FX口座で外貨両替といえば、マネーパートナーズ。
FX会社ならではの、格安な両替手数料(為替レート)で、
国内に居ながら、外貨両替をする事が可能となります。
ただ、その手順は意外と複雑。
空港で受け取りが必要だったり、申込み期日も早かったりと。
意外と手間取りましたので覚え書き。
外貨両替の申込みは、最短4日間~となってますが、
曜日によっては、10日以上前から申し込む必要が有ります。
マネーパートナーズのFX口座も持って無い場合、
口座開設→両替申込みと、約3週間くらいは想定しておいた方が良いです。
マネーパートナーズとマネパカードは別物。FX口座を開設する。
海外へ行くのが多い方なら、マネパカードを所持している人も居るかと思いますが、
マネパカードと、マネパの外貨両替は、似て異なるもの。
マネパカードを所持していても、空港外貨受取サービスは利用できません。
マネパカードは、マネーパートナーズ発行ですが、できる事は異なります。
→マネパカードの使い方と注意点。現地で利用するまでの流れと、余った残高の活用方法。
マネパカードとマネーパートナーズ サービスの違い
- マネーパートナーズ:FX口座。空港外貨受取サービス。
- マネパカード:海外専用プリペイドカード。カード決済、海外ATMでの現地通貨引出し。
空港外貨受取サービスは、あくまでFX口座を用いたサービスとなりますので、
マネーパートナーズで外貨両替を利用したい場合、
マネーパートナーズのFX口座を開設する必要が有ります。
マネパカードを所持しているなら、FX口座も簡単に開設可能でした。
マネパカードのマイページより、口座開設ページへ遷移でき、
口座開設の申込みも、1ページだけで完了しました。
ガイドライン・規約に同意して、マイナンバー情報をアップロード。
これは、マイナンバーカード(通知カード)を、スマホで撮影すればOK。
あとは、確認事項、職業、年収等、目的を選択するだけでした。
申込み後にメールで、口座開設完了のお知らせ。
口座開設通知書が翌日~3営業日程度で届くって。
口座番号及びパスワードを記載した口座開設通知書を
ご登録いただきました住所へ簡易書留郵便(転送不要)にて
郵送させていただきます。
通常、翌日~3営業日程度で到着しますので、
今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。
実際、翌々日に転送不要の簡易書留で到着しました。
書類に記載されているIDとパスワードを元に、マネーパートナーズにログイン。
※最初のログインでは、仮パスワードの変更を求められます。
早速、マネパで外貨両替していきます。
マネーパートナーズ口座に日本円を入金する。
まず、両替と元となる現金(日本円)を、
マネーパートナーズFX口座に入金します。
入金方法は、「クイック入金」と「振込入金(銀行振込)」の2種類。
提携の銀行口座で、既にインターネットバンキングを利用している場合は、
手数料無料で即時反映される「クイック入金」が利用可能となります。
マネーパートナーズの入金方法
- クイック入金:振込手数料無料、24時間リアルタイム入金。インターネット経由。
- 振込入金(銀行振込):専用振込口座へ電信送金。主に銀行窓口、ATM等から。
クイック入金対応の提携金融機関(インターネットバンキング)
- 三井住友銀行
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三菱東京UFJ銀行
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
今回は、楽天銀行より、6万円をクイック入金してみます。
マネーパートナーズにログインして、
左側の「入出金振替メニュー」欄の「クイック入金」をクリック。
入金元となる金融機関と、入金先、入金額を指定します。
※振込名義は入金先口座名義と同一でなければなりません。
入金額は、1万円以上なら1円単位で金額指定が可能。
外貨両替したい場合、入金先は「会員残高(未使用分)」となります。
入力例:入金元「楽天銀行」→入金先「会員残高(未使用分)」→入金額60000円
入力したら「クイック入金確認」をクリック。
続いて、クイック入金の確認画面。
問題無ければ「クイック入金実行」をクリック。
すると、入金元の金融機関のログインページへと遷移します。
