地域共通クーポンは、なるべくなら紙クーポンの方が良い。
ただ、どこもかしこも電子クーポンで配布されるわけで、
Go Toトラベル使うなら、電子クーポンについては知っておくべき。
限られた旅行時間、事前に地域共通クーポンについて把握していないと、
せっかくの旅行も楽しめなくなるし、ホントイライラする。
クーポンの利用先を探す旅でも有りませんからね。
使えない電子クーポンだって、知っておけばラクに消化もできますので。
前提:紙クーポンなら余裕
地域共通クーポンは、紙クーポンなら余裕で消化できます。
利用方法も紙なので、必要な分を手渡すだけ。お互いアタフタもしない。
電子クーポンが使える店舗なら、基本的に紙クーポンも使えますので。
紙クーポンで発券してくれるのが「楽天トラベル」と「じゃらん」です。
→Go To トラベルキャンペーン第2弾の攻略&裏技。Go To予約しまくって気づいた注意点。
紙クーポンが使える店は、非常に多岐にわたり、
コンビニ、家電量販店、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、百貨店・・・
まぁ、あんま考えなくても消化できます。
家電量販店で地域共通クーポン?って謎だけど。
全国のビックカメラグループで使えるし、
ヨドバシカメラや、イオンも対応となりましたからね。
コンビニも、主要3社で紙クーポンには対応してる。店舗には依るけど。
ファミリーマート、
ローソン、
セブンイレブン、
北海道のセイコーマートにも対応。
トイザらスとか、高島屋とか、デパ地下グルメとか、ユニクロとか、
ほんと何でも有り。
青いポスターさえあれば使えますので、ホント消化に困ることは無いハズです。
電子クーポンの注意点
チェックイン日の午後3時にならないと有効にならない。
地域共通クーポンの電子クーポンの有効期限は、
日帰り旅行は、当日の午後から、当日中まで。
宿泊旅行は、チェックイン日の午後3時から、チェックアウト日中まで。
基本的に、旅行先や宿泊施設に到着する前には使うことができず、
1泊2日の場合、使える期間も非常に短いです。
チェックイン前のランチにも使えないんですよね。
1泊2食付きだと使うタイミングが、お土産くらいに絞られる。
有効手続きを自分でしなければならず、
チェックイン日の午後3時にならないと有効手続きも行えないので、
外出先でポチポチとやるハメになる。
電子クーポン対応店舗が探しづらい
専用ページから、地域共通クーポンの使える店舗が探せますが、電子クーポン対応店舗で絞り込みができません。電子クーポン対応店舗なんてほとんど無いのにね。
電子クーポン対応店舗で絞り込めるようになりました!
※参考→取扱店舗検索マップ|旅行者向け Go To トラベル事業公式サイト
地域共通クーポンから、店舗を選択して「詳しくはこちら」をタップしないと、
対応状況が分からないしくみ。
クーポン種類の欄にて、使えるクーポンが表示されます。
しかも、この情報が全然アテにならなくて困った。
電子クーポンが使えるハズの店舗で準備中だったり。
特に、飲食店で使う場合は、確認した方が良いですね。
食ってから使えませんでは、洒落になりませんので。
そもそも、地域共通クーポンが使える店ってのがアテにならない。
対応していない店舗でも、対応していたり。
まぁ、現在も着々と使える店舗は増えているようなので。
10月上旬現在、電子クーポンが使えなさすぎて問題になっているので、
今後、電子クーポンが使える店舗も増えるとは思ってますけど。
電子クーポン発行が一苦労
電子クーポンは、発行方法も難解です。
予約した旅行サイトから配布ではなく、
専用サイトにて、必要事項を入力しなければ発行できません。
旅行業者ID、予約番号、宿泊施設の都道府県を入力する。
例えば、JALパックなら、旅行業者IDは1003。
予約番号は、航空券予約番号を入力する。
イチイチ確認しながら、スマホで手打ち入力する手間。
旅行先でスマホでコレやるのしんどい。
ちなみに、一休では、予約履歴から遷移すると、
自動的に旅行業者ID、予約番号が入力されてましたけど。
やっぱ面倒なのは変わらず。
電子クーポンが発券金額が決まっている
電子クーポンは、発見できるクーポン額面が決まっています。1,000円、2,000円、5,000円の3択のみ。コレもスゲー不便。
1,000円単位で発券できるようになりました。
ただし、1枚の上限金額5,000円は変わってません。
5,000円以上のクーポンを利用する場合は、絶対2回以上の発券が必要で、
10,000円以上の利用なら、3回以上の発券の手間が有るのさ。
クーポンは一枚ずつ読み込み、一枚ずつ店員の目視確認が必要なので、
一人が複数クーポンで使うだけでレジが混雑、渋滞しまくりますします。
お釣りも出ないので、間違えて5,000円で発券したらアウト。
一回のお会計で5,000円を使い切らないとイケナイ。
何故、残額から引き落とされる仕組みにしなかったのか?
