マレーシア最大級のテーマパークといえば、Sunway Lagoon(サンウェイ・ラグーン)。
クアラルンプール市街からも非常に近く、ウォーターアトラクションも多いので、
子連れ旅行で欠かせないレジャースポット。
我が家も、プール目的で利用してきましたが、
子供にとって一番楽しかった思い出の場所となりました。
ただ、クアラルンプールということも有り、
ちょっと日本とは違うルールも多々有りましたので、
サンウェイラグーンの注意点、攻略方法をまとめておきます。
サンウェイラグーン料金とチケット種類
サンウェイラグーンの料金は、年々値上がりしており、
私が行った当時(2019年7月)は、大人1名RM202(約5,500円)、
子供1名RM170(約4,600円)でした。※1RM≒27円で計算
2023年3月現在は、大人RM220(子供RM185)まで値上がりしています。
Admission Ticket | Rates (MYR) |
---|---|
Adult (13 years old and above) | RM220 |
Child (12 years old and below) | RM185 |
Senior Citizen (60 years old and above) | RM185 |
13歳以上は大人料金となり、
子供料金は、年齢基準ではなく身長基準となっているので、
幼児でも90cm以上は子供料金が発生します。
ウチの子供は3歳ですが、ギリギリ90cm超えでアウトでした。
チケット売り場にも身長を測るバーも有ります。
チケットはリストバンド型になっており、身につけたままプールの中にも入れます。
入り口でスタッフが付けてくれました。
ちなみに、チケットは事前にオンラインで購入した方が良いです。
公式サイト、楽天トラベル観光体験(旧Voyagin)、KKdayで購入できますが、
一番安くて使い勝手も良いのがKlookでした。
完全日本語対応で安心ですし、約4,000円も安く購入できました。
→【ベストプライス保証】サンウェイ・ラグーン マレーシア 割引Eチケット
チケット購入後にQRコード付きのEチケットがメールで届くので、
スマホ画面を見せるだけ。
オンラインチケット購入者は窓口も分かれており空いています。
本人確認の為パスポートも必要とのことでしたが、私はQRコードだけでOKでした。
ただ、念の為、パスポートは持って行った方が良いかと思われます。
QRコードは、印刷したり、スクリーンショットでも使えます。
エクスプレスパスの必要性
1人+80RM(約2,160円)で「Quack Express(クアック・エクスプレスパス)」も付けられます。
人気アトラクションをExpress Laneで優先搭乗できるやつ。
Quack Express対象アトラクション
- Waterplexx 5D(Water Park)
- Cameroon Climb(Water Park)
- African Pythons(Water Park)
- Congo Challenge(Water Park)
- Vuvuzela(Water Park)
- Boa Constricter(Nickelodeon Lost Lagoon)
- Cobra Creek(Nickelodeon Lost Lagoon)
- Jungle Fury(Nickelodeon Lost Lagoon)
- Kubarango(Nickelodeon Lost Lagoon)
- Monsoon 360(Nickelodeon Lost Lagoon)
- Butch Cassidy Trail(Amusement Park)
- Grand Canyon River Rapids(Amusement Park)
- Lost City of Gold Scream Coaster(Amusement Park)
- Vultures(Amusement Park)
- Pirate’s Revenge(Amusement Park)
- Apache Pots(Amusement Park)
- Tomahowk(Amusement Park)
- Flying Fox(Extreme Park & Scream Park)
- Scream Park(Extreme Park & Scream Park)
※赤字がウォーター系のアトラクションです。
エクスプレス・パスは悩みましたが、小さい子連れの場合は無くて良いんじゃないかと。
人気アトラクションの多くは身長制限もあり、
身長110cm未満は、乗れないアトラクションも多いです。
サンウェイラグーンの営業時間も10:00~18:00と短いですし、
アトラクション以外で楽しめる場所も多過ぎるので。
パーク内も回りきれず、あっという間に1日も終わっちゃいました。
飲食物の持ち込み禁止
意外と手荷物検査は厳しかったです。
食べ物は弁当類だけでなく、お菓子類も全て没収されてました。
飲み物はジュースは駄目でしたが、水ボトルはOKということ。
幸い我が家は、水ボトルのみ大量に持ってってました。
1人1本で5本も持ってたのですが、全て持ち込み許可。
水ボトル代が浮いたわー。
