JALカードを申し込んで、困ったのが提携ブランドの選択。
普通カード、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、プラチナの悩みが消えれば、
今度は、提携ブランドの選びに悩むという。
→JALカードの券種(グレード)による特典の違い。普通カード、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールド、プラチナの比較。
年会費が同じでも、提携会社により、貯まるマイルも大きく異なります。
適当に申し込んで、後で後悔しないように、知っておきましょう。
JALカードの券種により、選べる提携ブランドは異なる。
JALカードでは、カード申込時に提携ブランドを選択をするのですが、
申し込むJALカードの券種により、選べる提携ブランドも異なります。
普通カードの申込時に選べる提携ブランド。
- JAL・Mastercard
- JAL・Visaカード
- JAL・JCBカード
- JAL・JCBカード(ディズニーデザイン)
- JALカードSuica
- JALカード TOKYU POINT ClubQ DC Visa
- JALカード TOKYU POINT ClubQ DC Mastercard
- JALカード OPクレジット(JCB)
- JAL アメリカン・エキスプレス・カード ※6,600円
CLUB-Aカードの申込時に選べる提携ブランド。
- JAL・Mastercard
- JAL・Visaカード
- JAL・JCBカード
- JAL・JCBカード(ディズニーデザイン)
- JALカードSuica
- JALカード TOKYU POINT ClubQ DC Visa
- JALカード TOKYU POINT ClubQ DC Mastercard
- JALカード OPクレジット(JCB)
CLUB-Aゴールドカードの申込時に選べる提携ブランド。
- JAL・Mastercard
- JAL・Visaカード
- JAL・JCBカード
- JAL・JCBカード(ディズニーデザイン)
- JALカード TOKYU POINT ClubQ DC Visa
- JALカード TOKYU POINT ClubQ DC Mastercard
- JALカード OPクレジット(JCB)
- JALダイナースカード ※30,800円
- JAL アメリカン・エキスプレス・カード ※20,900円
プラチナの申込時に選べる提携ブランド。
- JAL・JCBカード
- JAL・JCBカード(ディズニーデザイン)
- JAL アメリカン・エキスプレス・カード
JALカードでSuica(Viewカード)が選べるのは、「普通カード」と「CLUB-Aカード」。
アメックスカードが選べるのは、「普通カード」と「CLUB-Aゴールドカード」と「プラチナ」。
ダイナースカードが選べるのは、「CLUB-Aゴールドカード」のみ。
また、アメックスとダイナースは、
他のカードよりも年会費が高くなってます。
JAL提携カードのカード発行会社の違い。
JALカードは、選ぶカードによりカード発行会社が異なるので、
基本的なカードのサービスや、提携サービス、利用明細の発行元も異なります。
JALカードの発行会社と提携会社の違い
- JAL・Mastercard:三菱UFJニコス株式会社(DCカード)
- JAL・Visaカード:三菱UFJニコス株式会社(DCカード)
- JAL・JCBカード:株式会社ジェーシービー
- JAL・JCBカード(ディズニーデザイン):株式会社ジェーシービー
- JALカードSuica:株式会社ビューカード、東日本旅客鉄道株式会社
- JALカード TOKYU POINT ClubQ DC Visa:東京急行電鉄株式会社・株式会社東急百貨店、東急カード株式会社、三菱UFJニコス株式会社
- JALカード TOKYU POINT ClubQ DC Mastercard:東京急行電鉄株式会社・株式会社東急百貨店、東急カード株式会社、三菱UFJニコス株式会社
- JALカード OPクレジット(JCB):小田急電鉄株式会社、株式会社ジェーシービー
- JALダイナースカード:三井住友トラストクラブ株式会社
- JAL アメリカン・エキスプレス・カード:三菱UFJニコス株式会社
VISA、Masterブランドを選択した場合は、三菱UFJニコス株式会社のDCカードとなり、
JCBブランドを選択した場合、株式会社ジェーシービーのJCBカードとなるので、
審査難易度も微妙に異なります。
→JALカードの種類による審査難易度の違い。審査の流れとカード到着までの期間。
更に同じ、VISA、MasterのJALカードでも、
「JALカード TOKYU POINT ClubQ」の場合は、東急×DCカード。
同じJCBでも、「JALカードSuica」はVIEWカードとなったり。
一方、「JALアメックスカード」の発行元は、
VISA・Masterと同じ三菱UFJニコス株式会社なので、
アメックスのプロパーカードとも、特典は大きく異なります。
「JALダイナースカード」は、
ダイナースクラブカードと同じ、三井トラストクラブ株式会社発行なので、
本家ダイナースの特典も踏襲している感じです。
JAL提携カードの違いとそれぞれの特徴。
同じJALカードで、発行会社が違うと何が違うのか?
