プライオリティパス特典が付帯するクレジットカード。同伴者無料カード、家族カード発行の比較まとめ。

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プライオリティパスが発行できるカード

プライオリティパス特典が、無料付帯するクレジットカードは多く有りますが、
同じプライオリティパス特典でも、同伴者料金は異なり、
ラウンジで利用するにあたり、関わってくる費用も、
発行するクレジットカードにより違います。

クレジットカード本体の年会費も異なり、
カード審査や難易度も違いますので、
プライオリティパス特典の違いについて、まとめておっく。

空港のVIPラウンジ利用の為、ラウンジカードを狙っている人へ。
プライオリティパス以外にも、選択肢はあるから。

目次

プライオリティパス年会費と会員グレード

プライオリティパス会員といっても、3つの会員ランクが有り、
クレジットカードに付帯する、プライオリティパスの内容も異なります。

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プライオリティパス会員の年会費

スクロールできます
グレード年会費ラウンジ利用料同伴者料金
スタンダード99米ドル35米ドル35米ドル
スタンダード・プラス299米ドル 35米ドル
※年10回まで無料
35米ドル
プレステージ429米ドル 無料35米ドル

スタンダード会員の場合、空港ラウンジ利用の権利のみなので、
一回利用する毎に35米ドル の利用料が発生します。
※2018年9月18日に27米ドル →32米ドル へ値上げ、
※2023年10月1日に32米ドル35米ドルへ値上げとなりました。

スタンダード・プラス会員の場合、年間10回までラウンジを無料で利用でき、
プレステージ会員にもなると、利用回数に関わらず何度でも無料で利用可能となります。
いずれの会員の場合でも本人のみ有効となるので、

同伴者料金も利用させたい場合、一人に付き35米ドル発生します。
一般的にプライオリティパスが付帯するクレジットカードというのは、
プレステージ会員の権利であることが多く、クレジットカード所持する事により、
追加料金不要で「ラウンジ利用し放題」の権利が貰えるってわけ。

使えるラウンジの質も、クレジットカードで使えるラウンジより上で、
カードラウンジ ≦プライオリティパス ≦ 航空会社ラウンジ」といったところ。

成田国際空港に有るラウンジの違い。日本でプライオリティ・パスが使える場所。

スタンダード会員の特典が付帯しても、あまり魅力的ではないので、
無料でプレステージ会員(年間429米ドル 相当)となるクレジットカードを探します。

プライオリティパス特典付帯のクレジットカード

同じプレステージ会員特典付帯のクレジットカードでも、
利用方法によって、持つべきカードも異なります。
特に、同伴者料金には気をつけて。

招待不要で申込可能!プライオリティパス特典カード

プライオリティパス特典が付帯するクレジットカードは多くありますが、
ほとんどが招待制でハイクラスのクレジットカードばかり。
自ら申し込めるクレジットカードとなると・・・限られています。

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招待不要プライオリティパス付帯クレジットカード

スクロールできます
カード名年会費オンライン申込
楽天プレミアムカード11,000円可能(招待不要)
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円可能(招待不要)
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円可能(招待不要)
MUFG・プラチナ・アメックス・カード22,000円可能(招待不要)
三井住友プラチナカード22,000円可能(招待不要)
JCBプラチナカード27,500円可能(招待不要)
エポスプラチナカード30,000円可能(招待不要)
JCBプラチナ法人カード ※法人カード33,000円可能(招待不要)
JAL アメックス・カード プラチナ34,100円可能(招待不要)
JAL JCB プラチナカード34,100円可能(招待不要)
三井住友ビジネスプラチナカード ※法人カード55,000円可能(招待不要)
ラグジュアリーカード(チタン)55,000円可能(招待不要)
ラグジュアリーカード(ブラック)110,000円可能(招待不要)
アメックスプラチナカード143,000円可能(招待不要)

年会費順に並べましたが・・・
楽天プレミアムカード以外は、全てプラチナカードですね。
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円という激安価格。
プライオリティパス狙いなら、普通に申し込むよりも断然安い。

一応ゴールドカード扱いですが、通常カード並にお手軽発行できるので・・・
良くも悪くも誰でも持てるゴールドカードとなってます。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、
ビジネスという名称ですが、通常のサラリーマンで申し込めます。
プラチナカードなので、カードスペックも素晴らしく、
マイル還元率も1.125%と高く航空便遅延保険も付いている。

