トラベラーなら一度は憧れる、RIMOWA(リモワ)のスーツケース。
中でも、アルミニウム合金ジェラルミンのトパーズ(TOPAS)は、
むちゃクソ高くて、カッコ良い。
トパーズの中でも、更に高いのが、ブラックモデルのSTEALTH(ステルス)。
重厚感のあるトパーズを、真っ黒に塗装して・・・っていう。
無性に欲しくなってしまったので、遂に買ってしまいました。
せっかく買ったんで、レビューします。
リモワ トパーズ ステルス 45Lの外観。
サイズに悩む事一週間・・・
リモワ トパーズ ステルスの45Lモデルに決めました。
リモワ正規店購入では無いので、並行輸入品でしょう。
少しでも安く欲しかったので、楽天市場で購入。それでも約12万円。
リモワは、定期的に仕様変更しているみたいなので、参考までに。
型番から推測するに、私が購入したのは2016年モデルのトパーズステルスです。
アルミニウム合金(ジェラルミン)素材で、艶消しのマットブラックカラー。
黒光りしないところが、他のスーツケースとは違うところ。
アメリカ旅行に必須のTSAロック。3桁ダイヤル式で2つ付いてます。
このサイズでロック二つは贅沢ね。
リモワのトパーズは、ハンドメイドという事で、
アルミニウム合金は、良くも悪くも、味の有る造り。
MADE IN GERMANYの刻印。ドイツ製です。
製造番号(個体番号)も記載されてます。
サイド上部に有るバッグホルダーが便利。
簡単に固定できるのに、しっかりとバッグ掛けられます。
意外と使う場面が多く、手提げバッグとか、ビジネスバッグとかだけじゃなく、
コンビニのビニール袋や、お土産の紙袋とか、
ちょっとした買い物も引っかけられるので、ホント便利。
キャリーハンドル部分は、真ん中のボタンを押すとロック解除。
ハンドル部分は、好きな長さで固定できるという。テレスコープハンドル。
横と上に付いている取っ手は、自動的にパタンと折りたたまるやつ。
取っ手が当たる部分には、丸ポッチ。ゴム製素材で、クッションになってます。
リモワ トパーズ ステルス 45Lの内装。
リモワのステルスは、中身も落ち着いた色味で統一されてます。
45Lモデルは左右両方とも、divider(ディバイダ―)が装着されてます。
大型モデルだと、片側がガーメント(スーツケース)なんですけどね。
私はガーメント不要なので、ディバイダー2個のが嬉しい。
ディバイダーは、伸縮性の有るゴム素材のバンドで固定してくれるので、
荷物を入れたあとも状態キープで、荷崩れを防止してくれます。
ディバインダーを外すとこんな感じ。裏地はRIMOWAの刺繍生地。
シンプルな構造で、ハンドルが収納されている方は凸凹が有ります。
ディバインダーは、メッシュ地の収納も付いてます。
ファスナーにもRIMOWAのロゴ。
リモワ トパーズ ステルス 45Lの付属品。
トパーズステルスの付属品。スーツケースのディバインダーの中に入ってました。
保証書、ステッカー、ネームタグ、巾着、カバー・・・
スーツケースの裏地と同じ生地で作られた巾着バッグ。高級感有ります。
ネームタグはレザー素材。
スーツケースカバーまで付いてましたが・・・正直これは使わないかな。
リモワのスーツケースサイズに悩む。45Lを選んだ理由。
リモワのトパーズは、32L、45L、64L、82L・・・とサイズが有り、
32Lと64Lと悩んで、最終的に45Lモデルを選びました。
私は、単身旅行が多いので、機内持ち込み可能サイズの32Lも悩んだんだけど、
機内持ちこみ可能なサイズは、
サムソナイトのB-Lite 3 Spinner 55(36.5L)を、既に持っている。
機内持ち込みって、3辺サイズだけじゃなくて、
総重量にも10kgという制限有るから、こっちに引っかかる。
サムソナイトB-Lite 3(36.5L)の超軽量で、スーツケース重量は2.2kg。
それでも荷物入れたら10kgギリギリになっちゃうんだよね。
リモワのトパーズは、32Lで4.8kgというヘビー級。
重量オーバーで、結局預けることになるっていう。
重量気にせず、荷物もぶち込みたいですからね。
実際、サムソナイト(36.5L)は、頻繁に使ってるんだけど、
なんだかんだで荷預けしてしまうし、ちょっと容量不足という。
かといって、あんまり大きいサイズだと、利用頻度が減りそう。
国内旅行でも使いたいから、国内でも利用できるサイズ・・・
って事で、45Lを選びました。
45Lを購入して思ったのは、意外小さいという印象。
32Lと比べて、縦横に+5cmくらいです。
RIMOWA TOPAS STEALTHの3辺サイズ