JAL提携カードによる違いと特徴を確認していきます。
JALカードSuica
JCBカードでも、株式会社ビューカードの発行となるJALカードSuica。
JALカードだけでなく、VIEWカードならではの特典が利用可能となります。
JALカードSuicaのメリット
- Suicaチャージでポイントが貯まるVIEWカード。
- JR東日本の利用でポイント3倍(還元率1.5%)
- Suicaチャージでポイント3倍(還元率1.5%)
- Suica利用店舗が豊富。Apple Payでも利用可能。
JALカードSuicaのデメリット
- 「普通カード」と「Club-Aカード」のみ発行可能。
- JR東日本サービスの利用では、JALマイルは貯まらない。
- 決済ブランドは、JCBブランドのみ。
VIEWカードという事で、JR東日本のサービスでも還元率が高くなります。
切符・定期券の購入だけでなく、Suicaチャージでのポイント3倍(還元率1.5%)となる。
Suica加盟店も多く、Apple Payでも利用可能なのも魅力です。
ただ、JR東日本等のポイント3倍(VIEWプラス)となる場合は、
JALマイルが貯まらない点に注意。
VIEWプラス対象商品では「ビューサンクスポイント」のみ貯まり、
JR東日本以外の利用で「JALマイル」が貯まるという感じ。
カードの利用するサービスにより、貯まるポイントが異なる。
または、ポイント3倍で還元率1.5%というのは、
ビューサンクスポイントをSuicaチャージへ交換した場合の話です。
ビューサンクスポイントをJALマイルに交換した場合、
マイル還元率は異なりますので、勘違いしないように。
JR東日本でJALカードSuicaを利用した場合
- 1000円利用=6ポイント付与
- 400ポイント=1000円(還元率1.5%) ※Suicaチャージした場合
- 400ポイント=500マイル(マイル還元率0.75%)
まぁ、それでも還元率は高く、
そもそもSuicaチャージできるクレジットカードは、VIEWカードくらいなので、
SuicaユーザーならJALカード Suicaは間違いないです。
JALカード OPクレジット
小田急電鉄株式会社×株式会社ジェーシービーが発行するJALカード OPクレジット。
こちらもOPカードならではの特典が、JALカードで利用できます。
JALカード OPクレジットのメリット
- 小田急線の利用で小田急乗車ポイントが貯まる。最大7%。
- 小田急加盟店の利用で+5~10%、小田急ポイントとJALマイルがダブルで貯まる。
- ロマンスカー@クラブで+1~5%還元。
- PASMO電子マネー加盟店にてPASMO利用で、利用額の1%分還元される。
- PASMOオートチャージでもJALマイル+小田急ポイントが貯まる。
JALカード OPクレジットのデメリット
- PASMOチャージへの方法は、基本的にオートチャージのみ。
- 決済ブランドは、JCBブランドのみ。
JALカード OPクレジットは、小田急ポイントサービス「小田急ポイント」を貯めることが可能。
小田急グループの店舗(小田急百貨店、Odakyu OX等)で利用する事により、
JALマイルと併せて、小田急ポイントも貯まります。
更に、PASMOオートチャージでもポイントが貯まり、
PASMO加盟店でPASMOを利用する事で、更に1%還元されます。
また、一カ月間の小田急線利用額に応じて、乗車ポイントも貯まります。
ポイント付与率は、毎月1日~末日までの乗車運賃で決まります。
月間対象運賃総額と乗車ポイント付与率
- 運賃:0円~1,359円 →ポイント付与率0%
- 運賃:1,360円~4,999円 →ポイント付与率1%
- 運賃:5,000円~9,999円 →ポイント付与率2%
- 運賃:10,000円~14,999円 →ポイント付与率3%
- 運賃:15,000円~19,999円 →ポイント付与率5%
- 運賃:20,000円以上 →ポイント付与率7%
小田急線&小田急百貨店&PASMOを使えば、
小田急ポイントがジャブジャブ貯まるので、JALマイル貯まりまくります。
小田急線沿線に住んでる人は「JALカード OPクレジット」が間違い無いです。
小田急ポイントの価値(交換レート)
- 小田急ポイント:1ポイント=1円
- JALマイルへの交換レート:2000ポイント→1000マイル
- 小田急ポイントへの交換レート:10000マイル→10000ポイント
JALカード TOKYU POINT ClubQ
JALカードでVISA・Masterカードを選ぶ場合、
東急カード&東急百貨店との提携カード「TOKYU POINT ClubQ」がお得。