クレジットカードの航空便遅延保険を利用してみた。申請から返金までの流れ。

プライオリティパス抜きにしても所持したいカードです。

同伴者料金は発行カード会社で異なる

プライオリティパスの同伴者料金は、通常1人あたり35米ドルとなってますが、
クレジットカード特典でプライオリティパスを発行した場合、
その同伴者料金も、クレジットカード会社毎に異なります。

カード発行会社によるプライオリティパス同伴者料金の違い

  • 楽天プレミアムカード:3,300円
  • セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード:2,200円
  • MUFGプラチナアメックス:2,200円
  • JCBプラチナ:2,200円
  • アメックスカード:35米ドル
  • ラグジュアリーカード:35米ドル

プライオリティパスの使い方と注意点。同伴者料金と子供料金について。

楽天プレミアムカードの年会費は格安ですが、
同伴者料金は、他社よりも若干高いというわけ。
一人で利用してもツマラナイって人は、1回1,000円の違いは大きいかと。

なぜ、同じプライオリティパスなのに、同伴者料金が異なるのかというと、
カード会社はプライオリティパスのライセンス受け、
プライオリティパスカードの発行も行っているということ。
そうなると同伴者料金もカード会社が負担、請求するという流れになるわけですね。

カードによりプライオリティパス発行元が異なる

プライオリティパスの同伴者料金を確認して気づいたのですが、
同伴者料金が、日本円請求で計上されるところは、
カード会社発行となり、プライオリティパスのカード表記も微妙に異なりました。

楽天、セゾン、MUFG、JCB・・・
クレジットカード会社発行のプライオリティパスカードは、
14桁の会員番号となってました。

一方、アメックスカードやラグジュアリーカードで発行した場合、
本家プライオリティパスから直接発行となるようで、
カード番号も11桁の会員番号となっていました。

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有効期限や名前表記も異なり、
ラグジュアリーカードの場合は、名前の前に「MR」も付いてました。

プライオリティパスカードの発行元が異なれば、
発送元もことなるので、カード到着までの時間も違います。
本家プライオリティパス発行の場合は、
香港から、直接AIRMAIL(国際郵便)にてカードが到着。
申込から約2週間ほどかかりました。

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一方、クレジットカード会社発行のクレジットカードは、
国内カード会社から発送されるので、プライオリティパスカードは1週間ほどで到着。
簡易書留のゆうメールでした。

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プライオリティパスの案内とともに、カード会社からの書面が同封されてます。

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また、プライオリティパスカードの特徴として、
スマホアプリでのデジタル会員証にも対応しているのですが、
クレジットカード会社発行のプライオリティパスカードの場合、
デジタル会員証には未対応だったりします

金融機関を通じてプライオリティ・パスにご入会いただいた場合、デジタル会員カードにアクセスいただけない場合がございます。

会員特典 | プライオリティ・パス

デジタル会員証は、ラウンジ利用する際に、
カード提示する必要無く、スマホアプリだけで済む優れもの。

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デジタル会員証が使えれば、カード到着以前にラウンジ利用できたりする。
まぁ、この辺はカード会社により対応は異なるので、
急ぎの場合は、カード会社に確認した方が良い。
JCBプラチナ、MUFGプラチナ、ラグジュアリーカード、アメックスプラチナカード・・・
デジタル会員証対応してましたが、他は、現在どうなってるか分かりません。

発行元により有効期限が違う

カードにより、プライオリティパスの有効期限も異なり、
楽天プレミアムカードの場合は、有効期限が2年間
JCBプラチナカードの場合は、有効期限が2年間
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの場合は、有効期限は1年間
ラグジュアリーカード、アメックスプラチナカードの場合は、
有効期限が3年間となってました。

クレジットカードを所持する限りは、プライオリティパスは無料で使い続けられるので、
この有効期限の違いは、大して問題ないのですが・・・
問題なのが、プライオリティパスの更新方法も、カード会社によって異なるという事。

例えば、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの有効期限は1年間ですが、
毎年有効期限が近づくと、自動的に新しいカードが到着します。

一方、楽天プレミアムカードの場合は、プライオリティパスが自動更新されません
有効期限内に楽天e-NAVIより、再度申込手続きが必要です。

プライオリティ・パスの有効期限が切れる際、更新手続きは別途必要ですか?