ロッカーは有料
水遊びとなると、気になるのが貴重品の管理。
貴重品とかタオルとかどうすんだ?って話。
タオルのレンタルは無いので、タオルの持ち込み必須であり、
手荷物はロッカーに預けるシステムでした。
テーマパークの内に有料ロッカーが何箇所か有り、
ウォーターパーク入り口にも有ります。
皆さん利用するので行列を作っており、見失う事も無い。
ロッカーは、スタンダードサイズでRM25、ラージサイズでRM45。
まぁまぁ高いけど、何回でも出し入れは自由です。
スタンダードでバックパック1個くらいしか入らないので、
家族連れなら、ケチらずラージサイズを選んだ方が良い。
これがラージサイズ。スタンダードの2倍は有り、奥に長いです。
ロッカー料金を支払うと、
リストバンドにロッカー用のバーコードが追加され、
CABINET No.とLocker No.が書かれたレシートも渡されます。
キャビネット番号は、ロッカーの有る列の番号。
自分のキャビネット番号のところで、
リストバンドのバーコードをスキャンすると、
自動的に割り当てられたロッカーが開きます。ハイテクです。
荷物の出し入れはできるんだけど、
バーコードはリストバンド固定だから、毎回私が行かないと駄目でした。
ロッカールームの通路も狭く、人が多いとちょっと大変っていうね。
ロッカーは1人1日1箇所であり、帰りの手続きも不要なのですが、
閉園時刻と同じ午後6時でクローズなので気をつけて。
更衣室はトイレの中
着替えはロッカールームではなく、更衣室が有ります。
更衣室といってもトイレの中に併設されている感じ。
ロッカーのすぐ隣に有ります。
外観は完全にトイレですが・・・
中に入ると更衣室とシャワールームが有る。
簡易シャワーで、石鹸も置いてありましたが、
荷物を掛ける場所が、シャワールーム内に無いという不安。
プールに入る前にシャワーも浴びないと駄目だってよ。
持ち物(貴重品)の携帯&管理について
タオルと着替えは必要ですが、全て有料ロッカーに入れておけばOK。
浮き輪は悩みましたが、レンタルも有るので必要無いし、
浮き輪が無くても、小さい子供が楽しめる場所が多いです。
プールエリアに何を持って行くか悩んだ挙げ句、
我が家は、ペットボトルとスマホ、
クレジットカード、予備の現金100RMに絞りました。
サンダルは有った方が良いですが、ウォーターパーク内は裸足でも行動可能だし、
プールに入るときは脱がないと駄目ですので。
カメラを持っての遊泳はNGみたいな看板が有りましたが、
皆さんGo Proやら、スマホで撮影していました。
スマホは防水ケースに入れて常時携帯している人ばかりで、
我が家も防水ケースで常備してました。
プール定番の防水アイテム。日本で購入しておきましょう。
ブブゼラ等のアトラクションでも、スマホをぶら下げてる人は多かったので、
まぁ、小さいバッグ程度なら、アトラクションでもOKなのかなと。
この辺は、責任負えませんけど。
サンウェイラグーンでは、リストバンドにお金をチャージして、
現金やクレジットカードを所持せずとも決済できるんだけど、
便利なようで、これは意外と使いませんでした。
有料ロッカーと同じ場所でチャージも可能で、
チャージ額が残った場合は、出るときに全額返金もしてくれます。
私は50RMチャージしたけど、
最終的に足らなくなった分をクレジットカードで決済・・・
だったら、最初から全てクレジットカード決済すれば良いだけの話かなと。
スマホの防水ケースにクレジットカード1枚くらいなら余裕で入るからね。
結局、プールも完全に手ぶらってわけにもいかないし、
クレジットカードでどこでも支払えるし、
チャージ残高を気にしながら注文するのも面倒ですからね。
サンウェイラグーンのレストラン料金
サンウェイラグーンは入園料も高いですが、園内の料金も全体的に高め。
ドリンク1本6~7RM(約160~190円)と、
マレーシア価格で考えると、だいぶ高めの価格。
高額と言っても、そこはマレーシア。
ランチ1食1名20RM(600円~700円)くらいみておけば足りるかと。
我が家はデッカイピザセットを家族5人でシェア。
ポテト2つ、ペットボトル2つ付いて約1,700円で済みました。
レストランもそれなりに美味しく、
サブウェイとかバーガーキングとかもありますので、
定番アメリカ系チェーン店の味にもありつけます。
わたしの嫁は、スタバで抹茶フラペチーノ買ってましたが、
約600円と日本と変わらない料金でした。スタバはどこでも高いのねーん。
ウォーターパーク体験レビュー
サンウェイラグーンは、6つのパークに80以上のアトラクションがありますが、
中でも人気なのが、やはりウォーターパークです。
サンウェイラグーン 6つのパーク
- アミューズメントパーク
- ウォーターパーク
- ニコロデオン・ロストラグーンパーク
- ワイルドライフパーク
- エクストリームパーク
- スクリームパーク
案内に従って、ウォーターパークへ。
ひたすら下ります。
ウォーターパークエリア前に、
有料ロッカー、更衣室があり、こちらは上述したとおり。
ウォーターパークに入るとイキナリ出てくる、
ジャングルジムみたいなのはLittle Zimbabwe。
これだけで子供は小一時間、テンションヤバい。