JALカード TOKYU POINT ClubQのメリット
- 東急グループでTOKYU POINTとJALマイルがダブルで貯まる。
- 東急定期券の購入でTOKYUポイントが貯まる。
- PASMOオートチャージでTOKYUポイントが貯まる。
- WAONチャージでJALマイルが貯まる。
- VISA、Mastercardが選べる。
JALカード TOKYU POINT ClubQのデメリット
- PASMOチャージへの方法は、基本的にオートチャージのみ。
- PASMOオートチャージでJALマイルは貯まらない。※2017年4月改悪
TOKYU POINT ClubQは、東急グループ店舗でTOKYU POINTも貯まります。
JALマイルと併せて、TOKYU POINTが貯まる。
東急百貨店、東急ハンズ、東急ストア・・・ポイント2重取りが可能です。
また、JALカードのVISA、Masterブランドは、
WAONチャージでJALマイルを貯める事が可能なので、イオンでもポイントの2重取りが可能。
JMB WAONカード(クレジット機能の無いWAONカード)を利用すれば、
200円=3マイルという驚異の還元率も可能となります。
※スマホのWAONアプリへのチャージでも可能。
マイル還元率1.5%(200円=3マイル)のカラクリ
- JMB WAONカードチャージ:100円=1マイル
- JMB WAONでの支払い:200円=1マイル
PASMOオートチャージでもTOKYUポイントは貯まりますが、
利用金額200円=1ポイントのTOKYU POINTのみ。
JALマイルに換算すると、マイル還元率0.25%となります。
TOKYUポイントの価値は、小田急ポイントと同じく1ポイント1円なので、
PASMOオートチャージに関しては、
マイルとポイントがダブルで貯まる「JALカード OP クレジット」に比べると劣ります。
TOKYUポイントの価値(交換レート)
- TOKYU POINT:1ポイント=1円
- JALマイルへの交換レート:2000ポイント→1000マイル
- JALマイルへの交換レート:1000ポイント→300マイル
- TOKYU POINTへの交換レート:10000マイル→10000ポイント
同じPASMOユーザーでも、東急電鉄、東急グループ店舗で利用する、
イオンで買い物する人にも、JALカード TOKYU POINT ClubQがオススメです。
JALアメリカン・エキスプレス
他の提携カードよりも、年会費が高額JALアメリカン・エキスプレス。
年会費が高い分、他の提携カードとも基本スペックが異なります。
JALアメリカン・エキスプレスのメリット
- CLUB-Aゴールド・プラチナは、アドオンマイルが貯まる。
- 空港ラウンジが同伴者1名まで無料。
- 付帯保険が充実。国内・海外旅行保険は家族特約付き。
- 割引優待「アメリカン・エキスプレス・セレクト」が利用可能。
JALアメリカン・エキスプレスのデメリット
- 他のカードよりも年会費が高額。
- MUFGの提携アメックスカード。プロパーアメックスとは特典が異なる。
- AMEXブランドは決済店舗が少ない。
- AMEXブランドは海外決済の為替レートが悪い。
三菱UFJニコス株式会社との提携カードになりますので、
アメックスのプロパーカードよりも格安で、内容も大きく異なります。
MUFGのアメックスに、JAL特典を追加したようなカードとなってます。
JALアメックスカードの基本スペック
- CLUB-Aゴールド ≒ MUFGカードゴールドプレステージアメックス
- プラチナ ≒ MUFGカードプラチナアメックス
JALアメックスで最大の魅力が、CLUB-Aゴールドとプラチナのアドオンマイル。
アドオンマイル対象商品(JAL航空券、ツアーなど)を購入する際に、
追加でマイルが貯まるので、JALマイル還元率が非常に高くなる。
CLUB-Aゴールドで100円=3マイル、プラチナは100円=4マイルにも及びます。
※JAL JCB プラチナも100円=4マイル貯まります
JAL アメックス CLUB-Aゴールドカード 100円=3マイルの内訳
- 通常のショッピングマイル:100円=1マイル
- ショッピングマイル:100円=1マイル
- アドオンマイル:100円=1マイル
JAL アメックス プラチナ 100円=4マイルの内訳
- 通常のショッピングマイル:100円=1マイル
- ショッピングマイル:100円=1マイル
- アドオンマイル:100円=2マイル
主にJAL航空券を購入する際に、アドオンマイルが貰えるので、