プライオリティ・パス会員カードは有効期限内でご利用いただけます。
有効期限到来にともなう自動更新はございません。

有効期限が近づきますと事前にメールでお知らせいたしますので、大変恐れ入りますが再度お申し込みいただきますようお願いいたします。

プライオリティ・パス会員カードのお申し込みは楽天e-NAVIよりお手続きください。

プライオリティ・パスの有効期限が切れる際、更新手続きは別途必要ですか? | 楽天カード:よくあるご質問

楽天プレミアムカードは、プライオリティパスとしては破格の年会費ですが、
同伴者料金が3,300円と高くデジタル会員証に未対応自動更新もされない・・・
っていう微妙なデメリットも有るわけです。

アメックス発行プライオリティパスはレストラン利用不可能

2019年8月1日より、アメックス発行のプライオリティパスカードでは、
プライオリティパス対象レストランが利用できなくなりました。

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アメックス発行のプライオリティパスで使えるのは、
プライオリティパスラウンジのみ。レストランでの優待サービスには使えません。

プライオリティパスって、レストラン優待が最高なんですけどね。

プライオリティパスで得する国まとめ。海外主要空港のラウンジ数を比較。

関空の「ぼてぢゅう」でも使えなくなってますので気をつけて。

関西国際空港プライオリティ・パスで「ぼてぢゅう」を利用する際の注意点

同伴者も無料となるクレジットカード

プライオリティパスでは基本的に同伴者は有料なのですが、
例外として同伴者も無料となるクレジットカードが有ります。
いずれもステータスカードばかりなので、所持する為の難易度は高いですけど。
※2019年4月より、アメックスプラチナカードが、招待制→申込制となりました。

プライオリティパス同伴者無料のカード

スクロールできます
カード名年会費同伴者カード申込
楽天ブラックカード33,000円2名無料招待制
セディナプラチナカード33,000円1名無料招待制
MUFG Recognized Vip〈プレミア〉55,000円1名無料招待制
JCB ザ・クラス55,000円1名無料招待制
スルガVISA プラチナカード66,000円1名無料招待制
スルガVISA インフィニットカード132,000円4名無料招待制
アメックスプラチナカード143,000円1名無料可能
アメックスビジネスプラチナカード143,000円1名無料可能
アメックスセンチュリオンカード385,000円2名無料招待制

同伴者無料特典の有るクレジットカードは、
招待制のクレジットカードばかりなので、意図して所持するのは難しい。
ステータス性の高いカード故に審査も厳しくなり、
年会費3万円超えも当たり前となるので、プライオリティパス目的というよりも、
プライオリティパスが付いてるなら・・・という感じでしょう。

ちなみに、同伴者が2名以上無料のクレジットカードが有りますが、
ラウンジによっては同伴者数にも制限が有りますので気を付けて。
そもそも、混んでたら断られる場合も有るから。

プライオリティパスの必要性。使って気づいたメリット・デメリット。

受付スタッフからしたら、同じプライオリティパス会員。
クレジットカードの年会費やグレードは関係無いってことです。

家族カードでもプライオリティパス発行可能なカード

家族カードでプライオリティパスが発行できれば、別途、同伴者料金を払う必要も無くなります。
家族で一緒に空港ラウンジ利用を想定しているなら、
家族カードでプライオリティパスを発行という選択肢がベターです。
同伴者無料のプライオリティパスよりは、難易度も低く、年会費も格安だから。

家族会員もプライオリティパス発行可能なカード

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カード名年会費家族カード年会費カード申込
MUFG・プラチナ・アメックスカード22,000円1人目無料
2人目3,300円
可能
JALアメックス・カード プラチナ34,100円17,050円可能
三井住友トラストVISAプラチナカード38,500円無料可能
三井住友プラチナカード55,000円無料可能
MUFG Recognized Vip〈プレミア〉55,000円無料招待制
エムアイカードプラス プラチナ55,000円無料招待制
ラグジュアリーカード(チタン)55,000円16,500円可能
ANA VISA プラチナ プレミアムカード88,000円4,400円可能
ラグジュアリーカード(ブラック)110,000円27,500円可能
ダイナースクラブ プレミアムカード143,000円無料招待制
アメックスプラチナカード143,000円4名無料可能
アメックスビジネスプラチナカード143,000円4名無料可能
ANAアメックス・プレミアム・カード165,000円4名無料 可能
ANAダイナースプレミアムカード170,500円無料招待制
ラグジュアリーカード(ゴールド)220,000円55,000円招待制
アメックスセンチュリオンカード385,000円無料招待制