ホント意味がわからないです。
消費者だけでなく、店舗側も困るシステム。
ちなみに、「額面以上の金額で利用してください」とありますが、
お釣りが出ないだけで、額面未満の会計でもクーポン利用はできます。
994円で1,000円クーポン、1997円を2,000円クーポン、
4952円を5,000円クーポンで利用しましたが、
全てクーポンだけで、1円も払わずに決済できてます。
LINE共有は、QRコードスキャンでエラーが出る
発券した電子クーポンは専用ページでしか確認できないので管理が面倒。
というわけで、クーポン発券後にLINEで送信できるようになってるのですが・・・
LINEで電子クーポン画面を開いてそのまま使うと、
QRコードスキャンが使えません。
電子クーポンは、指定ブラウザじゃないとQRコードスキャンが使えない。
iPhoneなら、Safariで開かないとエラーが出る。
LINEでもChromeでもEdgeでもダメ。
じゃ、なんでLINEで送信できるようにしたのん?
QRコードスキャンが使えない場合は、手打ちで店舗の番号を入力する。
そしてまた行列が出来る。さすがっす。
ちなみに、電子クーポンは発券した端末以外でも利用可能なので、
我が家は、家族でLINEで共有、別行動して使うとかもできました。
地域共通クーポンを利用には、本人確認も無いので、
旅行してない家族や第三者でも、利用できてしまう気はしたけども・・・
ルール上、旅行者本人が適切に利用するものと定められており、
譲渡、転売、交換は禁止となってます。
使いづらいとはいえ、無理やり自分で消費しないと後が怖い。
チェーン店は、店舗により対応状況が異なる
地域共通クーポンは、店舗により対応状況が異なる。
これはチェーン店でも同じでした。
例えばコンビニチェーン店では、ファミマ、ローソン、セブンイレブンと、
紙クーポンに対応しているところが多いのですが、
セブンイレブンは、電子クーポンに対応している店舗も見つけました。
札幌市で一店舗、電子クーポン対応店舗を発見。
沖縄のセブンイレブンでは、多くの店舗で電子クーポン対応していた。
ファミマ、ローソンは、今んところ電子クーポン対応は見かけてないっす。
電子クーポンの利用先&現金化方法
電子クーポンが使えない店舗が多いのだから、
地域復興とか言ってられないのが正直なところ。
こっちは電子クーポン含めて旅費を考えているわけで、使えないなら意味がない。
なるべく現金化する利用先を調べておきました。
お土産に消化する
旅行で定番の利用先といえばお土産。
お土産に使うなら、電子クーポンは簡単に消費できます。
駅の売店系コンビニ「キオスク」「NewDays」「デイリーヤマザキ」は、
電子クーポンに対応しまくってました。
もちろん、売っているものには使えるので、
お菓子、弁当、飲み物、お酒に使ったって良い。
また、道の駅でも電子クーポン対応店舗は多かったです。
高速の休憩ついでに消化もできました。
飛行機旅行の場合だと、空港。
空港のお土産店も、電子クーポン対応店舗は多い。
空港定番の「BLUE SKY」「ANA FESTA」は、どこも電子クーポン対応。
JALカード、ANAカードの割引も併用できるからね。
同じ建物、空港内でも、店舗により対応状況が違うので気をつけて。
電子クーポン対応店舗と、紙クーポン対応店舗の混み具合もぜんぜん違う。
新千歳空港の佐藤水産は、電子クーポンにも対応。スンゲー混んでました。
宿泊ホテルで消化する
電子クーポン対応している宿泊施設は多いです。
泊まったホテルのレストランやルームサービスで飲食代に使う、
マッサージ料金等に使う。アクティビティ代やチケット代に使う。
まず、ホテル内のサービスに使えるか?確認しておくと安心。
ただ、私が宿泊したホテルでは、皆さん考える事が同じだったようで、
レストラン予約は満席で、
ルームサービスの食事が切れるという事態にもなってました。スンゲーです。
ディズニーリゾートでの消化先
Go To はチケット付きツアーも対象というわけで、
大人気のディズニーリゾート。
→Go To トラベルキャンペーンで「ディズニー」「USJ」「レゴランド」を予約してみた
ただし、ディズニーリゾートは、地域共通クーポンは紙クーポンのみ対応。
電子クーポンが使えるのは、ディズニーオフィシャルホテル内のみとなってます。
ディズニーホテル内のレストランやラウンジは電子クーポンが使えるんだけど、
ご想像の通り、スンゲー混んでますので覚悟して。予約は難しいです。
電子クーポン対応レストラン
- エンパイア・グリル
- シェフ・ミッキー
- ハイピリオン・ラウンジ
- チックタック・ダイナー
ディズニーリゾート周辺では、ほとんどが紙クーポン対応。
イクスピアリでも、ごく一部店舗(ファッション店)しか電子クーポンはつかえません。
