バンクーバーの交通手段と公共交通機関の料金システム

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バンクーバーに滞在するなら、現地の交通手段を把握しておく必要が有ります。

言語の違いではなく、交通ルールの違い。

事前に日本語で理解しておきましょう。

 

バンクーバー内の公共バスや電車は、

日本の公共バスや、電車の料金システムとは全く異なり、

料金体系も分かりやすく、非常に格安です。

 

分からないから、使わないのはもったいないし、

知らないまま使って、ペナルティを受ける事も有る。

知っておくだけで、より安く滞在する事も可能となります。

現地タクシーは高額だし、あまり良いサービスでも有りませんから。

目次

バンクーバーは公共交通機関「TransLink」が乗り放題

バンクーバーの公共交通機関は、全てトランスリンク社(TransLink)が運営。

バンクーバー市内を走り回っているバス(Bus)だけでなく、

大型フェリーのシーバス(SeaBus)や、電車のスカイトレイン(SkyTrain)

全て同じ乗車券で、乗り降り自由となります。

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同じエリア内なら、同じ料金で乗り放題なんだけど・・・

エリアが変われば料金が変わり、乗り放題できる時間も決まっています。

ゾーン制の距離料金と、90分間の時間制システム

乗車券を購入すれば、90分間はバス、シーバス、スカイトレインが乗り放題

その乗車料金は、乗り物ではなく移動距離(ゾーン)によって決まってます。

 

現金料金 Single Fare(Cash Fare)

  • 1 Zone:3ドル
  • 2 Zone:4.25ドル
  • 3 Zone:5.75ドル

ICカード料金 Compass Card(Stored Value)

  • 1 Zone:2.40ドル
  • 2 Zone:3.45ドル
  • 3 Zone:4.50ドル

1日券(Day Pass)

  • 1~3 Zone:10.5ドル

1ヶ月定期券(Monthly Pass)

  • 1 Zone:98ドル
  • 2 Zone:131ドル
  • 3 Zone:177ドル

追加料金(Add Fare)

  • 1 to 2 zone:1.25ドル
  • 1 to 3 zone:2.75ドル
  • 2 to 3 zone:1.50ドル

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Fare Zone Map

 

基本的にZone料金で決まっているものの、例外は多くある。

平日18:30以降週末・休祭日は、1ゾーン料金で全てのエリアが利用可能となり、

また、2015年10月5日より、バスの移動に限り全て1ゾーン料金で利用可能にもなりました。

バスしか使わないなら、全て1ゾーン料金で3ゾーンまで乗車できます。

 

また、バンクーバー国際空港駅でチケット購入乗車する場合、

5ドルの空港料金が発生します。1日券も+5ドルです。

空港駅だけでなく、正確にはSea Islandエリアの3駅で発生します。

スカイトレイン5ドルの空港料金

+5ドル徴収される駅

  • YVR-Airport
  • Sea Island Centre
  • Templeton

ただ、空港から乗車する場合に発生するのであって、

空港で降りる場合は+5ドルは発生しません

 

また、土日祝日平日18:30以降は全て1ゾーン料金となりますが、

空港料金だけは、しっかりと取られますので気をつけて。

例えば、週末にコンパスカードで空港からダウンタウンへ向かった場合、

週末料金2.4ドル+空港料金5ドル=7.4ドルの請求となります。

ちなみに、Sea Island内の移動は無料です。

券売機から「Sea Island Only」をタップすれば、

無料のコンパスチケットも発券できます。

通常料金 Single Fare(Cash Fare)

Single Fareは、従来の料金システム。

乗車毎に現金を支払う為、90分間のみ有効の使い捨ての乗車券となります。

 

バスで乗車券を購入する場合、乗車時に運賃を払い、

トランスファーカード(Transfer Card)が発券され、購入から90分間有効となる。

チケットには有効期限も印字されてます。

トランスファーカード

TransLink fares (Vancouver) – Wikipedia, the free encyclopedia

 

注意点として、バスで運賃を払う場合、

釣り無しピッタリの小銭3ドルが必要となります。

多く払ったところで、お釣りは出ません。

また、バスで発券される乗車券「Transfer Card」は旧タイプの乗車券であり、

電車(Skytrain)やフェリー(Seabus)の自動改札口を通る事が不可能となってます。

よって、制限時間90分以内でも、バスの乗り換えしかできません

 