楽天プレミアムカードの家族カードは、プライオリティパス発行不可能ですが、
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなら、
家族カードでも、プライオリティパス発行が可能
年会費22,000円で、家族カードも1人まで無料であり、
2人目以降の家族カードも3,300円だから、
妻や子供達に、格安にプライオリティパスを持たせる事ができるってわけ。

ただ、楽天プレミアムカードを2枚発行するのと年会費は変わらないわけで、
アメックスブランドっていう難点も有るので、
強いて言うなら、付帯保険が優れていることくらい。

海外旅行保険が自動付帯!オススメのクレジットカードまとめ

また、MUFG発行の「JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ」も、
MUFGプラチナアメックスと同等スペック。
JALのプラチナカードを発行したいなら、悪く無いカードなんだけど・・・
こちらは、家族カードの年会費は有料17,050円)なので気を付けて。

JALカードの券種(グレード)による特典の違い。普通カード、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールド、プラチナの比較。

JALプラチナのみ、JAL航空券購入でアドオンマイル(100円=2マイル)も貯まりますけど。

ちなみに、アメックスプラチナカードなら、家族カードが4枚まで無料で発行でき、
家族カードでもプライオリティパスも発行可能、更にカード一枚に付き同伴者も1名無料なわけで・・・
本会員カードと家族カードで4名まで無料、家族カード2枚なら6名まで無料で利用したりもできるわけ。

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ただ、アメックス発行のプライオリティパスでは、
プライオリティパスの対象レストランが利用できなくなってしまったので、
プライオリティパス目的では微妙。年会費143,000円もしますからね。

スタンダード会員特典付帯のクレジットカード

プライオリティパスのプレステージ会員の年会費は429米ドル。
年会費4万円相当のサービスが無料って言ってますが・・・
私は、4万円もの価値は無いサービスだと思ってます。

プライオリティパスの必要性。使って気づいたメリット・デメリット。

正規料金でワザワザ契約する人なんて、ほとんど居ないかと。

プレステージ会員が付帯するカードは、確かに魅力的ですが、
プライオリティパスって、全ての空港ラウンジが使えるわけでも無いし、
特に日本の空港で使える空港ラウンジは・・・ちょっと微妙です。

成田国際空港に有るラウンジの違い。日本でプライオリティ・パスが使える場所。

日本ならカードラウンジレベルだし、なんならカフェとかでも良いし、
むしろ使わなくても良いんじゃないのか?って。

航空会社ラウンジは、当たり前に使えなくなってしまったので、
主に、海外の空港で恩恵を授かれるプライオリティパスです。

プライオリティパスで得する国まとめ。海外主要空港のラウンジ数を比較。

帰国時のみ利用するとかでも、全然問題無いわけ。

そうなると、別にスタンダード会員(年会費99米ドル相当)でも良いんじゃないか?って。
スタンダード会員なら、アメックスのグリーンカードでも無料だから。

スタンダード会員特典付帯のクレジットカード

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カード名年会費ラウンジ利用料同伴者料金
アメックスカード(ゴールド)年会費31,900円35米ドル
※年2回まで無料
35米ドル
アメックスカード(グリーン)月会費1,100円35米ドル35米ドル
TRUST CLUB ワールドカード年会費13,200円35米ドル35米ドル

※アメックスゴールドはスタンダード会員ですが、年2回まで無料です。

とりあえず、スタンダード会員でも、ラウンジ利用料35米ドル払えば利用できるので、
時間が有る時に、試しに使ってみたら良いと思う。
スタンダード会員になれば、同伴者も同じ価格(35米ドル)で利用できますから。

ちなみに、ラウンジ料金は、プライオリティパスに紐づけられたカードへ請求となります。
クレジットカードで発行したプライオリティパスなら、
発行したクレジットカードに後で請求が来る感じです。

プライオリティパスの使い方と注意点。同伴者料金と子供料金について。

ダイナースクラブラウンジとの比較

プライオリティパスで、多くの空港ラウンジが使えるようになりますが、
ダイナースクラブカードでも、同様に多くの空港ラウンジが使えるようになります。
提携ラウンジも被っている事が多く、プライオリティパス代わりにも成り得ます。
※ダイナースクラブ プレミアムカード(年会費143,000円)なら、プライオリティパスも利用可能となります。

