有無。
- 共有スペースのルール。キッチン、ランドリーの利用料金。
- 最低契約期間。
- テイクオーバーの有無。
- 出る時の事も確認しておく。
- その他不明点は、必ず確認しておく。
インターネット込のところは、結構多いです。
ランドリーは、1回いくらとか自販機みたいになっている所が多い。
繰り返しますが、テイクオーバーはトラブルの原因。
契約書は有るか?テイクオーバーの金額は適当か?
テイクオーバーに含まれるものは、契約書でしっかりと確認しておきましょう。
デポジットは、家賃1カ月の半分の金額となっているハズ。
チェック(小切手)かキャッシュ(現金)払い。まとまった現金も必要となります。
あと、出る時の事も事前に確認しておいた方が無難です。
ワーホリの短期滞在者は、
アパートを出る時期も、事前にわかってる場合が多いですから。
バンクーバーで空き部屋を探す方法。
バンクーバーで部屋を探す方法。
分からないからと言って、業者に任せてしまうと私の様に後悔します。
実際に住むのですから、事前に居住環境くらいは行って確認しましょう。
日本からホームステイ契約や、賃貸契約をするのは無謀です。
とりあえず、日本から数日程度の宿泊予約して、
実際に現地に行って探す事をオススメします。
→ バンクーバーで格安なホテルに宿泊する方法。ホステル、バックパッカーズ、Airbnb。
歩いて探す。学校で探す。友人経由で探す。フリーペーパーで探す。
「VACANCY」の看板見て電話する。
「1 BEDROOM AVAILABLE」とか記載されてます。
良さそうな物件を見つけたら、電話する。
語学学校の掲示板で募集してる場合もあります。
語学学校の寮があったりもするので、先生に聞いてみるってのも有り。
語学学校には、同じ様な環境の方が多いので、
カナダから出ていく人も多く、入れ替わりで入居する方も多い。
友達の話の中で、良い物件が見つかる事もあります。
現地留学生向けの日本語新聞や、情報誌なんかにも物件情報載ってます。
現地のフリーペーパーなんかにも、当然クラシファイド有ります。
ほとんどの空き部屋情報は、インターネットの掲示板にある。
道端の「Vacancy」やら、フリーペーパーのクラシファイド、
空き家情報は、基本的にインターネット上にも載っている場合がほとんどです。
craiglist
物件情報と言えばここ。北米最大級の掲示板サイト。
→vancouver, BC rooms & shares – craigslist
Kijiji
ebay運営の掲示板サイト。住宅情報もあります。
→Real Estate for Sale in Vancouver | Kijiji Classifieds
HomesteyFinder
ホームステイ先を探すなら。
→Homestay host families in British Columbia, Canada
Airbnb
空き部屋の貸し借りができるサイト。短期滞在がメイン。
日本でも普及してきているので、認知度も高いですね。
格安なホストも多く、お手軽でオススメ。
下記リンクから登録で、紹介クーポンも貰えます。
もちろん日本でも使えます。
CouchSurfing
世界中の旅行者に話題のカウチサーフィン。
無料で泊めてくれる人を探すサイト。
→Welcome to Couchsurfing : Couchsurfing
日本人の情報交換サイト、日本語で使える掲示板。
恐らくワーキングホリデー滞在者のほとんどが使うのは、日本語サイト。
不動産契約となると、尚更不安ですからね。
JPカナダ
バンクーバーの情報と言えばここ。知らない人は居ない。
e-Maple
バンクーバーの情報サイト。賃貸情報は割とある。
→部屋貸します : バンクーバー・クラシファイド by e-Maple
MixB ミックスビー クラシファイド
割と新しめの日本語掲示板サイト。それなりに賃貸情報もあります。
→カナダ バンクーバー クラシファイド掲示板(住まい ホームステイ シェア ルームメイト募集 賃貸 不動産)
Oops!
現地で日本語の情報誌と言えばOops!掲示板の情報は・・・少なめ。
→住宅情報
Loopp.com
バンクーバーのエンタメ情報サイト。賃貸情報はスパムにやられてる。
日本人専用のコミュニティサイトが有る様に、
韓国人専用のサイトなんかもあります。
日本語サイトで見つからず、韓国人の友人に部屋を探してもらった事もあります。
韓国人専用のシェアハウスだったので、
出る時にテイクオーバーするのも、韓国人で無ければならなかった。
非常に大変だった思い出。
シェアルームには気を付けよう。言語の違いは文化の違い。
言語の違いよりも大きいのが文化の違い。
これは価値観の違いどころの騒ぎでは無い。
言葉が通じないからっていうのも有るけど、
産まれた国が違えば、考え方は全然違います。
文化が違えば、日本の常識なんてものは無いに等しい。
冷蔵庫の中の食べ物が無くなるなんてのは、日常茶飯事。
異国の方とのシェアは、当たり前にトラブルが多いです。
覚悟しておきましょう。
言葉が通じたって、同じ国籍だって、一緒に住めば問題は起こります。
「常識」なんて言葉もナンセンス。
同じ日本でも、北から南は広い。
「育って来た環境がぁ違うからぁ~♪」ってやつ。
良識に任せたところで、
ルールが無ければ、誰も家事はやらないよね。
家賃が安ければ、安いなりに得体の知れない人も増えます。
突然増えた人が、突然居なくなっちゃうとか。
イライラしてる時こそ、人の目も気になります。
意外とプライベートな空間って必要なんだなと感じたり。
まぁ、そういう言った経験をして、自分の価値観ブッ壊わすも良し。
カナダを満喫するなら、異国人とシェアするもよし。
ワーホリの醍醐味は、異文化コミュニケーションだよね。やっぱり。
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