スカイトレインや、シーバスにも乗りたい場合、

改札前にある券売機(Compass Vending Machine)から、

新しいタイプの乗車券「コンパスチケット(Compass Ticket)」を購入しましょう。

コンパスチケットも、紙でできた使い捨ての乗車券となりますが、

電子カード用の改札に対応しているので、

バス、シーバス、スカイトレイン、90分以内なら乗り換え対応可能となります。

ICカード料金 Stored Value(Compass Card)

2015年10月には、ICカードのコンパスカード(Compass Card)が登場。

コンパスカードは、日本で言うところの、

SUICA(スイカ)、PASMO(パスモ)、ICOCA(イコカ)みたいなもの。

事前にチャージして使うだけでなく、1日券や定期券の機能も付与できます。

コンパスカード

ICカード料金 Compass Card(Stored Value)

  • 1 Zone:2.40ドル(割引率 24%
  • 2 Zone:3.45ドル(割引率 21%
  • 3 Zone:4.50ドル(割引率 24%

 

新規発行に6ドルの費用(デポジット)が発生するものの、

ICカードの割引率は高いので、現金精算よりも断然お得。

旅行者にとって、料金システムも良くわからないと思うので、

滞在期間に限らず、コンパスカードを使う事をオススメします。

 

時間計算をする必要も無くなり、料金計算をする必要も無い。

90分間超過のペナルティに怯えて、無駄な運賃を払う事も無くなります。

ただでさえよく分からない異国のルール。

カード発行費用6ドルで済むなら安いです。

あくまでデポジットなので、カード返却すれば6ドルは返金されるし、

乗車後に残高が足りなくなった場合も、

マイナス残高で下車できるのもデポジットのおかげ。

※マイナス残高のままでは乗車できませんので、次回までにチャージを忘れずに。

 

ちなみに、「コンパスカード」は交通機関用のICカードであり、

日本の電子マネー「スイカ」や「パスモ」のように、ショッピングでの決済は不可能です。

あくまで交通費専用の電子カードなので、過剰にチャージするのは辞めておきましょう。

VISA、Mastercardのコンタクトレス決済対応へ

2018年5月22日から、トランスリンクでも、

クレジットカードやスマホのコンタクトレス決済「Tap to Pay」に対応となりました。

VISAとMastercardのコンタクトレス決済は、

Visa payWave、Mastercardコンタクトレス。

Google PayやApple Payでも使えるわけです。

 

スカイトレインやバスにも、

タップする部分にVISA、Mastercardのマーク有ります。

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ただ、クレジットカード決済の場合は、現金料金と同じ価格になり、

コンパスカードのような割引も無いので、あまり使う利点は無いかと。

 

日本のクレジットカードでも、コンタクトレス決済対応カードはまだまだ少ないし、

Google PayやApple Payの挙動も国によって違いますからね・・・

まぁ、コンパスカードを使った方が無難です。

1日券(Day Pass)の必要性、1ゾーンの範囲と90分間

バンクーバー滞在では、基本的に移動はバスで完結することが多いです。

ダウンタウン移動に限って言えば、バスだけで十分。

そう考えると、1日券のDay Passは要らないんじゃないかって思います。

 

コンパスカードで乗車料金は安くなるし、

料金計算も必要なくなり、お得な部分は漏れ無く利用できる。

よく分からないから「DayPass」って人も多かったハズです。

 

1ゾーンと言っても、その範囲は広いので、

バンクーバーに長期滞在してる人でも、2ゾーン料金は滅多に払いません。

 

バンクーバーの国際空港が、2ゾーン。

あとはノースバンクーバーも、2ゾーン。

ウエストバンクーバー、バーナビー、リッチモンドはほとんど行かないし、

3ゾーンエリアに限っては、行ったこともありません。

 

バスの移動のみなら、全てのエリアが1ゾーン料金(3ドル)になったし、

夜と休日も、1ゾーン料金で乗り放題ですからね。

一度乗車したら90分間は無料で乗換可能ってのも大きいです。

一日券の料金10ドルの元を取るには、

90分間の乗車を3~4回は繰り返さないと、元とれませんから。

 

私は、最初のホームステイ先がノースバンクーバーだったので、

2ゾーンの定期券を所持していましたが・・・非常に稀です。

 

現地に長期滞在している人は、ほぼ1ゾーン料金の定期券(Monthly Pass)を所持。

遠くに出かけるのも、ほぼ週末だし、ほとんどバスしか乗らないから。

滞在者ほど1ゾーン料金で済んでしまうんじゃないかな。

 