国内&海外の提携ラウンジ数

  • プライオリティパス:世界1,200ヵ所以上の空港ラウンジサービス
  • ダイナースクラブカード:世界600ヵ所以上の空港ラウンジサービス

両カード共に、同じラウンジを使える事が多く、
国内では、VIPラウンジ「KALラウンジ」が使えるのも一緒ですが・・・
ダイナースクラブラウンジは、いわゆるカードラウンジも多く含むので、
国内で使えるラウンジは、プライオリティパスに比べてより多くなります。

ダイナースクラブラウンジが使える国内の空港

  • 成田空港:KALラウンジ、TEIラウンジ、IASSラウンジ
  • 羽田空港:POWER LOUNGE、エアポートラウンジ、SKY LOUNGE、SKY LOUNGE ANNEX
  • 関西国際空港:六甲、金剛、比叡、KALラウンジ
  • 中部国際空港:セントレア、KALラウンジ
  • 福岡空港:ラウンジTIME、KALラウンジ

空港ラウンジ|ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード

海外に限っていえば、プライオリティパスの方が提携ラウンジも多く、利便性は高いです。
利用する場所が決まっているなら、予め調べておきましょう。

※プライオリティパスで国内ラウンジを利用する場合は、
クレジットカードに付帯するラウンジ特典を利用するのが賢い方法です。

提携ラウンジ検索

プライオリティパス付帯のクレジットカードでは、
クレジットカードではなく、プライオリティパスカードの提示が必要ですが、
ダイナースクラブカードの場合は、
クレジットカード自体に空港ラウンジサービスが付帯しているので、
カード別持ちする必要が無くなります
国内・海外と提示するラウンジカードも一緒なので、この辺もラク。

ダイナースカードのデメリットは、年会費24,200円と高額な点と、
ダイナース利用できる提携店舗が少なめ。海外決済での為替レートが悪いので・・・
海外では使いづらいイメージです。

クレジットカード海外ショッピング利用時の為替レートを徹底比較。

プライオリティパスと比べて、ラウンジ数でも劣りますが・・・
ダイナースは、ダイニング系の特典が優れており、
高級レストランの予約が2名以上で1名無料となる店舗数が多いです。

フィールドプランニング(招待日和)系 ダイニングサービス利用可能店舗数の比較

  • エグゼクティブダイニング(ダイナース):約270店舗
  • ダイニングセレクション (SuMi TRUST CLUB プラチナ):約270店舗
  • TASTE OF PREMIUM ダイニング BY 招待日和(MasterCard):約200店舗
  • ゴールドダイニング(アメックス・ゴールド):約250店舗
  • プラチナグルメセレクション(MUFGプラチナ):約200店
  • アプラスプレミアムグルメサービス(アプラス):約160店
  • グルメベネフィット(JCBザクラス、JCBプラチナ法人):約120店舗

※参考→ダイニングサービスが付帯するクレジットカードの比較。グルメ優待特典「招待日和」の違い。 | KJ新谷のビジネス幼稚園

ちなみに、ダイナースは審査も厳しいからね。
年収500~600万円以上は必要っていうのが、
ステータスであり、デメリットでもありますね。

LoungeKey(ラウンジ・キー)との比較

2015年9月末に、SBIプラチナカードとSBIワールドカードでプライオリティパスが廃止。
代わりに始まったLoungeKey(ラウンジ・キー)は、
プライオリティパスと同じ「the Gollinson Group(コリンソングループ)」提供なのですが・・・
対象ラウンジ数、ラウンジ利用回数は、プライオリティパスよりも劣ります。

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提携ラウンジ数

  • プライオリティパス:世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジサービス
  • ダイナースクラブカード:世界600ヵ所以上の空港ラウンジサービス
  • ラウンジキー:約1,100ヵ所の空港ラウンジサービス

ラウンジ利用回数

  • ミライノカード Travelers Gold:年6回無料、7回目より1回35米ドル
  • Orico Card THE PLATINUM:年6回無料、7回目より1回35米ドル
  • ジャックスカードプラチナ:年6回無料、7回目より1回35米ドル
  • TRUST CLUB ワールドエリートカード:無料(回数制限無し)
  • JCBゴールドカード:1回35米ドル