- 32L:55×40×20cm
- 45L:56×45×25cm
- 64L:69×45×28cm
現在使っている、サムソナイトの36.5Lと比べて、
若干大きい程度。高さは1cm違うらしい。
ハンドルはリモワの方が長くなる。長さ調節効くし、造りも頑強で安心。
横から見た図。奥行きは5cm違うらしいけど、あんま違いが分かんない。
上から見た図。幅も5cm違うってさ。
リモワといえば、スムーズに動くキャスター。
キャスターサイズは3倍くらい違います。
リモワのキャスターは、噂通りのスムーズさ。
ホント、ヌルヌルと滑らかに動くので、動かしていて楽しいです。
行きたい方向へ思うがまま、全然ストレスが無い。
リモワを買って気付いたデメリット。
ステルスモデルに限った話では無く、リモワトパーズに共通するデメリット。
買う前から知っていた事、買ってから気付いた事も有りますので。
リモワトパーズは値段が高い。
リモワのトパーズは、アルミニウム合金という事で、
重厚感が有り、高級感の有るデザインとなってますが、その分価格も高いです。
同じくリモワのポリカーボネート素材のモデル、
サルサ、サルサデラックス、サルサエアーに比べると、断然高い。
サルサの47Lが64800円に対し、トパーズの45Lが113400円と、約2倍。
RIMOWA SALSAの国内販売価格(税込)
- 29L(H43×W40×D20):64,800円
- 32L(H55×W40×D20):59,400円
- 37L(H55×W40×D23):62,640円
- 47L(H56×W45×D25):64,800円
- 58L(H68×W45×D24):68,040円
- 78L(H75×W49×D27):73,440円
- 87L(H77.5×W52×D28):75,600円
- 97L(H81.5×W55×D26):78,840円
RIMOWA SALSA DELUXEの国内販売価格(税込)
- 29L(H43×W40×D20):75,600円
- 32L(H55×W40×D20):75,600円
- 37L(H55×W40×D23):75,600円
- 47L(H56×W45×D25):78,840円
- 58L(H68×W45×D24):81,000円
- 78L(H75×W49×D27):86,400円
- 87L(H77.5×W52×D28):89,640円
- 97L(H81.5×W55×D26):91,800円
トパーズでも、黒塗りのステルスモデルは、更に値段が高くなっており。
トパーズ+1~2万円と、リモワの中でも特に高額なスーツケース。
RIMOWA TOPAS STEALTHの国内販売価格
- 11L:70200円
- 29L:118800円
- 32L:118800円
- 34L:124200円
- 45L:129600円
- 64L:140400円
- 82L:151200円
- 85L:156600円
- 98L:162000円
高額だから欲しくなる・・・っていうのは有ると思うけど。
普通のスーツケースなら、1~2万円で買えるからね。
リモワトパーズは重量がヘビー級。
リモワのトパーズは、アルミニウム合金素材という事で、重いです。
届いた時は、意外と軽いな・・・という印象でしたが、
キャンバスのサムソナイトと比べたら、やっぱり重かった。
RIMOWA TOPAS STEALTHの重量
- 11L:2.3kg
- 29L:4.4kg
- 32L:4.8kg
- 34L:5kg
- 45L:5.3kg
- 64L:6.2kg
- 82L:7.1kg
- 85L:7.2kg
- 98L:7.4kg
例えば、リモワの軽量スーツケース、サルサエアーなら、
105Lの大容量モデルで、3.9kgの超軽量となってます。
RIMOWA SALSA AIRの重量
- 22L:1.7kg
- 33L:1.9kg
- 65L:3.2kg
- 80L:3.3kg
- 91L:3.8kg
- 105L:3.9kg
ポリカーボネイトは軽い分、強度が弱くなる・・・
というよりも、見た目でジェラルミンを選んじゃうけどね。
リモワトパーズは簡単に凹み、簡単にキズが付く。
リモワのトパーズは、ジェラルミンという事で、
強度が有るイメージですが、軽くする為、薄くなっているので、
荷預けしたり、ぶつけると簡単に凹んでしまいます。
これがリモワの醍醐味でも有るのですが、
やはり高額なリモワ、最初は少しでも傷つくのは抵抗が有る。
ステルスモデルのブラック塗装も、簡単に剥げます。
敢えて剥げるようにしている節も有り、これを、リモワの味として捉えられるか?否か?