バンクーバーの観光スポットで、ノースバンクーバーは外せないので・・・

バンクーバーでオススメの観光スポット。エリア別の旅行プラン。

シーバスに乗ったとしても、2ゾーン料金(4.25ドル)と全然安いですから。

1ヶ月定期券(Monthly Pass)の注意点

定期券も従来の紙タイプは廃止となり、コンパスカード一体型となりました。

定期券とはいえど、日本の定期券とは異なり、日付指定はできません。

毎月1日から末日までが有効期限の月単位の定期券なります。

Monthly Passの料金

  • 1 Zone:98ドル
  • 2 Zone:131ドル
  • 3 Zone:177ドル

定期券の有効期限が月単位と決まっているので、

購入できる日も決まっています。

定期券が購入可能となるのは、前月16日から当月15日まで

※券売機では前月20日から購入可能となります。

半月くらいの利用なら、普通にコンパスカード使った方が得なんじゃないかな。

 

コンパスカードの登場で、従来の回数券(FareSaver Tickets)も廃止となってますので、

チャージして使う料金(Stored Value)のが、なんだかんだで損も無いです。

バスだけなら全て1ゾーン料金(3ドル)で利用可能なので、

定期券と比べても、それ程損する事も無いと思われます。

1日2回使っても6ドル。20日間利用しても120ドルですから。

キセルや不正乗車(無賃乗車)に対する罰則。高額な罰金

スカイトレインの駅は、今でこそICカードの自動改札対応になりましたが、

まだまだ改札のゲートは開いたままの所も多い。

実際、切符を買わずに乗車したりできてしまう現実。

改札過ぎたら有料ゾーンとなるので、気をつけましょう。

無賃乗車は、もちろん罰則が有ります。

 

バスや、スカイトレイン構内、電車内で、

定期的に見回り人(Transit Security)による抜き打ちチェックが有ります。

時間帯も関係無く、朝の忙しい時間帯から、深夜まで・・・

彼らは関係なしにやってきます。

検査された時に、切符を提示できないと罰金刑。

旅行、紛失、言語の壁・・・どんな言い訳も通用しません。

 

ゲートを通る、スカイトレインだけでなく、バスでもチェックが有ります。

特に、車体の長い連節バス(99 B-LINEとか)は、後ろからも乗車可能。

混雑時は、イチイチチェックもしませんからね。

運転手の目も届かないので、無賃乗車しやすい。

私は通学路が99 B-LINEだったので、

抜き打ちチェックで、毎回多くの捕まってる人を見ています。笑

 

罰金額は200ドルくらいだったと思いますが、

払うのが遅れるほど、延滞金も増える仕組み。

 

今後、コンパスカードの普及で、

無賃乗車してしまう事も少なくなるかと思いますが、

一応罰則が有りますので、把握しておきましょう。

バス(Bus)

公共バスを制するものは、バンクーバー移動を制するといっても過言ではない。

大量のバスが走っているし、皆さん上手にバスを利用しています。

歩いていればバスばかり見かけるし、バスだけなら全て1ゾーン料金と格安。

一旦乗ったら、90分間は乗り換え自由なんだから、バスに乗らないも勿体無い。

徒歩5分の距離でも、バスならあっという間。なるべく活用しましょう。

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バスには番号が付いており、番号ごとにバスルートが決まっております。

バスの時刻表とバスルート、バスマップ(路線図)よりもスマホアプリ

バスマップ(路線図)は、中央図書館なんかにも置いてありますが・・・

バスも膨大なので、バスマップの種類も多いです。

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現在では、スマホアプリで代用でき、メジャーな「Transit App」は優秀で便利。

現在の運行状況、バスの位置もリアルタイムで確認出来てしまいます。

バスマップを制する者はバンクーバーを制す。Google Map×Transitアプリの賢い使い方。

 

目的地さえ決まっていれば「GoogleMap」で乗るべきバスも教えてくれます。

バスだけでなく、シーバス、スカイトレイン、徒歩、タクシー・・・

日本でも、カナダでも、グーグルマップは最強。

最短ルートに乗り換えるバス、所要時間、迷う事もありませんから。

バスの乗り方(乗車方法)

コンパスカード(Compass Card)を所持しているのであれば、

バス入り口に有る、カードリーダー(Validator)にかざすだけ。

乗車の際に、タップ(Tap In)するだけです。

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現金で乗車する場合は、カードリーダー横の機械にて、

使い捨てのトランスファーチケット(Transfer Ticket)が購入できます。

繰り返しますが、こちらは小銭のみ対応で、お釣りも出ませんし、

トランスファーチケットでは、スカイトレインや、シーバスへの乗り換えも不可能です。

コンパスカード料金よりも現金料金は高いので、

事前にコンパスカードを用意しておく事をオススメします。

バスの降り方(下車方法)