ラウンジ同伴者料金

  • ミライノカード Travelers Gold:35米ドル
  • Orico Card THE PLATINUM:35米ドル
  • ジャックスカードプラチナ:35米ドル
  • TRUST CLUB ワールドカード:1名まで無料 ※2名以上は27米ドル
  • JCBゴールドカード:35米ドル

世界1,100カ所以上の空港ラウンジを利用できるという事で、
提携ラウンジも、プライオリティパス、ダイナースと被ってますが・・・
プライオリティパスよりは少ない感じ。

LoungeKey 提携ラウンジ一覧 → lounge.pdf

日本で使えるラウンジは6カ所のみ
しかも、成田空港で使えるラウンジはIASSラウンジのみ
国内では・・・使える場所も限られています。

ラウンジ・キーが使える国内の空港

  • 成田空港:IASSラウンジ(制限区域外)
  • 羽田空港:無し
  • 関西国際空港:ぼてぢゅう(制限区域外)
  • 中部国際空港:スターアライアンスラウンジ
  • 福岡空港:無し

LoungeKey(ラウンジ・キー)の使い方。プライオリティパスとの違い。

また、プライオリティパスのプレステージ会員とは違い、
年間6回までの回数制限も有り、
プライオリティパスのスタンダード・プラス会員の年間10回にも劣る。

プライオリティパスと比べて勝るポイントは、
クレジットカードの家族カードが無料で、家族カードでもラウンジ利用可能という事。

Orico Card THE PLATINUMなら、
年会費20,370円で、家族カードの年会費も3名まで無料です。
ラウンジもクレジットカード提示だけで、国内・海外と利用できますから。

LoungeKey(ラウンジ・キー)の使い方。プライオリティパスとの違い。

実際のところ、ラウンジキーを使うのは海外ラウンジのみといったところ。
国内ラウンジはカードラウンジでも利用可能となっている場所が多いので、
カードラウンジが使える場所で、間違って「ラウンジ・キー」を使わないように。

オリコプラチナも、ジャックスプラチナも、
ラウンジキーが発行できるのは、最上級プラチナカード。
カードラウンジは当たり前に使えますので。

※参考→オリコ空港ラウンジ
※参考→ジャックス空港ラウンジ

スカイチームラウンジ(デルタアメックスゴールド)との比較

空港ラウンジをメインで考えるなら、
デルタスカイマイルアメックスゴールドカードという方法。

年会費28,600円と、一見すると高く感じる年会費ですが、
所持するだけで、デルタ航空の上級会員ゴールドメダリオン会員資格が付与されるので、
自動的にSKY TEAMの上級会員エリートプラス会員資格が適応となるカード。

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デルタ航空のゴールドメダリオン会員=スカイチームのエリートプラス会員となるので、
デルタ航空だけでなく、スカイチーム加盟の航空会社でも恩恵が受けられます。

空港ラウンジだけでも特典満載で、プライオリティパスでは利用不可能な、
ワンランク上のスカイチーム・ラウンジが利用可能になります。
「デルタスカイクラブ」ラウンジを含み、その数は世界650カ所以上にも上り、
更に同伴者1名無料で利用可能になってます。

ゴールドメダリオン(エリートプラス)で利用可能な国内空港ラウンジ

羽田国際空港(東京)

  • JALサクララウンジ(日本航空)※提携ラウンジ
  • TIATラウンジ ※共用ラウンジ

成田国際空港(東京)

  • デルタスカイクラブ(デルタ航空)※2020年閉鎖
  • KALラウンジ(大韓航空)
  • ダイナスティラウンジ(チャイナエアライン)
  • エールフランスラウンジ(エールフランス航空) ※2014年閉鎖

関西国際空港(大阪)

  • KALラウンジ(大韓航空)
  • JALサクララウンジ(日本航空)※提携ラウンジ
  • 飛鳥ラウンジ ※共用ラウンジ
  • KIXラウンジ ※共用ラウンジ

中部国際空港(名古屋)

  • セントレア・グローバル・ラウンジ(中国東方航空、チャイナエアライン、デルタ航空)
  • KALラウンジ(大韓航空)
  • JALサクララウンジ(日本航空)※提携ラウンジ

新千歳国際空港(札幌)