旅の思い出として、リモワにキズを増やして、育てるといった感じ。
気付いてみたら、いつの間にか傷だらけ。
綺麗なまま使いたいという人には、向かないと思います。
リモワトパーズのホイールはスムーズ過ぎるし、ハミ出る問題。
リモワのメリットとして、スーツケースの動かしやすさ。
大型ホイールで、力をかけずに自由自在に動く反面、
微妙な傾斜でも、動いてしまいます。
ちょっと止まりたくても、スーツケースは転がるという。
また、ホイールが大きいという事で、スーツケース本体よりも、はみ出して来る。
ホイールを使って動かしてる分には、問題ないのですが、
スーツケースを立てた時、このホイールが地面とスーツケースの間に挟まります。
動いちゃうから、スーツケースを横向きにすれば、ホイール挟まる現象。
ホイールが挟まるので、スーツケースが斜めになってしまうという。
水平にする為に、手でホイールを倒す手間。
この現象は、スーツケースを広げる時にも起こります。
スーツケースの下にホイールが挟まって、ガタつく現象。
ホイールを横向きに揃えると、スーツケースは安定するという。
リモワはホイールが壊れやすいとい事ですが、
ホイールが収納されず、負荷が発生して壊れる気がしました。
それでも、私がトパーズステルスを使う理由。
初めてワーホリした時に、
リモワっていうブランドを知って、かれこれ十年あまり。
ジェラルミンモデルは、高額で重くて使いづらいのは知っていた。
その後、欲しくなったのは、アローズ別注のブラックモデル。
真っ黒でカッコ良いのに、
傷まみれで、更にカッコ良くなってるリモワを見かけた事。
それから、ステルスモデルとして定番ラインナップ。
ずっと気になっていたけど、購入は躊躇ってきた。
ずっと躊躇ってきたんだけど、購入して良かったのは、
これで、ようやく悩む必要も無くなったな。って事。
実際、所持して思うのは、
使うなら、やっぱりキャンバス地のソフトキャリーが最強だって事。
→長期滞在(ワーホリ・留学)にオススメのスーツケース。選び方と注意点。
アルミ合金は、ソフトキャリーに比べて、やっぱり重いし、
ファスナーの片面開きに比べて、やっぱり使いづらい。
ただ、見た目は断然、リモワのトパーズが最強。
無理してでも使いたいカッコ良さ。
キャスターでコロコロしまくりたいし、
頑丈だから、無駄にスーツケースの上に座りたい気持ちになる。
実際、どこでも座れるのは意外と便利な機能。家族旅行でも役に立つ。
アルミ合金だからできる、どこでも椅子。子供なら2人くらい余裕で座れるから。
旅する事は、ファッション。
特にスーツケースは、目立つアイテム。
ファッションに着心地や機能性を求めるか?って言ったらナンセンス。
ジェラルミンの堅牢性とか言うけれど、
結局、スーツケースに大したものは入れないし、
大切な物は、機内に持ち込んじゃうからね。
キズを含め、愛着が沸くかどうかは、未だ分かりませんが、
とりあえず、よくわかんないステッカー貼って、
私もボッコボコにしてやりたいと思います。
私は楽天市場で購入しましたが、やっぱり安かったです。
トパーズステルスは在庫も希少なので、
あまり見かけないのも、嬉しいポイントですね。
P.S.
リモワトパーズを気に入ってしまい、リモワサルサも購入してしまいました。
見た目だけでなく、使いやすさも求めるなら、やっぱり軽量のリモワサルサ。
サムソナイトを益々使わなくなるという・・・。
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