バス停で降りる方法は、日本のバスと同じ仕組み。

全てのバス停で止まるわけではないので、

降りるバス停が近くなったら、降りる合図をする必要があります。

 

降りたい場合は、手すりの「STOP」ボタンを押すか、脇に有るロープを引っ張る

誰か一人でも降車の合図を出せば、電光掲示板のSTOPマークが点灯します。

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バスを降りるのは、前からでも後ろからでも下車できます。

後ろ側のドアは、自動で開かない事が多いので、

ドアのバーを押すか、ドアの扉をタッチすると開くような仕組みになってます。

触れる場所には「TOUCH HERE TO OPEN DOOR」って書いてあります。

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バス乗車の注意点なのですが、

バスで下車する場合、コンパスカードでタップしてはいけません

後ろ側にもカードリーダーが有りますが、これは乗車用(Tap In用)です。

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バスのカードリーダーは、タップイン(乗車)のみ記録し、

タップアウト(下車)は記録しません

バスは全て1ゾーン料金だから、タップアウトする必要も無いわけです。

 

90分以内なら下車の時にタップしても、問題有りませんが、

90分以降にタップした場合、

再度乗車とみなされ、追加で1ゾーン料金が課されてしまいます

 

「90分以内に乗ってしまえば無料になる」と思って乗ったのに、

下車時にタップしては意味も有りませんから。

スカイトレイン(Sky Train)

バンクーバーの電車といえば、スカイトレイン(Sky Train)。

カナダライン、エキスポライン、ミレニアムラインと、

ウォーターフロント駅を起点に3つの路線が有り、全線無人で運行しています。

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始発は4時台から終電は午前1時台までと、運行時間も長めです。

※スカイトレイン時刻表→TransLink – Transit Schedules

スカイトレインの停車駅と路線図

バンクーバー国際空港からダウンタウンに来る際に、

早くて格安なのが、スカイトレインのカナダライン。

恐らく一番最初に乗る、公共の交通機関となるかと思います。

 

従来のエキスポライン(Expo Line)、ミレニアムライン(Millennium Line)だけでなく、

2009年にカナダライン(Canada Line)も開通し、より便利になりました。

 

スカイトレインの3つの路線

  • カナダライン: ダウンタウン ↔ リッチモンド方面(国際空港)
  • エキスポライン: ダウンタウン ↔サレー方面
  • ミレニアムライン:ダウンタウン ↔ バーナビー方面

※コキットラム方面のエバーグリーンライン(Evergreen Line)も開通する予定です。

2015_SkyTrain only with zones_2015-12-16

 

スカイトレインのカナダラインは、Vancouver City Centreや、Yeletownにも止まるので

ダウンタウン移動の際にも使えます。

 

スカイトレインのエキスポラインや、ミレニアムラインは、

グランビル、スタジアムチャイナタウン、サイエンスワールド・・・

留学生やワーホリ等の現地滞在者や、長期滞在の人が使う場合のが多いんじゃないかと。

スカイトレイン沿い2ゾーンエリアに住んでいる留学生も多いですから。

 

スカイトレイン沿いには大規模なショッピングセンターも多く有るので、

週末はショッピングがてら、スカイトレインを利用してました。

Metropolis at MetrotownOakridge CentreRichmond Centre・・・全て駅前にあります。

メトロタウン駅にあるメトロポリス(Metropolis)は、ダウンタウンからスカイトレインで15分

ブリティッシュコロンビア州最大のショッピングモールなんで・・・かなり広い。

スカイトレインの乗り方

スカイトレインに乗るには、コンパスカードが必要です。

コンパスカードを所持していない場合、

改札前の券売機で購入するか、使い捨てのコンパスチケットを購入しましょう。

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現金だけでなく、クレジットカード、現地デビットカードでの支払いも可能です。

 

スカイトレイン駅の入口には、自動改札口があるので、

カードリーダー(青いCマーク)部分に、カードをタップ(Tap In)します。

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ビーッっていう音と共に、

緑色で「Proceed」と共に、利用額とカード残額も併せて表示してくれます。

「Proceed」なら、そのまま進んでOK。ゲートが閉まっていた場合も開きます。

 