私は楽天銀行を選択したので、楽天銀行のログイン画面が表示される。
楽天銀行の「ユーザーID」と「ログインパスワード」を入力して、
「ログイン」ボタンをクリック。
最後に、支払内容の確認画面。
支払い後の預金残高と、支払金額が表示されます。
6万円の支払いなので、私の楽天銀行口座50万円の残高が44万円へ減少してます。
暗証番号を入力して「支払続行」ボタンをクリックすれば、
クイック入金完了画面が表示されます。
マネーパートナーズのFX口座残高に、無事反映されています。
「資産管理(入出金)」→「資産詳細」より、残高が確認できます。
実は、私は間違えて「パートナーズFX/受入証拠金」に入金してしまったのですが、
これは間違えて入金しても大丈夫。
「パートナーズFX/受入証拠金」から「会員残高(未使用分)」へ、
即時に資金移動できました。手数料も発生しません。
「資産管理(入出金)」→「振替・移動」より、資金移動が可能です。
ちなみに、マネパカードへも、そのまま資金移動が可能となってます。
FX口座からそのままマネパカードへ。こちらも手数料も無料です。
マネパカードにチャージする際にも、クイック入金は便利かも。
振込手数料も無料で、即時反映してくれますから。
外貨受取依頼(外貨空港外貨受取サービス)の利用方法。
FX口座へ入金したら、外貨受取サービスの申込みへ。
繰り返しますが、外貨受取の利用には、「会員残高(未使用分)」へ入金が必要となり、
両替予定の金額+事務手数料500円 以上の残高が必要となります。
※他口座に残高が有っても、空港外貨受取サービスは利用できません。
例えば、1米ドル≒112円の場合、
500米ドルへ両替する場合は、112円×500ドル≒約56000円前後となり、
それに加えて、外貨受取の事務手数料500円が発生する。
合計で約57000円くらいの「会員残高(未使用分)」が必要となります。
空港外貨受取サービスを利用する場合は、
会員メニューの右上の「外貨受取(空港)」ボタンをクリック。
最短の利用日が「ご利用情報」欄に表示されてます。
外貨受取サービスは、申込みから受取まで最短でも4日間以上必要。
毎週月曜日の16:00締切で、その週の金曜日から受取可能で、
月曜日16:00を過ぎた場合は、翌週の金曜日からの受取となります。
利用日が問題無ければ、「空港受取の手続きを行う」をクリック。
※「会員残高(未使用分)」の残高が少ないとクリックできません。
「両替・受取依頼に関して」の注意点が表示されます。
問題なければ、「同意して次に進む」をクリック。
受取通貨の選択画面。今回は米ドルを利用します。
受取窓口の選択。私は「成田空港第二ターミナルビル」を選択。
続いて、受取日の指定。
7月3日(月曜日)の午前中だったので、
今週の7月7日(金曜日)から31日後まで指定可能となってました。
一般的には、出発日に受け取るかと思いますが・・・
あくまで受取予定日なので、受取可能期間ならば受取可能です。
受取可能期間は受取予定日を含む、金曜日から翌週日曜日までの10日間となります。
【例】水曜日に受け取りたい場合
・受取申込日:前週の月曜日16時より前まで
・受取依頼キャンセル日:前週の月曜日16時より前まで
・受取期間:前週金曜日~受取予定日以降の最初の日曜日まで
受取金額の指定画面へ。
米ドルの場合、100米ドル、500米ドル、1000米ドルパックとなり、
最低100米ドルからの申し込みで、上限金額は2000米ドルまで。
※ユーロは最低100ユーロ、イギリスは最低100ポンド、
スイスフランは最低200スイスフラン、韓国ウォンは最低20万ウォン、
中国元は最低1000元からとなってます。
米ドルパックですが、選ぶパックによって、米ドル紙幣の種類が変わります。
例えば、500米ドルパックの場合、
1ドル札10枚、10ドル札が9枚、50ドル札が8枚という組み合わせ。
一方、100米ドルパック×5セットにした場合、
1ドル札が50枚、10ドル札が15枚、20ドル札が15枚と、少額紙幣が増えます。
私は、基本的にチップ利用の為に現金が欲しいだけなので、100米ドルパック。
大金決済は、クレジットカードの方が安心ですからね。
今回は、100米ドルパックを2セット注文。
合計200ドル分を、日本円から米ドルへ両替します。
続いて、利用目的の選択。私は旅行です。