  • ロイヤルラウンジ ※共有ラウンジ

福岡空港

  • KALラウンジ(大韓航空)
  • JALサクララウンジ(日本航空)※提携ラウンジ

沖縄那覇空港

  • KALラウンジ(大韓航空)
  • 琉輪ラウンジ(チャイナエアライン)
  • JALサクララウンジ(日本航空)※提携ラウンジ

スカイチームラウンジが使える場所。デルタ航空ゴールドメダリオン会員での利用方法。

例えば、成田空港では、
プライオリティパスで利用できる大韓航空のKALラウンジだけでなく、
チャイナエアラインのダイナスティラウンジも利用可能となります。

ただ注意点として、
搭乗する飛行機が、スカイチーム加盟の航空会社でなければ使えません
プライオリティパスや、ラウンジキーのように、問答無用に利用できない。

スカイチーム・エリート・プラス会員のお客様は、ご搭乗クラスに関わりなく、スカイチーム加盟航空会社が運航する国際便のご利用(乗り継ぎを含む)の当日、当該空港のスカイチーム・ラウンジをご利用いただけます。スカイチーム加盟航空会社の当日の国際線航空券、および有効なエリート・プラス会員カードをご提示ください

※参考→ラウンジのご利用

スカイチームアライアンスの飛行機を利用する場合に限っていえば、
プライオリティパスよりも断然使い勝手も良い。
空港ラウンジの同伴者無料だけでなく、
優先搭乗や優先アクセス、優先して荷物が受け取れたりと、
同伴者も一緒にVIP対応してくれます

本人だけでなく、同伴者も恩恵を受けられるってのは、
自己満足に終わらないのも素敵。

ただ、2018年6月カード改悪で、
無条件でゴールドメダリオン資格が付与されるのは初年度のみへ。
2年度以降のステータス維持は、年間150万円以上の決済が条件となってしまいました。

プライオリティパス付帯のクレジットカードまとめ

プライオリティパスを最安で所持したいなら、
楽天プレミアムカード年会費11,000円が断トツで安い。
審査も他社ほど厳しく無いので、お手軽に発行できる点も魅力です。

いずれにせよ、空港ラウンジはあくまでオマケの特典。
自己満足ついでに付いてくるモノだと思ってます。
一人だけプライオリティパスだけ持ってても、ホント意味無いですから。

プライオリティパスの必要性。使って気づいたメリット・デメリット。

正直、日本ではプライオリティパスは微妙ですし・・・

成田国際空港に有るラウンジの違い。日本でプライオリティ・パスが使える場所。

国や空港によって、ラウンジの数も大きく異なります。

プライオリティパスで得する国まとめ。海外主要空港のラウンジ数を比較。

ラウンジの当たり外れも大きいですからね。

まぁ、そういった体験を含めて、使えると面白いプライオリティパス。
旅の思い出が増えるだけでも、所持する価値は有るんじゃないかな。

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この記事を書いた人

2008年度カナダワーキングホリデーの人。
ワーホリしたのに英語喋れません。
JGC、SFC修行済み。
海外に行きたいけども、今は日本に居ます。
最近は子連れ旅行が増加中。
プロフィール

コメント

コメント一覧 (2件)

  • カードに関して、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードというものがあります。ビジネスの付かないプラチナです。年会費¥20000(税抜)、プライオリティパス無料登録、利用時の同伴者¥2000(税抜)で、SAISON MILE CLUBに登録すると、JALマイルと永久不滅ポイントが同時に貯まります。
    一度、ご確認下さい。

    • コメントありがとうございます。
      ビジネスの付かない「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」も招待制から申込み制となったのですね。ご指摘ありがとうございます。

      いずれのカードも、SAISON MILE CLUBに登録した場合のマイル還元率は同じ(こちらも永久不滅ポイントも貯まる)ですが、、
      「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の方には、
      年間利用額に応じた年会費半額特典(年間200万円以上)が有るので・・・
      私はこちらを使っています。
      ビジネスの方もインビテーション不要で、サラリーマンでも申込みできますからね。

      ビジネスの付かない「セゾンプラチナカード」を選ぶ利点は、
      海外旅行時の空港手荷物宅配サービス(往路復路1個ずつ)が付く、
      海外旅行保険に家族特約が付く、といったところかと。

      セゾンアメックスカードは、ゴールドカードでも海外旅行保険の内容は変わず、
      空港手荷物宅配サービスも復路なら使えるので、
      ゴールドから上位カードを狙っても良いかもしれませんね。
      保険カードとしても間違いないですから。
      海外旅行保険が自動付帯!オススメのクレジットカードまとめ。

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