ビーっていう音が警告音みたいですが、これは認識音。

駄目なら赤色が表示され、ゲートも閉じるハズです。

スカイトレインの降り方、必ずタップアウトする

スカイトレインで下車する場合、乗車した時同様に改札ゲートを通るわけですが、

バスとは違い、必ずゲートでタップアウト(Tap Out)する必要が有ります

 

ゲートを通るので、タップし忘れる事は無いと思いますが、

タップせずそのまま改札を出てしまった場合、

最悪3ゾーン分の料金が発生してしまう可能性があります。

バスの場合はタップせず、電車の場合はタップする。

くれぐれも間違えないように。

シーバス(SeaBus)

シーバス(SeaBus)は、ダウンタウンのウォーターフロント駅(Waterfront)と

ノースバンクーバーのロンズデール・キー(Lonsdale Quay)を往復するフェリー。

2つの駅を行き来するだけなので、シーバスの駅はこの2つだけです。

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乗車時間は12分で、平日の日中は15分間隔、それ以外は30分間隔で運行しています。

平日は朝6時から動いており、終電も午前1時まで運行してます。

※シーバス時刻表→TransLink – Transit Schedules

 

2ゾーン料金で乗れるので、ノースバンクーバー観光に行くなら是非。

昼も美しい景色が見られますが、夜のシーバスからの夜景も絶景です。

冬場のバンクーバー観光にオススメの夜景&イルミネーションスポット。

ロンズデール・キーからの夜景も美しいですから。

シーバスの乗り方と降り方は、スカイトレインと一緒

シーバスの乗り方は、スカイトレインと一緒です。

入り口に自動改札があるので、タップして入場しましょう。

ノースバンクーバーは2ゾーンエリアなので、2ゾーン料金が発生します。

ウォーターフロント改札口

 

ダウンタウン側のウォーターフロント駅の改札から、

シーバス乗り場は、ちょっと距離が有ります。

シーバス発車までの時刻も表示されているので、余裕をもってゲートに入りましょう。

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シーバスの下車方法は、スカイトレインと一緒。

下りた側の改札でタップ(Tap Out)するのを忘れずに。

フォースクリークフェリー、アクアバス

バンクーバーでは、Translink以外の交通機関として、ミニフェリーも運行しています。

民間企業運営なので、コンパスカードでは利用不可能。

別途乗船料金が発生しますが、格安でアトラクションとして楽しめます。

ダウンタウンから、グランビルアイランド(Granville Island)に行くのにオススメ。

フォースクリークフェリー(False Creek Ferries)

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アクアバス(AquaBus)

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どちらも、発着場はほぼ一緒ですが、

フォースクリークフェリーとアクアバスで、料金もコースも微妙に異なります。

行く場所によっても料金が異なるので、公式ページにて各自ご確認下さい。

 

フォースクリークフェリーの方が安いイメージ。

イエールタウンからグランビルアイランドまでは、片道4.5ドルで行けます。

行き場所を告げれば、料金も教えてくれます。

タクシー(Taxi)

バンクーバーのタクシーの初乗り料金は、約3~3.5ドルですが、

1km毎に約2ドルのメーター料金が課金されていきます。

 

空港からダウンタウン中心地までは約15kmなので、

メーター料金だけでも30ドルはかかります。

タクシーのメーター料金に加え10~15%のチップを渡す必要が有るので・・・

カナダのチップ相場(目安)とバンクーバーの消費税について。

空港から乗るなら、タクシー料金は35~45ドル前後を想定しておいた方が無難です。

空港からダウンタウンまでは30~40分かかり、道路渋滞も有り得ます。

 

タクシーは、空港なら簡単に見つけられると思いますが、

意外と乗りたいと思った時に乗れない事も多いです。

電話やWebサイトだけでなく、

スマホアプリでも予約可能なので、上手いこと活用しましょう。

 

バンクーバーのタクシー会社と電話番号

空港から滞在場所へ向けて、タクシー利用する場合が多いと思いますが、

スカイトレインでタウンタウンに行くなら、

約10ドル(2ゾーン料金4.25ドル + 空港特別料金5ドル)で、約25分行けます。

今後、コンパスカードを使う事も想定して、スカイトレインの利用をオススメします。

 

スカイトレインでアクセスしにくい場所へ行くなら・・・タクシーかな。

また、人数が多ければ、タクシーの割高感も無くなりますので。

 