最後に、依頼内容の確認画面。
問題無ければ、「手続きを確定する」をクリック。
両替レートは、1米ドル=112.481円で、
200米ドル=22,497円の支払いとなりました。
空港で外貨受取時には、受付番号が必要となります。
受付番号は控えるか、印刷しておく事を推奨します。
依頼の完了画面で、右側に印刷ボタンが有り、そのまま印刷も可能です。
パスポートと印刷した用紙を持っていけばOK。
万が一受付番号を忘れた場合、
空港外貨受取サービスの「依頼中の情報確認・取消」ページより確認できるし、
最悪、パスポートだけでも、なんとかしてくれるみたいです。
受付番号をお忘れになられた場合は、受取時に別途本人確認書類(パスポートまたは運転免許証)が必要となります。
事務手数料500円の請求ですが、
両替依頼した時点の支払い額(上記の場合は22,497円)には含まれてません。
受付依頼が確定した後に、受取手数料の請求となるので、
「会員残高(未使用分)」に、500円以上の日本円を残しておくのを忘れずに。
私は、2503円残ってるから大丈夫。両替依頼した200ドルも反映されてます。
その後、申込みの締め日(月曜日の16:00)に、
外貨受取依頼事務手数料500円が、口座残高より徴収されます。
残高2503円-手数料500円→現金残高2003円と、微妙に資金が残りましたが、
銀行口座に月5回まで無料で出金可能だから、1円たりとも損する事は無い。
ちなみに、月一回しか空港外貨両替サービスは使えません。
空港外貨受取サービスページにも、
「月間の依頼回数1回を超えたためご利用できません。」と表示され、
「空港受取の手続きを行う」ボタンも押せないようになります。
空港での受取り方法。
外貨両替手続きをしたら、出発当日に空港で受け取るだけ。
私は、成田空港第2ターミナルを指定したので、
「SKYLINER & KEISEI INFORMATION CENTER」にて受取となりました。
トラベレックスとか旅行保険とかの場所に、マネパの看板も有りました。
一番左側のカウンターです。
マネーパートナーズ専用では無いので・・・
マネパ両替と伝えたところ、
専用の用紙に「受付番号」と「お客様名」の記入を促されました。
身分証明書は不要でしたので・・・受付番号の取扱いには注意だね。
あとは、その場で封を開け、中身の確認をして、受取のサインをして終了です。
ピン札だから数えづらくて、焦ったけど。
私は、申し込んでから気付きましたが、
空港により営業時間が大きく異なりますので気を付けて。
マネパ外貨両替 空港による営業時間の違い。
- 成田空港第1ターミナルB1F – 9:00~18:00
- 成田空港第2ターミナルB1F – 9:00~18:00
- 羽田空港 国際線ターミナル3F – 6:00~23:00
- 関西国際空港ターミナル 2F – 5:45~23:30
- 中部国際空港 アクセスプラザ – 7:00~22:30
特に、成田空港は営業時間が短いので
深夜便や、早朝便を利用して出発予定の人は注意です。
今回は、200米ドルと少額で利用しましたが、
FXレート並の為替レートという事で、やはり安く済みました。
ちなみに、当日の成田空港での両替レート(GPA外貨両替)は、1ドル=116.12円。
200ドル両替した場合は、116.12×200ドル=23224円。
マネパ外貨両替した私は、22497円+事務手数料500円=合計22997円。
23224-22997円=差額227円得した感じ。
マネパの場合、大金を両替しても、事務手数料500円は変わらないので、
大きい金額になればなるほど、マネーパートナーズの外貨両替はお得になるかと。
※MAX2000ドルまで外貨両替可能です。
ただ少額利用する場合、為替レートよりも、手間の方が目立つので、
マネパカードで現地ATMで引き出して使う方が、資金管理の面倒も無いかと。
マネパカードなら、クレジットカードのようにも使えますからね。
→マネパカードの使い方と注意点。現地で利用するまでの流れと、余った残高の活用方法。
とりあえず、マネパカードは便利だから、
持って無いなら、マネパカーから始めて、
慣れてきたら、マネパの外貨両替も使ってみたら良いんじゃないかな。
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