JALでJGC修行するなら、JALアメックス CLUB-Aゴールドカードは有り。
通常のCLUB-Aゴールド+3000円の価値はあるんじゃないかと。
JALアメリカン・エキスプレスの年会費
- 普通カード :年会費6,600円(他の券種+4,400円)
- CLUB-Aゴールド:年会費20,900円(他の券種+3,300円)
- プラチナ:年会費34,100円
アドオンマイル対象商品に魅力を感じないなら、年会費はちょっと割高。
JALで航空券やツアーを申し込まないなら、アドオンマイルも貰えませんから。
※アドオンマイル対象商品について→アドオンマイルとは – JALカード
JALダイナースカード
JAL CLUB-Aゴールドカードの中で、一番高額なJALダイナースカード。
発行元は三井住友トラストクラブ株式会社と、本家ダイナースの特典も受けられます。
JALダイナースカードのメリット
- ダイナースクラブの豪華特典が利用可能。
- ダイナースはステータスカード。
- 一律の利用限度額が設定されていない。
JALダイナースカードのデメリット
- 本家ダイナースクラブカードよりも年会費が高額。
- JALマイル還元率は
- ダイナースは審査が厳しい。
- ダイナースブランドは決済店舗が少ない。
- ダイナースブランドは海外決済の為替レートが悪い。
レストラン優待のダイナースクラブ・エグゼクティブ・ダイニング
空港ラウンジサービスのクラブラウンジ、最高1億円の旅行件・・・
プラチナカードクラスのダイナースクラブの特典が受けられる。
ダイナースクラブカードの特典に、JAL特典まで利用できるようになったカード。
その分、本家ダイナースクラブカードよりも年会費が高く、年会費30,800円。
本家ダイナースクラブカードは、年会費24,200円ですから。
JALアメックスのアドオンマイルのような、追加でポイントが貯まる仕組みは無いので、
JALマイルを貯めるという点では、JALアメックスの方がコスパが高い。
ダイナースは、審査も厳しいので・・・ね。
JALカードは提携カードを選んだ方がお得。
JALカードは、提携カードを選んだ方が、JALマイルはより貯まります。
特定のサービスでポイント還元率が高くなり、結果マイルも貯めやすくなる。
自分の生活スタイルに合ったカードを選びましょう。
JAL提携カードをオススメするユーザー
- JR線(JR東日本)やSuicaを使う → JALカードSuica
- 小田急線(小田急百貨店)やPASMOを使う → JALカード OPクレジット
- 東急線(東急百貨店)やPASMOを使う → JALカード TOKYU POINT ClubQ
- JAL航空券の購入でマイルを貯める → JALアメックス CLUB-Aゴールド
- ダイナースクラブカードの特典が使いたい → JALダイナースカード
いずれも、JAL申し込みページにて、
券種(普通、CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナ)を選んだ後に、提携ブランドが選択できるようになってます。
→JALカードで選べる4つのカード
電子マネー(PASMO、Suica)を使っているなら、
チャージでポイントが貯まるJALの提携カードがオススメ、
電車やバスを利用する頻度は多いし、
クレジットカード決済よりもお手軽、気軽に使えてJALマイルもバシバシ貯まります。
私もSuicaとPASMOで悩んだのですが、
VIEWカードは、既にビックカメラSuicaカードで利用してるし、
小田急線をよく使うので、JALカード OPクレジットにしてみました。
東急ユーザーなら、JALカード TOKYU POINT ClubQが間違い無いですね。
JGC修行するなら、JALアメックスCLUB-Aゴールドカードも悪く無い。
JGC修行にCLUB-Aカード以上のスペックは必須だし、
JAL航空券の購入で100円=3マイルなら、年会費差額の元も十分とれるんじゃないかと。
マイルの価値は、1マイル=2円といわれますが、
国際線特典航空券のビジネスクラスなら1マイル=4円以上、
ファーストクラスなら、1マイル=10円以上も余裕で可能となりますから。
→JALマイルの価値と特典航空券。ANAマイルと比較して気付いた違い。
提携カードにするデメリットは、券面デザインくらいかな。
提携会社が多くなるほど、券面デザインはゴチャゴチャになる。
まぁ、背に腹は代えられないので・・・妥協。
JALマイル貯めたいので仕方ないさー。
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