一部店舗を除き、ご利用いただけるのは 紙クーポンのみで、電子クーポンはご利用いただけません。
※参考→GoToトラベル「地域共通クーポン」利用可能店舗について(10/1~)|イベント・キャンペーン|イクスピアリ・IKSPIARI
使いやすいのは、駅前のコンビニ「NEWDAYS」。
電子クーポンに対応してるけど、使いまくるのは難しい・・・
まぁ、ディズニーホテルは千葉県に有るので、
周辺の都道府県、東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県でも利用可能です。
無理してディズニー周辺で使う必要は無いかなと。
ちなみに、ディズニーは電子クーポン未対応ですが、
USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)や、
LEGOランドは電子クーポンに対応しています。
シティウォークのユニバーサルスタジオストアや飲食店も電子クーポン対応。
LEGOランド内のお土産屋や、LEGOランドホテルも電子クーポンに対応してました。
ディズニーだけ、ちょっと曲者ですね。
コンビニ(セブンイレブン)で消化する
なんだかんだで、セブンイレブンで爆買するってのはラク。
電子クーポン対応するセブンイレブンを探して、日用品を買いまくる。
ただ、上述したようにチェーン店のコンビニは、
地域共通クーポンへの対応差が有るので、近くにあればの話。
コンビニでAmazonギフトカードを買うという裏技も有るようですが、
購入できた人と、購入できなかった人が居るようで、あまりオススメしません。
地域共通クーポンは、換金性の高い商品には利用不可能なので、
ルール上は無理なハズ。
私なら、セブンプレミアムの商品を爆買しますけども。
薬局(ドラッグストア)で消化する
コンビニによりも、電子クーポン対応率が高いのがドラッグストアです。
日用品、生活用品、コンビニよりも安いですからね。
普段日常的に買っているものを大量に買っておけば良い。
ツルハドラック、スギ薬局、サンドラッグ、コクミン、マツキヨ、クリエイト・・・
電子クーポン対応している店舗が多かったです。
家電量販店で消化する
家電量販店で、アップル製品を買う。
現金化の定番ですけども。
家電量販店で電子クーポン対応しているのは、
「ヤマダ電機」と「エディオン」と「ジョーシン」。
あとは「ドン・キホーテ」とかとか。
「ブックオフ」で中古家電を買うのもアリですね。
現状、「ビックカメラ」も「ヨドバシカメラ」も紙クーポンのみ対応ですからね。
その他使えるお店
スポーツ用品店も電子クーポン対応店舗が多かったです。
ムラサキスポーツ、スポーツデポ、スポーツオーソリティ・・・
私は、年末に家族で雪国Go Toする予定なので、
スキーウェアでも購入しておこうかと。
あとは「無印良品」とか「東急ハンズ」とかですかね。
個人的には「久世福商店」の電子クーポン対応もアツいです。
地域共通クーポンは近隣県でも使える
地域共通クーポンは、旅行先だけでなく、旅行先の隣の県でも使えます。
というわけで、近場なら、無理して旅行先で消化する必要も無いのです。
自宅に一旦帰ってから、薬局で日用品を買ったり、
家電量販店で電化製品を買ったりすれば良い。
帰り道で探しても良いわけで、
途中の都会や繁華街を経由して帰るだけでも、だいぶ選択肢は増えるかと。
駅前や空港に向かえば、対応店舗も多くなる。
何故か、羽田空港内のユニクロは、電子クーポンにも対応してました。
ユニクロは、電子クーポン対応店舗も徐々に増えてます。
最終手段として、地元で使える店舗を把握しておく。
もちろん、旅行先が隣の県の場合ですけども。
地域共通クーポンまとめ
コロナ下での旅行で、電子クーポンのが良いハズ。
紙発券コストも有るだろうし、紙感染のリスクも有る。
なのに紙クーポンしか使えない店舗が多いという矛盾。
今から予約するなら、
紙クーポン発券の「楽天トラベル」「じゃらん」を選ぶべき。
→Go To トラベルキャンペーン第2弾の攻略&裏技。Go To予約しまくって気づいた注意点。
土地勘の無いところで無理して使おうとすると、
無駄に消費するし、無駄に時間もかかるなと感じました。
知らないお店よりは、知ってるお店。
やっぱり大手チェーン店。これは仕方ない。
我々消費者も、旅費の15%がかかっているわけで、
使い切れないなら、旅行も楽しめないからね。
Go Toイートも、地域共通クーポンも、
結局は、対応できる大手チェーン店が勝つ。
→Go To Eatキャンペーン攻略。席だけ予約の裏技と注意点。
どれもこれも皮肉な話ですね。
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