一番人気のブブゼラ。人気なので並びますが、午前中は空いてました。
5~6人で一つの浮き輪。皆で一緒に乗って絶叫しながら下ります。
私後ろ向きだったんで、ひたすら前の異国人見てましたけどーん。
青いシートを敷いて滑る、Congo Challenge。
空いてたか何回も乗ったけど、シンプルに面白い。
Cameroon Climb。二人乗りの浮き輪で滑るやつ。これも間違いなし。
ブブゼラの前にKalahari Kids。小さい子供向け。
波のプール。無難に大人から子供まで楽しめる。
波のプール手前にはGiant Tipping Bucket。
大量の水をかけられるだけでスゲー楽しい。
ウォーターパークの奥には、砂浜のSurf Beachも有ります。
マジで砂浜。
子供は砂遊びに夢中になり、しばらく抜け出せませんでした。
Flow Rider。これ乗りたかったんだけど凄い人気で行列で諦めた。
130cmの身長制限もあるので、子供も不可です。
遊園地も行きたかったんだけど、ウォーターパークだけで1日終わる規模。
ウォーターパークも不完全燃焼、ニコロデオン・ロストパークも行けず。
動物園は帰りにかる~く行きましたが、動物園も広かったから。
動物園は、日本よりも動物が近い。
柵がないのに逃げない鳥。不思議。
もうちょっと時間があれば、動物園も見たかったんだけど、
やはり水遊びのあとは、大人も子供もヘトヘトで、早々に退散しました。
クアラルンプールからのタクシー料金(Grab)
サンウェイラグーンは、クアラルンプール中心地からも近いので、
クアラルンプールのホテル滞在しても難なく行けます。
電車で行くって方法もありますが、タクシーが断然ラクだし、
タクシー料金も非常に安い。
タクシーと言えばGrab。とにかく便利です。
→クアラルンプールでGrabに乗りまくって気づいた点。マレーシアGrabと他国Grabの違い。
私はKLCC近くのエレメントクアラルンプールホテルからGrabを利用しましたが、
40分~60分程度で到着、料金も片道1000円前後で済みました。
行きはRM32.3。クレジットカードの請求額は865円でした。
帰りは夕方の通勤ラッシュに巻き込まれRM41。日本円で1,098円でした。
タクシー移動の手間を考え、
隣のサンウェイピラミッドホテルの宿泊も考えましたが・・・
サンウェイプラミッドホテルはスッゲー高かったから。
クアラルンプール市内の5つ星ホテル並みの価格。
だったらということで、翌日はリッツカールトンのスイートに泊まりましたとさ。
→The Ritz-Carlton Kuala Lumpur(ザ・リッツカールトン クアラルンプール)宿泊レビュー
片道1,000円程度で行けるなら、クアラルンプール周辺の方が便利かなと。
Grab乗り場もすぐ目の前、タクシーもすぐ来ますから。
写真は高額だから気をつけて
サンウェイラグーン内では、写真撮影スタッフが非常に多く、
色んな場所で撮ってくれますが・・・この写真は有料なので気をつけて。
プールの中や、アトラクション内、色んなところで撮ってくれ、
撮った写真は、後から写真販売所で確認→購入することができます。
写真データもバーコードで管理され、これもリストバンドに紐づけてくれるんですけど。
まぁ、買わないなら時間の無駄なんで、遠慮無く断りましょう。
毎度4~5パターンくらい撮られます。
私は、一番左側の写真立てを1枚だけ買いましたが、
一枚で58RM(約1,500円)でした・・・聞き間違えかと思ったよ。
値段も書いてないので、他のパターンはいくらか知らないけど、
クアラルンプール価格にしては高くてビックリ。
購入した写真は、オンラインでダウンロードも可能ですが、
ダウンロードには会員登録が必要で、メールアドレスも必須です。
サンウェイラグーンまとめ
クアラルンプールにしては、値段はそこそこ高いですが、
日本のテーマパークに比べたら、やっぱり安いし、規模も凄かったです。
ウォーターパークだけでも1日では巡りきれないし、
混んでいるとはいえ、日本の遊園地に比べたら断然空いている。
子供にもホント天国だったようで、
子連れで行くなら、外せないレジャースポット。
クアラルンプール旅行の中でも一番オススメの場所。
→子連れ5人家族のクアラルンプール旅行費用とプラン。反省点と格安に済ませるポイント。
クアラルンプール周辺では、他に大きなプールも無いし、
水遊びってやっぱ間違いない。
意外と大人も楽しめるプールも多く、
クアラルンプールなのに、ビーチリゾート感も味わえて良かったです。
隣には、大きなショッピングモール「サンウェイピラミッド」もあるので、
帰りにお土産や、食材買って帰るのも良し。
私はイオンでジュースやら、夕飯を買い込んで帰りました。
こちらは、サンウェイラグーンとは違い外界料金。
スッゲ安くてビックリ。色々買ったのに全部で2,000円もしなかった。
ホントはサンウェイピラミッドのレストランで食事もしたかったんだけど、
家族でグッタリ疲れてたんで致し方ない。
翌日は体の至るところが痛く、いろいろと支障も有ったけど、
行って後悔はしていないサンウェイラグーンでした。
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