ちなみに、日本のタクシーとは違いドアは手動式です。

自動ではないので、開けっぱなしにしないよう気をつけましょう。

バンクーバーの交通機関まとめ

バンクーバーに短期滞在するにしろ、長期滞在するにしろ、

とりあえず、コンパスカードは所持した方が良いです。

数回程度の利用でも、新規発行料6ドルの価値は有る。

割引が効くというよりも、毎度考える手間が無くなるから。

1日券(Day Pass)を10.5ドルで購入するよりも、断然オススメ。

 

バンクーバー公共交通機関のポイントと注意点

  • バスで発行の旧乗車券では、スカイトレインやシーバスへの乗り換えは不可能
  • コンパスカードを使えば、運賃は安くなる
  • 同じゾーン内なら、90分間バス以外も自由に乗り換え可能となる。
  • 制限時間90分間以内に乗車してしまえば、最大120分まで乗車可能となる。
  • ゾーンを超えて乗車した場合、Zone差額を払えば良い。
  • Off Peak Hours(平日18:30以降週末と祝日)は、全て1Zone料金で利用可能となる。
  • バスの移動に限り、全てのエリアは1ゾーン料金で利用可能

 

バスは全て1ゾーン料金で乗れるようになってしまったので・・・

10ドルチャージしておけば、1日で使い果たす事も難しいと思います。

たった3ドル90分間はバス乗り放題

バスはどこでも走ってますし、バスでどこへでも行けます。

バスを乗りこなせれば、貴方も立派なカナディアン。

スマホの登場で、バスマップを持ち歩く必要も無くなったから。

バスマップを制する者はバンクーバーを制す。Google Map×Transitアプリの賢い使い方。 

 

ダウンタウンを歩き周っていたら、時間がいくらあっても足りません。

ちょっとした距離でもバスを使うと早いですから。

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この記事を書いた人

2008年度カナダワーキングホリデーの人。
ワーホリしたのに英語喋れません。
JGC、SFC修行済み。
海外に行きたいけども、今は日本に居ます。
最近は子連れ旅行が増加中。
プロフィール

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 初めまして。ブログとても参考になりました。ありがとうございます????
    質問なのですが、、
    1)ノースバンクーバーからシーバスで
    グランビアアイランドに行きたいのですが、時間は、どれくらいかかりますか?
    2)ゾーン2のチケットでシーバス、バス#50の乗り継ぎで、90分間に合いますか?
    3)子供ずれでいきますが、コンパスを作って、一枚で、子供の分も払えますか?
    もし、わかるようでしたら教えていただければと思います。
    よろしくお願いします。

  • ノースバンクーバーとの事ですが、ロンズデールキーからなら、
    シーバスとバスで1時間くらいあれば行けるハズです。
    グーグルマップでルート検索してたところ、約40~50分となってました。

    また、子供でもコンパスカードは一人一枚必要となります。
    子供(5歳以上13歳未満)なら、子供料金のコンパスカードもありますので。
    日本のSuicaみたいなイメージです。

  • こんにちは、はじめまして。
    コンパスカードについての記事を拝見しました。
    とても分かりやすく参考になります。
    質問なのですが、帰国の際空港でスカイトレインを下車しますが、デポジットの6ドルは当然返金されずカードを捨てるか持ち帰ることになりますが、空港へ行く前日中に残金を0ドルに近いくらい使っておいたら、空港で下車するときに残高不足でデポジットの6ドルから引かれ、残りの数ドルは諦めるとしても6ドルまるまる捨てる(諦める)ことにはなりませんよね?これは、あえてすると罰せられるのでしょうか???それなら潔くカード返却可能な駅に行くか6ドルは諦めます。
    ご存知でしたら教えて下さい

    • >>残りの数ドルは諦めるとしても6ドルまるまる捨てる(諦める)ことにはなりませんよね?

      たしかに、敢えての残高不足作戦はアリですね。
      デポジット6ドルという金額も、片道運賃MAXを考慮しての数字かと。

      >>これは、あえてすると罰せられるのでしょうか???

      罰さない為のデポジットだと思うので・・・問題無いと思います。
      実際、マイナスになってしまうことは多く、無賃乗車ってわけでも無いので。

      コンパスカードのデポジット返金は手間だし、
      デポジット返金場所は、Stadium-Chinatown Stationの一箇所のみ。
      しかも、午後5時までの営業で土日はお休み、旅行者に返金する気も無いのでしょう。

      マイナス残高でも、チャージすれば、また利用できるわけで。
      また来るときの為に、持ち帰るのも悪くない。お土産としても・・・ね。

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